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先週の火曜日からWine ConnectionのPromotion(値引き)ワインがクリスマス用に一新して飲みたいワインが目白押しですが、その中の1本でラベルの女の子の表情があまりキュートとも思えないけれどTシャツの柄に合わせたスクリューキャップの縞模様が何とも可愛らしいスペインの白に目が留まり「Marieta」を購入しました。 Marieta 2022年 アルコール度数12% アルコール度数 12.5% ラベルをよく見ると生産地はスペイン北西部ガリシア州のRias Baixas(リアス・バイジャス)で、葡萄品種はこの地を代表する「Albarino(アルバリーニョ)」100%のワインです。すぐに初めて飲んだ生産地も葡萄品種も同じでラベルの魚が何とも愛らしいワインを思い出しました。初めてアルバリーニョの美味しさを実感したワインですが、通常価格が40ドル台(4000円以上)なので高値の華になっていました。Marietaは値引きで29ドルです。 1日目は「魚」のラベル方よりちょっと気の抜けたような味わいでしたが(多分アルコール度数の違いで)2日目に実力を発揮し白桃の香りと控え目な酸味は白身の刺身と抜群の相性でした。 因みにMarita(マリエッタ)を調べるとスペインで最もポピュラーな女性の名前として「マリア」の愛称で呼ばれていて、言うなればマリアちゃんと言った意味合いで皆に愛されるワインになってもらいたいという思いで付けられたワイン名だそうです。縞模様のTシャツに飾られた赤い花も気になって調べるとスペインの国花はカーネーションだそうで聖母マリア(またしてもマリア)がキリストを見送った時に流した涙のあとからカーネーションが生えてきたと伝えられているそうです。ちょっとカーネーションには見えませんが💦
2023.11.28
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先週のネットの記事に2025年以降、訪日客の消費税免税を現行の店頭で免税価格で購入する制度から「リファンド型」に改める検討に政府が入ったとありました。 リファンド型は具体的には一般客と同じ免税されない値段(消費税を払う)で購入し(購入記録は税関に)商品を確認後、免税額を受け取るというシステムです。シンガポールのチャンギ空港内にも消費税払い戻しのカウンターがあるので、日本でも出発する空港で消費税の払い戻しを受けるのだと思います。 リファンド型への検討は昨年12月に米アップル社の日本法人「アップルジャパン」が東京国税局の税務調査を受けて消費税を追徴課税された事に端を発するようで、2021年9月期までの2年間で約130億円の追徴課税を課されたとあります。さらに記事にはiPhone 販売などで免税要件を満たさない取引を見抜けなかった多数の例を指摘され、国税庁が21年7月から22年6月の1年間に実施した法人調査でも2万4千件の消費税の申告漏れがあり、追徴課税は計869憶円と前年の20%増のようです。 免税で購入した物を日本国内で転売する事例も多いようで、リファンド型が一般的な海外の国と比べてゆるい制度の中で必然的に起こった犯罪です。 因みにiPhone15の世界での値段のグラフを見てみると一番安いのは中国、次はアメリカで日本は3位となっています。これに免税となれば確かに旨味があります。シンガポールは14番目で1299ドルからとあるので143000円ほどになります。以前にマレーシアに住む知人がマレーシアのiPhone の値段が高いのでシンガポールに買いに行きたいと言っていたのを思い出しました。微妙に値段の違うiPhoneですが、ブラジルとトルコの値段が抜きんでて高いのは何故なんだろうと素朴な疑問もあります。 余談ですが、海外に2年以上住む日本人対象の免税制度も先月帰国時に制度が変わり大使館が発行する在留証明書が必要な事を知りました。犯罪が多発すれば普通の庶民にも迷惑がかかるのは必至で政府のしっかりした対応を強く望みます。
2023.11.27
