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◆ゴースト/ ニューヨークの幻◆2022年3月24日 NHK-BSPにて放映2020年の11月にも放映ラブストーリー作品。デミ・ムーア/陶芸家として成功しつつあるモリー、パトリック・スウェイジ/温厚誠実な銀行家サム、二人は結婚間近のカップル。ろくろを二人で回す有名なシーン。サムとモリーは「マクベス」の芝居を観た帰りに暴漢に襲われる。サムは暴漢に撃たれる~しかしサムは暴漢を途中まで追いかけて戻ると、自分が倒れている。モリーが血を流した自分の身体を抱きかかえて叫んでる。自分は死んだのか~サムはゴーストになってしまった。ゴーストとなったサムはモリーのところに行くが、話しかけても話せない。物をつかんだり、モリーや物に触ろうとしてもできない。ドアや物をスルー出来る。銀行でのサムの同僚のカールもちょくちょくやって来てモリーの気を引こうとしている。カールもモリーに惚れている。それを見るサムは気が気でない。ある日、モリーとカールが外へ散歩に行ってる時にサムを殺した暴漢がモリーの部屋へやって来る。モリーも殺しに来たのか~サムは追い返そうとするが、相手に触れられない。そこへモリーが戻ってきて危機一髪~猫に気づかせて暴漢を逃した。サムは外へ追いかけて行く~暴漢はウィリーで住んでるところもわかった。そして霊媒師のところへ行けばなんとかなるかと~ウーピー・ゴールドバーグ/オダ・メイのところへサムが行くと、オダ・メイと話すことができた。サムはオダ・メイに頼んでモリーに命が狙われてると伝えてもらう。モリーが警察に相談に行くと、オダ・メイというのは過去に何件も詐欺を働いているペテン師だと教えられて、相手にされなかった。警察に相手にされなかったモリーはカールに相談した。カールはウィリーの所へ行った~サムもついて行った。なんとカールとウィリーは組んでサムを襲ったのだった。そしてサムはカールを調べると、麻薬組織の資金洗浄を密かに行っていたのだった。特定口座に400万ドルの大金を貯めていた。サムは物を持ったり触ったりしないとなにもできない~そこで以前に追い払われたサブウェイゴーストの所へ行って、物との接触する方法を教えてもらう。ただ触るのではなく、念力で~怒り・愛情・心情などをもって触りにいけと~サムはオダ・メイを呼び出してカールが勤める銀行に行って、カールが400万ドルを隠している口座から全額引き出させる。そして汚れた悪の金なので慈善団体にすべて寄付させる~もったいない!カールは口座から金が無くなっていることがわかり狼狽する。このままでは殺される~引き出したのはオダ・メイとわかって彼女の所へ~カールとウィリーはオダ・メイのところに行くが、サムが二人から守ってやる。ここでウィリーは外に出た時に車に轢かれて即死。ゴーストとなったウィリーはサムと顔を合わせ~そこに地獄の使者たちが現れウィリーのゴーストを連れて行く。悪い事をしたら地獄へ~サムとオダ・メイは直ぐにモリーのもとへ走る。そして警察に連絡するが、それより早く拳銃を持ったカールがやって来た。必死で抵抗するモリーとオダ・メイ~サムは出遅れた。ようやくサムがカールをやっつけた。カールも悪事を働いたので、カールのゴーストは地獄の使者に連れて行かれた。そしていよいよサムには天へ昇る時がやってきた。ようやくサムの姿がモリーにも見えるようになった。これで最後、二人の別れの時が~主題歌に使用されたライチャス・ブラザーズ「アンチェインド・メロディ」~大ヒットし、今でもラブストーリーの代名詞として曲が流れてる。
2022.03.30
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◆ダーティファイター◆2022年3月23日 NHK-BSPにて放映クリント・イーストウッド主演のソフトなアクション映画。イーストウッド/ファイロ・ベドーはトラック運転手でカントリー音楽を愛し~そしてもう一つの顔が百戦錬磨のストリートファイターで金を稼ぐ。向かうとこ敵なし。ファイロの相棒がジェフリー・ルイス/オーヴィル~ファイロはオーヴィルの家に間借りして暮らしている。そしてファイロのもう一人と言うか、もう一頭の相棒がオラウータンのクライド。二人は一緒にバーでビールを飲むし、車も運転できるし、くそったれポーズもするし、バン!と撃てばひっくり返る~でもいたずらばっかり。ある日、ファイロはバーでカントリーを歌うリンと出会う。ファイロは彼女をすっかり気に入り仲良くなろうと~彼女もその気がないわけではないが、スカイラーという彼氏と旅して回っていると~でもファイロは気にせず彼女に近づき稼いだ金を進呈する。しかしリンはファイロに黙って旅に出てしまう。ファイロにちょっかいを出してきた暴走族ブラック・ウィドウ(黒ゴケグモ)~でもこいつら全然強くない。しょっちゅうやられっぱなし。リンが出ていってイライラしていたファイロはバーで逆らってきた男をこっぴどく殴りつける。なんと彼はロス市警の警官とその相棒だった。ファイロはリンを追ってコロラドへ向かう。相棒のオーヴィルとクライド、そして途中で拾ったエコー~三人と一頭での旅が始まる。さらにファイロに仕返しをしようと暴走族、ロス市警の二人もファイロを追う。旅の途中で金欠になってきたら、ファイロはストリートファイトで稼いだ。ようやくリンに会えたと思ったら、暴走族が仕返しに~でもきっちり返り討ちに遭う弱い軍団。ロス市警の警官二人も叩きのめされて車は湖の底へ~リンから「あんたと付き合う気はない。私を追いかけてくるバカ」と言われて、ファイロはすっかり冷めてあっさり引き下がる。そして無敵のストリートファイターと言われるタンク・マードックと戦うことを決めた。ファイロがタンクを圧倒しもう勝ちは見えていた~しかしタンクへの声援で必死に立ち上がってくるのを見てると~ファイロは自分もこの先こうなるのかと思い~わざとタンクに殴られてダウンして負ける。スッキリした気分で三人と一頭はロサンゼルスに帰って行く。
2022.03.30
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◆コップランド◆2022年3月23日 TVOにて放映シルベスター・スタローン&ロバート・デ・ニーロ共演の警察物の作品。ニュージャージー州ギャリソン郡の保安官、スタローン/フレディ・ヘフリン。ここは川を挟んでニューヨークのマンハッタンを臨む静かな地域。ニューヨーク市警(NYPD)の警官が多く住む地域でもあった。フレディは少年の頃に川に落ちた車から人を助けた時に左耳の聴力を失った。ニューヨーク市警の警官になりたいが、耳の聴力不足で採用試験に通らなかった。仕方なく郡の保安官に~ここでは警官が多く住むこともあって、軽犯罪くらいしか発生しない。スタローンはそんなにやる気のない冴えない中年太りの保安官を演じてる~この役のために体重を相当増やした。ギャリソンの町に住むニューヨーク市警の警官たち~町の中でのスピード違反は取られない、身内の犯罪をもみ消す、マフィアから賄賂を受け取っている、団結を乱す者がいればわからないように殺害する~悪徳警官がはびこってる。そんなNY市警の警官たちにはフレディも逆らえない。デ・ニーロ/モー・ティルディンはニューヨーク市警の内務調査局の監察官。警官の不正を取り締まる。ギャリソンに住む警官たちとは犬猿の仲。ある日、モーがギャリソンにやって来て、なにか変わったことは起こっていないかと尋ねる。色々あるが、フレディはモーになにも申し出ない。ニューヨーク市警の警官~身なりは立派だが、裏では悪事がいっぱいはびこる。ある事件の調査をやめるように圧力が内務調査局にもかかる。モーは怒り、呆れ果て~もう我慢ができないと、フレディが悪徳警官たちに立ち向かう。ここはいかにもスタローンらしい~そして警官の容疑者をニューヨーク市警本部へ連行する。モーがフレディをねぎらい迎える。本作に流れる挿入歌にブルース・スプリングスティーンの曲が2曲~「ドライブ・オール・ナイト」「盗んだ車」~どちらもアルバム「THE RIVER」に入ってる曲。この2枚組のアルバム、レコードで持ってるよ。
2022.03.29
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◆ブリット◆2022年3月22日 NHK-BSPにて放映サンフランシスコを舞台にしたスティーブ・マックイーン主演のアクション刑事映画。シスコと言えばクリント・イーストウッドのダーティハリーが有名だけど、マックイーンのこのブリットも評判の高い作品。マックイーン/フランク・ブリット警部補はロバート・ヴォーン/チャルマース上院議員から50時間後に行う証人喚問の重要証人ジョー・ロスをそれまで保護するように依頼される。ジョーはシカゴのマフィアの金を200万横領していた~そして組織の悪事を暴くための証言をするという。マックイーンとロバート・ヴォーンは荒野の七人でも共演していた。ジョーをホテルの一室で保護するが、ブリットが留守中に襲撃されジョーと警護していた刑事が重傷。ジョーは瀕死の状態。その後、ICUにて治療中のジョーを殺すために再び刺客が~しかしブリットが守って刺客は逃走。そのすぐ後にジョーはベッドの上で息を引き取る。ブリットはジョーが死んだことを伏せておいて犯人探しを続ける。ブリットの捜査の間の息抜き~恋人のキャシーの職場へ~ジャクリーン・ビセットの若くて美しい頃。ブリットが車を走らせていると、自分の車を見張る不審者を発見。その車の後を追いかける。その車にはジョー・ロスを襲撃した二人だった。ここから10分以上にわたるカーチェイスが繰り広げられる。このカーチェイスは本作の見せ場で、あまりにも有名なシーン。ブリットのグリーンのフォード・マスタングGT390と犯人の黒のダッジ・チャージャーがサンフランシスコの街、坂を上ったり下ったり~運転者の目線で撮影したシーンがいっぱいだから臨場感もあって、ちょっと車酔いしそうにもなるくらい凄い。最後は犯人の車がGSに突っ込んでお陀仏。手掛かりがなくなった。やっぱり車を運転してるマックイーンは絵になる。その後調べていくと、ジョーはシスコに着いてからシモンズという女に電話していたことがわかり、彼女のホテルへ行ってみると、シモンズは絞殺されていた。残された荷物から彼女は偽名を使っていて男と一緒だったのに、男はいなくなっていた。さらに調べると死んだはずのジョーは別人で本物のジョーが金で雇った替え玉だった。本物のジョーは一人で海外へ逃亡しようと~空港までジョーを追いかけてきたブリットのところに上院議員が~捕らえたらジョーを引き渡せと~ブリットにはすべてがわかった~上院議員は偽物のジョーだとわかっていてブリットらに保護させて、本物の存在を知らせなかったのだ。ブリットは上院議員にとっとと去りやがれと捨て台詞を吐いて、ジョーを捕まえに行く。ジョーは既に海外行きの便に搭乗していたが、ブリットが気づ引き戻した。ジョーは飛行機から飛び降り、ここからブリットとジョーの大鬼ごっこ~ここも見せ場のひとつ。滑走路で走る飛行機の間を縫って追いかけ、空港ロビーへ~そこでブリットがジョーを射殺する。すべては終わった。上院議員はそれを見てひとりタクシーで帰って行く。ジョーの女が泊まるホテルに向かう時、ブリットはキャシーの車の助手席~この車は名車・ポルシェ356カブリオレ~イエローっていうのがいいよね。本作には随所にジャズが流れる~この音楽が映像と見事にマッチしている。
2022.03.29
