星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2020.10.29
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テーマ: 読書(9631)
​ シンガポールのホテルと言うと最近は最上階が船の形になった庭園とプールがある「ベイ・サンズ」が有名になっていますが、格式、伝統で言えばやはり「ラッフルズホテル」が一番だと思います。


ホテル中庭にある「ラッフルズ卿の胸像」     ​マーライオンの真正面にベイ・サンズ​

 ラッフルズホテルが設立されたのは1887年でホテル名はシンガポール創始者であるスタンフォード・ラッフルズ卿に因んで名付けられました。当初は10室のバンガローのみでしたが、20年後には素晴らしい外観を持つ本館が建設され、また1989年からは2年半かけて1915年当時の栄光ある外観を復元する改築工事が行われました。

 そして2017年から2年ほどかけて再度改修工事が行われ、2019年8月にリニュアルオープンしています。改修工事が少し始まった頃に「ラッフルズホテル内ツアー」が企画され、泊り客でも見ることが出来ないという所にも入りガイドさんの説明が聞けるということで友人と参加しました。

 「マイケル・ジャクソン」が宿泊したというスィートルームも見ることが出来ました。部屋以外の回廊のようなところも全て個人用で宿泊費用を聞いただけでも驚き、正直それがいくらだったのかはっきり覚えていないくらいです。



 また、イギリス人作家「サマセット・モーム」が「月と6ペンス」を執筆したホテルとしても有名で、1919年に出版された31年後にシンガポールを再訪してラッフルズホテルに滞在しています。写真の下に「S ​​omerset Maugham(サマセット・モーム 写真右側 1950年」76歳の時の写真です。

 「月と6ペンス」がサマセット・モームの作品であることは知っていても、内容が画家ゴーギャンをモデルに描いたものであることも知らなかったので、早速紀伊国屋書店で文庫本も購入し後日、最初の1ページを開くためにラッフルズホテルへ向かいました。



『追記』2025年1月28日


1冊の本のようです。  ​ お通しとウェルカムドリンク。

 昨年11月に帰星した際に友人とラッフルズホテルの​​
アフタヌーンティーに行き、その時同じ階に「ライターズ・バー」がある事を初めて知りました。サマセット・モームが「月と6ペンス」を執筆した裏話とか聞けるかもと思い、翌日の夕方に1人で行ってみました。「ロング・バー」よりも落ち着いた歴史を感じさせるカクテル専門のバーで、関に着くとすぐ装丁本のようなメニューをスタッフが持って来てくれました。メニューにはサマセット・モーム以外にジョセフ・コンラッドやアンドレ・マルロー等10名ほどラッフルズホテルの滞在でまるで霊感を与えられたように作品の構想を得た作家の紹介とそれに因んだお勧めのカクテルがありました。

 サマセット・モームに因んだカクテルと思いましたが、ワインに惹かれ「SPARKLING STONE(シャンパンをベースにラム酒、カモミール、ハチミツ、オレンジの花等をミックス)を注文しました。まずはウェルカムドリンクを飲みながら店内をじっくりと観察し、スタッフにサマセット・モームについても聞いて見ましたが、残念ながら特筆すべき情報は得られませんでした。



 メニューの中にサマセット・モームの「ラッフルズ、その名は東洋の神秘に彩られている」の言葉やお気に入り場所だった「Palm Court」内のプルメリアの樹の下の事が書かれています。改めてウィキペデアで1919年初版発行の「月と6ペンス」を調べてみると、ベストセラーになったのはイギリスやフランスではなくアメリカでした。5回ほどノーベル文学賞の候補にもなっています。プルメリアの熱帯の香りからゴーギャンの最期の地「タヒチ」を思い浮べたのか、改めてゴーギャンの人生を書いてみようと思った経緯に興味が惹かれます。




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最終更新日  2025.01.28 14:31:23
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