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007/カジノ・ロワイヤル◆2022年2月27日 BS-TBSにて放映007であるけれど、通常のシリーズとは別物で、しかもパロディでコメディ映画。でもイアン・フレミング原作「カジノ・ロワイヤル」をもとにしている。さらに2006年にダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドでちゃんと映画化された。さらにさらに本作の出演陣はカメオ・ゲスト出演含めて名優揃いの豪華キャスト。ジェームズ・ボンド卿に扮するのがデビッド・ニーブン。007を引退して悠々自適に暮らす。往年の名スパイ・ボンド卿のもとへ錚々たる顔ぶれの人物たちが訪ねてくる。まず上司だったM~監督自ら出演のジョン・ヒューストン、ウィリアム・ホールデン~CIAランサム、シャルル・ボワイエ~フランス情報局ルグラン、KGBスメルノフの4人。今世界各地で謎の組織・スメルシの手で各国のスパイが次から次へと消されている。で、ボンドに復帰してくれと~スメルシのボスはドクター・ノアと言うらしい。これは007シリーズ1作目の「ドクター・ノオ」のパロディ。5人で話ししてると、ボンドの邸宅が爆撃された~もうスメルシの手が回ってきた。この時、Mのジョン・ヒューストンのかつらが吹っ飛ぶ。ボンドと言えば、ジェームズ・ボンドの甥っ子のウディ・アレン/ジミー・ボンドがいるけど、役に立つどころか行方不明だしと~ボンドは爆撃でMが亡くなったので、妻のマクタリ夫人のもとへ~実は彼女がスメルシの手下でミミ~演じてるのがデボラ・カー。ボンドは何人もの女から色仕掛けで評判失墜して亡き者にするという作戦を打ち破る。ボンドはイギリス情報部へ戻り、お馴染みのミス・マネーペニーと~何人も007、ジェームズ・ボンドと名乗らせて敵を混乱させようと~ボンドは男女関係なく、ウルスラ・アンドレス/ヴェスパーのボンド~彼女は007シリーズ1作目「ドクター・ノオ」のボンドガール。そして笑いの天才、ピーター・セラーズ/イブリンのボンド~彼はバカラの必勝法を出版してる。他に何人も~さらにジョアンナ・ペティット/マタ・ボンド~ボンドの妻、マタ・ハリとの間にできた娘という設定。彼女を怪しいと思われてる東ベルリンのスパイ学校へ潜り込ませる。そこではスメルシの幹部、ル・シフルの資金稼ぎを妨害する。ル・シフルは組織の金を使い込んでいて一刻も早く金を稼がないといけない。窮地に陥ったル・シフル、次はカジノ・ロワイヤルで得意のバカラ賭博で金を取り戻すらしいとの情報が~バカラはお任せのイブリンがル・シフルとの対決へ派遣される。イブリンに早速スメルシの色仕掛けが~名をミス・太もも~彼女こそがジャクリーン・ビセットの若き頃。いよいよバカラ対決~ル・シフルを演じてるのが名優オーソン・ウェルズ。イブリンはル・シフルにさんざん勝たせておいて、最後に大逆転~すってんてんにする。ル・シフルは金を取り返そうとイブリンに拷問を~さらに娘のマタ・ボンドが誘拐された。そしてついに本物のボンドがカジノ・ロワイヤルに乗り込んできた。このバック、007シリーズのオープニングのパロディみたい~ル・シフルは金を取り戻せず組織に抹殺される。そしてついに悪の組織・スメルシのボスが姿を現す。まあこうなるとわかってても面白い~ボンドの甥っ子のジミー・ボンドがボスだった。ウディ・アレンのとぼけた演技がいい。後は皆入り乱れて大乱戦~アメリカからカーボーイやインディアンがやって来て、フランスの外人部隊も参加して、誰が敵やら味方やら~そして最後はカジノ・ロワイヤルが爆破されて全員お陀仏なのか?いかにもコメディってラスト。山場でもいっぱいカメオ出演が~バグパイプ奏者でピーター・オトゥール。バカラの客でジョージ・ラフトとデヴィッド・マッカラム。フランス外人部隊員がジャン・ポール・ベルモンド~彼の出演が一番凄い!
2022.02.28
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◆007ゴールデン◆2022年2月26日 BS-TBSにて放映2020年10月にも同局にて放映007シリーズ17作目~本作からジェームズ・ボンド役が替わり、五代目のピアース・ブロスナン。前に打診されたがその時はスケジュールが合わず、今回には最初に「シンドラーのリスト」主演のリーアム・ニーソンへ打診されたが、アクション映画はダメと言われて、結果ピアース・ブロスナンで決定。本作の敵役はショーン・ビーン/アレック~以前はボンドの同僚、006としてソ連で科学兵器工場爆破のミッションを行ったが、ボンドが先に逃げ、006はソ連将校ウルモフ大佐に射殺された。ところが、それがウソで実は二重スパイだった。そしてロシアの犯罪組織「ヤヌス」のボスなのである。電気・電子機器をすべてマヒさせて都市機能を破壊する衛星兵器「ゴールデンアイ」でロンドンを狙う。かつて裏切りにあった恨みでロンドンを壊滅~その前に銀行の金をごっそり盗もうという魂胆。アレックと手を組んでいたソ連の当時のウルモフ大佐~その後昇進して将軍に~ヤヌスとしてソ連を裏切るが、アレックに射殺されてしまう。本作のボンドガールはイザベラ・スコルプコ/ナターリア~ソ連宇宙基地のコンピュータ技師。基地が破壊される中、ひとり生き残った。本作からボンドの上司Mが女性に~ジュディ・デンチ~最新の007シリーズでも健在。本作でのボンドの味方、CIAのジャック・ウェイド~演じてるジョー・ドン・ベイカーは「007リビング・デイライツ」では適役の武器商人だった。最後は巨大アンテナの上でボンドとアレックの対決。今回も色々と秘密兵器が~ノックの回数で爆発するボールペン。オメガ・シーマスターに仕込まれたレーザー。前にはロレックス・サブマリーナがあった。アクションシーンもいっぱい。サンクトペテルブルク市内をボンドが操縦するソ連のT-55戦車で走り回り壊しまくる。ボンドカー~久し振りにアストンマーティンDB5が復活~フェラーリF355GTSとカーチェイス。今回Qから提供されたのはドイツ車のBMW・Z3~この車の発売直前のキャンペーン扱いで契約されたみたい。まあBMWでも格好いい車だしね~本作の主題歌はティナ・ターナー~
2022.02.27
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◆21グラム◆2022年2月26日 BS12にて放映ひとつの心臓をめぐって交差するはずのなかった男女が絡み合っていく~21グラムとは人間が死ぬ間際に減る体重らしい。ホントかな?大学教授のショーン・ペン/ポールは重い心臓病で余命1カ月~移植可能なドナーを待っているだけ~妻・メアリーとの間に子どもがいないので、人工授精を試みようとしている。ナオミ・ワッツ/クリスティーナは建築家の夫マイケルと二人の娘の4人で幸せに暮らしている。しかしある日病院から電話が~マイケルと娘二人が事故に遭ったと~病院に行くと娘二人は死亡、夫も助かる見込みもないので心臓を提供して欲しいと~ベニチオ・デル・トロ/ジャックは過去に犯罪を繰り返していた前科者~心を入れ替えて誰よりも信心深くなり、妻と子供二人とで平穏に暮らしている。しかしある日の仕事帰り、大人の男と二人の女の子を車で轢いてしまった~そして逃げて家へ帰ってきたが、犯した罪の大きさから自ら出頭した。そして刑務所へ~演技派のベニチオ・デル・トロ~一番いい。ポールは心臓移植を終え無事退院。妻と改めて人工授精の話をしに医師のもとへ~そこで妻が以前に中絶していたことが明らかになる。中絶していて今になって人工授精?二人は過去に別居していて、その時に中絶したのだった。二人の間は修復不能の状態に~でも妻は人工授精すると~夫と二人の娘を失ったクリスティーナは酒と薬に溺れるようになる。ポールは自分に心臓を提供してくれた人物を探し出そうと~病院側には守秘義務があって絶対に教えてもらえない~探偵を雇って提供者とその家族、経緯を調べる。そしてクリスティーナに接近し、自分がマイケルの心臓をもらったんだと打ち明ける。最初はなんのつもりなのかと怒ったクリスティーナもポールに惹かれていく。そんなポールも移植された心臓の適合状態が悪く、再移植しないと生きていけないと医師から言われる。三人の人間を轢き殺した罪の意識から、ジャックは刑務所で自殺を図ろうとするが、未遂に終わる。妻や世話になってる神父の支援で弁護士をつけてもらって仮釈放となる。しかしジャックは家族とずっと一緒にいられずに一人出て重労働につく。ジャックに復讐したいクリスティーナと夫の心臓をもらったポール~三人の男女が結末へ向けて~思いもよらぬ運命が待っている。本作は時系列でストーリーが展開していくのではなく、時間軸をあちこちずらして細かく描いている~だから登場人物の異なる心理状態がより際立っているように感じるのかも。ある意味、効果的な表現方法なのかな~
2022.02.27
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◆ウィンチェスター銃‘73◆2022年2月25日 NHK-BSPにて放映ジェームズ・スチュアート主演の西部劇~ウィンチェスター社が製造した画期的なライフル~連発式のレバーアクションライフル。中でもM1873は「西部を征服した銃」としてドル箱商品となった。さらに改良型は合衆国独立100年祭に出展され「センティニアル」の別名がある。セオドア・ルーズベルト大統領、アパッチの酋長ジェロニモの愛用の銃で、千丁に一丁できるかどうかっていう代物。ジェームズ・スチュアート/リン・マカダムは相棒のハイ・スペードとダッジシティにやって来た。この町で行われる射撃大会で優勝すれば例のウィンチェスター銃がもらえると~紛れもない本物のスペシャルなウィンチェスター銃だ。最初に3発で的を撃つ~3発とも中心に撃ち込めたのはリンといかにもワルという感じのダッジ~二人で決戦~投げたコインを撃つのも引き分け~最後のリンが穴あきコインに貼った切手を撃ち抜いたのでリンが勝った。ウィンチェスター銃を獲得した。しかし町を出ていく前にダッジに急襲されウィンチェスター銃を奪われる。ここからダッジとウィンチェスター銃を追う旅が始まる。ウィンチェスター銃を奪っていったダッジは武器商人にポーカーで負けて取られてしまった。そして武器商人は先住民に武器を売りに行った時に、チーフのヤング・ブルに取られた。このヤング・ブル役が若き無名時代のロック・ハドソン~その後、騎兵隊とリンらと先住民の撃ち合いになった。先住民の襲撃をなんとか防ぎチーフを倒した。リンたちは先に次の町を目指して出ていった。チーフが持って行ったウィンチェスター銃を騎兵隊員が拾った。この若い隊員が若き無名時代のトニー・カーティス。ウィンチェスター銃は騎兵隊から気弱な一般人に渡り、彼が殺されて悪党のウェイコの手に渡った。ウェイコはダッジの仲間だった。そしてダッジはウェイコから奪い取って再びウィンチェスター銃を手にした。彼らは町へ運ばれる金塊を襲う計画を立てる。その町でリンとダッジがご対面~逃げるダッジ、追うリン~岩場でライフルでの撃ち合い~ダッジは実はリンの実の兄であった。若い頃に悪さばかりしていたダッジを父は追い出した~それに怒ったダッジが父を後ろから撃って殺した。父の敵を討つため、ウィンチェスター銃を取り戻すため~決着した。リンはウィンチェスター銃を取り戻して町へ戻ってきた。
2022.02.26
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◆鑓の権三◆2022年2月24日 BS日テレにて放映鑓も槍も同じ意味の「ヤリ」。近松門左衛門原作の世話物「鑓の権三重帷子」を篠田正浩監督で映画化。不義密通の濡れ衣を着せられた男女の道行き~いかにも近松の世話物。出雲の国・松江藩の表小姓、郷ひろみ/笹野権三は国で一番の男っぷりで鑓の一番の使い手~権三の歌までできて子どもたちが口ずさむほどの評判者。田中美佐子/お雪~権三と契りを結んでおり、いずれ夫婦にと約束を交わしている。お雪の兄、火野正平/川側伴之丞。権三よりは年上だが、常に権左よりも抜きん出たいと思ってる。岩下志麻/おさゐ~権三と伴之丞の茶道の師匠・市之進の妻で三人の子の母~市之進と同じく茶道を極めている。世継ぎに恵まれなかった藩主にようやく世継ぎが誕生し、特別な茶会を催すことになった。市之進は江戸詰めで茶を振舞えないので弟子の二人のどちらかということになったが、一子相伝の極意を授かってない。おさゐはかねてより権三に好意を持っており、娘のお菊と一緒になってくれるなら極意を伝授すると~権三は承諾するが、お雪との契りがおさゐにばれてしまう。権三とおさゐの間にいざこざがあって、それを伴之丞が不義密通に仕立て騒ぎ立てたから大変に~成り行きで権三とおさゐは二人で藩を出ていく。伴之丞はおさゐの兄に斬られる。ボタンの掛け違いで二人で逃避行~二人はおさゐの夫・市之進に斬られるつもりで京にのぼる。事のついでに二人は結局結ばれる。最後は京の町中で権三は市之進に斬られる~明らかに権三の方が腕が立つけど、斬られる覚悟が権三にはできてたから~そしておさゐも市之進に斬られる。近松の世話物~ちょっと理不尽な悲哀話が多いからね。
2022.02.26
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◆戦争と平和◆2022年2月24日 NHK-BSPにて放映教科書にも出てくる名著~トルストイ「戦争と平和」の映画化。19世紀、帝政ロシアにナポレオン率いるフランス軍が侵攻していく~その戦禍の中での男女3人の生きざまを映画いた戦争・文芸作品。3時間30分の超大作~長過ぎるやろ!!オードリー・ヘップバーン/ナターシャはロストフ伯爵家の令嬢。ヘンリー・フォンダ/ピエールは貴族の私生児として生まれた理想主義者~思いもしなかった遺産を相続し伯爵として、領主として~メル・ファーラー/アンドレイはピエールの親友で軍人~連隊長。ナターシャとピエールは普段から仲がいい~と言っても好き同志ってわけでもない。アンドレイはある女性と結婚するが、息子を産んで亡くなる。その後、ナターシャと結婚の約束をするが、1年を待ってからとなり~その間にナターシャは別の男が好きになるが、そいつが妻がいる女たらしだと知らなかった。アンドレイにもう会う資格はないと~ピエールもある女性と結婚するが、彼女は浮気性で性悪女だった。アンドレイは戦場では勇ましく~フランス軍がモスクワに攻め込んで来た時の戦いで重傷を負う。そんなアンドレイを看病しながらナターシャは許しを請う。しかしアンドレイは亡くなってしまう。ピエールは軍人にはならなかったが、フランス軍の捕虜となり~解放されてからモスクワに戻って、ナターシャとの愛を確かめ合う。最初からこの二人がくっ付くってわかってるやろ!フランス軍VS帝政ロシア軍~戦闘シーンの規模・迫力はなかなかのもの~フランス軍の皇帝ナポレオンを演じたのはハーバート・ロム~いい雰囲気出してる。フランス軍がロシア軍を圧倒し、モスクワまで侵攻して陥落させた。しかし得るものはなにもなかった。住民、軍隊はどこかへ行ってしまって勝利の証が得られない。間もなく厳しいロシアの冬がやってくる~もう退却しかない。極寒の中、フランスへ戻るナポレオン軍~最後の最後でロシア軍に攻撃され大きなダメージを受ける。ナポレオンは敗者のごとくロシアを去って行った。冬将軍に負けたってこと~
