星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2022.03.18
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 昨日のNHKで福岡産の「養殖生牡蠣」が初めてシンガポールに出荷されるというニュースを見ました。長く日本産の生牡蠣をスーパーで見ることが無くなり「どうしてだろう?」と思っていましたが、シンガポール政府の衛生管理の基準が厳しくシンガポールに輸出出来ない状態だったようです。

 ネットに詳細な記事もありました。
『福岡県は県産の殻付きのカキを、シンガポールへ初めて輸出すると発表した。福岡市や同市漁業協同組合唐泊支所と連携し、博多湾で養殖された「唐泊恵比須(からとまりえびす)かき」を主に生食用として出荷する。現地の小売店で 3 10 シンガポールドル(約 840 円)で販売する予定だ。輸出を通じて県産食材のブランド化や 1 次産業の収益向上につなげることを狙う。
シンガポールが定める衛生管理の基準を満たし、問題が起きた場合の回収計画なども策定したことで、同国政府から輸出が許可された。現地では 18 27 日に販売する予定。』

 具体的に販売の日程や値段まで情報があるのは本当に嬉しいです。小売店とあるので「明治屋」か「ドンキ」で購入可能と思うので早速今日行ってみるつもりです。

 テレビのニュースの中では漁業担当者が「シンガポールには様々な国から牡蠣の輸入があると思うけれど、福岡産の牡蠣を気に入ってもらえたら嬉しい」とコメントをしていましたが、本当に生で食べられる牡蠣というのはここでは難しいというのが現状です。

 牡蠣で思い出すのが2014年に日本に一時帰国した際に偶然札幌のススキノで見つけた屋台「五坪 Gotsubo)」で食べた厚岸産の牡蠣です。「焼き」でも「生」でも確か一個105円でした。値段も味も私には絶品で、2016年の一時帰国の時は友人を誘って行きました。

 もし福岡産の牡蠣が購入出来たら、お祝いにワインは「ルイ・ジャドのシャブリ」を用意しようかと思っています。

 下記は昨年の12月に書いた日記の一部ですが、漫画「神の雫」の第4巻の「今夜使えるワイン談義」の第20回「シャブリと生牡蠣を大検証」です。

 作者の1人「亜樹」さんと漫画家の「オキモト」さんがブラインドでシャブリを飲んで生牡蠣と一番相性の良い物を選ぶというものです。



​A:「ヴェルジェ」の1級畑 2003年
B:「ルイ・ジャド」の村名 2002年
C:「ウィリアム・フェブル」
の1級畑 2003年
D:「ヴァンサン・ドーヴィサ」
の村名 2003年
E:「オリヴィエ・ルフレーヴ」の
1級畑 2000年
(漫画の発行年は2005年)

 抜群の相性は「B」の値段としては一番手頃な「ルイ・ジャド」のようです。それはシャブリが2つのタイプに分かれるからと説明があります。所謂1級畑で作る高級シャブリは「厚みがあって果実味が強く、バターの風味を持つタイプ」で生牡蠣とは合わず、「ミネラル感が強くドライなタイプ」のルイ・ジャドが合うとあります。

 ルイ・ジャドはスーパーのワインコーナーでも普通に売れれていて40ドル台は決して手頃ではないですが、久々の生牡蠣記念日にはぴったりなワインだと思います。






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最終更新日  2022.03.18 10:58:47
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