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◆アメリカン・アサシン◆2022年3月 BS-TBSにて放映2020年12月にもTVOにて放映スパイアクション映画。主演はディラン・オブライエン/ミッチ・ラップ。そしてマイケル・キートン/スタン・ハーリー~当初ブルース・ウィリスが起用されそうになったが、残念ながら実現しなかった。ラップはスペインのビーチで婚約者カトリーナにプロポーズした。幸せ真っただの中、突如数人のテロリストがマシンガンを持って現れ無差別に射殺していく。そしてカトリーナも銃弾に倒れる。ラップも撃たれて負傷。18カ月後、ラップはパソコンに向かってある組織と交信中。カトリーナを殺したテロ組織に一人で復讐つもりでいる。日々身体を鍛え、格闘術・銃の腕前を磨き、その日に備えた。そしてついにテロ集団の本拠地と実行犯を見つけ一人で潜入する。ところがボスと対峙している時に突然外から狙撃隊が乱入~あっという間に集団を皆殺しにした。ラップは救出された。テロ集団に乱入したのはCIAだった。ラップは殺されていたのをCIAが救出したのだった。しかしテロ集団の本拠地を発見したのはラップ~その執念と情報力にはCIAも感服した。ここでCIAに入るように勧められる。しかしネックはラップがあまりの復讐心のため偏執的で暴力的な性格が強すぎること。でも格闘術と銃器の扱いは相当に高い評価をしていた。ラップは元ネービーシールズの教官ハーリーに預けられた。あらゆる状況下においての格闘、生き残り戦術など色々教え込まれた。そして実戦の場へ~ゴーストと呼ばれるテロリストがロシアのプルトニウを奪い、起爆装置も手に入れ、核爆弾を完成させた。それをどうするのか?イスラエルを潰そうとしているイランに売るのか?それとも他の狙いがあるのか?ゴースト、その正体はかつてはCIAの工作員でハーリーの愛弟子だった。しかし、かつてのミッションで現場に取り残された恨みを持っていた。ハーリーを拉致し爪をはがし、電流を身体に流し、拷問の数々~ラップはハーリー救出に向かう。取り巻きをやっつけてハーリーを助けたが、ゴーストは核爆弾を持って逃げた。ゴーストの狙いは演習中のアメリカ第6艦隊を核爆弾で全滅させることだった。ラップはゴーストが運転するボートに飛び乗って死闘が繰り広げられる。なんとかゴーストを仕留めるが、爆弾の起爆装置は止められない。ラップはハーリーからの指示で爆弾を海へ放り込み、海底で爆発する。艦隊は爆風を受けるが、海底だったので被害は最小限~放射能レベルも低かった。ハーリーは拷問で傷ついた身体を引きずって、弟子のラップの救出にやって来た。
2022.03.29
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◆テルマエ・ロマエ◆2022年3月21日 NHK-BSPにて放映漫画から映画化された作品。斬新な発想でヒットした。主演の阿部寛/ルシウスは古代ローマ帝国の浴場設計技師。テルマエ(浴場)好きなローマ人のために日々よりいいテルマエづくりを目指してる。どんなテルマエがいいかとルシウスが思いめぐらしてると~21世紀の日本へタイムスリップしてしまう。そこには考えもしない浴場のシステム・様式・習慣が見られた。そして再びローマに戻った際にそれをテルマエづくりに生かす~これを何度も繰り返す。ルシウスが日本で出会う女性が上戸彩/山越真美~漫画家志望だけど全然売れてない。派遣社員として働いてるが、ルシウスが飛び込んできてクビに~仕方なく実家の温泉宿に帰る。ここにもルシウスが飛び込んでくる。ローマ皇帝ハドリアヌスを市村正親~実在のローマ皇帝。アントニヌスが宍戸開~実際に彼が次期皇帝に着く。今度は真美も一緒にローマへやって来てしまった。そして真美の温泉宿の父や常連仲間もローマへやって来る。日本人たちがルシウスに手を貸して、戦場に温泉を利用してオンドル小屋、露天風呂を作って負傷兵を療養させる。この功績をアントニヌスの手柄に~
2022.03.28
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◆ハリー・ポッターと 謎のプリンス◆2022年3月21日 TBS系にて放映ハリー・ポッターシリーズ6作目。なんかだんだん話がややこしくなってきて、こんがらがってくる。結局は早く闇の王・ヴォルデモート卿をやつけるってことなのに、毎回毎回どうでもいい話を盛り込んでややこしくしているような気がしてならない。ヴォルデモート卿を倒すためには彼が創り上げた7つの分霊箱を壊さないといけないって~今回はじめて知ったよ。ダンブルドアとハリーはその痕跡を探しに~回想で出てくるヴォルデモート卿の少年時代~トム・マールヴォロ・リドル~闇の帝王になるなんてねぇ~死喰い人たちがうじゃうじゃ出てくる~ダンブルドア決死の魔法一閃~ドラコ・マルフォイはヴォルデモート卿に選ばれし者だった。マルフォイはダンブルドアを殺せと命じられていた。が、できない~そこにやって来たスネイプ先生~彼がダンブルドアを撃つ~スネイプの魔法に撃たれてダンブルドアは真っ逆さま~ダンブルドアはここで命を落とす。えっ?本当に死んでしまうの・・・ハリーとロンとハーマイオニーの3人は分霊箱探しの旅へ~って理解していいのかな~次はどうなるのやら~
2022.03.28
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◆トランザム7000◆2022年3月21日 BS-TBSにて放映バート・レイノルズ主演のアクション&コメディ映画。これ、劇場に観に行ったはず。レイノルズは伝説のトラック野郎バンディット。それにしてもバート・レイノルズにはテンガロンハットがよく似合う。もうひとつの主役、バンディットが運転するブラックのポンティアック・ファイアーバード・トランザムのスペシャル・エディション~180キロ以上でハイウェイをぶっ飛んでいく。金持ちのイーノス親子~でかいのが父のビッグ、ちっこいのが息子のリトル~これ、シンガーソングライターのポール・ウィリアムズ。こも親子がバンディットに賭けの話を持ち掛ける。テキサス州東部のテクサーカナでクアーズビール400ケース積んで、ジョージア州アトランタまで片道900マイル(約1450キロ)のトラックロデオ会場まで運べるかと~当時クアーズビールはミシシッピ川を越えて運ぶことは密輸という条例があった。賞金は8万ドル~バンディットは受けて立ち、トラックを援護する車を購入して2台コンビで行くと~バンディットは相棒で親友のトラック仲間のスノーマンに話を持ち掛ける。いざビールを積んで出発~スノーマンの助手席には愛犬のバセットハウンド犬のフレッド~デブでいつも腹すかせてる。バンディットが先行して次から次へと取り締まりにやってくるパトカーを引き付けて面倒をみる~露払い役。バンディットは途中で行きずりの女を拾い乗せてやる~サリー・フィールド/キャリーは気に入らない男との結婚が嫌で式場から逃げてきた花嫁。この先ずっとバンディットの相棒に~テキサス州のシェリフ、ビフォード・T・ジャスティス保安官~これを演じてるのがジャッキー・グリーソン~そう「ハスラー」でポール・ニューマンのエディ・フェルソンのライバルだった渋い役者だったが、本作で間抜けな保安官。彼の息子がジュニアで、こいつがキャリーに逃げられたアホな花婿。違反車両として、嫁をさらっていった略奪犯としてバンディットをどこまでも追いかけて行く。テキサスからいくつも州を越えて~その間に各州のパトカーとやり合い、追い払い、バンディットの仲間のトラック野郎や無線仲間から助けてもらい、スノーマンのトラックを援護していく。ビフォード保安官もバンディットに必死で喰いついていく。違法な州を越えての取り締まりも無視して~パトカーもボロボロだけど、それでも走って行く。ジャッキー・グリーソンの演技は見事!主演のバート・レイノルズ以上~そしてついに何台ものパトカーを引き連れてアトランタのロデオ会場へ到着!イーノス親子との賭けに勝った。バンディットに負けて悔しいイーノス親子は新たな賭けの話を持ち掛ける。今度はボストンへ行ってクラムチャウダーを買って、18時間で帰ったら倍の賞金を出すと~皆その賭けに乗ってトランザムとイーノス親子のキャデラックを交換していざボストンへ~ビフォード保安官親子はどうなった?ここでようやく顔合わせしてバイバイ~
2022.03.27
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◆フルスロットル◆2022年3月20日 BS日テレにて放映パリが舞台のフランス映画「アルティメット」をアメリカ・デトロイトを舞台にしてリメイクした作品。とにかくボディアクションによる格闘が売りのアクション映画。かなり忠実にアルティメットを再現している。デトロイトの街中にブルックマンションという一角が~麻薬・殺人、犯罪多発の無法地帯で高い壁に囲まれている。アルティメットはパリだった。主演のポール・ウォーカー~刑事のダミアンは潜入捜査も厭わない。40歳で亡くなったポール・ウォーカー~最後の出演となったお馴染みのワイルド・スピードシリーズ、そして本作も亡くなってから公開された。本作でダミアンの相棒を務めるのがダヴィッド・ベル/リノ~アルティメットシリーズでも主役を務めた。派手なボディアクションは見応えあり。ブリックマンションを仕切る悪のボス、トレメインによって中性子爆弾が奪われた。狙いはデトロイトの街~それを阻止すべくダミアンとブリックマンションをよく知るリノが送り込まれた。ダミアンは同じ警察官だった父をトレメインに殺されたので彼に復讐したいとも思っている。リノは恋人のローラを人質に取られてる。中性子爆弾の起爆装置を解除できるのはダミアンの持つ解除コード。派手なボディアクションの連続でジェットコースターのように展開していく。ダミアンが解除コードを入力しようとすると、それはブリックマンションの郵便番号だった。リノとトレメインに止められて~これはデトロイトの街ではなくブリックマンションそのものを破壊するためにわざと送り込まれた爆弾だったのだ。しかもトレメインに殺されたと聞かされていたダミアンの父は同じ警官に殺されたと知らされる。こんな事を企てたのはデトロイト市長本人だった。ダミアン、リノ、トレメインらのブリックマンションの住人達は市庁舎へ殴り込み~市長の悪事を暴いた。
2022.03.26
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◆ミッドナイト・ラン◆2022年3月20日 BS-TBSにて放映ロバート・デ・ニーロ主演のアクション&コメディ映画。シカゴで警官だったジャック・ウォルシュはシカゴマフィアの麻薬王セラノから賄賂を受け取らなかったことで、シカゴを追われて警官を辞めさせられた。今はロスアンゼルスで逃亡犯にかけられた懸賞金を稼ぐバンティアンターとして生計をたてていた。ジャックが仕事の依頼を受けるのはベイルショップ(保釈保障業者)で、そこのボスがエディ。今回の依頼は会計士のデュークという男~マフィアのボス・セラノから大金をせしめて、それを慈善事業に寄付した横領罪~その保釈金の期限が切れる前にデュークを見つけて連れ戻してくれと~10万ドルが約束された。そしてジャックはニューヨークへ向かうことに~デュークを連れ戻そうとするジャックのもとにFBIが~その捜査主任モーズリーがヤフェット・コットー~悪役が多い彼だからいい捜査官ではないことは確か。FBIとしてはなんとしてもセラノを逮捕したい~なのでデュークを見つけたら引き渡せと~そしてセラノ側からもジャックに接触してきた。セラノとしてはデュークを殺して始末したいと~こちらに引き渡せば100万ドル出すからと~しかしセラノに対してはシカゴ時代の恨みがある。ジャックはデュークが隠れていたニューヨークの住居を見つけた。モーズリーからスッたFBIの身分証明書を細工して、デュークの身柄を確保した。チャールズ・グローディン/デュークの身柄を確保したジャックはニューヨークからロスへ向けて出発した~が、その道中が大変で~FBIとセラノ側からの妨害、襲撃などなど~とんでもない珍道中。そこへ加わったのがジャックと同業者のマービン~ジャックの到着が遅いのでエディはもう一人に仕事を依頼したのだった。マービンがさらにかき回すことに~いろいろあって、ジャックはデュークの身柄を約束してもらう代わりに、FBIにセラノ逮捕の協力をする。でっち上げの犯罪証拠をネタにFBIがマフィアを一網打尽に~ジャックはセラノへの恨みを晴らすことができた。ロスの空港に着いたジャックとデューク~時間は間に合い、エディに報告の電話を~かけたがデュークをこの場で自由にしてやると捨て台詞を吐いて電話を切る。珍道中でジャックとデュークには奇妙な友情が芽生えていて、手錠を外してデュークを解放した。デュークは空港を出ていこうとするジャックを引き留め、腰に巻いていたベルトを渡す。ここには30万ドル入っているから~ジャックへのお礼だ。お互いに来世での再会を誓って別れた。
2022.03.26