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今朝のネットの記事に「ユニクロ 人気コラボに殺到 開店前から行列」の記事があって、ユニクロがコラボした人気ブランドがイギリスの「アニヤ・ハインドマーチ(Anya Hindmarch)」である事を知りました。初めて聞くブランド名で検索してみると目のモチーフが特徴の可愛らしい商品や使い勝手の良さそうなトートバックが出て来ました。 左がオリジナルのアニヤ・ハインドマーチのポケット・トートで素材がキャンバス地とエコレザーのため値段は127,600円もします。右がユニクロとのコラボ品のパッカブル・バッグでチャームバッグにバッグを収納して持ち歩け金具付きなので収納後はストラップとしても使えるという機能性の高い物のようです。値段も 1,990円なので割安感があります。ただあまりの人気に多くの人が同じ物を持っていたらと思うとちょっと引いてしまう感じも・・💦 11月23日に発売し数時間で完売した商品も多いようで、新たに29日から12月3日までオンラインストアのみ予約販売を受け付け来年の2月下旬に発送予定でユニクロは全ての購入希望者に商品を届けたいとホームページにコメントしています。 アニヤ・ハインドマーチは1987年にロンドンでアクセサリービジネスを立ち上げた女性自身の名前だそうで、特に合理性(使い勝手)を追求したコレクションを生み出しているというのは商品の画像を見るだけで十分頷けます。何が世界的にヒットするのか分からないなぁというのも実感させられます。 ユニクロの事業の展開も「流石だなぁ」と感じ入る事が最近多く、以前に「世界中に派遣するユニクロの社員にまずは働かずにそこに住む人達と同じような生活をしてその地で何が必要なのかを徹底的にリサーチさせる」というのを読んだ事があって、このアニヤ・ハインドマーチとのコラボも今何が受けているのかのリサーチのお陰なのかなと思います。 シンガポールでも何店舗も展開し売り上げ好調なユニクロで果たしてアニヤ・ハインドマーチとのコラボ品が販売されているか見に行くのが楽しみになりました。
2023.11.25
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今朝のネットの記事に今年は小津安二郎監督の生誕120年(1903年12月12日)没後60年(1963年12月12日)という節目の年で12月8日から14日まで「Bunkamura ル・シネマ渋谷宮下」で上映される「東京物語」や「父ありき」など12の作品の発表がありました。 東京物語に主演の原節子(1920-2015) 東京の女に出演の田中絹代(1909-1977) 伝説の監督とも言われる小津監督の映画を日本では1作品も見ていなかったのに、来星後たまたま「NUS(シンガポール国立大学)」のイベントで「東京の女(1933年上映)」を初めて見ました。随分前の事で見た映画を「原節子」主演の「東京物語」と勘違いしていた事に今日気付きました。 「東京の女」を検索すると主演が「岡田嘉子」、昭和の名女優「田中絹代」は岡田嘉子演じるちか子の弟の恋人役で出演していました。特に岡田嘉子の所作や言葉遣いの美しさが白黒のスクリーンの中で映えていた事だけはしっかり記憶に残っています。ただ岡田嘉子の実人生は駆け落ち事件から、1937年の恋人とのソ連亡命などドラマ以上の波乱万丈があったようです。 田中絹代も気になって調べてみると1975年~1977年に放送された萩原健一主演のドラマ「前略おふくろ様」で萩原健一演じる料亭の板前「片島三郎」の母親役で名前が出ていて驚きました。秀逸な倉本聰脚本で桃井かおりや川谷拓三など個性的な俳優が脇を固めた昭和の名ドラマとして歴史に残っていますが田中絹代が実際に画面に登場したか全く記憶がありません。確認のためにも是非もう一度見直してみたいドラマです。 戦前、戦中、戦後という日本の激動の時代を生き抜いた女優の生き様にも思いを馳せて小津安二郎の映画を堪能したいものです。
2023.11.24
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HOUGHTON Reserve Cabernet Sauvignon 2020 アルコール度数14% チャンギ空港の免税店で西オーストラリアのパース郊外にあるワイナリー「HOUGHTON(ホートン)」のワインを見つけて2005年にパースを訪問しワインの銘醸地「マーガレットリバー」や「スワンバレー」に行った事を懐かしく思い出しました。パース訪問はマーガレットリバーでのワイナリーツアーが一番の目的でスワンバレーの事は現地に住む友人から聞きその時初めて知りました。 改めて「地球の歩き方 オーストラリア」を見るとスワンバレーは4万年前のアボリジニの集落村が発見された事や30ほどのワイナリーがある事で観光名所にもなっていると書かれていました。