2022.02.25
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◆戦国自衛隊◆2022年2月23日 BS12にて放映半村良原作での角川映画作品。金かけてる~主演・千葉真一。自衛隊が戦国時代にタイムスリップする~千葉真一芸能生活20周年記念作品。千葉真一は伊庭義明三等陸尉~皆の隊長。矢野隼人陸士長が渡瀬恒彦~以前にクーデターに参加した時に伊庭によって邪魔された恨みを持ってる。なにかと伊庭に反抗する。やくざ映画にしても渡瀬恒彦には善よりこういう憎まれ役が似合う。夏八木勲が長尾平三景虎~本作内では言ってないが、上杉謙信の設定。狙うは天下取り~征服欲が強い~歴史上の景虎はここまで欲深くなかったはず。21名の陸・海上自衛隊員が新潟の演習地へ受かってる移動時に妙な空気に包まれる~時計は夜明け前の5時18分で止まったまま~金星の位置が前日とは全然違う位置に~空間のゆがみを感じて気がついたら、目の前にあった発電所が消えている。なにが起こったのかわからなくて混乱しているところに、騎馬武者たちがやって来た。双方が応戦し合うが、大将の景虎だと名乗り出た。どうやら我々は昭和から戦国時代にタイムスリップしたのではと気づく。戦国時代の人間を武器で殺してしまったら歴史が変わるのではないか~我々に歴史を変える権利はないと~景虎は伊庭率いる自衛隊を味方にしたいと申し出る。機関銃を撃たせてもらって大はしゃぎの景虎。そりゃ戦国時代は一発玉の銃だけだし~歴史に影響を及ぼすような存在になってはならないと言う者が何人もいる中で、伊庭は景虎と点火取りを目指そう~そうすれば歴史の方がおかしいと思って我々を昭和へ戻してくれるはずだ~そう言って戦うことを決める。そんな時に矢野が抜け駆けでやりたい放題を~数名の部下を率いて哨戒艇を奪い、村を襲い、女と食料を強奪している。伊庭自ら哨戒艇にヘリコプターから乗り込み、矢野を始末して反乱を鎮圧する。伊庭の隊と景虎の軍勢はともに京を目指し、京で落ち合おうと戦略を練る。景虎は新潟から西へ行き浅井・朝倉軍と戦って京へ~伊庭の隊は川中島を渡って武田軍と戦って京へ~景虎から信玄は手強いぞと~信玄となら景虎が戦えよ!武田軍は撃ち殺しても次々と後続がやって来る。無敵といわれる騎馬隊も手強い。機関銃を撃ちまくり、砲撃、戦車砲、手榴弾で戦うが、61式戦車、装甲車、ヘリコプターも襲われてたじたじ~隊員の何人もが命を落とす。真田昌幸軍の鉄砲隊も強い。伊庭隊が劣勢の中、伊庭は馬を走らせて本陣を目指した。本陣に飛び込んだ伊庭と信玄が対峙~一騎打ち。刀を折られて危ないって時にピストルで信玄の胸を打ち抜く~そして信玄の首を挙げる。ずるいよね~信玄は病死ではなく自衛隊員に殺されたって事実ができた。伊庭隊VS武田軍~両軍ともに犠牲は大きい。伊庭隊はいざ京へ~先に京に入った景虎は京都御所に呼ばれて、足利義昭将軍らから「正体不明の伊庭を天下人だと認めるわけにはいかない。そんな奴と手を組むなら景虎も朝敵とみなす」と言われる。友情で結ばれた伊庭だが、自ら伊庭のもとへ出向くことを決意する景虎。伊庭たちは京の荒寺に駐留していた~武器もほとんどなくなった。隊員がタイムスリップした元の場所へ戻りましょう~このままでは歴史から大きなしっぺ返しを食らいますよと進言するが、伊庭は昭和へなんか戻らなくていい~昭和に何があると言うのだ!この時代で生きていけばいいのだ。そこへ景虎がやって来る。伊庭は歓迎の意を表し、手を差し伸べそうになるが、景虎の思いは違ったようだと気づいた。刀を構える伊庭を銃で撃ち抜いた。残っていた隊員も矢を浴びせられて全員殺された。景虎は伊庭たちの遺体を丁重に葬った。歴史は伊庭たちを許さなかったのだ。本作も曲者、名脇役がいっぱい出演している。成田三樹夫~本願寺十五世役。小池朝雄は景虎の主君、小泉越後守行長~あっけなく景虎に斬られる。岸田森は行長の家臣役で、こちらも景虎にバッサリ斬られる。自衛隊員の役でかまやつひろし。自衛隊員の鈴木ヒロミツを刺し殺した落ち武者が宇崎竜童。武田勝頼役で真田広之~まだまだJACの若手の頃~ヘリコプターを急襲し墜落させる。間者の農夫という設定で、草刈正雄がカメオ出演。武田軍の少年剣士役で薬師丸ひろ子がカメオ出演~隊員の竜雷太を突き殺すが、自分もピストルで撃たれて相討ち。
2022.02.25
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◆A.I.◆2022年2月23日 NHK-BSPにて放映2020年1月にも放映SF映画~スタンリー・キューブリック監督の企画だったが、彼が死去して実現できなかったのでスティーヴン・スピルバーグ監督が映画化した。主演のハーレイ・ジョエル・オスメントは名子役で、本作の2年前には「シック・スセンス」で名演を、7年前には「フォレスト・ガンプ/一期一会」でガンプの息子役でデビューした。地球温暖化が進んだ未来、人間が住める土地が限られ、妊娠・出産に厳しい規制が設けられた。ロボット製作会社ヘンリーと妻モニカにはマーティンという息子がいたが、不治の病に冒されてしまって現在は冷凍保存されている。そこでモニターとして少年の人型ロボットと暮らしてみないかと~その名はデイビッド。モニカがいくつかのキーワードをインプットして自分の名前も教えて~デイビッドはモニカを母として永遠に愛するようになるプログラムが起動した。日々暮らすうちに徐々に夫婦に馴染んでいくデイビッド。ところが、なんと冷凍保存されていた息子のマーティンが奇跡的に蘇ったのだ。夫婦とデイビッドの間に実の息子が割って入ったのだ。夫婦は当然実子の方が可愛い。マーティンはデイビッドをおもちゃのように扱う。当然いくつもトラブルが起こる~マーティンが死にかけたことも~デイビッドが夫婦とマーティンの暮らしに邪魔になってきた。デイビッドを製造元に返却すると廃棄処分で破壊される。そこでモニカは森の奥にデイビッドを連れて行って、そこに無理やり置いてくる。母モニカを永遠に愛するように設定されてるので、デイビッドは泣き叫ぶ。しかしお別れ~放浪することになったデイビッド~玩具型ロボットのテディ、ジゴロのロボット・ジョー~ジュード・ロウが演じてる。3者で旅を続ける。ロボットを破壊するイベントから逃げたり~デイビッドはモニカに読んでもらった本で、「ピノキオ」の事を信じていた。ブルー・フェアリーが自分を人間にしてくれると~ブルー・フェアリーを探して~デイビッドがたどり着いた海の底~そこで2000年間も~氷河期が来て人類は滅んだ。デイビッドを目覚めさせたのはエイリアンだった。デイビッドは自分の願いをエイリアンに伝えるが、果たして結末はいかに~
2022.02.25
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◆クロッシング・ガード◆2022年2月23日 TVOにて放映交通事故で娘を亡くした父の復讐劇。娘を交通事故で亡くした父、ジャック・ニコルソン/フレディ。フレディの娘、7歳のエミリーを飲酒運転で轢き殺した~デヴィッド・モース/ジョンは5年の刑期を終えて出所した。事故後、ジョンはずっと罪の意識で苦しみ続けていた。エミリーを轢くまで意識がなかったジョン~気がついてエミリーに駆け寄ったら、エミリーが右左見ずに渡ってゴメンと死ぬ間際にジョンに言ったと~檻の中でも自分で自分を傷つけたり~出所後、両親や友達が温かく迎えてくれた。フレディは宝石店を経営している。彼の部下がジェフリー~おや演じてるのは石橋凌~黒人の彼がいるオカマ役。これは笑える。フレディはジョンが出所した日に妻だったメアリーを訪ねる。フレディはメアリーと離婚していて~メアリーは再婚で、フレディが父親の二人の男の子と4人で暮らしている。フレディはメアリーに朗報があると~ジョンが出所した~これでエミリーの復讐ができると~二人の息子の親を放棄して、エミリーの葬式にも出なかったくせにとなじられる。エミリーの墓石の色は知ってる?と聞かれ、答えられないフレディ。エミリーが亡くなって今まで自分がしてきたことをよく思い返しなさいと言われる。エミリーが亡くなってからずっと自堕落な生活を続けてきたフレディ。いかがわしいクラブへ日夜通い、店の女と遊びまくるフレディ。ジョンが出所した夜、自宅でトレーラー暮らしのジョンのもとにフレディが拳銃を持ってやって来た。ジョンに向けて撃とうとしたが、弾が入ってない。ジョンは覚悟していて撃ち殺されてもいいと思ってる。フレディは三日間お前にやると~三日後にまた来るからと~三日目を迎える前に、フレディにもジョンにも色々あって、いよいよ三日目~フレディはジョンの所へ行く前に元妻のメアリーに会うが、またまた物別れに~フレディはジョンの家に行く前に飲酒運転で逮捕されそうになったが、ジョンの家まで逃げて来た。ジョンはライフルを構えていた。フレディは飲酒運転で、しかも銃を持って逃げて来た男だから撃ち殺しても罪にならないぞとジョンに言った。ジョンはライフルを捨てて走り出した。それを追うフレデイ。逃げるジョン、追いかけるフレディ~途中バスにも乗った。下車しても二人の追いかけっこ~そしてフェンスに登ったジョンに向けてフレデイは発砲した。当たった?首をかすめただけだった。ジョンが向かっていたのはエミリーの墓だった。ジョンがフレディにエミリーに謝ってと~手を握り合うフレディとジョン。エミリーの墓石の色がピンクだったと知ったフレディ。主題歌「Missing」はブルース・スプリングスティーン~いいよねぇ!
2022.02.23
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◆ボブという名の猫/ 幸せのハイタッチ◆2022年2月21日 NHK-BSPにて放映実話の映画化。ジェームズと猫のボブ~いいことがあるとボブはハイタッチに応じてくれる。こちらは本物のジェームズとボブ。ジェームズは幼い頃に両親は離婚、荒れた家庭環境で家を出た~麻薬のヘロインに手を出し、止めてはまた手を出し~繰り返して今やホームレスの売れてないが、一応ストリートミュージシャン。その日に食べる金もない。ジェームズの母はイギリスから出ていったが、父は再婚相手と同じ街で暮らしている。しかし勘当同然だったので煙たがられてる。見るに見かねて父が少し金をくれる。ジェームズのホームレス仲間バズとともにまたヘロインに手を出す~そしてぶっ倒れて捕まった。ジェームズの面倒をみるソーシャルワーカーからありがたいことに再起するようにと住居をあてがってもらった。毎日薬局で依存症用の薬を飲み続けなければならない。新居に入ったその日にどこからともなく入ってきた茶トラの一匹の猫~シリアルと牛乳を与えて一晩泊めてやる。翌日、隣家の女性ベティと挨拶がてら~彼女は麻薬依存症の患者には絶対に近づかないと主張する。それを聞いて、自分が依存症だということだけは隠す。彼女が猫の名前をボブと名付けてくれた。ボブが怪我したのと、ベティから去勢させないとと言われて、持ち金ははたいて動物医院へ~ジェームズは路上ライブを再開した。ついてくるなと言ったのにボブがジェームズの側を離れない。逆にそれが客を呼び人気のライブになる。収入もグンと増えボブにもいいキャットフードを~ロンドンの二階建てバスの上の階の一番前がボブの指定席。順調にボブとの暮らしを続けるジェームズのもとにホームレス仲間だったバズがやって来た。金を渡すがヘロインじゃなく食べ物を買えと~でも後日、路上でバズは倒れていた。中毒死した。クリスマスにボブを連れて父親の家に行ったが、ボブがもとでトラブルになり直ぐに追い出された。バズの死、自分も依存症者用の薬をやめられない。そんなある日の路上ライブで客の連れて来た犬とトラブルになり警察に連行された。犬の方が悪かったのでお咎めなしだったが、路上ライブは禁止された。路上ライブができなくなったジェームズは収入を求めて、ビッグイシューの販売員になった。ホームレスがよく売ってるあの雑誌。ライブと同じようにボブを連れていたのであっという間に街の人気者となりよく売れた。ビッグイシュー販売員の規則で、他の人の販売地域を邪魔してはならないと厳命されていた。ジェームズは販売していなくても人が寄ってきて雑誌を買うからと~ボブがお目当て。他の販売員からクレームが入って1カ月販売停止になった。その時のトラブルでボブが行方をくらました。さらに隣家のベティに薬局で依存症用の薬を飲んでるところを見られてしまった。ベティは怒り去って行った。ボブもどこへ行ったか分からない。ジェームズは精神的に追い詰められ、再びヘロインに手を出そうとした~が、踏みとどまって、とにかくボブを探し回った。そしてある夜、部屋にボブが戻ってきた。ジェームズは謹慎が解けて再びボブとビッグイシューの販売を~ジェームズはソーシャルワーカーに今度こそ麻薬を身体から抜くと言う~死ぬほどの苦しみがあると言われたが、とにかくやるんだと~怒っていたベティも協力してくれた。3日間ほどは生き地獄だったが、すっかり薬が抜けたジェームズ~すっきりした気分でボブと散歩。父親の家へ再びジェームズは訪れて、自分のしてきたことを謝罪した。父親もジェームズの事を本当はずっと気にかけてくれていた。父親の財布から渡されたのは幼い頃のジェームズの写真だった。ジェームズがこれまでにやってきた路上ライブ、ビッグイシューの販売の様子がSNSやFacebookで話題になっていて、出版社からジェームズ自身のことを本にしてみないかと~本はあっという間にベストセラーとなり、一躍時の人と猫に~サイン会は大盛況。ソーシャルワーカー、父親夫妻、路上で世話になった人~皆来てくれた。そしてもちろんベティも駆けつけてくれた。この後、ジェームズはホームレスや動物の慈善活動に従事する。そしてボブはジェームズの肩の上に乗っている。
2022.02.23