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◆007ワールド・イズ・ ノット・イナフ◆2022年3月19日 BS-TBSにて放映2020年10月にも同局にて放映007シリーズ19作目~ピアース・ブロスナンのボンドでは3作目。本作でのボンドの敵はレナード~KGB出身で009に撃ち込まれた銃弾が頭の中に残っていて、徐々に死に至りつつあるが、痛みを感じない身体になってしまった。ロシアから核弾頭を奪ってボスボラス海峡を核汚染させようとしている。本作でのボンドガールは、ロシアで核弾頭の解除作業をしている女性科学者、デニス・リチャーズ/クリスマス・ジョーンズ~ボンドと共にレナードの野望を阻止しようと~そしてもう一人のボンドガール、ソフィー・マルソー/エクストラ・キング~石油王の父親からパイプラインの仕事を受け継いだ。ところがエクストラはボンドたちの敵だった。過去にレナードに誘拐された時にMI6から酷い仕打ちを受けたので、ボンドたちへ復讐しようとしている~そしてレナードを操っているのはエクストラだった。ボンドも危機一髪~本作で登場した小型のジェットボート~潜水可能、陸上でも車のように走る。X線で透視できる特殊メガネ。困ったときに役に立つオメガ・シーマスターの特殊ウォッチ~そう言えばシーマスターのゴールド、止まったまま何十年も経ってる。もう身につけなくなった。ボンドがバーのカウンターでウォッカ・マティーニをシェイクで注文したバックに映ってる日本人女性~森川美穂がカメオ出演。ボンドカーは前作に続きBMW~そして本作ではZ8。スポンサーとか色々な込み入った事情があってBMWが採用ってこと。秘密兵器満載~けど、カッターで真っ二つにされてしまう。またQが怒る。最後にはいつもように決着してボンドガールとドッキングするけども、本作のストーリーと設定が複雑すぎるという批評が多かった。確かにちょっと無理があるような部分もある。ボンドには珍しく非情になってエクストラを撃ち殺す。
2022.03.26
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◆2ガンズ◆2022年3月19日 BS12にて放映アクション&コメディ映画。相棒なのか、敵同士なのか~デンゼル・ワシントン/ボビー、マーク・ウォールバーグ/スティグの妙なコンビが繰り広げるアクション。ボビーの正体は麻薬取締局の取締官。スティグの正体はアメリカ海軍情報局所属の兵曹。ボビーはメキシコの麻薬王パピ・グレコを逮捕するための潜入捜査中。スティグは上官からの命令でパピの隠し財産強奪しようと狙ってる。二人とも互いの正体は知らない。ボビーとスティグはパピの持ち金が収められてる銀行を襲う。銀行には300万ドルあるという情報だったが、中を見てみたらそれより遥かに大金が収めれていた。二人が盗んだ金を数えてみたら、4312万5000ドルという驚くほどの大金だった。さあ大変!この金を巡って、さまざまな輩が手に入れようと、取り戻そうと~まずはボビーの上官、クインス少佐。スティグを切り捨てて金を独り占めしようとしている。ボビーの元カノ、デビー~ボビーの潜入捜査を監督している立場で、裏ではクインス少佐と組んで金を手に入れようとする。メキシコの麻薬王パピは自分の金を取り返そうと~実はこの大金はアメリカへ飛行機で麻薬密輸するためのCIAへの上納金だった。CIAの職員アール~CIAの金なのだから取り戻そうとする~悪趣味な極悪人。どんどん騒動に巻き込まれていく二人。こうなったら、どいつもこいつもひとところに集めて金の奪い合いをさせればいいと~ボビーが金を積んだ車を爆破した。でもこっそり二人のために金をいくらか抜いていた。いくらなのかはわからないが、ボビーの最後の不敵な笑みを見る限りでは相当抜いているはず。
2022.03.26
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◆夕陽に向って走れ◆2022年3月18日 NHK-BSPにて放映ロバート・レッドフォード主演の西部劇。1909年に起きた事件の実話をもとにした作品。保安官補、クリストファー・クーパーをロバート・レッドフォード。インディアンの青年、ロバート・ブレイク/ウィリー・ボーイは居留地へ戻ってきた。目的は好き合ってるローラに会うために~ウィリーが会いに来たローラをキャサリン・ロス。ウィリーとの仲を父と兄たちは反対している。ウィリーとローラが夜中に会っているところを父たちに見つかり、ウィリーはローラの父を撃ち殺してしまう。そして二人はそもまま逃避行~直ぐにクーパーが追跡隊を引き連れて二人を追う。しかしクーパーには大統領が町にやって来るので護衛のため隊を離れた。その間に追跡隊がウィリーひとりにやられてしまって、ひとりが撃ち殺されてしまう。それを聞いたクーパーはウィリーを再び追う。逃げるのはインディアンのウィリーの方がお手の物。しかしローラが足手まといになっている。ある場所でローラの死体が見つかる。胸には銃で撃たれた跡が~ウィリーに撃たれたのか、それとも自害したのか~ローラの表情は苦しんでいないので、ウィリーを逃がすために自害したのではないかと~ウィリーを追い詰めたクーパー~ライフルを構えた二人が向き合う。クーパーがウィリーを撃ち抜いた。ウィリーのライフルを見たら弾が込められていなかった。クーパーはその場でウィリーを荼毘にふすように命じた。ロバート・レッドフォード、キャサリン・ロス出演~でも映画としてはそれほど面白くない。本作は1969年公開~そして同年にはレッドフォードとキャサリン・ロスも出演している、映画史に残るアメリカン・ニューシネマの名作「明日に向って撃て」が公開されてる。この二本の落差が激し過ぎる。同じ二人の出演ということで「明日に向って撃て」から引っ張って、よく似たタイトル「夕陽に向って走れ」なんて日本題を付けたのに違いない。姑息だね。本作の主演がロバート・レッドフォードにする必要があったのか?全然生かされてない~正直そう思うよ。
2022.03.25
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◆花よりもなほ◆2022年3月17日 BS日テレにて放映是枝裕和監督の時代劇。主演の岡田准一~青木宗左衛門は信州松本から江戸に出てきて、亡き父の仇討のため敵を探すこと3年。父は剣術の師範だったが、宗左衛門は剣の腕はさっぱりで、真剣は持っておらず竹光を差している。宗左衛門が住まうボロ長屋。ここの住人たちが面白い。なにをして暮らしてるのかわからんような輩ばかり~木村祐一、上島竜兵、古田新太、田畑智子、香川照之、千原せいじ~他には加瀬亮、平泉成、中村嘉葎雄、蟷螂襲などなど~しかも店賃をまともに払わない者ばかり~厳しい取り立てをする大家が國村隼。掃き溜めに鶴~ボロ長屋で宗左衛門の向かいに住むのが後家で子持ちの宮沢りえ。宗左衛門は彼女に好意を持っている。宗左衛門は喰いぶちを稼ぐために自宅で読み書き・算盤を教える。宗左衛門が探す父の敵は浅野忠信~実は以前から敵を見つけていたが、仇討しない生き方もあるのではないかと~しかも敵には妻も子もいる。それを見てると尚更仇討なんてと~そこで宗左衛門は長屋の連中と仇討をしたと一芝居打つことに~仇討をすれがお上から百両がもらえる。万事うまくいって百両が長屋の住人たちに~ボロ長屋に住む医者を原田芳雄~そこへ出入りする怪しい連中から中村有志、田中哲司、遠藤憲一、寺島進~実は赤穂浪士だった。こちらも主君の仇を討つため~宗左衛門の仇討と赤穂浪士の仇討、結果は真逆に~
2022.03.24
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◆長江哀歌◆2022年3月17日 NHK-BSPにて放映中国、アジアで最長、世界でも第3位の長江。三峡の街ではダム建設が進み、家屋やビルがどんどん取り壊されて川底へ沈んでいく。そんな三峡へ山西省から人探しにやって来た男と女。男は炭鉱夫サンミン~16年前に別れた妻と娘を探しにやって来た。女は看護師のシェン・ホン~三峡へ働きに出て2年も帰ってこない~音信不通の夫を探しにやって来た。サンミンの妻と娘が住んでいた家は既に川の底だった~そこから消息をたずねてまわる。シェン・ホンの夫は建物解体の一応会社社長らしいと~忙しく動き回っていて捕まらない。サンミンの妻の兄に会ったら、妻が働いている船が戻るのはもっと先だと~仕方ないので建物の解体で日銭を稼ぐ。何日か経ってようやく戻った妻と会えた。娘になんとしても会いたいと言ったが、さらに南の方で働いていると~山西省に連れて帰りたいと申し出たが、3万元の借金があると言われた。サンミンはひとりで山西省戻って金を稼ぐと、解体作業仲間に言い残して帰って行った。シェン・ホンは夫に会えたのは翌日~夫は忙しかったから連絡できなかったと~嘘つけ!シェン・ホンは他に好きな男ができたから離婚してくれと言いに来たのだった。口惜しそうにシェン・ホンを見る夫。シェン・ホンは船に乗って山西省へ帰って行った。沈みゆく街とそれを取り巻く人物の生きざまを淡々と描いた作品~ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞したらしいが、そんなにいいとは思わないね。どちらかと言うとつまらない映画の部類。これは笑ったし、自分には受けた。サンミンの解体作業の兄貴分は香港の映画俳優チョウ・ユンファの大ファンで、本作の中で流れているのは彼の代表作「男たちの挽歌」~しょっちゅうチョウ・ユンファの真似してる。男たちの挽歌はとにかくドンパチが派手で何人も殺しまくる映画。
2022.03.22
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◆続・激突!カージャック◆2022年3月17日 BS-TBSにて放映スティーヴン・スピルバーグ監督初の劇場作品~「激突」の続となってるが、全く別の物語で日本題で勝手に続としただけ。同じスピルバーグ作品の「激突」は、最初は劇場作品じゃなくTV映画として放送された。窃盗の罪で収監されていたゴールディ・ホーン/ルー・ジーンは出所後、軽犯罪者用の社会復帰施設、まあ刑務所みたいな~収容されてる夫のクロヴィスに面会しに行く。そして服装でごまかして脱走に成功する。目的は里子に出された実子の息子ラングストンを取り返しに行くこと。ルー・ジーンとクロヴィスは施設を出て、クロヴィスの囚人仲間の両親に同乗させてもらう。しかし途中で警察に職務質問を受け、老夫婦の車を奪って二人は逃走~後を追うハイウェイパトロール。二人が奪った車は木にぶつかって走行不能~その時に追っていた警官のスライド巡査を人質に取る。さて、ルー・ジーンとクロヴィス、そしてスライド巡査の三人でラングストンが引き取られたシュガーランドの家を目指すことになる。まんまとパトカーをカージャックした二人~500キロ先のシュガーランドへ~カージャックされたことは直ぐに知れ渡り、後を何台ものパトカーが追いかけるが、銃をスライドに向けているため手が出せない。そのうちに追いかけるパトカー同士が入り乱れてパニックに~カージャック犯確保を指揮するのはベン・ジョンソン/タナー警部。二人を刺激しないように、余計な手出しはしないようにと~カージャックされたパトカーの後には追うパトカーばかりの隊列が~三人はそのうちに意気投合し親しくなっていく。スライド巡査も手錠はされてるが、無理やり子どもと引き離された二人に同情する。そして追うタナー警部もカージャック犯の二人の思いを受け止める。カージャックの事は新聞にも出て、行く先々で野次馬たちから歓迎されてお祭り騒ぎに~そしていよいよラングストンが引き取られた家に着いた~が、様子がおかしい。玄関に向かおうとしたクロヴィスが車に戻ろうとすると、狙撃手の銃弾がクロヴィスを撃ち抜いた。なんとか車に戻り、メキシコ国境を目指そうと~この先は悲劇しか待っていない・・・
2022.03.21
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◆RAILWAYS/49歳で電車の 運転士になった男の物語◆2022年3月16日 NHK-BSPにて放映タイトルの通り、49歳になって運転士になったお話。中井貴一/筒井肇、高島礼子/妻・由紀子、本仮屋ユイカ/娘・倖~肇は大手家電メーカーの経営企画室長~会社人間で家族とも確執あり~会社の合理化で工場閉鎖、リストラを担当し、その後は取締役昇進が内定。由紀子はハーブ専門店を開き軌道に乗せようと頑張ってる。倖は大学4年で就活中で迷ってる~両親に不満あり。そんな時に肇の故郷・島根で一人で暮らす母、奈良岡朋子/絹代が倒れたと~検査の結果ガンと分かり肇は他には教えなかった。同時期に工場閉鎖を伝えた同期の工場長が自動車事故で亡くなった。肇に心境変化が~取り締まり目前に会社を辞めて、小さい頃から夢だった地元の電車、一畑鉄道~通称ばたでん~の運転士募集に応募する。応募したのは肇と若い男、三浦貴大/宮田の二人だった。大企業のエリートの地位を捨てて地方の電車の運転士になるべく面接を受けた。肇は面接は通ったが、東京の京王電鉄で研修、修了試験をパスしないと運転士になれない。肇も宮田もパスした。京王電鉄長い間乗ってない~東京にいた時は6年程は都心へ通ってた。肇の夢が叶って充実した日々をおくる。ちょっとしたトラブルもありながら~乗客からの信頼も厚い。肇はなんか拗ねている宮田を見て話しかける。宮田は高校時代に野球部で甲子園出場のエースだった。プロ入りも決まったが、肘を痛めてしまって断念した。仕方なく運転士に応募したという。そんな宮田に肇は俺は夢に見ていた自分の居場所をようやく見つけたと~そのうちになにか見えてくるんじゃないかと~余命わずかになった母親にも運転士の雄姿を見せてやることができた。そして亡くなっていった。東京の店がようやく繁盛してきた由紀子が、やっと肇の運転する電車に乗車してくれた。由紀子は二人がこんな状態のままでいいのか悩んでいるが、肇はこのままでもいいんじゃないかと~終着駅まで乗ってくれと~いいセリフだ。娘の倖は島根で介護福祉士になる道を選んだ。全編にほのぼのとした優しい空気が漂うホッとする作品だった。主題歌は松任谷由実「ダンスのように抱き寄せたい」。