スワンバレーのワイナリーの中で友人のお薦めの「HOUGHTON」に連れて行ってもらい、中に入ると試飲コーナーの雰囲気とか「お金持ちのワイナリー」という感じがしたのを今でも覚えています。そしてそこで購入したのが「White Burgudy 2005」でワインの知識が多くない私でもフランスのブルゴーニュ地方のワインの呼称である「Burgudy(バーガンディー)」を果たしてワイン名に使っていいのだろうか・・?という疑問が実は今でもずっとあって、私にとっては忘れらないワイナリーの1つです。 今回購入のCabarnet Sauvignon2020年のラベルにはHOUGHTONが1836年設立の歴史あるワイナリーであること、このワインは10年間セラーに寝かせておけるワインである事が書かれています。勿論待ち切れずにすぐ飲みましたが、味わいよりも2005年のパース訪問の事を懐かしく思い出させてくれたのが何よりです。
2023.11.23
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前回の帰省の時には気が付かなかった「札幌駅前通地下広場(通称チ・カ・ホ)」が今年で10年目を迎え札幌駅からすすきの駅まで地下歩道で繋がり画期的に便利になっていました。広場では道産品の展示や親子向けに紙芝居のイベント等も行っていて温かい雰囲気がありました。 照明を落とした地下広場では低温量で心地良い音楽が流されその一曲が1972年の札幌冬季オリンピックのテーマソングでトア・エ・モアが歌う「虹と雪のバラード」でした。ちょうど2030年の冬季オリンピックを札幌市が辞退したニュースの後だったので、複雑な思いとかつての古き良き時代の事を考えてしみじみしました。 1972年と言えば日本は1955年に始まった「高度経済成長期」が終了する前年で日本経済は年平均で10%もの成長を続け自動車産業、電気機械業、化学工業、造船業などのメーカーが海外から革新的な技術を採り入れ新しい設備を導入するなど活気溢れる時代でした。 改めて高度経済成長を果たせた要因を調べてみると3つの要因 ①人口の増加 ②産業ごとの生産性の上昇 ③産業構成の変化と出て来てやはり人口が経済成長の要になっている事を痛感させられます。 そして高度経済成長が終わった大きな理由が1973年の第4次中東戦争による「第一次石油危機(オイルショック)」というのは世界で起こる紛争がいかに経済に影響するのかという証になります。 今後の日本経済の行方を左右しかねない「人口減少・少子化」「戦争・紛争」を過去の事例と照らし合わせて少しでも明るい日本の未来のために解決しなければならない問題が山積しています。 余談ですが、1972年札幌オリンピックフィギアで銅メダルのジャネット・リン選手(当時16歳)は転倒した後の笑顔のあまりの可愛らしさに「銀盤の妖精」として長く道民の記憶に残っています。彼女が真駒内の選手村で滞在した部屋の壁に「Love & Peace」とサインした思いもまた長く引き継がれていくのだと思います。
2023.11.22
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今回の一時帰国中に今年7月にオープンした水族館「AOAO SAPPORO」に行って来ました。一番の見どころが「ペンギン館」と聞いていたのでペンギン好きの私は期待で一杯でした。 写真は北海道でペンギンが見られる8ヵ所の動物園・水族館でもAOAOだけで出会える「キタイワトペンギン(Northern Rockhopper Penguin)」で目の上側にある長くて美しい黄色い羽根と両足でホップして(飛び跳ねて)移動する習性が特徴のベンギンだそうです。自由に飛んで移動出来るように展示も高さを変えた六角形のブロックを用いています。人とペンギンの距離が近く、周りからも「近いねぇ~」と感嘆の声が上がっていました。 キタイワトペンギンの説明 北海道でペンギンに会える場所 ペンギン館と言えば北海道では旭山動物園が特に有名ですが、こんなにたくさんの動物園や水族館で色々な種類のペンギンが見られる事を知りませんでした。 そして実はAOAOのペンギン館で一番印象に残っているのはスタッフがペンギンの所にやって来てそっと一匹のペンギンを愛おしそうに後ろから抱いて目薬を差していたことです。たった一匹だけで他のペンギンを見ている様子も無くすぅ~っと近づき、ペンギンも全く嫌がる様子も無かったので動物たちとスタッフの心の絆みたいな物まで感じてしみじみしました。やっぱり動物は見ているだけで癒されます。癒しから一転、この後バタバタと新千歳空港に向かいました🛬
