星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2025.09.26
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カテゴリ: 本帰国で再発見!




 アンパンマンのテレビ放送が始まった1988年は私は既に社会人で、アニメをじっくり見た記憶がないまま何となく好きなキャラクターは「バイキンマン」と思っていました。そのバイキンマンについて
「健康な社会のために良い菌と悪い菌のバランスが必要である事、一つが絶滅するともう一つも絶滅する」と説明していてなるほどなぁと思い、一層バイキンマンが愛おしくなりました。思い返せば「アンパンマン」って凄いと教えてくれたのは語学学校で働いていた時の同僚の中国系カナダ人でした。カナダでもアニメが放送されていて「Eat my Head!って凄い発想だよね」と言われ、初めてちょっと変わったヒーローに興味が湧きました。そして今回の朝ドラでアンパンマン誕生にはやなせたかしさんの戦争体験が色濃く反映されていて世界平和と変わらない正義を望む思いが溢れている事を知りました。。脚本を担当した中園ミホさんが小学生の時にやなせたかしさんと交した文通体験等なども脚本に更なる色どりを加えてくれたようです。

 主人公の暢ちゃん以外でかなり注目を浴びた妹の蘭子の恋の描き方も素敵でした。ネットの記事には蘭子のモデルは作家・脚本家の「向田邦子」さんでは?というのを見つけ驚きました。実際にやなせさんと向田さんは仕事上で付き合いがあったようで、その凛とした姿にはやなせさんも感銘を受けていたようです。八木と蘭子の恋は架空のお話しですが、26週放送の取材のために海外に向かう蘭子に「ちょっと早いけど誕生日カードを」と渡されたカードに指輪が添えられていたのは視聴者にとってはサプライズでした。ふと向田さんが1981年に取材のための海外渡航中に飛行機事故で亡くなった事を思い出しました。やはり蘭子のモデルは・・と。ただ今朝の「あさイチ」で視聴者から「八木さんと蘭子はその後どうなったんですか?」と質問があり、辛い戦争体験を抱える2人にはドラマの中では幸せになって欲しいなぁと思いました。

 テレビ放送が始まった10月3日は「アンパンマンの日」だそうで、この日はあんぱんを食べながら改めて戦争の事を考えてみたいと思います。






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最終更新日  2025.09.27 10:13:23
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