2022.03.21
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◆リベンジ・リスト◆2022年3月16日 TVOにて放映ジョン・トラボルタ主演のアクション・スリラー映画。ジョン・トラボルタ/スタンリー・ヒルは自動車整備工で失業中だったが、新たな仕事先(一言出てきたが、HONDAだと~)が見つかりカリフォルニア州の妻・州知事の秘書のビビアンのもとへ帰った来た。空港へ迎えに来たビビアント車に乗り込んで行こうと~そこへ3人組が現れビビアンを殺害し、スタンリーに重傷を負わせて去って行った。妻を失って途方に暮れるスタンリー~三人組のうちの一人が拘束されたと警察から連絡~顔を覚えていたので間違いないと刑事に言ったが、容疑者はなんのお咎めなしに釈放された。怒りに燃えるスタンリー~自分だけでなんとかするしかない。スタンリーは自動車整備工だが、以前は特殊部隊の工作員だった。その当時の相棒だったデニス~表向きは従業員を使っての理髪店の店主~裏では情報収集、武器のカスタマイズを生業としている。スタンリーとデニス、二人して三人組の情報をもとに復讐を始める。三人の正体を調べ、次々と始末していくうちに、コロンバスの町での麻薬組織のボス、レミ・K、警察、そしてその黒幕が州知事のメザーブだと~スタンリーの妻・ビビアン~州知事の秘書としてパイプライン建築のための水質調査をしていた。しかし建設中止させないためのデータ改ざんに気づいてしまった。それで始末されたのだった。州知事は配下の刑事に命令してスタンリーの娘たちを殺そうとしている。スタンリーたちは州知事までたどり着き、復讐を果たす。何か月か後にサンパウロのスタンリーから元気にしてるから心配するなとハガキが~
2022.03.21
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◆俺たちは天使じゃない◆2022年3月15日 NHK-BSPにて放映1955年製作の同名映画のリメイク版。元々は舞台劇。ロバート・デ・ニーロ主演・製作総指揮、共演はショーン・ペン。デ・ニーロはアカデミー賞の主演男優賞と助演男優賞受賞の誰もが知る名優。ショーン・ペンもアカデミー賞主演男優賞受賞している。脱獄囚が神父に?1935年、カナダとの国境に近いアメリカの刑務所~死刑囚のボビーが電気イスに座らせられて、デ・ニーロ/ネッドとショーン・ペン/ジミーが立ち会わされ、いざこれからって時にボビーが看守たちを狡猾に騙し脱走に成功する。成り行きでネッドとジミーも一緒に脱走に成功する。なんとか国境を越えてカナダへ逃げ込みたい二人~ボビーと別れた二人は逃げる途中に神父と勘違いされて、そのまま町の教会に滞在せざるを得なくなる。二人が知り合った町の女、デミ・ムーア/モリー~耳が聞こえず話すことができない娘を抱えて、時には身体を売って金を稼いでいる。祝祭での行列がカナダの姉妹教会まで行くと知り、二人は参加しようと~しかし問題のある子どもを連れてないと行列に参加できない。そこでモリーの娘と一緒に~この行列が始まって大騒動~脱獄犯のもう一人、ボビーが娘を人質に取るが警官隊に射殺される。その弾みで娘は橋の上からドボン~行列の奇蹟を起こすと言われてる聖母マリア像もドボン~やけくそでネッドも助けに行く~ここで奇蹟が起こって娘が声を出して言葉を話した。そしてネッドとジミーも脱獄犯だとバレかけたが、宗派を改宗した神父だと勘違いされて事なきを得る。ネッドとモリーと娘は国境を越えてカナダへ~ジミーは教会での暮らしが気に入って、アメリカに残って信仰の道へ~ご機嫌な映画だ。1955年の「俺達は天使じゃない」~ハンフリー・ボガート、ピーター・ユスティノフ出演~こちらは雑貨屋の従業員になるって設定の話。
2022.03.20
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◆ラスト・オブ・モヒカン◆2022年3月14日 BSテレ東にて放映アメリカ建国前、1754年から北アメリカではフレンチ・インディアン戦争~イギリスとフランスが植民地拡大を巡って争い、双方に先住民のインディアンの部族が加勢した。その中でのお話。イギリス側に付いているモヒカン族首長のチンガチェック、その息子アンカス、そして白人とインディアンの混血でチンガチェックの息子で、アンカスの兄として育ったホークアイ~演じてるのがダニエル・デイ・ルイス~本作の前年、後に2回、アカデミー賞主演男優賞を3回受賞した名優。父子3人はイギリス軍側でフランス軍と戦うが、イギリス軍の砦がフランス軍に完全包囲され降伏せざるを得なくなる。砦を出てこの地を去ることを条件に全員が出ていく。しかしイギリス軍に家族を皆殺しになれたヒューロン族のマグアはフランス軍とは別行動で恨みを晴らすべくイギリス軍を襲う。父子三人が奮闘するも、イギリス軍の司令官・大佐の娘、姉のコーラと妹のアリスはマグアに捕まる。マグアは既に姉妹の父を殺しており、この姉妹をも殺して恨みを晴らそうと~姉のコーラはホークアイと、妹のアリスはアンカスと好き合ってた。アンカスはアリスを救い出そうと単身で乗り込むがマグアに返り討ちにされる~アリスもアンカスの後を追って亡くなってしまう。父チンガチェックとホークアイもアンカスの後を追ってきて~チンガチェックはマグアとの一騎打ちに勝ち、息子の敵を討つ。残されたのはチンガチェック、ホークアイ、コーラの三人だけ。チンガチェック曰く「俺が最後のモヒカン族だ」と~
2022.03.20
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◆ブリジット・ ジョーンズの日記◆2022年3月14日 NHK-BSPにて放映ロマンティック・コメディ映画。出版社の宣伝部に勤めるブリジット・ジョーンズ~タバコはプカプカ吸い、酒もガブガブ飲み、体重増も気にしない、悪友たちと毎日のように飲み会~結婚したいが、相手が見つからない30過ぎた女。演じるのがレネ・ゼルウィガー~本作でアカデミー賞にノミネートされたが受賞できず。しかし後に助演女優賞、主演女優賞を受賞する演技派。トム・クルーズと共演した「ザ・エージェント」もよかった。ブリジットは実家での新年のパーティーで小さい頃に裸で水遊びした仲の、法廷弁護士で今はバツイチのマーク・ダーシーを紹介されるが、全く好みではないので嫌われるような事を言って、まともな会話もせず離れてく。マーク役がコリン・ファース~彼もアカデミー賞主演男優賞受賞している演技派。ブリジットは今年こそ気に入った男を見つけると決心し日記をつけ始める。出版社での上司ダニエル・クリーヴァ―~演じるのがヒュー・グラント~キザな男の役が似合う役者。ジュリア・ロバーツと共演した「ノッティングヒルの恋人」はいい役だった。ダニエルからブリジットへのセクハラまがいの言い方、メールは日々続く。でもブリジットの方もダニエルに男としての魅力を感じてる。ある出版パーティーにダニエルとブリジットが出席していると、そこへやって来たのがマーク。ダニエルとマークはケンブリッジ大学の同級生だった。後からダニエルに聞かされた話では、マークに婚約者を横取りされたと~その女性とマークは離婚していたのだ。パーティーの日からダニエルとブリジットは付き合い始める。ブリジットはようやく自分に相応しいいい人が見つかったとウキウキ~ブリジットとマーク、郊外へ旅行に行った日、急にマークが仕事で帰らないといけないと言う。ブリジットは残って翌日帰ることに~翌日帰りにマークの家に行くと、そこには若い女が~ニューヨーク本社からやって来たララという細身の美人。ブリジットはやけくそになり酒をガブガブ、不健康な暮らしに戻ってしまう。ブリジットはこのままではいけないと思い、身体を鍛え始める。そして社員たちの前でマークに捨て台詞を吐いて出版社を辞めてしまう。出版社を辞めたブリジットはTV局に入り、現場レポーターに~体当たりのレポートが好評となり売れっ子に~無罪判決の出たクルド人夫婦のインタビューはどの局もできなかったのに、なんと担当弁護士のマークが仲立ちしてくれて独占レポートできた。ここからブリジットとマークの距離が縮まってくる。悪友たちが集まるブリジットの誕生日にマークもやって来て料理を手伝う。いい感じでパーティーが進むが、そこへダニエルが飛び入りでやって来る。ブリジットとの仲を戻したいダニエル、ブリジットはもう俺に好意を持ってると確信しているマーク~二人は表で殴り合う。ブリジットはマークに人の女を奪った酷い男となじった~マークは去って行った。ブリジットはマークの両親の結婚記念パーティーに招待された。しかし今更マークに会いに行けない。そんな時ブリジットの母からダニエルがマークの妻を寝取ったと聞かされ、ダニエルが言っていたこととは逆だった。ブリジットはパーティーに行ってマークに謝罪する。そして私の思いを受けてと~ところがマークはニューヨークの大手弁護士事務所から来てほしいと言われて、近々ニューヨークへ向かうことになった。マークを失って希望がなくなったブリジットのもとへ、なんとマークがやって来た。ブリジットのためにニューヨークへは行かずにイギリスに残ると~ブリジットは喜んで着替えようと~その間にテーブルの上にあった日記を読むマーク~そこには二人が出会った頃の悪口ばかりが日々綴られていた。それを読んだマークは黙って出ていく。マークが自分の日記を読んでしまったと知ったブリジット~着の身着のままマークを追いかける。そしてある店から出てくるマークとばったり~マック曰く「これからのことを書いていく君への日記を買いに来たんだ」と~洒落てるオチだ。本作には有名アーティストの曲が何曲も流れる。懐かしい曲、ラブソングいろいろ~
2022.03.20
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◆ハイ・クライムズ◆2022年3月14日 BSテレ東にて放映女性弁護士アシュレイ・ジャッド/クレア・キュービックは建設会社を経営する夫、トム・キュービックと幸せに暮らしていて、待望の子どもがお腹にいることもわかった。しかしある日、夫が逮捕された。実は、トムは過去には別人でロナルド・チャップマンという海兵隊の特殊工作部隊に所属する軍曹だった。かつてエルサルバドルで一般人9人を殺害したという容疑~それから軍を脱走していた。クレアの思いは夫がそんな事をするはずがない~軍事裁判にかけられることになり、クレアが自ら弁護しようとするが、軍事裁判は特殊なため、かつては海兵隊員で軍事裁判に詳しい老弁護士、モーガン・フリーマン/チャーリー・グライムスに手助けしてもらう。どんどん調べていくうちにトムは嵌められたのではないかと~トムの上官たちが犯したミスによって一般人が亡くなった事実を隠ぺいするためにトムが罪を背負わされたと~次々と事実が明らかになったいく。そしてついに無実で釈放となる。クレアは夫トムの無実を晴らしたのだ!が、このままでは終わらない。えっ?そうやろ、やっぱり、そうなるか~というどんでん返しが待ってる。
2022.03.19