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◆あなたへ◆2022年2月20日 BSテレ東にて放映高倉健主演、降旗康男監督、ロードムービーと言えるような作品。本作が高倉健の遺作となった。高倉健は刑務所の刑務官から指導技官となった倉島英二、妻・洋子は田中裕子。この二人、いくつかの作品で夫婦を演じてるし、愛人関係も演じてる。ガンで亡くなった洋子は遺言サポートに生前から夫への手紙を託していた。そこには故郷の長崎・平戸の海に散骨して欲しいと~もう一通、地元の郵便局局留めの手紙を受け取って欲しいと~洋子は童謡歌手で、刑務所に慰問に来ていて英二と知り合ったのだった。倉島は所有するワンボックスカーを以前からキャンピングカーのように改造していた。この車でいざ富山から平戸へ~行く先々で様々な人間と出会うことになる。飛騨ではビートたけし/元国語教師だという杉野と出会う。山頭火がお気に入りで「放浪と旅の違いは目的があるかないか」と言い、山頭火の本を倉島に進呈する。京都のショッピングモールの駐車場で車が故障したからと~草彅剛/田宮~北海道物産展で全国を回りいかめしを販売している。故障したので荷物と一緒に大阪まで乗せてやる~阪急百貨店での物産展に~成り行きで倉島も手伝う。田宮の部下が佐藤浩市/南原~南原が年上だけど部下。販売終わって三人で一杯~その後、大阪の街を歩きながら妻・洋子との思い出が蘇る。道具屋筋へ行き、そしてお好み焼き屋でやきそば~なんとその時が阪神タイガース優勝の日だった。客の岡村隆史が大喜び。倉島は妻との思い出の竹田城跡へ~ここで洋子は歌っていた。この時、慰問じゃなく刑務所で2年間に亡くなった人のために歌っていた~皆を騙していたと告白した。宮沢賢治「星めぐりの歌」を♬狭いながらも快適空間?さらに西へ進み、下関で再び杉野と会った。そこへパトカーがやって来て杉野を連行していった。杉野は全国を回って車上荒らしを繰り返していたのだった。警官役は浅野忠信~一応署まで行った倉島~杉野から山頭火の本だけは持っていて欲しいと伝言された。門司港での物産展で再び田宮と南原と出会い~平戸で散骨するなら大浦吾郎という漁師を訪ねてみてと南原から言われる~彼にはワケありの過去がありそうな感じ~平戸へついて郵便物を引き取ってみると~絵手紙だった。そこには絵と「さよなら」の文字だけ~なんの意味か?平戸には大きな台風が接近していた。そんな中、倉島は散骨するために船をチャーターしようと漁港でお願いするが、組合では対応できないと断られる。そして食堂へ飛び込んだ倉島~そこは余貴美子/母・濱崎多恵子、綾瀬はるか/娘・奈緒子の店。そこに入ってきた三浦貴大/大浦卓也~訪ねようと思ってる大浦吾郎はじいちゃんだという。そして大滝秀治/吾郎を訪ねるが、あさり断られる。その大滝秀治にとっても本作が遺作となった。その夜、倉島は食堂に泊めてもらう~多恵子から、夫は数年前に漁に出たまま行方不明となり死亡扱いとなった、夫は余計な商売に手を出して借金を抱えていた。保険金で借金を払い、船売って食堂を開いたと~奈緒子と卓也は婚約していて、二人の写った写真を散骨と一緒に海に流してきてと頼まれる。翌朝、散歩に出た倉島~古ぼけた写真館のショウウィンドウに何枚かの写真が飾られてて、その中にどこかの舞台で歌ってる女の子の写真が目に留まる。この女の子が妻・洋子なんだと~吾郎が散骨のための出航をOKしてくれた~沖に行って骨壺から散骨する倉島~前にある僧侶が言ってた~散骨は基本的に禁じられてる。どうしてもするなら公的な許可を得なければならない。海は墓場ではないのだから~確かに散骨って言えば故人のためのいいことなのかもしれないが、遺骨はやっぱりきちんとした墓に埋めるべきだと思うよな。燃料代だけもらっとくよと~吾郎。大滝秀治、何本も映画で観たけど、いい役者だ。倉島は帰路に~帰りにもう一度門司によって南原と会う~南原は濱崎多恵子の夫で、奈緒子の父親だった~船が遭難してこのままいなくなればいいと思って、別の人間になって暮らしていると~倉島は奈緒子と卓也が写った写真を手渡す。そして倉島は富山へ帰っていくのだった。洋子の「さよなら」だけの手紙の意味がわかったような~倉島は洋子が「自分の人生を生きていってほしい」と受け取った。本作を観てて、高倉健もかなり年老いたなという印象はぬぐえなかった。名優も歳とっていくのだよ。
2022.02.22
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◆007消されたライセンス◆2022年2月20日 BS-TBSにて放映2020年9月にも同局にて放映007シリーズ16作目~ティモシー・ダルトンのボンドで2作目~それで本作で彼は終了。本作での敵役は南米の麻薬王、ロバート・デヴィ/サンチェス。今までの何作でもボンドの相棒役をやってきたCIAのフェリックス・ライターの結婚式にボンドが出席した。ライターはこれまで何人も演じてきて、黒人だったこともある。ライター夫妻からボンドに贈られたライター~これがラストで・・・ライターの結婚式の直前にボンドと二人でサンチェスを捕らえた~ボンドがヘリコプターからワイヤーと一緒に降りてセスナ機のテールにくくり付けて仕上げ~サンチェス護送中に麻薬捜査官キリファーの裏切りで、サンチェスは逃亡した。サンチェスはライターに報復~新妻は無残に殺され、本人はサメに左ひざ下を喰われた~「彼を喰った奴は食中毒を起こした」~ライターは重傷。ボンドは相棒の仇を取ろうと~ボンドは命令を無視して単独行動を~まず裏切り者の麻薬捜査官をサメの餌食にして金をぶちまけた。ボンドの上司Mからの任務を無視して単独行動したことでお咎めが~これ以上するなら007のライセンスを取り上げるぞと~それでも構わないとボンドは去って行く。Mは黙って見送る~気をつけて行けよと~これがタイトルの「消されたライセンス」。ここからボンドはサンチェスを追って、苦戦しながらもサンチェスの懐に乗り込んでいく。本作でのボンドガールはキャリー・ローウェル/パメラ・ブービエ~サンチェスの所へ入り込んでるCIAのパイロット~しかし身元がばれてて捕まる寸前にボンドと逃げる。その後は二人で行動を共に~サンチェスの用心棒、ベニチオ・デル・トロ/ダリオ~そんなに強くない~かくはん機の中に滑り落ちて粉々になる。彼はプエルトリコ出身で、後に「トラフィック」でアカデミー賞助演男優賞受賞する。サンチェスのコロンビアでのコカイン製造工場にボンドが乗り込んで、最後には爆破する。本作の一番の見せ場~コカインを溶かし込んだガソリン満載のタンクローリー4台~爆発前にコカイン製造工場を出発した~ボンドが1台ずつ始末していく。タンクローリー4台でのカーチェイスは迫力満点。すべてのタンクローリーが炎上してボンドVSサンチェス~相棒ライターの仇討ち~ガソリンがしみ込んだサンチェスの身体にライター夫妻から贈られたライターで点火~サンチェスは火だるまに~
2022.02.21
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◆ねことじいちゃん◆2022年2月20日 BSテレ東にて放映人間と猫、一人と一匹の共同生活~ある小さい島を舞台に描かれたコミックを原作にしたほのぼのドラマ。監督は猫の写真でお馴染みの岩合光昭、主演は落語家・立川志の輔、と言うか、主演は猫。御年70歳の立川志の輔/春山大吉~元は小学校の校長先生。一緒に暮らすのがタマ~人間でいうなら40歳の男盛り。共にご飯を食べて、散歩に行って、寝る~のんびりした毎日。妻の田中裕子/よしえは2年前に他界していた。仔猫のタマを見つけて保護して連れって帰って来たのはよしえだった。タマより、大吉より先に逝った。美味しい豆ごはんのレシピを残していってくれた。大吉の幼馴染みの小林薫/巌~釣り好きで大吉にいつもお裾分けを~しかし猫だけは苦手。大吉、巌と仲のいい銀粉蝶/サチ~ミーちゃんという猫を飼ってる。しかし後日、急に倒れて逝ってしまう。島の診療所の若先生が柄本佑~魚食べることが多い島なのに魚が嫌い。ある時、東京から島にやって来た柴咲コウ/美智子~カフェ・シャルトリューをオープンする。年寄りと猫たちの寄り合い場所となる。岩合光昭監督だけに、ところどころが猫の目線で撮影されている。お店のおっちゃん役で中村雁治郎が友情出演。ある時、大吉は倒れてしまった。幸い大事に至ることはなかったが・・・以前から息子、山中崇/剛から東京で一緒に暮らそうと言われている。猫も飼えるからと~でも大吉もタマも島での暮らしがいいんだと~
2022.02.21
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◆007リビング・ デイライツ◆2022年2月19日 BS12にて放映2020年9月にも同局にて放映007シリーズ15作目~シリーズ誕生25周年記念作。ジェームズ・ボンド役がロジャー・ムーアから四代目となるティモシー・ダルトン初作品。実は五代目ボンドとなるピアース・ブロスナンが有力候補だったが、この時はたまたまスケジュールが合わなかった。そしてサム・ニールも候補で、さらにメル・ギブソンも検討されたが、彼は個性が強すぎてパスされた。イギリス情報部に突き付けられた警告状か挑戦状か~「スパイに死を」。既に004が殺された。ソ連KGBの新しいトップになったプーシキン将軍のやりそうなことだと~早速ボンドにプーシキン暗殺指令が下される。KGBの重要人物コスコフ将軍がボンドを指名して亡命を願い出た。無事西側へ脱出させる~が、数日後に彼を奪還される。本作でボンドの敵役となるジョー・ドン・ベイカー/武器商人のウィテカー~手の込んだ裏工作を考えている。コスコフの亡命依頼はイギリス情報部を欺くため~コスコフがソ連の公金を横領し、その金で大量の阿片を購入し裏金を稼ぐ。コスコフとウィテカーが手を組んでいたのだった。腕の立つ殺し屋はネクロス。そしてボンドとプーシキン将軍が共同戦線を張ってコスコフとウィテカーを追い詰めていく。本作のボンドガール、マリアム・ダボ/カーラ~ソ連のチェリストでコスコフの裏の顔を知らずに可愛がられてる。ボンドはコスコフらの悪事を明らかにしカーラの信頼を得る。ボンド役は代わってもデスモンド・リュウェリンのQは変わらずますます新兵器開発が冴える。口笛で毒ガスが噴き出したり、爆発したりするキーホルダー。ボンドの危機を何度も救う。Qが新たに用意したボンドカー~「女王陛下の007」以来のアストンマーティン登場!新しくなってV8エンジン。新型アストン・マーティンには色々兵器が搭載されている~前方から二基の小型ミサイル~サイドからはレーザーで隣を走る車を真っ二つに~氷上ではソリでスイスイ~ボンドらしいアクションシーンも~ボンド愛飲のウォッカ・マティーニも~ステアではなくシェイクで~アフガニスタンのソ連基地で拘束されたボンドとカーラ~反ソ連のゲリラと共闘してコスコフらと対決~最後はボンド自らウィテカーの要塞へ乗り込む。25周年記念作だけあって、主題歌に人気バンドのA-HAを起用~
2022.02.20
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◆バックドラフト◆2022年2月19日 BS12にて放映2021年1月にもNHK-BSPにて放映バックドラフト~特定条件下で爆発が起こるバックドラフト現象の事。消防士の兄弟、放火、利権~サスペンススリラー映画。消防士の父を持つブライアン~ある時、火災現場に一緒に連れて行ってもらって活躍ぶりを見せてくれた~が、最後にアクシデントで父が亡くなってしまう。数年後、兄のカート・ラッセル/スティーブンは第17分署の隊長となっていた。弟のウィリアム・ボールドウィン/ブライアンも消防士になった。兄と同じ17分署へ配属された。ブライアンは兄のようにりっぱな消防士になろうと頑張るが、火災現場では失敗もあり~勇猛果敢に人命救助する兄に対し、弟の自分は人命救助したと思ったらマネキンだった~なにかにつけて弟をしごく兄スティーブン~弟は兄を越えることが目標だが、やはり自分は消防士には向いていないと思う。ブライアンは他から声を掛けてもらってたので、消防士から火災調査官の仕事を選ぶ。上司は元消防士のロバート・デ・ニーロ/リムゲイル~ちょうどリムゲイルは連続放火の犯人を追っていた。ブライアンも一緒に調査する。3人の犠牲者が出て、消防士も一人亡くなった。調べていくうちに火災の規模はそんなに大きくないので、犯人は放火が目的ではなく特定の人物を殺害することが目的ではないかと~さらに調べていくと市長を目指している市会議員、J・T・ウォルシュ/スウェイザクが関係しているのではと~彼は合理化のため消防士・消防署の削減をすすめていた。消防署を取り壊した後に別の施設を建てて、それを特定の不動産会社とすすめようとしていた。殺された三人もその経理に関係していた。その件で、リムゲイルとブライアンが議員の家へ行くと、今度は議員自身が放火で殺されかけた。リムゲイルは大怪我を、議員とブライアンは助かった。犯人は誰なのか?ブライアンとスティーブンはようやく気づいた。化学工場で火災が起こった。スティーブンはいち早く現場に行き~ブライアンは兄が殺されるのではないかと現場へ急ぐ~スティーブンとブライアン兄弟の父と同僚だったベテラン消防士スコット・グレン/アドコックス~議員たちの消防の合理化推進計画が許せなかった~だから関係者を殺したと~でも放火殺人は重大犯罪。火災現場で三人の格闘~兄弟はなんとか脱出できたが、アドコックスは火の海へ~兄のスティーブンは重傷で間もなく息を引き取る~兄の意志を継いでブライアンは消防士に復帰し先頭に立って火災現場へ向かう。そうそう、議員はもちろん不正で処分された。
2022.02.20
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◆荒野のストレンジャー◆2022年2月18日 NHK-BSPにて放映2020年7月にも同局にて放映クリント・イーストウッド監督・主演の西部劇。どこからともなく小さな町、ラーゴへやって来た流れ者の男(ストレンジャー)~クリント・イーストウッドらしい設定。男は早速手厚い歓迎のサービスを受ける~町の三人の用心棒に絡まれる。男はあっという間に始末する。表向きは善人の顔をした住民たち~しかし用心棒を雇ってよそ者を排除していた。用心棒たちが男に殺されたので町を守って欲しいと頼む。誰から?何から守るのか?実は1年前にダンカン保安官が殺された~その犯人がステイシーとカーリン兄弟の三人。そいつらが釈放されて町へ戻ってくるから用心棒を男に頼む。なんで無関係の俺がやらないといけないのか?用心棒を受けてくれたら希望することはなんでもやるからと~男は好き勝手にやる~馬の鞍、銀のガンベルト、ホテルで一番いい部屋を~ホテルの客は追い出せなどなど~住民らは言われるがまま~なぜなのか?ステイシーとカーリン兄弟~鉱山採掘場に雇われていた三人。その鉱山は実は国所有のものだったのに、ラーゴの町中で上がりを分け合い恩恵を被っていた。その事実を知ったダンカン保安官が告発しようとした。で、三人がダンカンを鞭打ってなぶり殺しにした。その様子を町中の住民が見ていたのに誰も止めようとしなかった。そりゃそうや~自分らも同罪だから。そしてダンカンは墓標も立てられず葬られたのだった。明日には三人が町にやって来ると~男は住民に狙撃の訓練をさせるが、全く話にならないほどダメ~さらに男は町中を真っ赤なペンキで塗りつぶさせて、看板にヘル(地獄)と~そしてパーティーのテーブルと歓迎の横断幕~すべて用意させた。三人がやって来た時には男は姿を消していた。住民は三人になんの抵抗もできずにやられ放題~夜になって男が戻ってきた~そして三人をひとりずつ始末していく。ダンカンの亡霊が蘇ったかのように~ダンカンは三人だけでなく自分を見殺しにした町の住民全てに恨みを抱いていた~最後の一言が「地獄へ堕ちろ」だった。保安官ジム・ダンカンの墓標が立てられ~男はどこかへ去って行った。まさにストレンジャー~
2022.02.20
