働きアリ?


とある本を読んでいたら、
「働きアリ」のことが書かれていた。

アリと言うと、
「働き者」 のイメージがある。
だが、実際働きアリの集団を見てみると、
実際に働いているのはたった2割のアリのみだそうだ。

それでは、
みんなが働き者になるよう、
2割の有能なアリを集めて、新たな集団を作る。
すると、新たな集団の中で、
また8割のアリが働かなくなる。

では、反対に8割の働かないアリを集めて集団を作ったらどうか?
すると、やはり2:8で働き者と働かないものに分かれるのだそうだ。


こんな不思議な話を聞いて、
人それぞれ、思うことはあるだろう。

私は子育てについて、ふと思った。

子育ては「働きアリ」でいることが
まるで良い母親であるかのような
周囲からの固定観念。
てきぱきと、
家事も育児もこなし、
サボったり、手抜きをするなんて、
とんでもない。

でも、アリでさえ、
環境が変われば働き者にもなれば、
働かなくもなるのだ。

母もちょっとぐらい、
手を抜いてもいいんじゃないか、と。
「母」「妻」「嫁」あるいは「保護者」「社会人」「役員」「ご近所さん」
などなど、いろんな顔を持っている。
どれもこれも完璧を目指したら
それこそ子育てをする為の力など
蓄えるどころか浪費してしまう。

時には「働かないアリ」に
なってみるのもいいんじゃないか?
きっと世間はどちらのアリにせよ、
アリとは「働き者」だと思っているだろう。
ちょっとぐらい
「働かないアリ」になってみても、
きっと誰も気付かないかも・・・!

そんなくだらない息抜きが
子育てを楽しくするかな?
頑張りすぎてしまう人に
一息ついてもらえたら嬉しいな。

from 時々働かないアリ ゆずいちご




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