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◆チョコレートドーナツ◆2022年3月14日 NHK総合にて放映タイトルのように甘いお話ではない~1970年代のニューヨーク・ブルックリンである男性が育児放棄された障害児を育てたという実話から着想を得て製作された映画。ルディ・ドナテロはゲイバーで女装してショーに出演している。人気もあって、本人は本物のゲイ。ミュージシャンも目指している。ある日、ルディが踊ってる舞台をじっと見つめる男~ポール・フラガー~職業は検察官。ルディとポール、互いに一目惚れ~ポールは職業柄、最初は躊躇したが、二人は付き合うことに~ルディの隣の部屋には母子が暮らしていて、毎晩うるさいほどの音楽が~母親は麻薬をやっている。息子のマルコは知的障害児、ダウン症で母親が男を連れ込んでる時は廊下で立って待っている。やがて母親は麻薬依存症で逮捕されてしまった。残された息子のマルコをルディが自室へ連れてきて一緒に暮らそうとする。しかしルディとマルコは他人で親でも何でもない。未成年の子どもと一緒に暮らすことは法律が許さない。マルコは施設へ連れて行かれる。ルディとポールはポールの自宅で一緒に暮らすようになる。ルディはポールにマルコを引き取って一緒に暮らしたいと訴える。ポールも了解する。刑務所に入ってるマルコの母親に同意書にサインをもらってマルコを引き取って三人で暮らし始めた。マルコの大好物がタイトルにあるチョコレートドーナツ。マルコは知能は人より遅れているが、ディスコダンスが得意で、ルディから物語を聞かせてもらうのが好きで、最後は絶対にハッピーエンドにしてとお願いする。三人での楽しい暮らしは長く続かない~ゲイのカップルが赤の他人の少年と暮らすとは何事だと~マルコは施設へ再び送られる。ポールも検察官の職を失う。裁判で争うが、どうにもならなかった。さらに母親を仮釈放させて再び母親と同居させたのだ。ルディとポールは裁判に関わった裁判長、相手方の弁護士、横やりを入れたポールの上司の検察官~マルコを引き戻す手立てはなくなった。絶望していたルディのもとにあるプロモーターから連絡があり、歌ってみないかと~自分の気持ちを思い切りぶつけて歌うルディ。マルコは母親と元の住居で暮らし始めたが、母親はまた麻薬に手を出し、男を連れ込む~マルコには外へ出ているように命じる。マルコは一人外へ出ていく~ポールはマルコらとの裁判に関わった裁判長、弁護士、元上司に手紙を送りつけた~そこには小さな扱いの新聞記事が添えられていた。橋の下で障害児の遺体が見つかった~その子の名前はマルコ。その手紙と記事を見た関係者の思いは・・・・法律だけで縛るのではなく、子ども、しかも障害のある子ども~一番暮らしたいと思う人といることがなぜ悪いのか?全米で絶賛されるだけの力がこの作品にはある。そう言えば、この舞台のチラシを見たような記憶がある~日本でこの映画が舞台化されてる。ルディ役が東山紀之、ポール役が谷原章介~映画観た後では、なんか納得する配役だな。
2022.03.18
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◆マネーボール◆2022年3月13日 関テレにて放映メジャーリーグのオークランド・アスレチックスのGMビリー・ビーンが球団を再建していく話~ほぼ実話に基づく。ビリーを演じてるのがブラッド・ピット。とても役にハマってる。経営危機に陥り、そんな中で画期的なシステムで低予算でチームを強化し快進撃を続けたアスレチックス~そう言えば、薄っすら自分の記憶にもある。ビリー・ビーンは超高校級の選手で、強肩・強打・俊足~ドラフト1位でメッツに指名されて、名門スタンフォード大の奨学生を蹴ってプロ入りした。しかし結果は鳴かず飛ばず~その後、いくつかの球団を渡り歩くも結果を出すことはできなかった。そこでスカウトに転身して第二の野球人生を歩み始めたのだった。そして今ではオークランド・アスレチックスのGM。アスレチックスはヤンキースとのリーグ優勝決定戦進出をかけてのプレーオフ~先に2勝したが、その後連敗して敗退。しかも主力のジェイソン・ジアンビ~ヤンキースの頃の彼はよくTVで観た~ジョニー・デイモン他1人ら主力がFAで移籍が決まっていた。ビリーはチームの敗退をラジオで聴きながら途方に暮れる。主力がごっそり抜けてその穴埋めをしたいとオーナーに訴えるが、出せる金は限られてると~アスレチックスには金の余裕はない。ヤンキースと比べたら一桁違う~年棒の総合計でもその差は明らか。かつての巨人と広島くらいの差かな~そこで出会ったのがイエール大卒のジョナ・ヒル/ピーター・ブランド~野球は未経験だが、各種統計から選手を客観的に評価する「セイバーメトリクス」を用いてスカウトたちとは違う視点で選手を評価する~低予算でも使える選手、素質を見出されないでいる選手を掘り出し、チームに引き入れる。当然スカウトたちから猛反発を食らうが、ビリーはGMとして自分の考えを押し通す。シーズンが開幕した。それみたことかと、開幕から負け続け~ビリーは動く~選手のデータを考慮し、直ぐに他球団のGMと交渉し、物々交換するようにトレードを次々に決めていく。これ見て納得~だからメジャーは簡単にトレードが決まるんやね。チームは次第に盛り返してくる~GM自ら選手に声を掛け鼓舞する。さらに攻めるビリー~トレード期限切れ寸前に自軍に必要な選手を獲得するために動く。GMって大変~そしてメジャー史上に残る快挙の20連勝をアスレチックスが達成する。そして迎えたリーグ優勝決定戦進出のプレーオフ~対戦相手はツインズ~しかしまたもや敗退。落ち込むビリーにメジャー最高額でのGMオファーがレッドソックスからくる。新たなシステムを導入したことが大いに評価されている。しかしバカにしている保守的な関係者が大半だった。ビリーは悩むが、最終的にはアスレチックスの留まる。レッドソックスはビリーが実践したシステムを導入し2年後にワールドチャンピオンになる。でもレッドソックスは金持ちだし~ビリーはアスレチックスでワールドチャンピオンを目指す。このチームで優勝したいから~
2022.03.17
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◆ドライブ・マイ・カー◆2022年3月16日 TOHOシネマズなんばにて鑑賞アカデミー賞の数部門でノミネートされて、日本アカデミー賞では8部門で最優秀賞受賞、その他の映画祭でも受賞及びノミネートと高評価目白押し~そんなに凄い映画なのか?自分好みの話ではないとわかりつつも、ここは観ておかないとね~村上春樹の同名小説「ドライブ・マイ・カー」と同じく氏の短編小説を混ぜ合わせて、さらにチェーホフの戯曲「ワーニャ叔父さん」の台詞を織り交ぜて構成された物語。これ聞いただけで、ややこしいな!と~西島秀俊/家福悠介と妻の霧島れいか/音~娘がいたが幼い頃に肺炎で亡くし、娘亡き後に悠介は舞台に力を入れる。みさきはTVドラマの脚本を手掛ける~二人の創作作業のベースになってるのがセックスという妙な夫婦~この時点で変や~悠介がこよなく愛する愛車がスウェーデンの車サーブ900ターボ~でも緑内障を患ってきて事故を起こしてしまう。サーブってボルボと同じく頑丈にできてる鉄の塊のような車~以前に悪友が乗ってたので、助手席に何度か乗せてもらったけど、乗り心地は悪くない。妻の音は夫の悠介がいない時に別の男を連れ込んで浮気をする。悠介はそれに気づくが、互いにそれについては何も話さない~話し合わないうちに音が脳卒中で急死する。えっ?ここまではプロローグのような形で、ここから画面にスタッフロールが流れて本編が始まるって感じ~なんやねん!妻の死から二年後、家福は広島国際演劇祭へ招聘されて「ワーニャ叔父さん」を演出する。オーディションを経て、日本人、韓国人、中国人、手話で会話する韓国人が選ばれ、それぞれが母国語で演じるという特異な上演スタイルとなる。そんな舞台観たいと思う?家福が上演会場と宿舎の間を往復する際、サーブを運転するドライバーが三浦透子/渡利みさき~北海道で生まれ中学生の時から母の送り迎えに車を運転していた。運転が下手だと殴られた。土砂崩れがあって母を見殺しにして自分は車で逃げてきて広島にたどり着いた。運転しかできないので車を運転する仕事に就いた。ドライビングには自信あり。舞台の主役、ワーニャに選ばれたのが岡田将生/高槻耕史~家福の妻・音とはTV時代から付き合いのある俳優。家福は音と関係を持っていたのではないかと疑っている。家福の思うようなワーニャを演じられない。映画の後半でとんでもない行動に及んで、結局は舞台を降板することになる。色んな事があって打ちひしがれた家福はみさきと共に、彼女の生まれ故郷の北海道を目指す~広島から北海道~めちゃくちゃ遠いよね~お互いに以前の自分を見つめ直す。結局家福自身がワーニャを演じて舞台は盛況に~自分は村上春樹の小説を読んだことはない、戯曲「ワーニャ叔父さん」の内容も知らない、そんなの知らなくても映画として面白ければそれでいいと思ってる。ところが、この映画は上映時間3時間超、ストーリーが重い~各方面でどれだけ評価されようが、自分にとっては面白くない映画だし、長過ぎる!これで本当にアカデミー賞の作品賞獲ったら大笑い。茶番だ~この作品を評価できない自分が大バカなのかな?でもね前にアカデミー賞受賞した韓国映画「パラサイト・半地下家族」はとても面白い、よくできた映画だと思うよ。本作でけっこう気になったのはタバコを吸うシーンがめちゃくちゃ多いこと~監督が意識して増やしたんだろうと思うが、なんかわざとらしいシーンもあった。JTはめちゃくちゃ喜んでるんじゃないかな~
2022.03.17
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◆ドリーム◆2022年3月12日 NHK総合にて放映1961年アメリカ南東部バージニア州、人種差別がまだ明確に残っていた。そんな中でNASAで働く黒人女性たちにの活躍を描いた実話に基づく作品。ドロシーは計算部のスーパーバイザーで何人もの黒人女性を指導していた。キャサリンは数学の神童としての能力を持ち飛び級で英才教育を受けて来た。メアリーはエンジニアとして男性以上の知識・素養を持ちながら学位がないために正式にエンジニアとして認められなかった。当時はアメリカとソ連が競って宇宙を目指し~まさに一騎打ち状態だった。宇宙開発イコールその科学力が宇宙を利用しての兵器増強につながるから。NASAの総責任者的存在~STGの長アル・アリソン役がケビン・コスナー。米ソの競争ではソ連がガガーリン宇宙飛行士でスプートニクで有人飛行を成功させた。アメリカとしてはなんとしても負けてられないと、ケネディ大統領の厳命でアメリカも宇宙への道を切り拓くべく~先に月へ行けと~ドロシーは配下に何人も部下がいるのに管理職扱いにならない。キャサリンは宇宙船を打ち上げ、軌道に乗せ、再突入、着水までを正確に導き出す重要な計算の業務~しかし職場には明確な人種差別があって、トイレは黒人用の800メートル先、コーヒーも別、重要書類は黒字で伏せられて~メアリーはエンジニアとして働くための資格を得ようと特別講座を受けようと~しかしバージニア州では黒人は受けられない。人種差別によってNASAの業務が滞ってる~人間を安全に宇宙へ送り、無事帰還させる~こんな大事な業務に差別があってもいいのかと~アル・アリソン本部長はトイレの別を撤廃~NASAでの人種の壁を壊していく。ドロシーは新たに導入されたIBMコンピュータの計算部の主任に~黒人女性初の管理職となって黒人・白人関係なく上司として勤務できるようになった。メアリーは黒人女性で初めて専門校の高座を受講し、NASAでは初の女性エンジニアとなった~後のアポロ計画、スペースシャトル計画に尽力した。キャサリンの計算力は正確無比でコンピュータの検算も間違いなくこなしてしまう。女性、ましてや黒人が出席などできない重要会議ではその場で計算式を提示して着水地点を示した。彼女も後々、NASAでは欠かすことのできない存在に~ソ連に遅れて、アメリカもマーキュリー・アトラスで有人飛行を成功させる。その場でキャサリンも最後まで見守る。そしてその先のアポロ計画~月面着陸成功へ~なんかスカッとするいい映画だ。キャサリンの再婚相手に州兵の士官役~マハーシャラ・アリ~アカデミー賞助演男優賞2回受賞している名優。「グリーンブック」よかったよなぁ~
2022.03.16
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◆007トゥモロー・ ネバー・ダイ◆2022年3月12日 BS-TBSにて放映2020年の10月にも同局にて放映007シリーズ18作目~ピアース・ブロスナンのボンドでは2作目。本作でのボンドの敵はジョナサン・プライス/エリオット・カーヴァー~メディア王で中国の将軍と組んでイギリスと中国の間に戦争を起こし、戦後中国での放送権を独占する腹積もり。ボンドガールはミシェール・ヨー/ウェイ・リン~中国の国外安保隊員~ボンドと共にカーヴァーの野望を打ち砕く。単車でのカーチェイスシーンは見せ場。他にもアクションシーン盛りだくさん。前作に引き続きCIAのジャック・ウェイド~ジョー・ドン・ベイカーが登場。本作のボンドカーはBMW750iL~リモート操作ができて、前後に強力な飛び道具装備~前作に続いてBMW~これもタイアップのためか~でもアストンマーティンDB5もちゃんと出てくる~ボンドのプライベートカーとして~この車、一度運転してみたい!ボンドがホッと一息~ウォッカ・マティーニじゃなく、スミノフ・ウォッカをストレートであおる。美味そう!