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◆蘇える金狼◆2022年2月16日 BS12にて放映大藪春彦原作のハードボイルド小説の映画化、松田優作主演、村川透監督~なにも言うことのない組み合わせ。1979年作品という古さを感じさせない、今観てもやっぱりいいなぁって思う。「ブラック・レイン」の松田優作もいいけど、こっちの方が彼らしいムチャ振り、ちょっとしたユーモア、野性味~いいよね。資本金15億円の大手企業・東和油脂に勤める松田優作/朝倉哲也~会社では夜間大卒・補欠入社の風采の上がらない真面目な経理マン。朝倉の夜の顔はトレーナーがプロになれよと勧めるほどの技術を持つボクサー。ある日、3億円強盗事件を真似た1億円強奪事件が起こった。犯人はもちろん朝倉~彼の望みは金金金、地位~しかし1億円はナンバーが控えられてて使うことができない。朝倉は1億円をヘロインに替えようと、ヤクザから元締めの市会議員と接触し麻薬を手に入れた。このやり方が無茶苦茶でいかにも松田優作らしい~朝倉の上司、経理部長・小泉の愛人、風吹ジュン/京子を麻薬とセックスで手なづける。本作での風吹ジュンは27歳くらい~この頃はいいね~東和油脂上層部の不正を明らかにすると脅しをかけてきた奴らを始末してほしいと~上層部が正体が明らかになった朝倉に依頼した。朝倉はそれを逆手に取って上層部を脅し、会社の株を200万株~8億円相当を手に入れる。さらに重役の椅子、社長の娘との婚約~金も地位も手に入れた朝倉に東和油脂を乗っ取ろうとするフィクサー、安部徹/鈴本から株を譲ってほしいと~3倍の24億で譲る。渋い役者~安部徹。他にも名優、曲者ぞろい~それは後で~朝倉が最初に乗ってた車がマセラティ・メラク~金と地位を手に入れてからランボルギーニ・カウンタック~マセラティでも十分やけどね~なにもかも欲しいものは手に入れた~今後はどうするかと思案する朝倉。社長の娘か、京子か~京子は自分が捨てられると思い、朝倉を刺した~朝倉は京子を絞め殺した。実は朝倉は京子と海外へ移り住もうと2枚の航空チケットを持っていたのに・・・刺された朝倉は一人で空港へ行き、一人で飛行機に乗って、スチュワーデスにワインが飲みたいと言って・・・・・・松田優作の映画・ドラマには欠かせない成田三樹夫は経理部長役~佐藤慶は社長役。朝倉の上司、経理部次長役は小池朝雄~いいよね~私立探偵役が岸田森~言うことなし!千葉真一まで~最初に東和油脂をゆする悪い奴~アクションシーンはないけど味がある。朝倉に撃ち殺されるヤクザの幹部が今井健二~ピッタリの役。朝倉の経理部での同僚が岩城滉一~いい男役。これだけのメンバー見てるだけでワクワクする。
2022.02.20
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◆ツイスター◆2022年2月16日 NHK-BSPにて放映竜巻の映画~トルネードじゃないのか?ツイスターは竜巻の俗語だと~ケンタッキー・フライド・チキンのツイスターは美味いけどね~スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮で加わってる。とにかく全編竜巻一色。アメリカ、特に南部は竜巻多発地域~竜巻の動きを予測して少しでも早く警戒警報を出せるように~竜巻のデータを収集するために製作した観測装置「ドロシー」~カプセルのセンサーを竜巻が吸い上げて中のデーターを取集して、それをもとに竜巻の動きを分析する~そんなことできるんかいな?竜巻がやって来るぞ~っと。なんでも巻き上げる竜巻~そして上から巻き上げたものが落ちてくる~牛、タンクローリー、家・・・なんでもかんでも~竜巻最大級のF5級の竜巻が発生~いざドロシーを積んで向かう~センサーをすべて巻き上げていった。あとは逃げろ矢逃げろ~竜巻とは関係ないけど、本作の中でめちゃくちゃ美味そうなアメリカンステーキ焼いて食べてる~分厚いステーキ、目玉焼き、たっぷりのマッシュポテト~いかにもアメリカンな食い物~食べたい!!
2022.02.19
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◆リプリー◆2022年2月16日 TVOにて放映1960年のフランス・イタリア合作、アラン・ドロン主演の犯罪映画の名作「太陽がいっぱい」のリメイク。本作の方が原作により忠実に描かれてるらしい。ただラストは変えていると~前のはアラン・ドロンが演じたが、本作の主演はマット・デイモン。貧しくて孤独な青年、マット・デイモン/トム・リプリーはピアノ弾きの代役で大富豪、グリーンリーフ家のパーティーに借り物のプリンストン大学のジャケットを着て行く。そこでグリーンリーフ氏に気に入られて、イタリアに行ったままの同じ大学での息子、ジュード・ロウ/ディッキーを呼び戻しに行ってくれと頼まれる。ディッキーはジャズが好きだと教えられ、金は氏がたっぷりくれた。イタリアに着くとディッキーは結婚を約束したマージ―と仲良く暮らしていた。毎日好きなことをして暮らす日々~やって来たトムを歓迎し、ともに遊びまわる。同じ家に住まわせ、着る物も貸してやり、貧しかったトムにとっては夢のような暮らし。勉強していったジャズもディッキーとの仲を深めてくれた。ディッキーの旧友のフレディも一緒に何不自由なく暮らしていたが、徐々にディッキーが何かにつけて上から目線で、気に食わないことがあるとトムに雑言を浴びせた。でもトムは自分を抑えた。ディッキーがマージに内緒で地元の女を妊娠させ、彼女が自殺したこともトムはマージには黙ってやった。しかしトムの我慢も限界~トムとディッキーが二人でボートに乗って沖へ出た時に口論になり、オールでディッキーを殴り殺した。ディッキー殺害後、トムは時にはディッキーに成りすまし、ある時はトムのまま~二重生活が始まった。ディッキーのサインをマスターし、互いにやり取りしてるように手紙を書き、電話の伝言を残したり~名家の令嬢・メレディスと知り合い、彼女を通してピーターとも知り合い~女を相手にしながら男とも愛し合う~トムは両刀使いだった。でもどちらかと言えばゲイ。ディッキーをも実は愛していたのだろう。ディッキーと連絡がつかないのがおかしいとトムを訪ねて来たフレディ~やはり気づいていると思ったトムはフレディをも殺害する。トムはフレディの殺害された遺体が見つかり、警察の取り調べを受けるが、巧みに証拠などを操作しディッキーがフレディを殺して失踪したかのように偽装していた。おかしいと思っていたのはフレディだけでなく、婚約者のマージもだった。明らかにトムがディッキーを殺したと確信してる。でも証拠がない。アメリカから父親のグリーンリーフ氏もやって来た。トムの事を信頼しきっている氏はディッキーの不始末を嘆くばかりで、マージの言うことも信じない。逆に今後もトムの事を支援してくれると~ディッキー、フレディの殺害容疑を晴らしたトムはピーターと船旅へ~その船でメレディスと会ってしまう。彼女にとってトムはディッキーなのだ。仲良くしているところをピーターに見られた。船室に戻ったトムはピーターに、自分をいいところを言ってみてくれと~そしてピーターをも殺害するのだった。本作ではトム・リプリーは恐ろしい殺人鬼と化している。でもねぇ、やっぱりアラン・ドロンの「太陽がいっぱい」の方がいい!ニーノ・ロータの名曲も最高!
2022.02.18
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◆あやしい彼女◆2022年2月15日 NHK-BSPにて放映韓国映画でヒットした「怪しい彼女」のリメイク版。おばあちゃん、倍賞美津子/瀬山カツは今日も今日とて商店街をブラブラしながらあちこちの店で毒舌を振りまく~皆から好かれてるとは言えない。ロケに使われてるのが東京都台東区の佐竹商店街~CM、ドラマ、映画によく使われてる~以前の仕事で、ここでCM撮影した~庶民的な感じで大阪の天神橋筋商店街のよう~カツの娘が小林聡美/幸恵~出版社勤めで、最近編集長の座を若い女性に奪われた~自分の考えが古いのかと悩んでる。音楽プロデューサー、要潤/小林はできの悪い若手ばかりで困ってる。カツの孫で、幸恵の息子、北村匠海/翼はバンド活動している~パンク系でライブハウスでも全く人気ない。カツは家でも幸恵と口論が絶えない~幸恵にしてみれば、なにかにつけて若い頃の愚痴を聞かされる。父が亡くなって女手ひとつで幸恵を育て、やりたいことはなにひとつできなかったと~何度も同じことばかり聞かされてうんざりの幸恵。カツはある時、振り込め詐欺に引っ掛かって100万円を取られてしまう~それみたことかと、幸恵~それだけで済んだからまだよかったと~さらに口論になりカツは家を飛び出す。行くあてもなく歩いてると、光り輝く写真館が~表には憧れのオードリー・ヘップバーンの写真が~写真にひかれて中へ入るカツ。写真館の店主に写真を撮ってもらう~結婚式でも写真撮ってないから楽しみだというカツ。店主役は温水洋一。写真館から出て鏡を見てビックリ!人が変わってる~若返ったか?なんと20歳の若さに戻ってる~倍賞美津子が多部未華子になった!若さだけでなく体力も戻って元気そのもの。オードリーと同じ髪型にして、ファッショナブルに決めた。いつもパートに行ってる風呂に間借りさせてもらって、商店街のイベントにも参加した。カツと同世代のばあさん、金井克子/みどりはカツのけんか友達~イベントののど自慢では歌を披露~奥村チヨ「恋の奴隷」~なんで「他人の関係」やないねん!この後にカツが「見上げてごらん夜の星を」を歌ってカネ連発~これを見ていた翼、プロデューサーの小林~翼はカツをバンドに誘った~カツにバンドのスタイルを変えさせられて路上ライブ~大受け。翼はカツとデート~でも孫とばあさんだから~そしてプロデューサー小林から誘われて番組出演~「悲しくてやりきれない」をしみじみ歌うカツ。歌いながら幸恵を育てていたつらい時期を思い浮かべる。幸恵は病弱で大人にまでは生きられないだろうと言われた。この出演が認められて、歌番組への出演を~しかし今度はオリジナル曲でないと出演できない。曲作りは翼にかかってる。バンド仲間、小林らと出掛けることも増えて充実した日々を送るカツ~ある時ケガして出血してしまう。風呂屋の幼馴染みの次郎に傷をみてもらうと、傷口だけが老化している。出血によって老化することがわかる。自分が若返ったカツだとここで告白する。娘の幸恵とも色々話す~でもカツは自分の正体は明かさない。出来上がった曲を小林からダメ出しを食らい、もう作れないと泣きを言う翼に気合を入れるカツ。同じようなことをばあさんのカツにしてもらってるから、あれっ??そして小林が太鼓判を押す曲ができた。番組放送の日、翼がスタジオへ行く途中に交通事故に遭う。スタジオにたどりついたが出演はムリ~即、病院へ~でも、曲は歌うと、カツはステージへ~大喝采だった。翼の血液が病院になく~血液型が合うのは祖母のカツしかいない~ドラマ・映画あるある。ステージが終わって翼が運ばれた病院へ駆けつけたカツ、幸恵も来ている。ここで初めて自分がカツだと明かす。幸恵は母の苦労してきたことに改めて感謝する~もう一回人生をやり直して欲しいと母に言う。しかしカツは翼を救えるのは自分しかいないと~輸血をして翼は助かる。後日、ばあさんに戻ったカツと幸恵が並んで舞台を観てる。そこには翼がギターを弾くバンドのリハーサル風景が~笑って話す二人~しばらくして外の空気を吸いたいとカツ一人で出ていく。外でカツの側にやって来た若い男~野村周平~誰なの、あんたは?とカツ。僕だよ、次郎。次郎も例の写真館に行って、表に飾ってあったグレゴリー・ペックの写真を見て中に入ったと~見事若返り、カツをスクーターの後部座席に乗せて走っていく~「ローマの休日」つながりの、やってくれたなのオチ。
2022.02.18
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◆カクテル◆2022年2月14日 NHK-BSPにて放映トム・クルーズ主演の青春映画?かな~この映画が公開されてバーでのカクテル人気が一気に高まった。当のトム・クルーズ自身にはこの作品は嫌いな1本らしい。兵役を終えて一攫千金を夢見てニューヨークへやって来たトム・クルーズ/ブライアン・フラナガン~ウォール街で働きたくて何社も訪問するが、学歴なし実績なし経験全くなしですべて断られる。確かに無謀だ。ウォール街で働きたい思いで昼間は大学の講義に出て、夜は従業員募集のあったバーでアルバイトを始める。そこのバーテンダーがブライアン・ブラウン/ダグラス・コグラン~愛称ダグだった。バーテンのいろはをイチから教わり、カウンターの中でオーダーに追われながらも必死で動き回るブライアン。バーでのアルバイトを続けていくうちにバーテンの仕事に馴染んでいくブライアン。ダグは色々教わった師匠のような存在。ブライアンは大学の講義に出続けているが、経営学を学ぶことは自分にはムリだと気づき始める。雇われバーテンのダグからは一緒に店をやるのもいいと思わないかと~店名は「カクテル&ドリームス」。二人のバーテンが好評で店は大繁盛する。大手のバーからスカウトされて~以前のバートは比べ物にならないほどの器の大きい店~そこでも二人のパフォーマンスを大受け。ブライアンといい仲になった女性客にダグが手を出したことで、師弟の間にヒビが入る。ブライアンはバーテンで稼げるというジャマイカへ一人で行ってしまう。ジャマイカのビーチでバーテンをしながらご機嫌な日々を過ごすブライアン。ある時、急性アルコール中毒になった友達をブライアンに助けてもらったジョーダン/エリザベス・シュー~「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のジェニファーでお馴染み~それがきっかけで付き合うようになるブライアンとジョーダン。彼女は画家志望でニューヨークの飲食店で働いている。しばらくしてダグがブライアンの働く店にやって来た。セレブと知り合って結婚したと報告にやって来た。会話が弾む中で、ダグがブライアンにお前はセレブと付き合うのはムリだと言われ、ブライアンは意地になってニューヨークの女社長に声を掛け気に入ってもらう。なんとそれをジョーダンが見ていた。ブライアンは女社長と一緒にニューヨークへ行って、幹部として入社を約束される。女社長との暮らしはブライアンにとっては苦痛以外の何物でもなかった。入社できるのは半年以上先、どこへ一緒に行っても付き人のような扱い、社長の知り合いは気に入らない奴ばかり~社長のもとを離れて、思い直してニューヨークへ戻っていたジョーダンを訪ねる。どの面下げて来たのかとの罵声が~そりゃそうや!なんと彼女は妊娠していた。俺の子か?とブライアン~ここで怒り爆発~追い返されるブライアン。その頃、ダグは大きな店を経営し、投資にも手を出して、大型ヨットまで所有していた。そこへブライアンが訪ねて行って、雇ってくれとダグにお願いする。しかしダグ曰く~経費はかかるが、店は儲かってる~儲けはすべて株式投資につぎ込んでる。実は妻には内緒でもうすっからかんだと~ブライアンと別れたダグはその日に自殺する。ブライアンはもう一度ジョーダンに謝ろうと彼女の家を訪ねて行くと、なんと超セレブなマンションの最上階~富豪の父の娘だったのだ。最初は父親に大金の小切手を渡されてこれで帰れと言われるが、小切手を破り捨てて一旦は帰る。そしてダグの自殺を目の当たりにしてある決意を持って再びジョーダンの家へ~父から行ったら勘当だと言われてもジョーダンはブライアンと駆け落ちのように家を出た。ブライアンの叔父の店でささやかな結婚パーティーを~叔父から借金をして、ダグといつか店をやりたいと言ってた「カクテル&ドリームス」の店をついに開店した。そしてジョーダンからはお腹の中の子は双子だと告げられて~ハッピーエンド。本作にはご機嫌な曲がいっぱい流れる主題歌のザ・ビーチ・ボーイズ「ココモ」をはじめ、挿入歌としてライ・クーダー、ジミー・クリフ、ボビー・マクファーリンらのお馴染みの曲~他に何曲も~でもトム・クルーズが気に入ってない映画だしなぁ・・・
