星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2023.01.26
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 先週から始まった「土曜ドラマ 探偵ロマンス」の大正ロマン溢れる映像も魅力的ですが、初回は草刈正雄さん演じる探偵「白井三郎」のアクションに度肝を抜かれました。70歳とは思えない身のこなしと姿勢の良さは普段から鍛え上げている賜物だと感嘆です。

年齢を重ねる毎に味のある魅力的な演技で2016年の大河「真田丸」ではコミカルな演技も随所にあり主役を食っていると高い評価があった事も記憶に新しいです(息子信勝が朝廷からの官位受託を躊躇している時、草刈さんの「貰える物は病気以外何でも貰っておけ」という台詞と演技には思わず吹き出しました)



そして私にとって草刈正雄さんのドラマで今でも印象に残っているのは桃井かおりさんと共演した2003年の「伝説のマダム(全11回)」です。桃井かおりさん演じる「幸せのウェディングドレスを作る」ドレスデザイナー「マダム・マリ」が手掛けるドレスとそれに纏わる恋人同士、家族愛などの悲喜こもごもを描いています。

草刈正雄さん演じる「ゼームス牧師」はマダム・マリが欠かさず墓参りをしている「故・初島ダイゴ」のかつての親友でダイゴのお墓を建てた人物という設定です。出演回数は少なかったと思うのですが、ラスト2回ほどでマダム・マリとゼームス牧師が繋がる過去の経緯、驚きの結末、そして当時としては結構画期的だったと思う「ジェンダーを奇抜に取り入れたストーリー」等々がこのドラマが今でも秀逸だと思う理由です。勿論2人の名演技の相乗効果もあり、特に思い出すのはゼームス牧師の全てを受けいれたかに見える慈愛に満ちた表情です(残念ながらこのドラマにアクションシーンはありません💦)

改めて調べてみると原作(漫画)は「横谷順子」著の「男たちのウェディングドレス」で10年の構想期間を経て実現したドラマで、それだけスタッフ達の制作にかける意気込みがあったのだと思います。因みに朝ドラ「舞い上がれ」に出演中の永作博美さんもマダム・マリの助手役で出ています。

 機会があればもう一度見てみたいドラマです。そして「探偵ロマンス」の残り3回、また草刈正雄さんの大・アクションシーンがあるのか目が離せません。





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最終更新日  2023.01.26 13:28:43
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