2022.03.15
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◆イコライザー2◆2022年3月12日 BS12にて放映2020年8月にもBSフジにて放映イコライザーシリーズの2作目。主演のデンゼル・ワシントン/ロバート・マッコール~元海兵隊員で国際情報局(DIA)の凄腕特殊工作員。普段は普通の仕事に従事するマッコール~前作ではホームセンターの従業員。本作では配車サービスのドライバー。仕事の合間に困ってる人、災難に遭った人を見ると助けずにはいられない。同じアパートメントに住む少年は絵の道を志すが、悪友たちに誘われ麻薬の売人の道へ~彼を真っ当な道へ引き戻し、悪友たちとの縁を切らせる。行きつけの女店主の本屋~別れた亭主に娘を拉致されてトルコへ連れて行かれる~トルコに向かう列車内で誘拐犯たちを一瞬で片づける。マッコールの仕事は早い~30秒で終了。DIAでの同僚だったスーザンとデイブがベルギーで発生した仲間の殺害を調べに現地へ~不審な点があり、それに気づいたスーザンがベルギーで殺された。デイブはその調査を~マッコールが引退した後も世話になったりして付き合いのあったスーザンが殺されて、自分でも色々調査していた。ようやく何が起こったかわかりかけてた時に、乗ってきた客に襲われた。しかしマッコールは鮮やかに返り討ちにした。すべてはデイブの仕業だった。マッコール、スーザンとのチームが解体されて暗殺の副業を仲間と請け負ってたのだった。そして感づかれたスーザンを殺したと~マッコールの怒りは頂点に~デイブら全員皆殺しにしようと~マッコールは不死身~4人相手に順番に始末していく。
2022.03.14
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◆南部の反逆者◆2022年3月11日 NHK-BSPにて放映時は南北戦争今にも起こりそうなアメリカ南部、南部の農場では多くの黒人奴隷が働く。イヴォンヌ・デ・カーロ/マンティも農場主の父の娘として育った。母は早くに亡くなっていて~しかしやがて父は亡くなり、借財が残った。そこで知らされたのは、マンティは父と黒人奴隷の女性との間にできた子で~黒人とみなされた。父の財産はすべて奪われ、マンティは奴隷商人の手で売りに出された。そのマンティを5000ドルという破格の値で買い取ったのがクラーク・ゲーブル/ヘイミッシュ~彼も大農場主で多くの黒人たちが彼のもとで働いていた。ヘイミッシュはマンティを黒人として扱わずに好きにさせていた。最初のうちは彼に反抗心を持っていたマンティも次第に心を開き、ヘイミッシュに惹かれていった。ヘイミッシュのもとにはシドニー・ポワチエ/ラウル―が働いていて~彼は幼いころから英才教育を受けて、ヘイミッシュの事業を支えていた。黒人の血が流れるマンティが来てから彼女に対して嫌悪感を抱くようになった。やがて南北戦争に突入し、ラウルーは白人を殴り飛ばして北軍の部隊へ入っていく。ヘイミッシュは南部の大地主なので見つかれば北軍から吊るし首にされる。ラウルーは幼い頃にヘイミッシュに命を救われたと聞き、ヘイミッシュとマンティを一緒に逃げられるように手助けするのだった。
2022.03.14
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◆海峡◆2022年3月10日 BS日テレにて放映2020年5月にもNHK-BSPにて放映東宝創立50周年記念で製作された大作映画。高倉健、吉永小百合、森繫久彌、三浦友和出演。1954年に発生した青函連絡船洞爺丸事故で1000人を超える犠牲者が出て、たびたび起こる遭難事故を受けて青函トンネルの必要性が出てきた。青函トンネル建造時期と映画「黒部の太陽」で描かれた黒四ダム建造の時期がけっこう重なってる。ともに日本の建築史上において一大事業である。そして肝はトンネルを掘ること、その中での最大の壁は流入して来る水との戦い~青函トンネルの場合は海底なのでさらに危険性が高い。高倉健は地質学を修めた国鉄職員・阿久津剛~青森の龍飛で海底と陸地の地質調査を始める。何年もかけて調査し、国鉄上層部もトンネル建築へGO~吉永小百合/牧村多恵は福井で働いていた旅館で自分が原因で火災を起こし死者が出たため、竜飛岬から身を投げようとしたところを阿久津に引き留められた。地元の居酒屋に置いてもらって後に阿久津らの手伝いを~三浦友和/成瀬仙太は両親を洞爺丸事故で亡くし、トンネル建造の職員募集に応募し国鉄職員となる。阿久津は森繫久彌/岸田源助~トンネル掘りの名人と言われる職人の中の職人に頼み込んで工事に参加してもらった~配下の職人を引き連れて作業を進めるが、1カ月で5メートルしか掘り進めないことも~トンネル開通のためにはまず調査斜抗、本坑のためのパイロットになる先進導坑の順に掘っていく。陸から掘り進めて、海底地帯に入ったとたんに流入する水量が増す~作業は困難を極める。作業は滞る、犠牲者も出てくる~でも落ち込んではいられない~前へ掘り進めるしかない。国鉄主体に掘り進めた調査抗、先進導坑がある程度進めてから、本坑を掘るために民間の建築会社が何社も加わる。黒四ダムも数社で同時に掘り進めてた。そしてついに先進導坑が貫通~調査から25年が経過した。後は本坑が貫通し線路を敷く~そこまでの準備が大変なこと。阿久津は線路敷設の管理をしてはどうかと打診されるが、俺はトンネル屋だから、別に話のあったジブラルタル海峡の地質調査に向かうことにした。阿久津は多恵に別れを言いに店に寄る。多恵は命を助けてもらって以来、阿久津に好意を抱いていたが、阿久津は明石海峡の調査に行った時に結婚して息子も生まれていた。多恵は竜飛に骨をうずめる決意をした。羨ましい~吉永小百合のお酌で熱燗を飲んでみたいね。
2022.03.14
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◆大脱獄◆2022年3月9日 BS日テレにて放映高倉健主演、共演が菅原文太という二大スター競演作。ところがポスターにはもう一人のスターの写真と名前が~渡哲也、しかし入院が長引き出演は叶わなかった。まさに幻のポスター。そして実は五木ひろしもいい役で出演が決まろうとしてたが、出演の位置づけが彼の所属事務所の意にそぐわないとして降板となった。高倉健&菅原文太で十分やろ!高倉健演じる梢一郎は網走刑務所に収監されてる死刑囚。日々死刑台で首を吊る姿が浮かび目を覚ます。知り合いの剛田に誘われて強盗に入ったが、剛田が殺人を犯した。それを剛田の仲間と女に偽の証言をされて強盗殺人犯として死刑を宣告されたのだった。網走刑務所に収監された死刑囚7人が協力して脱獄に成功する。しかし仲間割れ、凍死で残ったのは梢と菅原文太/国岩邦造の二人。国岩は母・医者殺しで死刑判決となった。後に梢に告白したのは、貧乏な中ガンで苦しむ母親、その治療をむげに断る医者~母親に殺してくれと懇願されてやむなく母の首を絞めた~腹が立って医者も殺したと~梢と国岩は極寒の中、番小屋にたどり着き、食料がないのでネズミを焼いて食べた~このシーンなかなか凄い。先に亡くなっていった死刑囚を演じた中には室田日出男、加藤嘉、郷鍈治らの渋い役者が顔をそろえた。梢が逃走中に知り合うストリッパーが木の実ナナ。梢を罠に嵌めた剛田を演じたのが田中邦衛~右目を義眼にして、歯は気持ち悪い義歯~けっこう凄みのある顔立ち。国岩が剛田、そしてその黒幕の松井田が同じ列車に乗るという情報を仕入れて、金目当てで梢の復讐に手を貸す。梢は松井田に妹母子も殺されていて絶対に許せない奴だった。松井田、剛田たちは列車で運ばれる炭鉱の給料2億円を狙っていた。その機に乗じて松井田、剛田たちをライフルで吹っ飛ばしていった。しかし途中で国岩が撃たれて亡くなってしまう。梢も最後には撃たれてしまって~その後、一人で函館駅までたどり着き絶命・・・
2022.03.13
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◆影武者◆2022年3月9日 NHK-BSPにて放映黒澤明監督作品~「乱」の5年前に製作。歴史上でも実在する武田信玄の影武者の話。当初は武田信玄役を若山富三郎、影武者役を勝新太郎、本物の兄弟で作ろうとしたが、まず若山が「黒澤はあれこれうるさい監督だからイヤだ」と出演依頼を断った。で、勝が二役をやることになったが、リハーサル段階から黒澤監督との間でトラブル続出し降板となった。そこで、この時点で後の「乱」に主演が決定していた仲代達也を二役で出演させることに決まった。大物ばかりで大変な人間関係だ!「乱」もそうだが、渋い役どころの役者がいっぱい。アカデミー賞では外国映画賞にノミネートされたが受賞ならず~しかしカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した。武田信玄の影武者がいたことは歴史上でも有名な話で、信玄の弟、山崎努/武田信廉がその役を担っていた。本作では信廉以外に影武者を置いた。影武者、影法師はもとはケチな盗人。信玄が存命中に影武者になれと~ところが信玄が合戦中に鉄砲で撃たれて亡くなった。いよいよ影法師が親方役を務めなければならなくなった。それが耐えられずに逃げた。しかし影法師も信玄を心から尊敬していた。信玄の遺体を諏訪湖に沈めたところに影法師が重臣たちの前にやって来て、影武者をやりますと~なんでも言うとおりにしますと~武田家重臣、武田四天王、山縣昌景を大滝秀治。武田家重臣、武田四天王、馬場春信を室田日出男。信玄付きの近習が根津甚八。信玄が側室に産ませた子、武田(諏訪)勝頼が萩原健一。ムチャばかりして、我が強い勝頼、ショーケンにぴったり。結局は勝頼が武田滅亡させてしまうんだから。織田信長を隆大介~「乱」でもいい役だったし~でも後年はあまりいい役に恵まれてないね。いい役者だと思うけどね。徳川家康を油井昌由樹~こちらも「乱」でもいい役してる。信玄、信廉の父、信虎の使者役が志村喬~渋いね。そうそう、信虎って確か信玄に追い出されて今川義元のところへ逃げ込んだんじゃなかったかな。長生きしたし~信玄亡き後、信廉の指示する通り信玄を演じる影法師~仕草も真似て、信玄が跡継ぎと指名した勝頼の息子・竹丸もてなづけた。しかし落馬して着物を脱いだ時に側室たちから川中島での刀傷がないと指摘された~これで影武者だったことが明らかになってしまった。もう影法師を置いておけなくなった。バレた以上は追い出されるだけ~兵士たちからは石投げられて雨降る中とぼとぼ去って行く。信玄が不在となったのだから、家臣たちも当主は勝頼にするしかないと~攻め込むと言う勝頼を止めようとするが、勝頼は聞く耳を持たない。仕方なく家臣たちも勝頼に従う。そして西へ攻めていく~徳川、織田へ向かって~勝頼率いる無敵と言われた武田騎馬隊2万5千~迎え撃つ織田・徳川連合軍~長篠の戦。長篠の戦~織田・徳川軍の鉄砲隊が武田軍をことごとく撃ち滅ぼした。歴史上でも鉄砲隊が活躍した最初の戦だった。影法師も戦場に来ていて、一時は自分が率いた武田軍が皆殺しにされていく~最後は自分も槍を持って突進していくが、鉄砲に撃たれて~川の中に倒れ込んでいく影法師。仲代達也、「乱」同様に本作でも好演だと思う。でも勝新太郎が演じていたらどんな影武者になっていたか~観てみたかったよね。
2022.03.11
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◆もしも昨日が選べたら◆2022年3月9日 TVOにて放映万能リモコンが人生を変えていくというSFのようなコメディ映画。マイケル・ニューマンは仕事最優先に考える建築士。スナック菓子やファストフードばかり好んで食べる~しかも睡眠時間も全然なし~朝起きてテレビを点けようとリモコンを押したら、ラジコンカーが動く、別のリモコンでは車庫のシャッターが開く、別のリモコンではファンが回り出す~あるとは聞いてる万能リモコンがほしいと願ってる。マイケルの美人の妻ドナ、子どものベンとサマンサはマイケルに不満がいっぱい。ベンの水泳大会には来ない、サマンサとのツリーハウスも未完のまま、連休のキャンプは急ぎの設計仕事で取りやめ。子どもの事はドナ任せ~ドナの後ろに映ってるのはヤンキースの松井秀喜のホームラン。万能リモコンを求めてマイケルはホームセンターへやって来た。気持ちよさそうなベッドが並んでて、マイケルは思わず横になって眠ってしまう。気がつくと目線の奥に「BEYOND(その他)」の文字が~奥へ入っていくと、そこに居たのはクリストファー・ウォーケン/モーティ~マイケルが探している万能リモコンをくれた。しかもまだ販売してないからタダだと~何ができるのか?コメディもこなせる万能役者のクリストファー・ウォーケン。万能リモコンを操作して、今まで生きてきた中、過去の行きたい時間に行ってその時の様子を見ることができる。そして自分の都合のいいことをすっ飛ばして先へ時間が進められるらしい~なにかあったら連絡くれと~ドナとの口喧嘩、うるさい子どもたち~鬱陶しいことは飛ばせる。マイケルは社長が気に入らないことを言えば、ストップをかけて悪戯を~社長のパートナーになるまで時間がかかるというのですっ飛ばしてしまった。数カ月と思ってたのが、1年も先に進んでしまった。マイケルは都合の悪い事はなんでもかんでもすっ飛ばしてしまってて~しかし万能リモコンには学習機能があって、一度すっ飛ばした同じ内容の事はその後もずっとすっ飛ばしてしまう。すっ飛んでしまった時間はマイケルには記憶がない。パートナーに昇進したが、ドナと離婚してしまっていた。ドナの再婚相手はなんと息子の水泳コーチだった。マイケルが戸惑ってる時にモーティに連絡しようとしたら、その前に必ず彼が現れる。過ぎた時間は二度と戻らない~俺は天使と呼ばれてるが、黒い天使だ。マイケルからのリモコ返却を却下~リモコンは捨てても、叩き壊してもマイケルのもとに戻ってくる。贅沢な社長業でブクブクになったマイケル~家族とは疎遠に~身体を壊してガンから瀕死の状態~自分の知らないうちに父も死んだ。息子は結婚していた~自分はついにお陀仏・・・というとこで目が覚めたマイケル~気づいたら万能リモコンを買いに行ったホームセンターの中のベッドの上だった。ああよかった、すべて夢だったのか~仕事より家族を大事にしよう~そう心に決めて家に帰って皆でキャンプの予定を~ツリーハウスの約束も~こんなオチがあるだろうと途中から読めてたけどね~そしてマイケルが一人になった時、手ブルの上を見ると、そこにはあの万能リモコンが・・・さらにモーティからの手紙が添えられてて「今度こそ君のために正しい選択をしてくれ。君の友、モーティより」と~万能リモコンを手に取ったマイケルはそれをゴミ箱へ投げすてた。チャンチャン~本作の挿入歌、いい曲がいっぱい~T.REX「20th Century Boy」、ザ・カーズ、U2、エア・サプライ、トトなどなど