2022.02.18
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◆スパイ・ゲーム◆2022年2月14日 BSテレ東にて放映2020年にも放映その名の通りスパイ映画~ロバート・レッドフォード&ブラッド・ピットという新旧のイケメン俳優が競演~この二人がスパイの師弟を演じる。しかもレッドフォードの若い頃とブラッド・ピットはけっこう似ている。レッドフォード/ミュアは伝説の工作員と言われる敏腕のCIA工作員。ベトナム戦争の時に狙撃手としてブラッド・ピット/トム・ビショップを雇い、トムは困難な任務を達成する。その後にCIAにスカウトした。工作員、暗殺者として育て上げた。最初のウチは命令を無視して無謀な行動を起こすトムに対して、ミュアは工作員としての役割を徹底して教え込む。「俺たちのやってる事は危険なゲームだ。必ず勝たなければならない。そのためにはどんなことでもする」と~ミュアが退職を迎えた日、トムがある工作に失敗して中国の刑務所に拘束されたとの知らせが入る。米中通称会談を直ぐに控えてる時にトムを救い出す交渉はできないと~24時間後の処刑を黙って待つしかないというのがCIA長官以下の結論。ここからミュアが独自にトムを救い出す工作を始める。その手際が込み入ってるが見事なもの。CIA幹部らを出し抜いてトムを救出したミュアは、幹部らに知られる前にCIA本部・ラングレーをポルシェ飛ばしてあとにする。トムはその時、中国上空で救出されたヘリコプターの中で、ミュアが自分を救ってくれたと涙する。
2022.02.17
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◆マイ・インターン◆2022年2月14日 NHK-BSPにて放映ロバート・デ・ニーロ&アン・ハサウェイ共演のハートフルコメディ映画。二人ともアカデミー賞受賞俳優。デ・ニーロがいいおじさんぶりを演じてるのがとても新鮮~観ててなんか楽しそうで~アン・ハサウェイ/ジュールはファッション通販サイトを運営する女社長。短期間で会社の規模が拡大し、従業員も220人を超え社長業も超多忙~車内を自転車で移動。そんなジュールの会社にシニア・インターン制度で採用されたのがデ・ニーロ/ベン~以前は大手の電話帳製造・印刷会社の営業部長で、退職後は趣味、スポーツ、旅行~なんでもやり尽くして、物足らなくなって、やっぱり何か仕事をしたいと思って応募した。そして配属先がジュールの直属となった。ジュールのスケジュールは分刻みで、ベンの相手などしていられない。用があればメールするからと~でも一向にジュールからはメールが来ない。やるべき仕事もなく、最初は戸惑ってばかりのベン。服装はカジュアルでいいと言われてても、スーツの方がラクだからと毎日きいきっちりとしたスーツで出社する。ベンだって毎日ボーッと過ごしてるわけではなく、他部署の者を手伝ったり、自身の経験から適切なアドバイスをしたり~皆からベンへの信頼度が増し、それをジュールも目の当たりにする。ベンの存在が明らかに社内に好影響をもたらしたと~急成長、急拡大を続けてる会社だけに社長のジュールには悩み事がいっぱい~今のままでは社長の自分はパンクするから、幹部から上司に当たるCEOを置くようにと~そうしないと会社が立ち行かなくなる。商品発送不具合、クレーム処理、CEO候補の人物はどれも気に入らない、自身のオーバーワーク・・・ジュールは社長業で、それを支える夫マットは専業主夫で娘の育メン。そして困ったことにマットがママ友と浮気してるみたい~悩みが尽きない。そんな時相談相手になってくれるベンの存在がありがたい。娘の面倒もみてくれる。運転手もやってくれている。ベンなしでは仕事ができない。ストレスのはけ口で愚痴も聞いてくれる。二人でファーストクラスに乗ってサンフランシスコのCEO有力候補の人物に会いに行く。面談すたジュールは好感触だった。CEOが来てくれたら負担が減って、もっと家庭に入れると考えてるジュール~夫との関係修復も~しかしベンからは「君の会社だから、君が思うようにやればいい。仕事がしたいんだろ」改心した夫からは「自分がやりたいことをやって欲しい。自分は君を支えるだけ」ジュールは断りの連絡をサンフランシスコへ入れる。そして休暇を取ったベンに会いに行って~笑って迎えるベン~なにも言わなくてもわかってるといった感じで~
2022.02.16
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◆駅 STATION◆2022年2月13日 BSテレ東にて放映舞台は北海道~高倉健主演、降旗康男監督、木村大作撮影に加えて倉本聰脚本~この顔ぶれだけでヒットしないわけがない。刑事・三上英次が関わる事件を通し三人の女性が通り過ぎていく。雪と高倉健、他の作品にもあった取り合わせ~絵になる。三上の妻、いしだあゆみ/直子~彼女の過ちを許せない三上~離婚して直子は4歳の息子を連れて東京へ行ってしまう。いしだあゆみと高倉健~他にも共演作ある。三上は射撃の名手でオリンピック選手に選ばれていた。三上が慕う上司が大滝秀治~しかし連続警察官射殺犯・22号森岡に殺害されてしまう。犯人を追いたい三上だが、幹部からオリンピックに専念しろと命じられる。その後、三上はメキシコ、ミュンヘン、二大会のオリンピックに出場し、それからはコーチとして指導する。赤いミニスカートの女性を襲う連続通り魔殺人犯の妹、烏丸せつこ/すず子~犯人は彼女の兄と判明する。すず子は町の暴走族でチンピラの宇崎竜童/雪夫にもてあそばれて中絶まで~警察の尋問でも兄を隠し通すすず子~兄への思いは異常なほど~宇崎竜童は本作の音楽を担当。すず子の兄が根津甚八/五郎~雪夫が警察に協力して無事逮捕に至る。裁判で死刑が確定する。刑執行まで、三上は定期的に食べ物の差し入れを送ってやる。人質籠城事件、指名手配犯逮捕~何度も狙撃の名手・三上によって犯人が射殺される。もちろん世間には正当性は認められてるものの、三上自身にはなんかやるせない気持ちがいっぱいで~三上はある年の年末30日、駅前で閉まってる店ばかりの中に開いてる居酒屋へ~女将、倍賞千恵子/桐子がひとりで来そうもない客を待っていた。ぼつぼつと会話を交わす二人~翌日、大晦日に映画を観に行こうと~その映画が「ミスター・ブー」~なんでや?離婚した三上、訳あり?独身の桐子~大晦日、一杯やりながら紅白歌合戦を観る~流れてるのは八代亜紀「舟歌」~桐子が「私、この歌好きなの」と~雰囲気もいいし~三上も刑事を辞めようという気にもなってるし~台詞には一切ないが、二人は一緒になる気もあるか~三上は桐子に自分が刑事だとは明らかにしてない~でも本部長宛てに辞表は書いた。健さん、熱燗をコップ酒で~めちゃくちゃ美味そう!そんな時に連続警官射殺犯22号森岡のタレコミがあった。三上が思い当たったのは桐子~桐子の昔の男が森岡だったのだ。桐子の道営住宅へ行くと森岡がいた。森岡が撃つ前に三上が森岡の胸を貫いた。翌日、三上は桐子の店へ行った。会話はほとんどない。時刻表で乗る列車のダイヤを見る三上。テレビからは「舟歌」が流れてる。涙を浮かべてる桐子。高倉健と倍賞千恵子も何本も共演作があって、どれもヒットしてる。駅の改札へ向かう三上~ホームに出る前に辞表を待合室のストーブに投げ入れた。同じ列車にすず子も乗ってきた~札幌に出るらしい。
2022.02.16
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◆007美しき獲物たち◆2022年2月13日 BS-TBSにて放映2020年9月にも同局にて放映007シリーズ14作目~本作でロジャー・ムーアのボンド役は終わり。57歳まで演じて、流石にご老体でアクションシーンはすべてスタントマンが代役してる。もう限界~本作での敵役はクリストファー・ウォーケン~「ディア・ハンター」でアカデミー賞助演男優賞受賞したくせ者の役者~いい味で悪役が似合う。演じたのは大実業家ゾーリン~狙いは大爆発によって断層に大量の水を流し込み、大地震を起こしシリコンバレーを水没させる~その後ゾーリンの企業が独占製造・販売を行う。その名を「メイン・ストライク計画」。ゾーリンは元ナチスの博士によって、特殊ステロイドを注入されスーパーIQの持ち主になった。この役はデビッド・ボウイも候補にあがっていた。ゾーリンの側近~メイデイ~演じたグレース・ジョーンズは歌手・モデル・女優。彼女もステロイド増強によってスーパーウーマンと化していた。ゾーリンは競走馬にICチップを埋め込み、ステロイド注入をコントロールして勝馬を何頭もターフに送り込んでいる。本作のボンドガールはタニア・ロバーツ/ステイシー~ゾーリンに祖父からの会社を脅し取られそうになってる。ボンドのスノボーシーンもスタントマン。真っ二つのルノー11で疾走するボンドもスタントマン。サンフランシスコの夜の街を疾走する消防車~かなりのアクションだけどスタントマン。ボンドがゾーリンの屋敷に乗ってきた超高級車・ロールスロイス・シルバークラウドⅡを水没させてしまうとは・・・ソ連からちょうだいしたウォッカ・ストリチナヤ~戦利品と言うほどのもんじゃない~安い庶民のウォッカ。ゾーリンはメイデイをも切り捨てて丸ごと爆破しようとする~裏切られたと知ってボンドに協力を~そして爆弾と共に自爆する。最後はボンドがゾーリンを追って飛行船にぶら下がり、ゴールデンゲートブリッジの上で格闘~ゾーリンは川へ真っ逆さま~本作の主題歌はヒットして話題になった。当時の大人気バンド、デュラン・デュランを起用した。
2022.02.16
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◆植村直己物語◆2022年2月13日 NHK-BSPにて放映植村直己、この名を知らない日本人はいない、と言うか世界中に名の知れた冒険家。とは言え、彼が達成した偉業をあげてみろと言われてどれだけあげられるか?自分もけっこう曖昧でしか覚えがない。本作は植村直己の後半生を描いた映画。植村直己を演じたのが西田敏行。当初は椎名誠の名もあがっていたらしい~西田敏行で大正解。妻、公子役が倍賞千恵子~夫はほとんど海外へ行ってばかり~危険を顧みずに好き勝手にする無謀な冒険野郎~大変だったと思う。モンブラン、マッターホーン、キリマンジャロ、アコンカグア、マッキンリー~単独登頂で5大陸最高峰を征服するという大記録を打ち立てた。エベレストでは日本人初登頂~正式な職にも就かずに登山ばっかり~そして登山では飽き足らずアマゾン川の川下りにも挑戦した。登山家から冒険家へ~北極圏を犬橇で12000キロ踏破、犬橇で北極点単独到達、初のグリーンランド縦断~そしていよいよ最後の夢だった南極横断のためにアルゼンチン入り~ところがイギリスとアルゼンチンの間でフォークランド紛争が勃発したため断念~南極横断を終えたら北海道で野外学校を設立しようと思い描いていたのに・・・野外学校設立へ向けてアメリカへ渡って色々学ぼうと~つい山へ登りたくなってマッキンリーへ~登頂を達成した後、連絡が途絶えて消息を絶つ。捜索隊が探し回るが雪洞に残された装備を発見しただけで植村直己の姿はない。消息を絶って2カ月後、死亡が確定的となった。本格的に登山に取り組んだ時から団体行動は好まず、ほとんどが単独行動~これが植村主義。植村直己、世界一の道楽者でまがままで~そんな彼の夢を叶えるために日本中が支援した。世界一の幸せ者だ。死後、国民栄誉賞が贈られた。
2022.02.15
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◆007オクトパシー◆2022年2月12日 BS-TBSにて放映2020年9月にも同局にて放映007シリーズ13作目。ボンド役がすっかり定着してきたロジャー・ムーア~本作を含めてあと1作で役を終える。ボンドが手にした「レディーの卵」~ロシア皇帝献上品の超高価な宝石~これが話の源。ボンドの敵となるのはルイ・ジュールダン/カマル・カーン~高価な品の売り専門のアフガニスタン亡命貴族~そして冷戦時代のソ連の過激派・オルロフ将軍~密輸で大金を得て、西ベルリンの米軍基地を核爆弾で破壊しようとする。ボンドガールはモード・アダムス/オクトパシー~カマルとともに密輸稼業を行ってる~カマルに裏切られボンド共にカマルらと対決。ボンドのしょぼいピエロ姿~この後、核爆弾の時限装置を解除する。ボンド愛用のSEIKOのデジタルウォッチ~万能ツールだが、見た目はダサイ~ワニの着ぐるみで敵地潜入~タイヤを失って、線路上をホイールのみのベンツで疾走~カマルとバックギャモンで対決~バックギャモンははまると面白い~ギャンブル性も高いし~
2022.02.15
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◆ピッチブラック◆2022年2月12日 BS12にて放映ヴィン・ディーゼル主演のSFアクション映画。何人も乗せた宇宙船がとある惑星に不時着~そこは太陽が三つある惑星だった。夜が全くない昼間だけの惑星。船長と操縦士1人は死亡、乗客も生き残ったのは半分以下~ヴィン・ディーゼルは護送中の殺人犯リディック。惑星に酸素はあるが、水がないので皆で探しに行く。なにかの生物の骨のようなのがころがってる。すると宇宙船、探査車、調査基地のような場所を発見する。誰もいない~どこかへ去って行ったのか?基地内に穴があり、一人が何者かに引きずり込まれて殺される~喰われたのだ。この惑星に生存するエイリアン~暗い所でしか活動できない~コウモリのように超音波を発しながら集団で飛び回る。血の臭いにも敏感で気配がすると直ぐに近づいてくる。そして一気に喰いちぎる。基地内に残された資料で22年前を最後に途切れている~それは日食があった日~昼でも暗くなりエイリアンに全員が喰われたのだった。そして今が22年目の日食を迎えるのだった~日食が始まるまで残された時間はわずか~基地に残された宇宙船を起動させるために電池が4つも必要になり~不時着した宇宙船から電池を取り出し基地まで持ってこなければならない。基地へ戻る頃にはついに日食が始まってしまった。数日間続くので終わるのを待つわけにはいかない。エイリアンが近づかないように灯を絶やさずに皆で電池を運ぼうと~エイリアンの集団が飛び回る。灯から離れた人間が次々に喰い殺されていく。最後に生き残るのは?何人残るか?リディックの目は特殊で暗闇でも物がはっきり見える。エイリアンと向かい合い格闘~エイリアンだらけの惑星から脱出できた~何人乗っているのか?