2023.11.20
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久々の一時帰国で酒税の高いシンガポールに比べて日本で販売しているワインの値段が店頭ではいくらぐらいになっているのか興味津々でした。 2020年 375ml アルコール度数14% 「神の雫」で紹介した2001年 まずはJR札幌駅内にある大丸デパートのワイン売り場で色々物色していると何と「Chateau Mont -Perat(シャトー・モン・ベラ」のハーフボトルを見つけました。漫画「神の雫」の記念すべき1巻目の第3話でヴィンテージ2001年を紹介して以降、酒屋でもネットショップでも入荷卸売り切れが続いた伝説のワインです。ラベルをよく見ると2001年が「Grand Vin de Bordeaux」の表示があるので2020年は格下と思いますが、それでもモン・ペラは一度飲んでみたかったワインで2200円というお値打ちです。 漫画「神の雫」の巻末の「Ch.モン・ペラ '01 試飲会」のページに「凄い力強さですね。2時間前に開けておいたのにこんなギンギンなんじゃ、開けてすぐだとアタック強すぎて飲みにくいかも」「一番目立っているのは、プルーンのエキスのような完熟した黒い果実の味わい」「黙ってこのワインを出されたら5大シャトーだと思っちゃいますよ。それぐらいのレベルですよ。重みもあるし、品もあるし」等々激賞のコメントが並んでいます。 果たして2020年の味わいは・・Grand Vin~とはやはり違うのかなというのと、待ち切れずに開けてすぐ飲んだせいかやはりちょっと硬さのようなものがあった感じです。悔やむのはもう1本購入してシンガポールに持ち帰らなかった事です。少しセラーで寝かせて飲む2時間前に開けて・・とか色々考えますが、それは本帰国の後で🍷Corbelli Primitivo 750ml 2021年 アルコール度数13% 同じ大丸デパートで1700円(シンガポールに比べてかなりのお値打ちです)で購入のイタリアのプーリア州の葡萄品種「プリミティ―ヴォ 100%」はやっぱりイタリアワインは飲みやすいを実感しました。
2023.11.19
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先月末からの一時帰国で感動したのはやっぱり「紅葉」でした。28日と29日に「北大金葉祭」が開催されるのをちょうど28日にテレビのニュースで見て翌日行ってみました。 北海道大学の正面玄関から入ると構内は紅葉した樹木に溢れ、写真では伝えきれない絶景でした。日本を一時離れて良かったと思う瞬間でもあり、もしずっと日本に住んでいたらここまで四季の美しさに感動する事はないのではとも思います。肌寒いライトアップ前の夕方でしたが、息を飲むように立ち止まって紅葉に見入ったり写真に収める人達の姿があちこちで見られました。ネットの画像から。 ふと北海道大学の「北大金葉際」というのは日本にいた時には聞いた事がなかったなぁと調べてみると2012年10月が一回目でした。北海道大学の学生約70名が中心となって企画・運営しているお祭りで「銀杏並木」の夜間全面ライトアップが一番の見どころのようです。実は寒さに耐えられずに今回はライトアップを待てずに北大構内を後にしてしまったので、来年本帰国をしたら厚着をして見に行こうと思っています。 話は変わって一時帰国の楽しみの1つに海外に2年以上住んでいる人を対象にした「消費税免税制度」があります。紅葉に感動した翌日ユニクロに行って何点か選びキャッシャーでパスポートを提示したところ「在留証明書も必要です」と言われ驚きました。今年の4月から新しい制度になったようで各国の大使館が発行する「在留証明書」を持参しなければ免税にはならないと言う事でした😿事前にしっかりと情報収集する事の大切さを痛感です。下記がシンガポールの日本大使館のサイトにある情報です。『現在、消費税免税制度を利用するための在留証明を申請する方が多く、領事窓口で申請するための予約が取りづらい状況となっております。在留証明(含む消費税免税制度を利用)の申請であればオンライン申請が可能です』
2023.11.18
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