2022.03.10
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◆ザ・ロック◆2022年3月8日 NHK-BSPにて放映サンフランシスコ沖のアルカトラズ島にあった脱出不可能な刑務所を舞台にしたアクション映画。ショーン・コネリー&ニコラス・ケイジのW主演。エド・ハリス/ハメル准将はベトナム戦争、カンボジア内戦、湾岸戦争などで散っていった兵士たち、その遺族になんの補償もされなかったことに怒り、その者たちに報いるために同じ志を持つ海兵隊の部下を率いて~猛毒の化学兵器VXガスミサイルを奪い~アルカトラズ島の刑務所跡に見学しに来ていた観光客81人を人質にとった。要求は遺族への補償金と自分達への報奨金1億ドル~要求がのめない場合はサンフランシスコにミサイルを撃ち込むと~撃ち込まれたらサンフランシスコは一瞬にして全員が亡くなる。ニコラス・ケイジ/グッドスピードFBI捜査官~と言っても、現場での捜査官ではなく化学兵器のスペシャリスト。VXガスミサイルを無効化するにはグッドスピードの知識が必要なので、島への侵入に同行させられる。結婚間近なのに文句たらたら~ショーン・コネリー/メイソン~アルカトラズ島の刑務所から脱獄した唯一の囚人だった。実は以前はイギリス情報部員(ジェームズ・ボンドか!)でSASの大尉だった。アメリカでのスパイ活動中に拘束された~イギリス情報部からは見放された~アルカトラズ島から脱獄したがFBIに拘束されずっと連邦刑務所暮らし。アルカトラズ島から人質を救出するため、迷路のような刑務所内に詳しく、進入経路も知っているので同行を求められる。メイソンの釈放の恩赦が~その前に身だしなみを整えたいと願いでる。しかしスキを狙って逃亡する。軍用車輛で逃げるメイソン~イエローのフェラーリで追うグッドスピード。サンフランシスコの街は市電も脱線して大事故、街はグチャグチャ、フェラーリもお陀仏。メイソンは実の娘に会うために逃亡を図ったのだった。この後、グッドスピードとともにアルカトラズ島へ行くことになる。ただ、この時点では釈放の恩赦状はFBI長官によって破棄されていた。アルカトラズ島を占拠しているのは腕の立つ海兵隊なので、侵入するのは海軍特殊部隊ネービー・シールズ~そしてメイソンとグッドスピードも~メイソンの案内で海兵隊に知られることなく刑務所内に入ることができたが、奥へ進むうちに気づかれて待ち伏せに~ネイビー・シールズは全滅する~海兵隊VSネイビー・シールズ、これって完全に同士討ち。メイソンとグッドスピードはなんとか生き残った。ミサイル発射の期限まであとわずか~5基のミサイルを一刻も早く無効化しないと~VXガスが詰まった玉がいっぱい~割れたら島中がアウト。一基ずつミサイル誘導チップを壊していく。海兵隊員たちはメイソンとグッドスピードを追う~二人はミサイルを探す。支払い時間が過ぎたのでハメル准将はミサイル発射命令を下した。しかしサンフランシスコへ撃ち込まずに、わざと海の底へ撃ち込んだ。これによってハメル准将は部下から反発を食らう~内部争いで准将は殺される。暴発した部下たちはミサイルを発射しようと~グッドスピードは最後のミサイルを無効化するが、海兵隊に襲われ危機一髪~相手の口にVXガス玉を放り込んで~自分はガスの解毒剤を直ぐに胸に打って難を逃れる。本部では島ごと破壊しようと爆撃機が発進していた~ミサイル無効化できたらグリーンの発煙筒を振り回せとの指示でグッドスピードは必死で振り回す。一機だけ間に合わず島の先端を爆撃した~グッドスピードも吹っ飛ばされたが、なんとか生き長らえた。そこにFBI長官がやって来て、メイソンはと訊ねる~グッドスピード曰く、メイソンは爆撃で海の藻屑となったと~しかしグッドスピードはメイソンのために逃げ道を用意していた。そしてメイソンからは彼が隠していた~アメリカからスパイ活動で盗んだ情報の在りかを教えてもらう。グッドスピードは新婚旅行の時にメイソンから教えられた教会へ行って缶に入ったフィルムを手に入れる。そこにはケネディ大統領暗殺の真犯人、アメリカの国家機密がいっぱい詰まっていた。
2022.03.09
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◆ツインズ◆2022年3月7日 NHK-BSPにて放映究極人間を作り出すプロジェクトで生まれた双子~知能、体力に優れた超優秀なエリート男性の精子を混合し、美しい女性に人工授精した。狙い通り生まれた一人は頭脳明晰、屈強な肉体の持ち主~アーノルド・シュワルツェネッガー/ジュリアス・ベネディクト~南の島で大人になるまで研究対象として育てられた。しかし二卵性双生児のもう一人が生まれた~ダニー・デヴィート/ヴィンセント・ベネディクトはダメ人間で、直ぐに養護施設へ送られた。ジュリアスは双子の弟が存在すると知り、島を出て会いに行く。ヴィンスは高級車を盗んでは生計を立てるという商売で借金まみれ、倒産寸前だった。ジュリアスは留置場に入れられたヴィンスの保釈金・罰金を払い救い出す。なんだかんだで、二人は双子の兄弟だとわかり合えた。感動の再会じゃなく、初対面。ジュリアスは知らないうちにヴィンスの盗みの手伝いをさせられて~ジュリアスはヴィンスの彼女のリンダと妹のマーニーを紹介される。ジュリアスとヴィンスは母が生きていると知り会いに行くが、ヴィンスだけは同時に盗んだ車に積んでいるジェット機の最新型の燃料噴射装置を密かに取り引きし、大金を得ようとしていた。いろいろトラブルもありながら母のいる所へ行くが、母と思われる女性がいたが、母のメアリー・アンは死んだと言われて諦めて出ていく。ヴィンスは3人を見捨てて一人で取引に行く。500万ドルを手にしたが、殺されそうになり大ピンチ~そこへジュリアスが都合よく現れて悪者退治。兄弟は燃料噴射装置を返し、金も返し、謝礼金を受け取った。それでコンサルティングのベネディクト商会を設立した。それを新聞で知ったメアリー・アンが二人のもとへ~二人が来た時は開発会社の怪しい男だと思ったので死んだと言って返したという。母と兄弟が無事再会。兄のジュリアスは妹のマーニーと、弟のヴィンスは姉のリンダと結婚し、両夫婦には双子が生まれる。ハッピーエンド~ジュリアスがヴィンスを探しに街へ出てきたときに出くわしたポスター~シルベスター・スタローン「ランボー/怒りのアフガン」だろうねこれは~シュワルツェネッガーとスタローンがご対面の粋な演出。
2022.03.08
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◆TAXi ダイヤモンド・ ミッション◆2022年3月7日 BS-TBSにて放映TAXiシリーズの第5作目。本作の舞台はマルセイユ~伝説のタクシー、プジョー407が疾走する。スピード狂警官のマロはパリ警察署で一番の検挙率を誇ったが、パリの街を混乱させるわ、警視総監の女房に手を出すわで、マルセイユ左遷された。その頃、マルセイユではイタリアの強盗団によって宝石店が次々と襲われてダイヤモンドが奪われていた。強盗団はフェラーリ、ランボルギーニのスーパーカーのイタリア車に乗っていて、パトカーでは相手にならない。マロは伝説のタクシー、プジョー407があると聞いて、タクシードライバーのエディにナイジェリアの叔父さんに譲ったというプジョーを送り返してもらう。早速現れた強盗団~イエローのフェラーリ458で逃走しようと~追いかけるマロのプジョー~しかし性能では相手にならず、逃げられてしまう。それに強盗団のボスは元レーサー。マロはエディの姉が車のチューンアップできると聞いて、プジョーをさらにバージョンアップさせる。数日後に世界最大級のダイヤモンド「カシオペア」がマルセイユで展示される~強盗団はそれを狙ってる。カシオペアを強奪した強盗を追うマロのプジョー~今度は真っ黒のランボルギーニ・アヴェンラドールでプジョーをぶっ壊しに来た。でもプジョーも負けてない~1回だけ使用できるターボチャージをスイッチオン~プジョーが飛んだ!カシオペアを奪ったクルーザーへ真っすぐ突っ込んでいく。ランボルギーニは?飛べるわけない~崖に宙ぶらりん。車好きにはけっこう楽しめる映画。
2022.03.07
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◆バトル・オブ・ザ・ セクシーズ◆2022年3月5日 NHK-BSPにて放映1973年、女子テニス界のトップだったビリー・ジーン・キング~キング夫人て言ってたね。そして全米・ウィンブルドンでも優勝し殿堂入りした55歳のボビー・リッグス。二人で行われた男女対抗戦を描いた作品。ビリー・ジーンを演じたのが「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーン。ボビーをスティーブ・カレルが演じた。ギャンブル好きで妻からは愛想をつかされ、それでもなお懲りずに控えることはなかった。年度も優勝して女子テニス界のトップに立っていたビリー・ジーン~テニス協会が発表した賞金額が男子の8分の1~女子の試合は男子のような面白みが少ないと言われ、あまりの男女差、扱いに抗議するものも相手にされず、何人もの女子選手と一緒に協会を脱退する。選手たち、仲間のジャーナリストでスポンサーを見つけて女子テニス協会(WTA)を設立する。今までの慣習を打ち破るように、女子らしいファッショナブルなウェアを取り入れ~チケット販売などもすべて自分たちの手で~全米各地でトーナメントを開催して回る。ビリー・ジーンはその時に美容師マリリンと出会い、夫がある身ながら同性愛へ目覚めていく。ボビーは活躍する女子選手と勝負して、男が強いことを世間に示してやろうとビリー・ジーンに対戦を持ち掛けるが、ビリー・ジーンは相手にしなかった。ビリー・ジーンはマリリンとの仲が夫にバレてしまって精神的にも落ち込み勝てない日々が~その時に一番だったのがマーガレット・コート~ボビーは彼女との試合をセッティングしてあっさりストレートでマーガレットを破る。やはり男の方が強いんだと示した。マーガレットの敗戦を目の当たりにして、ビリー・ジーンはボビーと対戦することを決める。試合では年齢差もあって、ビリー・ジーンがボビーを走り回らせる戦法を取ってポイント差は開くばかり。結局5セットマッチ、3セット連取でビリー・ジーンの勝利。当時、ビリー・ジーンが試合で着用したウェアが本作で再現された。ビリー・ジーンの勝利で女子選手の地位向上が実現した。そして夫と離婚し自分の好きな人と生きていく道を選ぶ。同性愛主義者の運動にも参加した。
2022.03.07
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◆デス・レース◆2022年3月5日 BS-TBSにて放映1975年にカルト的人気を誇った「デス・レース2000年」のリメイク版をジェイソン・ステイサム主演で映画化。彼は「ワイルド・スピード」シリーズ、「トランスポーター」シリーズ~カーアクションはお馴染み。2012年、アメリカでは経済危機の真っただ中~失業者があふれて~ジェイソン・ステイサム/ジェンセン・エイムズも製鉄所閉鎖で失業~その日に妻殺しの濡れ衣で刑務所へ~刑務所も民営化され、ターミナル島刑務所ではデス・レースを全米に中継することで莫大な収入を得ていた。刑務所を仕切る独裁者のような女所長がレースを全て仕切ってる。そのレースのヒーロー、勝利数が一番多いマスクマン、フランケンシュタインことフランク~本作中では顔が出ないが、ゲスト出演のような形でデヴィッド・キャラダインが演じてる~彼こそ「デス・レース2000年」でのフランケンシュタイン役。しかし釈放される5回目の勝利を目前にライバルのマシンガン・ジョーとの一騎打ちで死亡する。ジェンセンは以前は名を馳せたレーサーだった。ライセンスを剝奪された過去を持つ。所長は視聴率維持のためにジェンセンにフランケンシュタインを継がせてレースを再開する。三日間3つのステージで行われるデス・レース~生き残りをかけて死闘が~タイヤで踏めば武器を使えるボタン、防御装備を使えるボタン、ドクロマークはそのまま死へまっしぐら。ジェンセンのマシンはフォード・マスタングV8GT、マシンガン・ジョーはダッジ・ラム、2台以外に最後まで残る中国系アメリカ人14Kはポルシェ911~どのマシンも厚い鉄板、防弾ガラス、武器、ニトロ、スモーク~勝つための色々な装備。レースと並行してジェンセンはある陰謀に気づく~元レーサーの自分を刑務所に入れるために妻を殺させたと~その犯人は同じレースに出ていた。黒幕はもちろん女所長だった。2日目のレースでジェンセンは妻殺しの犯人をあの世へ送った。2日目、ジェンセンとジョーのマシンだけが残った。所長の指示で密かに製造されていた戦艦のようなトレーラーがコースに送り込まれる。無敵のような戦艦から攻撃を受ける2台。ジェンセンとジョーは手を組み戦艦をドクロマークへ送り込む~ドッカン!いよいよ迎えた3日目~勝てば釈放だと女所長から釈放許可証が~ジェンセンとジョーのマッチレース。二人がなにかを企んでる~女所長への復讐も~ラストはメキシコにいるジェンセンとジョー~よかったよかった。
2022.03.07