2022.02.14
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◆姉姉妹妹◆2022年2月12日 ABCにて放映昨年の大阪アジアン映画祭で「ABCテレビ賞」を受賞した作品~なので放送はABC。ベトナム映画で傑作サスペンススリラー作品と言えるかな~ネット上に本編内の画像が一切挙がってない。このタイトルは日本題で「ししまいまい」と読ませる。キムは大手不動産経営する父の娘で、そこに勤める娘婿フウと大富豪に暮らしている。キムはラジオパーソナリティとして「深夜の告白」という番組で、リスナーからDV、不倫、人間不信などの悩み相談を受けている。毎晩のように相談してくる二―という未婚の妊婦~相談中に男から暴行されそうになり、二―をキムは自宅へ連れて帰りしばらく住まわせる。それをよく思ってない夫フイ、家政婦~ニーを一日も早く追い出したいと思う。アカデミー賞作品賞を受賞した「パラサイト/半地下の家族」を少し思わせるような場面もある。皆、それぞれに秘密があり、人と人が絡み合って、同性愛、不倫、殺人~どんでん返し、どんでん返し~よくできたサスペンススリラー映画だ。
2022.02.14
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◆クール・ランニング◆2022年2月11日 日テレ系にて放映常夏の国ジャマイカから冬季オリンピックにボブスレー競技で出場したという事実に基づくコメディ映画~かなりフィクションが加えられてる。ジャマイカと言えば陸上短距離の強豪国~父がオリンピック100メートルで金メダルを獲ったデリースはジャマイカ代表レースでジュニアとユルの転倒の巻き添えでソウルオリンピック出場が夢と消えた。デリースは委員会でレースやり直しを訴えるも却下。その時、オリンピックで金メダルを獲ったアメリカ人がジャマイカに住んでると知る。競技はボブスレー~なにそれ?ボブスレーが冬季オリンピック競技のそり競技だと知り~危険極まりないとも~選手を募ったが、競技を知って残ったのは4人だけ~デリースの手押し車の名手・サンカ、100メートル選考会で転倒した二人のジュニアとユル~コーチをアメリカ人の元金メダリストのアービングが請け負った。いざカナダ・カルガリーオリンピックを目指す~と言っても、ジャマイカには雪がない~手作りのソリみたいな車で練習するしかない。転倒転倒でバタバタ~これでオリンピック出られるか??金持ちの息子のジュニアが父の車(ジャガーだった)を売って資金をつくり、やって来たカルガリー~なんとチームのソリを持たずにやって来た~アービングが前のアメリカチームの仲間に頼んで安価で練習用のソリを譲ってもらった。いざ練習~ソリに乗り込むこともできずにソリだけが滑っていく~お先真っ暗。迎えた予選~1分を切らないと通過できない~なんとかかんとかクリア。予選通過したが、組織委員会から失格だと~国際試合の実績がゼロ、コーチのアービングが過去に不正行為があって金メダルを剝奪されていると~アービングが委員会に乗り込んで~選手にはなんの責任もない。ジャマイカから勇気をもってやって来た選手のことを考えてやってくれと~念願の本選出場が叶った~ソリには国名とチームカラーのフィルムで仕上げられ、ジャマイカカラーのユニフォームとヘルメット~あとはタイムを出してメダルを目指すだけ。3回の試技がある~本当の競技は2回らしい~1回目は固くなって最下位のタイム。2回目は翌日。バスタブでイメージトレーニング。2日目は自分たちのスタイルを貫こうと~母国でも身内たちが声援を送る~いいタイムが出てる~総合で8位につける大健闘。最終日はメダルを目指すぞ~最終日がスタート~2日目を上回るタイムでゴールへ向けて~が、中古のオンボロソリが途中で壊れてしまった。ゴール寸前で転倒しストップ~4人はソリを担いでゴール~観客、他国の選手から惜しみない拍手が送られる。ゴール後に抱き合う選手とコーチ~まあお決まりの光景で~実際にオリンピックに出場した4人は英雄として母国に迎えられた。そして次の冬季オリンピックにも出場した。本作の主役がジャマイカだから、中でレゲエが何曲も流れる~主題歌に選ばれたのジミー・クリフのレゲエの心地いい名曲「I CAN SEE CLEARLY NOW」。
2022.02.14
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◆ジェシー・ジェームズの 暗殺◆2022年2月11日 NHK-BSPにて放映ジェシー・ジェームズのブラッド・ピット主演、そして製作にも直接かかわった作品。ジェシーと言えば、アウトローで皆のヒーロー的存在~本作はドンパチの強盗団が活躍するような派手さはなく、どちらかというとジェシーの後半の生きざまを淡々と暗殺されるまで描いてる。ブラッド・ピットはアカデミー賞は受賞できなかったが、ヴェネツィア国際映画祭で主演男優賞を受賞した。ジェシー・ジェームズに憧れ、彼を子どもの頃から慕う愛称ボブのロバート・フォード~彼がジェシーを暗殺するわけだが、演じたケイシー・アフレックはアカデミー賞助演男優賞を受賞した。プロゴルファーのフィル・ミケルソンそっくり!ジェシーの強盗団に加わりジェシーらと転々としていく。ジェシーは最後の列車強盗を終えて、仲間に姿を消すように言うと、あちこち引っ越しを繰り返し見つからないように~逮捕されていく仲間が出てきて、ジェシーは疑心暗鬼になり精神的にも病んでいく。何人かの仲間を殺して回る。この辺をブラッド・ピットが巧く演じてる。ボブは兄のチャーリーと自分たちも殺されるかもわからないからと、ジェシーを暗殺しようと~ボブはジェシーに新しい銃をもらっていた。そしてついにジェシーの家で、同じ屋根の下に妻子がいたのに、壁の絵のホコリを払っている後ろから頭をズドン!その後、ボブ兄弟はジェシー暗殺の芝居をしたり、酒場を経営したり~兄は精神を病んで自殺、ボブはジェシー信仰者に射殺される。ジェシー・ジェームズをタイロン・パワー、兄のフランクをヘンリー・フォンダが演じた「地獄への道」ではジェシーを殺した兄弟に兄のフランクが復讐しに行くってことになってた。
2022.02.13
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◆ポンペイ◆2022年2月10日 NHK-BSPにて放映歴史の残るポンペイでのベスビオ火山爆発でのお話。幼い頃ケルト人マイロは一族、両親をローマ軍に目の前で皆殺しにされた~そして奴隷として買われていった。成長したマイロは最強の剣闘士、グラディエーターとなった。ポンペイにやって来たローマ人と戦う~自由と愛のために~闘技場での決戦の最中、ついにベスビオ火山が大爆発~おびただしい数の火山弾がポンペイの町を焼き尽くす。大津波が船を押し戻して大洪水。勢いの止まらない溶岩流。マイロは両親を殺したローマの元老議員に復讐を~愛と共に溶岩流に飲み込まれていく~今でも残るポンペイの遺跡。
2022.02.13
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◆天河伝説殺人事件◆2022年2月9日 BS12にて放映内田康夫原作の浅見光彦シリーズで唯一の映画作品。監督は市川崑で金田一耕助シリーズ作品の延長線のようなキャスティング~角川映画製作だし。ルポライターの浅見光彦が事件を解決していくという浅見光彦シリーズはドラマとしても人気シリーズ~本作では榎木孝明~TVドラマでは国広富之、辰巳琢朗、沢村一樹、速水もこみち、中村俊介、水谷豊、平岡祐太、高嶋政伸、篠田三郎など多くの役者が演じてる。浅見光彦の兄が警察庁刑事局局長~本作では金田一耕助の石坂浩二。この役、ドラマでもいろんな役者が演じていて本作の榎木孝明も兄役を演じてる。浅見光彦はこの兄の威光に支えられている。金田一耕助シリーズでもお馴染みの刑事役の加藤武~お決まりのポーズも随所に~天川村、能の宗家・水上家、異母兄妹、後継者~で、起こる連続殺人事件。天河神社宮司の大滝秀治、宗家の跡継ぎ候補の娘の母・岸田今日子、天川村旅館の女将・岸恵子~他に岸部一徳、財前直見、神山繫~金田一耕助シリーズを何本も観ていたら犯人は本作を観なくてもわかってしまう。
2022.02.13
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◆ギヴァー記憶を注ぐ者◆2022年2月9日 TVOにて放映SF映画~原作は児童文学作品のベストセラー。世界の荒廃を経て人類は平和で争いのない理想郷のような世界、コミュニティを作り上げた。憎しみ、恨み、愛~それらの感情は摂取することを義務づけられた薬によって抑えられてる。住人には苗字はなく名前だけ。家族~そこには本当の家族でなくひとつのユニットで父母役の人間、兄弟姉妹の役の人間で構成されている。長老たちの合議により、首席長老から男女は青年期のある年齢になると適した職業を与えられる。特別に選ばれたジョナス~記憶を受け継ぐ者「レシーヴァ―」に任命された。最長老役がメリル・ストリープ~こんな役を彼女がするとは、なんか違和感あり。レシーヴァ―に任命されたジョナスは、ジェフ・ブリッジス演じるギヴァー~人類の今までの記憶を蓄えていて、それをレシーヴァ―に注ぐ~から様々な記憶を受け取る。季節感、遊び心、感情、痛み、愛、殺人・・・・コミュニティの住人にはないもの。ジョナスの前のレシーヴァ―だったローズマリー~なんとミュージシャンで女優のテイラー・スイフト~ちょっとの出演なので特別ゲスト。しかしローズマリーへのギヴァーは失敗し彼女は解放された~解放?コミュニティでは解放は死であった。ジョナスは様々な記憶を受けていくうちにコミュニティの在り方が間違っていると気づき~ギヴァーも後押しをして、コミュニティの外の境界線へ行くようにと~その境界を越えると・・・境界の外には普通の世界?があるのか~ジョナスが境界を越えて途端にコミュニティの住人すべてに感情が戻った。
2022.02.13
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◆遊星からの物体X◆2022年2月7日 NHK-BSPにて放映1951年の「遊星よりの物体X」のリメイク版。アメリカの南極基地に向かって犬が走ってくる。その犬を追ってヘリコプター~ライフルで犬を撃ち殺そうとしている。しかしアメリカ基地の隊員によって犬は救われ、ヘリコプターの乗員は撃ち殺された。ヘリコプターはノルウェー観測基地からだった。主演のカート・ラッセル/ヘリコプター操縦士マクレディらはノルウェーの基地へ行ってなにがあったのか調べると、巨大なクレーターの中に宇宙から来たと思われるような設備が~基地の中には焼かれた遺体が~それを基地へ持って帰って調べる。最初に基地へ向かってきた犬には物体が擬態していた~持ち帰った焼死体に擬態していた物体も蘇った~次から次へと他の隊員を襲って擬態していく。焼き尽くすしか物体を葬る方法はない。隊員の残りもわずか~もう物体を道ずれに自分たちも死ぬしかないかと~基地中を爆破し物体を残さずせん滅しようと~ついには巨大な姿を現した物体にマクレディがダイナマイトを投げつけてドカン!生き残ったマクレディともう一人~春に救助隊が来るまでどうするのか~お互いに様子をみようと言ってウィスキーのボトルに口をつける。本作に出てくるウィスキーはスコッチのJ&B~アメリカ映画なのになぜバーボンじゃないのか~しかもJ&Bはライトタイプのスコッチだし~あまり美味くないし~
2022.02.12
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◆インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国◆2022年2月6日BS日テレにて放映2020年12月にも放映ハリソン・フォード主演のインディ・ジョーンズシリーズ4作目。インディを探していた少年、マット・ウィリアムズとクリスタルのスカル(骸骨)を探しに行って苦労の末手に入れる。クリスタル・スカルエルドラドを追っていたソ連・KGBたち~黄金の都アケトー(エルドラド)へ持って行けば超能力のようなスカルのパワーが得られると~KGBに捕らえられてたマリオン~彼女は?第1作目の「レイダース/失われたアーク」でのジョーンズの元カノ~ジョーンズと別れて結婚したがうまくいかず別れたと~そしてなんとマットはジョーンズとの間にできた息子だと~ここからインディたちとKGBの追いかけっこ~どっちが先にスカルを持ってアケトーへ行くか~人間を喰う軍隊アリ~恐ろしい。三つの滝を落ちてその奥に~クリスタル・スカルが13体~何が起こるか?出てきたのは強大なUFO~古代に地球へやって来てたエリアンだったのか・・・KGBの連中は皆吸い込まれていった。改めてインディとマリオンが挙式を~めでたし。
2022.02.10
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◆007ユアアイズオンリー◆2022年2月6日 BS-TBSにて放映007シリーズ12作目、ロジャー・ムーアのボンドで5作目。本作撮影前にM役をずっと演じてきたバーナード・リーが亡くなったため、彼に敬意を示してM役を設けなかった。本作の冒頭、白い猫を抱く車椅子の男~これはスペクターのブロフェルドか?ボンドが操縦するヘリコプターに引っ掛けてこの後に煙突の穴の中へ突き落す~これでブロフェルドはお陀仏か?本編とはあまり関係がないのでちょっとした趣向なのかも~地中海のアルバニア沖で漁船に偽装して調査活動をしていたイギリスのスパイ船が何者かが仕掛けた機雷で爆破されて沈没した。この船には潜水艦弾道ミサイルを誘導できる装置「ATAC(エイタック)」が搭載されていた。ソ連は早速ATACを手に入れるためにギリシアのある組織の男に回収を依頼した。もちろんイギリス側も動き、海洋学者夫婦に探査を指示したが、抹殺されてしまった。そして次にジェームズ・ボンドに指示を出す。ボンドが協力を求めたジュリアン・グローヴァー/クリスタトス~元レジスタンスで英国女王からも勲章を受けている富豪。ボンドに協力的で・・・ところが彼こそがATACを回収してソ連に売り渡す契約をしている黒幕だった。ハイアム・トポル/コロンボ~クリスタトスと共にレジスタンスで戦った~エーゲ海の海運王。当初は彼がボンドの敵だと思われたが、こちらが味方でクリスタトスが仇敵。ボンドの命を各地で狙うクリスタトス配下の殺し屋ロック~最後は乗ったベンツをボンドに蹴り落とされて崖下へ~本作のボンドガールはキャロル・ブーケ/メリナ~クリスタトスに殺された海洋学者夫婦の娘~ボンドと共にクリスタトスを狙う。もう一人のボンドガールは本物のプロスケーターのリン・ホリー・ジョンソン~けっこう話題になった。クリスタトスがスポンサーになってオリンピックを目指してる。ボンドカーはロータス・エスプリターボ~敵がドアをこじ開けようとすると爆破した。本編の前半でいきなり姿を消した~もったいない。ロータスが爆破されたのでメリナと共にシトロエン2CVで逃げる逃げる~黄色でお洒落なフランス車~このシトロエン、ルパン三世「カリオストロの城」にも出てくるよ~なんとロータス・エスプリターボがもう一台登場~こちらは雪道仕様~ウィンタースポーツアクションがいっぱい~スキー、バイアスロン、ジャンプ、ボブスレー、アイスホッケー~敵がソ連と東ドイツとが関係してるので~ボンドとメリナはようやく船の沈没地点を発見しATACを回収する。しかし苦労して回収したのにクリスタトスに横取りされて持ち去られる。亡くなった海洋学者夫婦の置き土産のオウムがATACの行方を教えてくれた。切り立った崖の上の僧院。ボンド、メリナ、コロンボらが僧院へ乗り込む~悪戦苦闘しながらクリスタトスを倒しATACを取り戻した?・・・僧院にソ連のゴーゴル将軍がATACを受け取りにやって来た。ボンドはATACを崖の下へ投げ落とし木っ端みじんに~ボンド曰く、これがデタントさ~リン・ホリー・ジョンソンの新しいスポンサーにコロンボがなるのだった~本作の主題歌を歌ったシーナ・イーストン~公開当時1980年代に人気のあった女性ボーカル~
2022.02.09
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◆ショコラ◆2022年2月6日 関テレにて放映チョコ―レートのあまーいお話。母娘が北風とともにフランスのとある村にやって来た。ジュリエット・ビノシュ/母ヴィアンヌ、娘アヌーク~南米から受け継がれたチョコレートの効能を広めるために世界中を旅してまわっていた。母娘がやって来た村はレノ伯爵が村長を務める、信心深く、保守的で、よそ者には入りがたい~そんな村。村長は輪をかけて堅物で新しいものをすべて拒絶~妻は男をつくってイタリアへ行ってしまった。母娘は早速店を借りてチョコレートショップを開店する。村長は店を悪魔的で堕落したものと店へ行くことを禁じたため、全く客が来ない。しかしヴィアンヌは辛抱強く村人一人一人と交流し店へ招き入れる。次第に店を気に入ってくれる村人も増えていって~どのチョコも美味しそうで、特にカカオたっぷりのチリ入りホットチョコレートは是非飲んでみたい。店を借りてる大家アルマンドが娘と孫と断絶してるのをうまく解決へ導いたり~夫のDVに悩まされ続けてるジョセフィーヌを救い出し、店で一緒にチョコレート作りを~村人がヴィアンヌの店に行くことを、それでもなお禁ずる村長に対してヴィアンヌが話に行くが、村長の考えは変わらない。そんな時に村にまたまた村長にとっては厄介な連中がやって来た。ジョニー・デップ/ルー率いるジプシー集団~彼らがヴィアンヌらと交流しだしたから、村長の怒り爆発~パーティーが終わった時に人を使って船に火を付けさせた。村長はヴィアンヌの店を壊そうか、彼女を殺してしまおうかと思ったのか~ナイフを持って店に忍び込む~そしてショーウィンドウに陳列されたチョコを叩き潰すうちにチョコを一つ口に放り込む~んっ?美味い!次から次へと口に放り込んでいってチョコに埋もれて眠ってしまう。村長も悔い改め、受け入れを拒絶するのではなく、何事も受け入れる寛容な心を持つことだと~村の状況も一変~ヴィアンヌ母娘はもう旅を続けるのをやめてしまう。去って行ったルーが店に戻ってきてめでたしめでたし。ジョニー・デップはチョコと縁のある作品が本作も含めて二本~本作の5年後に「チャーリーとチョコレート工場」が公開された。
2022.02.09
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◆ゴーストバスターズ2◆2022年2月5日 BS日テレにて放映シリーズ2作目~ビル・マーレイ/ピーター、ダン・エイクロイド/レイモンド、ハロルド・ライミス/イゴン、アーニー・ハドソン/ウィンストン~4人のゴーストバスターズ~前作から5年、破壊の神ゴーザからニューヨークを救ったゴーストバスターズだったが、ビル・マンションなどを破壊した賠償命令を受けて、さらに違法行為の責任も押し付けられて倒産~それぞれ副業に勤しむ。前作で門の神に憑りつかれたシガニー・ウィーバー/美術館勤めのディナはシングルマザーとなり8歳のオスカーと暮らしていた。ある時乳母車が暴走しオスカーが交通事故に遭いかける~おかしいと思ったディナはピーター達に相談を~色々し食べていくうちにニューヨークの地下鉄の廃線跡にスライムの川ができていた。このスライムには憎しみ、怒り、恨みなどが含まれた悪の霊気が込められたものだった。再びニューヨーク中にゴーストが溢れて~死刑にしたはずの殺人兄弟が蘇ったり、タイタニック号がゴースト共に港へやって来たり~ゴーストバスターズ再始動~超常現象を起こしてる源は美術館に展示してある絵~ウクライナ生まれの霊界の大魔王ウィーゴの自画像にありと判明~ウィーゴはディナ息子オスカーに乗り移って蘇ろうとしている。悪のオーラが強力過ぎて4人でプロトンパックのビームを放っても全く歯が立たない。真の正体を現したウィーゴに対して、善の象徴である自由の女神に善のスライムを吹き付けてゴーストバスターズ達が操る~美術館を覆っていた悪のスライムを取り除き、ウィーゴの力を弱体化してくれた。そして一気に4人でビームを放って粉砕した。その後、さらに続編が製作しようしたが、ハロルド・ライミスが亡くなってしまって、メンバーを一新した女ゴーストバスターズで2016年に公開された。これも意外とおもしろい。
2022.02.08
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◆ザ・クリーナー/ 消された殺人◆2022年2月5日 BS12にて放映サミュエル・L・ジャクソン主演~殺人現場清掃人の話。元警官のトム・カトラーは人が亡くなったか殺人で亡くなった現場の清掃人。人が死んだ痕跡を残さずにクリーンに~ある一件で、清掃した翌日に同じ家を訪れたら夫人から何かの間違いで他所と勘違いしてるんじゃないと言われ~元警官の勘からなにかあるなと~元相棒だった警官のエド・ハリス/エディにも相談し、探りを入れるトム。清掃した家の人間が警官汚職の帳簿を持っていた。エディだけでなく刑事のジム・バルガスも絡んでくる。警官汚職、殺人事件隠し~色々ありそうで~調べていくうちに殺された男の妻とエディが不倫で子どもを作っていたが、男が怒って流産させた~そこでエディが男を殺害した。おそらくこういうこと~この映画、なんかはっきりしてないことが多くて~汚職事件も解決してないし~なんか中途半端な感じが否めない。
2022.02.08
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◆ゴーストバスターズ◆2022年2月4日 日テレ系にて放映おたくな男たちがゴーストを退治するという~コメディ、ホラー、アクションを合わせた作品~社会的現象を起こすほどヒットした。本作がヒットしたので2作以降も製作され、今年に30年後のゴーストバスターズが公開されている。本作の主題歌を歌ったレイ・パーカーJr.~今でも流れてる大ヒット曲。ビル・マーレイ/心理学と超心理学の博士号を持つピーター・ヴェンクマン博士、ダン・エイクロイド/超常現象オタクのレイモンド・スタンツ博士、ハロルド・ライミス/メカに詳しいイゴン・スペングラー博士~図書館に出るゴーストの調査を依頼される。そしてゴースト退治が商売になると考え、ゴーストバスターズを結成するぞっと~ニューヨークのあちこちに出没するゴーストを次々に退治していく。専用の車もバッチリ決まって~テレビ・新聞・雑誌でも取り上げられ大人気に~絶好調のゴーストバスターズに対して市環境保護局が難癖をつけ、幽霊保管庫の電源を切ってしまう。すると中に溜まっていたゴーストたちが一気に放出されニューヨークは大混乱。市長はたまらずにゴーストバスターズに解決を依頼する。その頃、ピーターの知り合いの女性、シガニー・ウィーバー/演奏家ディナ~「エイリアン」のリプリーね~が門の神に憑りつかれて~また近くの会計士が鍵の神に憑りつかれて~破壊の神ゴーザを蘇らせるという~蘇ったゴーダに立ち向かうべく、新たにウィンストン・ゼドモアを加えた4人のゴーストバスターズがやって来た。しかし全く歯が立たない~破壊の方法を選べと言われレイモンドだけがマシュマロを思い浮かべてしまった。その瞬間に現れた巨大なマシュマロマン~一世を風靡したキャラクター~4人はこれを破壊した~するとマシュマロが砕け散って雨のように降ってくる。再び4人はゴーザと向き合う~タブーだった特殊武器プロトンパックのクロスビームを発射~ついにゴーザが砕け散る。
2022.02.07
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◆トム・ホーン◆2022年2月4日 NHK-BSPにて放映実在の人物トム・ホーン~その自伝を基にスティーブ・マックイーンが総指揮と主演を務めた作品。1980年50歳でマックイーンが亡くなった歳に公開されている。本作が亡くなるラス前~ますます渋みが出ていい感じだったのにね・・・トム・ホーンは無法の西部で育ち、牧童、駅馬車の警護、ルーズベルトの義勇騎馬隊、アパッチとの戦いではジェロニモを捕らえた。ライフルの名手~流れてワイオミングへやって来た。トム・ホーンの腕を知る大牧場主のジョン・コーブルが声を掛け、牛泥棒で困ってるから力を貸して欲しいと頼む。ジョンは牧場主組合の集まりで他の牧場主にもトム・ホーンを紹介し、彼の力を借りようと~ロブスターが出てきて驚くトム~虫の化け物かと~酒場では互いの過去を知る、そして同じようなことをしてきた二人~トムは流れ者、ジョー・ベルは連邦保安官。無茶な事をし過ぎるなよと釘を刺される。トムの手による牛泥棒達の始末が始まる。他人の牧場の牛を盗んでセリにかけ、食肉場へ持って行って~ライフルで彼らを一掃するトム。トムの愛馬を殺された牛泥棒には死んでる上に何発もライフルを撃ち込んで家に火をつけた。さらに牧場の牧草を勝手に食わしてる羊飼いたちも一掃を~流石に牧場主組合たちの間でやり過ぎではないかとの声が上がる。そこで連邦保安官ジョーを含めてなにやら策を練る。14歳の少年が無残にライフルで撃ち殺された~その弾はトムのライフルと同じ型だった。もちろんトムの仕業ではないが、連邦保安官はトムを罠に嵌めようと彼が撃ち殺したような話をさせて、それを隠れてる新聞記者にメモさせた。そして殺人罪で留置場に~有罪が決まれば間違いなく絞首刑。トムはじたばたすることなく、虚無的な態度を続ける~自分の無実を全く主張することなく~自分の死に場所をどこかで求めていたのか・・・時おり思い出すのは、知り合った女教師グレンドレーネとの楽しかった日々~そしてトム・ホーンは絞首刑によって亡くなった。もちろん無実の罪で・・・
2022.02.07
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◆グレートウォール◆2022年2月3日 BS12にて放映マット・デイモン主演の歴史アクション映画~人間と、中国神話に出てくる饕餮(トウタン)との壮絶な戦い~体は牛ような羊のような、強力な角と爪、生きてる物死んでる物なんでも喰う~そしてそれを女王の所へ持って行って女王の口の中へ与える~饕餮の動きの指示はすべて女王が出す。饕餮は60年に一度、人間の世界を粛清しに襲ってくるという。宗王朝時代、マット・デイモン/ウィリアムと相棒のトバールは黒色火薬を求めて~世界三大発明のひとつで武器には欠かせない貴重品~中国へやって来た。馬賊に追われて逃げてきて禁軍に捕らえられた。ちょうど饕餮が壁を襲撃してきて、ウィリアムたちは助っ人を~饕餮の第一波は去った。戦いを手助けしてくれた二人は今度は歓迎される。弓の名手ウィリアムの腕が頼りになると~前将軍が饕餮に殺されたのでジン・ティエン/リンが女将軍に~そして禁軍には白人のウィレム・デフォー/バラードもいた~実は彼も黒色火薬を求めて来たが、手に入れられずずっと禁軍に居座っていたのだった。第二波の饕餮の攻撃が始まった~女王が兵隊たちに雄たけびを上げ攻撃を指示する。とめどなくやって来る饕餮に必死の防戦~ウィリアムも決死の戦い。首都の皇帝が饕餮を直に見たいと仰せなので一頭捕えて送る。饕餮は陽動作戦を使い、密かに壁に穴を開けて首都へ向かっていた。それを知った軍は火薬を使った気球で首都に向かう。首都は阿鼻叫喚、人々は喰いつくされかかってた~喰ったものを女王に捧げに行く兵隊たち~この映像が凄い。肉をさんざん喰わした饕餮に目一杯の火薬をくくり付け、女王のもとへ放した。女王の口に近づいたら火の矢を撃ち込んで大爆発!女王は木っ端みじんに~すると他の兵隊たちは死んだように動きが止まった。よかったよかった~
2022.02.07
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◆将軍家光の乱心・激突◆2022年2月3日 BS日テレにて放映徳川三代将軍家光の世継ぎを巡っての争い~監督は高倉健とのコンビでお馴染みの降旗康男~そしてアクションシーン豊富なのでアクション監督に千葉真一~千葉軍団、JACが大活躍。家光は酒を飲んだくれて身体もボロボロ~我が子の竹千代が自分と全然似てないので亡き者にしようと~次の将軍を弟に継がせるつもり。日光に地で保養していた竹千代に元服の儀に江戸へ参上するように命が下る。緒形拳/石河刑部率いる軍団が道中、竹千代を守りながら江戸へ~家光から命を受け松方弘樹/老中・阿部重次は千葉真一/伊庭庄左衛門率いる根来忍者集団に暗殺命令を出す。竹千代役は狂言・茂山家の茂山逸平。道中、悪戦苦闘が続く。沿道の諸藩も伊庭軍団に加わりさらに難を極める。江戸に近づきながらも仲間が次々と姿を消していく。織田裕二~この頃はそんなに売れてない時~ダイナマイトで何人もの敵と爆死する。長門裕之は油をかぶり自らに火を放ち敵の中へ突入していく。石河と伊庭の一騎打ち~最後は石川が折れた刀を伊庭の腹にブスリ~伊庭は「お見事・・・」と言って倒れる。本作では千葉真一自身のアクションシーンはそれほど多くなくて、他でのアクションシーンの演出に専念していた。竹千代は無事に江戸にたどり着いた。老中阿部も場内では暗殺できないと、家光に苦言を~家光は怒り自ら竹千代を斬ろうとするが、乳母に反対に刺されて絶命する。竹千代の元服の儀~そして徳川四代将軍家綱に~
2022.02.06