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◆エベレスト◆2022年3月5日 BS12にて放映タイトルの名の通り、エベレスト登頂を目指す登山家たちの話。1996年に実際に起きた大量遭難事故を事実に基づいて映画化~登場人物の名も実在の人物で出てる。ジェイソン・クラーク/ロブ・ホールは登山ガイド会社アドベンチャー・コンサルタンツ社(AC社)の設立者。毎年顧客を連れてエベレストにやって来る。登山参加者は一人6万5000ドルくらいかかるらしい。そんなに高額なんや!AC隊の隊長として全員の登頂成功を目指す。登頂して、生きて帰ってくるために~登頂を目指すのに一番適した季節~5月にはベースキャンプにはAC隊以外にもいくつもの隊が集まって賑わう。ロブのAC隊のよきライバル、マウンテン・マッドネス(MM)隊の隊長、ジェイク・ギレンホール/スコット・フィッシャー。登頂を目指すために、1カ月以上前から現地に入り、低酸素に身体を慣らすため、身体を動かせるように訓練する。徐々に高度を上げてキャンプを何回か張る。登頂にもっとも適した日が5月10日となり、何チームも登り始めると発生する渋滞。極寒の中で30分以上も立ち往生~ロブとスコットの間で両チームで協力しながら登頂を目指そうと~天候をみながら、晴れ間のタイミングでアタック開始。朝早くから出発して14時頃の登頂を目指し、それを過ぎて時間がかかり過ぎたら酸素が足りない。その時は登頂を諦めて下山することになる。数人が途中で登頂を断念して下山したが、AC隊、MM隊の参加者たちが登頂に成功する。隊長のロブとスコットも~日本人として参加していた、七大大陸のうち六大陸の最高峰登頂に成功した難波庸子~演じたのは森尚子~も登頂に成功。皆の登頂後、嵐が急接近する。酸素不足、身体が動かない~何人もその場で倒れていく。脳内の細かい血管が壊死する脳浮腫、肺に水がたまる肺水腫、凍傷、滑落~ひとり、またひとり命を落としていく。日本人の庸子も下山途中で亡くなる。ベースキャンプからは何度も無線で隊長たちに呼びかける。二人の隊長、ロブもスコットも帰らぬ人に~本作の中では5人が亡くなったと最後のテロップで出るが、実際の事故では5月10日の嵐で8人が亡くなったとある。こんなに危険を冒してまでエベレストになぜ登ろうとするのか?そこに山があるからって本作の中でも言ってるけど、なんだかねぇ・・・
2022.03.06
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◆底抜け大学教授◆2022年3月3日 NHK-BSPにて放映世界を代表するコメディアン、ジェリー・ルイスの底抜けシリーズ~中でも評判の高い本作。もちろん主演・監督・脚本すべてひとりで~「ジキル博士とハイド氏」をベースに作り上げた作品。冴えない化学の教授、ジュリアス・ケルプ~今日も今日とて実験失敗で大学の施設を破壊してしまった~一度ならずも二度も~教授長からこっぴどく怒られる。授業では学生からもバカにされて笑いものに~体力でも全く相手にならない。身体を鍛えようとジムに通うが、ここでも全くダメ。ケルプお気に入りの女子大生、ステラ・スティーヴンス/ステラにも飽きられてばっかり~ケルプは自分のできることで自分を変えることができないかと~人間改造のクスリを発明する。体力抜群で喧嘩にも強い、プロ並みの歌、口説き文句は次々と出てくる~お気に入りのステラも気にしてくれている。自分からバディ・ラブと名乗った~そして一躍学生たちのヒーローに~昼は冴えない大学教授、夜はバディ・ラブに変身して出かける。でも、クスリの利きの影響でいつ元に戻るか~いつ皆に正体がばれるか~最後のオチがまた凝ってる。
2022.03.05
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◆乱◆2022年3月2日 NHK-BSPにて放映巨匠・黒澤明監督・脚本の代表作。シェークスピア「リア王」と毛利元就の「三子教訓状」を元にした歴史物語。フランスとの合作だとは意外と知らないかも~架空の戦国武将、一文字家の当主、秀虎を演じるのが主演の仲代達也。「影武者」に引き続き起用された。他の出演陣は派手さはないが、けっこう渋めの役者揃い。秀虎の三人の息子は長男・太郎孝虎~寺尾聡、次男・次郎正虎~根津甚八、三男・三郎直虎~隆大介。隣国の両家~植木等/藤巻家当主、田崎潤/綾部家当主を招いて巻狩が催された。70歳の秀虎はその場で家督を太郎に譲ると宣言~一の城を太郎、二の城を次郎、三の城を三郎が受け持つ。秀虎はあちこちの城を客人として行き来する~ただし、名目上は大殿であることははっきりしておくと~ここで1本の矢は直ぐに折れても3本の矢は折れない~三人の兄弟力を合わせて国を盛り上げるようにと~ここで三男の三郎が思いっきり力を入れれば3本でも折れてしまうと言い折ってしまう。父からの宣言に納得できずに自分の意見を主張する。秀虎は怒り、三郎を国外追放処分にする。三郎は婿に来てと言われている隣国のひとつ、藤巻家へ向かうことにする。三郎に付いて来たのが家臣の平山丹後~演じてるのが油井昌由樹~彼も影武者から続いて起用されてる。丹後はこの後、秀虎の元に戻るが、秀虎と三郎に忠実に仕える。太郎は一の城で当主の座に就き、秀虎を下座に座らせる。正室は原田美枝子/楓の方。太郎のあまりの変わりように腹を立てた秀虎は二の城の次郎のもとへ行くことにする。次郎のもとへは先に太郎から便りが来ていて、父の振舞いに注意せよと~秀虎側近の一騎当千の家臣を入場させず、秀虎と共に追い出す。秀虎は仕方なく三郎のいない三の城へ~そこへ太郎と次郎の軍勢が攻め込み、秀虎の家臣たちを皆殺しにする。そんな中で、あらかじめ家臣から家督を継ぐのは次郎だと言われていたので~次郎の家臣が太郎を撃ち殺す。かろうじて生き長らえた秀虎。狂人となり果てて城を追い出された。太郎に代わって当主の座に就いた次郎~秀虎と太郎の重臣を追放した。夫の太郎を失った楓は次郎に迫り、脅し、次郎の正室の末の方を殺し、私を正室にしろと迫る。原田美枝子の鬼気迫る演技。もとは秀虎に父母を殺され城を奪われたという恨みを持つ。密かに一文字家を亡ぼしたいと思ってる。狂人となった秀虎はあちこち彷徨い続けて~ずっと側に付き添ってるのがピーター/狂阿弥~道化のように踊ったり、語ったり、歌ったり~本作の中での緩衝材になってる。二人の兄よりも父を慕う気持ちが一番強い三郎は俺が父を引き取ると次郎に話を通す~しかし双方の軍勢が睨み合い、結局合戦に及んでしまう。三郎はようやく探し当てて藤巻家の所領へ帰ろうと~しかし、次郎の鉄砲隊に撃たれて三郎は亡くなる。その姿を見て秀虎もショック死する。次郎の軍勢が出た一の城はがら空きになり、隣国の綾部家に攻め込まれた。そして次郎軍は壊滅する。秀虎も三兄弟もすべて亡くなり、一文字家は滅んでしまう。楓の思いが叶った。次郎の正室、末の方が宮崎美子。その弟、盲目になった鶴丸を演じたのが野村武司~誰?彼が後の野村萬斎。この兄弟の城、両親も秀虎に滅ぼされていた。本作は公開年の興行収入16億7000万円で3位を記録したが、製作費が26億円かかったので大赤字。黒澤の御大、金かけまくってやりたいように撮るからね~
2022.03.05
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◆リベリオン◆2022年3月2日 TVOにて放映クリスチャン・ベール主演のSF映画。第三次世界大戦が終わって設立された都市国家リブリア~二度と戦争が起こらないように感情を持つことを禁じられた社会である。喜び、愛情、悲しみ、憎しみ~あらゆる感情を、感情抑制剤プロジアムを注入することで抑えることができる。それを拒否した者、感情を呼び覚ます有機物~家具、本、絵、生物などなど~それらを所有する者~皆処刑された。反乱者を取り締まる者たちの中でも選び抜かれた、「ガン・カタ」と呼ばれる戦闘術を極めた特殊捜査官/グラマトン・クラリックの一人で、その中でも特に優れたのがクリスチャン・ベール/ジョン・プレストン。プレストンが先頭に立って反乱者を処分していった。プレストンの相棒のクラリックがショーン・ビーン/パートリッジ~色んな作品に出てるね。ある日、パートリッジは反乱者を取り締まった時の本を持ち帰って読んでいた。押収物は処分する規則になっているのに~違反者としてプレストンは相棒のパートリッジを撃ち殺した。プレストンは相棒を失ってからも反乱者を処分し続けるが、ある女性反乱者と話したり、押収現場でベートーヴェンのレコードを聴いたり、犬を抱き上げたり~今までにない感情が自身の中に~そして密かに抑制剤のプロジアムを打つのをやめた。すると、なぜ反乱者を取り締まらなければいけないのかと・・・プレストンは反乱者のリーダーと接触して、国家のリーダーであるファーザーを殺してしまえば社会は変わるはずだと~しかしファーザーの副官らに拘束されたプレストン~それでもファーザーに接触するためにいろいろ試みる。最後はプレストンの独壇場~何十人もの警備隊を片付け、ついに国家のボスも抹殺する。このアクションとプレストンの衣装~間違いなくキアヌ・リーブスの「マトリックス」を意識しまくってる、と言うか、マトリックスそのものだ。
2022.03.04
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◆ニック・オブ・タイム◆2022年3月1日 NHK-BSPにて放映会計士のジョニー・デップ/ジーン・ワトソンは娘リンと一緒にロサンゼルス郊外の駅にやって来た。列車を降りて約束の場所へ行こうとすると、警官のバッジを見せた謎の男と女に連れて行かれる。男はスミス~演技派のクリストファー・ウォーケンが演じる。リンを人質に取って言うことを聞かないと娘を殺すと~ワトソンにある人物を殺すように拳銃とその人物の写真を渡す。そしてその人物がいるホテルへ行くように指示される。その人物とは再選を目指して選挙活動中のエレノア・グラント州知事だった~演じるはマーシャ・メイソン。ホテルで演説会、食事会の予定がいくつもあるからその中で殺害するように命じられるワトソン。逆らえば車の中のリンが死ぬと脅される。何度か知事を撃つ機会はあったが、実行しないワトソン~決行しないワトソンを脅し続けるスミス。ワトソンはホテル内の他の警備関係者に助けを求めるが、全員が暗殺グループの仲間だった。そして選挙活動をともにする知事の夫までもが暗殺に加担していたのだった。さらにそのバックには政界と思われる黒幕が~ワトソンはなんとか味方を探そうと~ホテル内の靴磨きのヒューイを通じてホテルマンやベッドメイクのおばちゃんらが協力する。そしてワトソンはようやく知事と話すことができるが・・・いよいよ演説会が始まった。知事を狙う銃口がいくつもある~知事が助かるのか?ヒューイの助けもあって、ワトソンのもとにリンが戻ってくる。知事を暗殺する理由はなんだったのか?黒幕は誰?いずれも明らかにせずにジ・エンド。それにしても、ムチャ振りが過ぎる映画~駅でいきなり拉致されて、銃を渡されて知事を殺せと~こんな設定はあり得んだろう!
2022.03.03
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◆ビリギャル◆2022年2月28日 NHK-BSPにて放映学年でビリ、偏差値30の女子高生が慶應に合格する~投稿サイトに掲載された実話を書籍化してベストセラーになった~その映画化。ホントかね・・・本当はかなりフィクションが入ってるんじゃないのかな・・・中・高ととにかく友達と遊び惚ける毎日~女子高生、工藤さやかを有村架純。鞄にタバコが見つかり、母の吉田羊が呼び出され~呼び出しも1度や2度じゃない~で、停学処分。母はさやかに塾を勧める。先生は伊藤淳史/坪田先生~彼がいい奴で、うまく生徒のやる気を引き出してその気にさせる。さやかの学力は、驚きの小4レベル~問題やらせたら気持ちいいくらいの0点。思い切って目標は高く~私学の最高峰の慶応義塾大学。とにかくやるしかない~心入れ替えて本気になって取り組んでいくが、慶應の過去問みて唖然~こんなに難しいのか?判定模試ではEランクで合格には程遠い。もう諦めようか・・・先生の助言で、一度慶應のキャンパス見てきたらと~そこに身を置いたら、この大学へ来たいという気がムクムクと~慶應受験、本命は文学部、ダメもとの試しに総合政策学部~先生から合格コーヒーもらって文学部受験の当日に飲む。コーヒーが悪かったのか、試験中に腹がゴロゴロ~何度もトイレに行って不本意な結果に~もちろん不合格。翌日が総合政策学部~苦手の小論文の配点比率が高い。でも難関突破~見事合格。さやかが慶應に合格したら裸で校庭逆立ちで回ると言った担任の安田顕~一緒に卒業記念写真。入学を控えて、東京へ向かう新幹線の中で坪田先生の手紙を読む。ちょっと出来すぎ感いっぱいの映画~人生、こううまくはいかないって~
2022.03.01
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◆続・荒野の七人◆2022年2月28日 BSテレ東にて放映西部劇の名作「荒野の七人」の続編~前作から10年目の設定。原題が「Return of Seven」~七人が帰ってきた。とは言え、前作の豪華キャストとは一変~引き続き出演しているのはリーダーのクリス役のユル・ブリンナーだけ。大農場主、エミリオ・フェルナンデス/ロルカが3つの村から男たち全員を拉致して、自身の鎮魂のための教会を建てようとする。七人はその村人たちを取り戻して、ロルカたちを撃退しようする。前作のような山賊VS村人に比べたら動機づけがイマイチなので、やはり作品自体が盛り上がってない。悪役がよく似合うエミリオ・フェルナンデスの存在感もイマイチ。クリスの相棒役のヴィン~前作はスティーブ・マックィーンだったが、本作ではロバート・フラー~「ララミー牧場」で人気はあったが、マックィーンに比べたら地味過ぎてね~前作で娘と結婚して村に一人残ったチコ~前作ではホルスト・ブッフホルツ~本作では無名の俳優。七人のひとり~クロード・エイキンス。西部劇でも渋い役どころが多い。七人の中でイチバンはウォーレン・オーツ~アクの強い役者で大のお気に入り。でも髭を生やしてない、善人の役どころはちょっとピンとこない。ワルが一番似合う。神父役がフェルナンド・レイ~特に印象に残ってるのは「フレンチ・コネクション」での麻薬組織のボス役かな~最後は七人と村人たちが協力してロルカたちを撃退する。
2022.03.01
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