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◆トロイ◆2022年2月3日 NHK-BSPにて放映古代ギリシアのトロイ戦争をもとにした歴史スペクタクル映画~2時間40分の大作。主演はブラッド・ピット~ギリシア軍の史上最強の戦士・アキレスを演じる~無敵の戦士でギリシア全軍のカリスマ。いやいやブラッド・ピットだから絵になる。トロイとスパルタの和平の時に、トロイの王子、エリック・バナ/ヘクトルの弟、オーランド・ブルーム/パリスがスパルタ王の王妃ヘレンを略奪してトロイへ連れて帰ったことから大戦争が始まる。オーランド・ブルーム~あまーい女受けする役者。スパルタ王・メネラオスは兄の強大な国のギリシア王・アゲメムノンに願い出て王妃を取り返して欲しいと~アゲメムノンにとってこれが好機とトロイを侵略して我が物にしようと戦いを承諾する。とんでもない量の大軍でトロイへ攻め入る。トロイの王プリアモスを演じるのが名優ピーター・オトゥール~「アラビアのロレンス」とか戦争物が多いね。ギリシア軍の参謀格のオデュッセウスを演じるのがショーン・ビーン~本作は正味の悪役じゃないけどくせ者の役。トロイの城壁は強固で打ち破れない~圧倒的に数で劣ってるトロイ軍だが、勇猛で守りも堅い。トロイ最強の戦士で王子ヘクトルが指揮する軍はギリシア軍をも凌駕する。アキレスはどうした?彼はアゲメムノン王が大嫌い~軍のために戦うのではなく自分の名誉のためだけに戦う。海岸での何千人、何万人?とにかく戦闘シーンは圧巻!これは見どころで、凄い製作費がかかってる。トロイの王族の巫女ブリセイスを奪い兵士たちに与えようとしたアゲメムノンに怒り、アキレスは戦いに参加しなかった。カリスマ不在のギリシア軍の士気は上がらない。アキレスに扮した彼の従弟がヘクトルに殺されたことでアキレスの怒りが頂点に~トロイ最強の戦士ヘクトルとアキレスの一騎打ち~アキレス得意の空中殺法~もちろんアキレスがヘクトルを打ち負かす。その後、敬意を表して両軍とも12日間の喪に服す。12日間がたってギリシア軍は引き上げた?土産に大きな木馬を置いて~トロイはギリシアからの供物だと思って城壁内へ引き入れる。実は兵は引き上げておらず、夜になって木馬の中から兵士がぞくぞくと出てくる。堅い門も開門されて一気にギリシア軍が攻め込む~有名なトロイの木馬ってやつ。王も殺されトロイは陥落。アキレスも木馬から出て、戦いよりも愛するブリセイスを探す。彼女を見つけて二人が向き合った時に、パリスの矢がアキレスの踵を射抜く~そこへ駆け寄るブリセイス~しかしパリスの二の矢三の矢がアキレスの胸を貫く。ブリセイスと抱き合うも、アキレスは致命傷を負っていた。無敵の戦士アキレスにも弱みがあった~これがアキレス腱ってことか~
2022.02.06
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◆コンフリクト最大の抗争・ 第八章◆2022年2月2日 BS12にて放映いよいよ最終章~阿南総理の命のもと日本統合舎が全国の組を潰し、新たにヤクザ組織を一本化するための計画が着々と進む。沖田・倉田の鷲尾組と薮田の阪王会が手を組み、日本統合舎と戦うと~鷲尾一馬もさらに動き出す~日本統合舎・首魁を葬って、ついに鷲尾が日本統合舎のトップに立つ。鷲尾の使ってる刀は名刀・虎徹~そう、新選組の近藤勇局長が使ってた刀。鷲尾一馬と思われる謎の黒マスクが鷲尾組を襲いだす。組長の沖田、おじきの大谷~でも殺しはしなかった。警視総監からはすべての責任を鷲尾組に押し付けろと~鷲尾組の沖田組長、若頭の倉田~本当の親父、つまり鷲尾一馬の本心がわからない・・・ラスト~鷲尾一馬が「沖田、待ってるからな!」・・・ここで終わり?えっえっ?これからどうなるの?鷲尾一馬は本当に可愛い我が子の沖田と倉田を殺そうと考えてるのか?謎の黒マスクは鷲尾一馬ではないかと思われていたのが実は違った~その正体は誰??第九章は?でも、これは永遠に製作されないらしい。中途半端な終わり方にこのシリーズを楽しみに観ている者たちから不満ブーブーと~結末は自分たちで考えろってか?第一章、鷲尾一馬会長の天道会とハングレ集団との抗争から始まったこのシリーズ~面白かった~どんどん意外は方へ展開していった。あとは番外編がある。的場浩司演じる天道会の織田~刑務所から出ては人を殺し、また逆戻り~まさに天道会の狂犬ヤクザ~観てみたいね。
2022.02.06
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◆激突!◆2022年2月2日 NHK-BSPにて放映何度観てもドキドキワクワク~スティーヴン・スピルバーグ監督が無名時代、TV映画監督で3作目が本作。なので劇場公開用の映画ではなかった。後に評価が上がって劇場で公開された。今でも語り継がれる名作。近年話題のあおり運転の極めつけ~原作があって、リチャード・マシスンの短編小説。デニス・ウィーバー演じるトラベルセールスマンのデイヴィッド・マン~商談でカリフォルニアへ向かう~愛車はクライスラー・プリムス・ヴァリアント。デニス・ウィーバーといえば警部マックロード。荒野の中のハイウェイで前を行くタンクローリー~トロトロ運転で鬱陶しい。ええっいっと追い越す。が、しばらく走ってると追い越し返される。また追い越すと、また追い越し返される。そのうちに追い越しの邪魔をしだして~明らかな嫌がらせ。デイヴィッドはGSに入って給油を~するとタンクローリーも入ってきた。スタンドマンからラジエターホースを交換しないとと指摘される~もう寿命がきてると~GSで声を掛けようかと~でも思いとどまる。タンクローリーから降りたドライバーのブーツだけが見える。二台はまたハイウェイへ~タンクローリーから手で前へ行けと合図され~前を走ると、今度は後ろからバシッバシッとプッシュされる。まさに恐怖を感じるデイヴィッド。タンクローリーをやり過ごしてハイウェイ沿いのカフェに入る。気づいたらカフェ前にタンクローリーが停まってるではないか・・・店の中にドライバーがいるはず~どいつだ?ブーツを見る。目星をつけた相手に声を掛けるが別人だったので殴られてしまう。そのうちに先にタンクローリーが出ていった。ドライバーは店にはいなかったのか・・・タンクローリーを気にせずに走ってると、スクールバスが立ち往生していて~デイヴィッドの車で押して欲しいと~しかし全く動かない。すると前からタンクローリーがやって来て、ぶつけられると思ってデイヴィッドは逃げた。タンクローリーがスクールバスを押してやってた。優しいとこもあるやないか!先を走ってて踏切待ちをしてると、後ろからドンッ!列車の方へ押し出そうとするタンクローリー~ギアをバックに入れて抵抗するデイヴィッド。間一髪、踏切を抜けた~次のガソリンスタンドで警察に電話をしようとしてるところへタンクローリーが突っ込んでくる~まさにひき殺そうとしてる。デイビッドは必死で逃げて先へ行った。しばらく行って岩陰に隠れてひと眠り~その間にタンクローリーがずっと先へ行ってくれたらいいと~だいぶ時間がたってのんびり走ってると、なんと前方でタンクローリーが待っていやがる。しつこ過ぎる・・・こうなったらとことん走って逃げるしかない~山道の登り~重いタンクローリーはスピードが出ない~ここで引き離そうとどんどん飛ばすデイビッド~ところがラジエターホースがやばいことに~白い煙を吹きだしてスピードダウン~いかん、追いつかれる。車が息を吹き返してくれて~もうあいつをやっつけるしかないと~崖の方へ引き連れていく。タンクローリーと対峙してスピードを上げるデイヴィッド~タンクローリーも突っ込んでくる。ぶつかる瞬間にデイヴィッドは車から飛び降りる。タンクローリーはブレーキが間に合わず車と一緒に崖下へ転落。小躍りするデイビッド~ようやく終わった・・・サスペンス映画と言っていいほど恐怖を感じるカーアクション~タンクローリーのドライバーの顔は一切映らない~手と足が映っただけ~それがさらに恐怖心をあおってる。あおり運転はダメよ!
2022.02.05
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◆裏切り者◆2022年2月2日 TVOにて放映車泥棒の刑に服していたマーク・ウォルバーグ/レオは出所して、ジェームズ・カーン/叔父のフランク~地下鉄の部品製造・修理のエレクトリック・レール社社長~のもとで仕事をしようと~その業界は政治家と企業とのワイロ、競合会社同士のつぶし合いが横行していた。レオも直ぐにその中に巻き込まれて殺人の濡れ衣と警官暴行の罪を着せられた。最後は業界内部の実情をすべて告発して、自分の罪も償いことを誓う。レオの母親役がエレン・バースティン~過去に「アリスの恋」でアカデミー賞主演女優賞受賞。フランクの妻で、レオの母の妹、レオの叔母役がフェイ・ダナウェイ~過去に「ネットワーク」でアカデミー賞主演女優賞受賞。でももっとも印象深いのは「俺たちに明日はない」のボニー役。レオの幼馴染みの悪友役がホアキン・フェニックス~本作以降の「ジョーカー」でアカデミー賞主演男優賞受賞。レオの従妹役がシャーリーズ・セロン~本作以降の「モンスター」でアカデミー賞主演女優賞受賞。アカデミー賞受賞俳優が4人も出演してるって~しかも主役じゃなくって~なんか凄くないか~
2022.02.05
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◆ミザリー◆2022年1月31日 NHK-BSPにて放映スティーヴン・キング原作の映画化~恐ろしいスリラー映画。大衆向けロマンス小説「ミザリーシリーズ」の作家、ジェームズ・カーン/ポール・シェルダン~ミザリーが好評で人気作家。最終作をロッジに泊まり込んで書き上げて、編集者の元へ届けようと車で出発した~65年式のマスタング~ところが吹雪の中で自動車事故を起こした。意識不明・・・気がついたらある女性の家のベッドで寝ていた。右肩脱臼、両足骨折の重傷。2日間寝込んでた。女性の名はキャシー・ベイツ演じるアニー・ウィルクス~元看護婦だから手当てしてくれて、優しく看病してくれた。しかもポールの大ファンでミザリーが大好きな愛読者だった。元気になるまで居てくれればいいと~病院や編集者には連絡しておっからと~ただウチの電話は吹雪で断線したままと~何日たっても外部からの音沙汰はなし~アニーは喜怒哀楽が激しく、気に入らないことがあると激高するタイプで、ポールには恐怖がわいてくる。毎日飲まされてる薬も睡眠薬だとわかった。編集者役に往年の名女優、ローレン・バコール~地元の保安官事務所に連絡してポールを探して欲しいと依頼する。保安官は何度も探しに行くがなにも見つからない~そしてヘリコプターで谷にポールの車を見つける。しかし中にはポールはいない。雪に埋もれてるのか~車のドアにこじ開けた痕跡がある~どこかで生きてるかもしれないと~アニーが出掛けてる時に部屋のドアの鍵をヘアピンで開け、ウチの中を見て回ると新聞記事のスクラップが~なんとアニーは過去に新生児殺害で逮捕されていたのだった~しかも夫は転落死している~これも怪しい。ミザリーの最終作を特別に読ませてもらって、主人公のミザリーが死ぬと知ってまた怒り爆発~その最終稿をポールの手で燃やさせた。そしてミザリーが死なない作品を書くように命じる。ポールは仕方なく新たにミザリーの改訂版を書きだす。書き上げたものにアニーは喜び、ポールは一緒に祝杯をあげようと~ためておいた睡眠薬をアニーのワインに入れたが、アニーは誤ってグラスをひっくり返してこの計画はおじゃんに~ポールの足がだいぶ良くなってきたので、アニーが出掛けてる時になんとか逃げ出そうとするが、結局見つかり眠り薬を注射されベッドに縛り付けられ、治りかけた足を再びハンマーで折るという凶行~恐ろしい女。その後、ポールの行方を追って保安官がようやくアニーの家まで来た~ポールの姿を見つけた途端にアニーがライフルで保安官を撃ち殺した。ポールは諦めて最終章を書き上げるからそれを読んでくれとアニーに頼む。最後はどうなるか知りたいだろ?と言って仕上がった原稿用紙をアニーの目の前でポールの手で燃やした~アニーの怒りは頂点に~アニーと足の不自由なポールの格闘~そして終わった。18カ月後、ポールは新たな本を書き上げ大いに評価される。編集者との食事でデザートを運んでくるのはアニー?アニーの幻影に悩まされ続けてるポールだった。恐ろしい女を演じたキャシー・ベイツ~名演、怪演~見事アカデミー賞主演女優賞受賞。
2022.02.04
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◆今そこにある危機◆2022年1月31日 BSテレ東にて放映トム・クランシー作のジャック・ライアンシリーズで、ハリソン・フォード主演で2作目。前作ではIRA過激派との対決、本作ではコロンビアの麻薬カルテル、そしてそのバックに存在する大きな黒い影との対決。前作よりも数倍面白いと評価された作品。カリブ海洋上でアメリカの実業家一家が惨殺された。彼はコロンビアの麻薬カルテルのマネーロンダリングを担当していて、その金をくすねようとしていたので消されたのだった。その額は6億5千万ドル~その金はアメリカの所有物だと言って取り返すように大統領が~コロンビアには麻薬組織に対抗するために資金援助を行ってる。CIA分析情報副長官に任ぜられたジャック・ライアンに調査が命じられる。麻薬カルテルを抑えたいアメリカ~組織のボスの参謀、フェリック・コルテズ~キューバの情報機関出身で切れ者~カルテルのボス全員を亡き者として組織のトップに立とうという野望を密かに抱いている。カルテルへの報復として現地のCIA工作員、ウィレム・デフォー/ジョン・クラークに作戦が命じられる。極秘部隊を率いてカルテルの麻薬製造工場を爆破し、さらにカルテルのボスが何人も集まった密会邸宅へミサイル攻撃し、ボスたち以外に女・子どもも皆殺しにした。6億5千万ドルの返還要求にコロンビアに交渉に行ったFBI長官が襲撃を受け命を落とす。ジャックはなんとか生き延びた。その裏で、大統領補佐官、CIA作戦担当副長官、そして大統領まで、コルテズと取引をしていたのだった。アメリカへの麻薬流通量を減らす、大物の麻薬密売人の逮捕をお膳立てする~その見返りに武力行使していた部隊の位置情報を教えろと~そして彼らは殺され、捕虜にされた。ジャックはすべてをつかんだ。そしてクラークの元へ行き捕虜救出へと~FBI長官殺害はコルテズの独断での仕業だった。彼の隠れ家から捕虜を救出しコルテズを葬った。帰国後、大統領と補佐官はジャックを取り込もうとするが、きっぱり断り、上院諮問委員会に出席してすべてを明らかにするのだった。
2022.02.04
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