広島カープ考察

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2013.03.05
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カテゴリ: 広島東洋カープ
 『あなたの売りは何ですか?』

 少しご報告を一つ、タイトルはこれまで『正念場選手たち』となっていましたが、よくよく考えてみますと中村恭平ら若手選手には当てはまらないということに今更気づき、『ボーダーライン』に変更させていただきました。

 このシリーズも大島、永川、中村恭平と3人続いてきましたが、今回は最も期待されている投手である戸田隆矢について見ていきたいと思います。
戸田は2011年ドラフト3巡目で指名された高卒左腕投手、広島の高卒左腕は全く育たないというジンクスがあり、個人的には不安視していましたが、1年目から先発投手として11試合に登板し、フェニックスリーグでも先発投手として経験を積むなど上々の滑り出しを見せました。
ただし、少し意地悪な見方をすれば、斉藤や相沢、伊東らも最初の1年目は上々の滑り出しをしていただけに真価が問われるのは2年目だということを忘れてはなりません。
それでも戸田の場合は他3投手とは違って少なくともここまでは順調であることは確かであり、高卒二年目ながら新加入の久本と共に先発投手として期待を掛けられる存在としてクローズアップされ、様々な広島ファンの方からも絶大な期待を掛けられています。
しかし、私個人としては戸田に対して少々気掛かりな点が一つだけあるのです。

 それは戸田の投手としての特徴のなさにあります。
主力投手としてのし上がっていく投手には与四死球率や球威面、奪三振率のいずれかに秀でた能力があるものです。

現在広島の主力投手として活躍している前田健太や今村、福井、野村の4人衆も同様です。
前田健太は与四死球率に優れ、福井は奪三振率、野村は与四死球率、今村(二年目から頭角を現したので二年目の数字で見ました)に至っては奪三振率、与四死球率の両方が優れていました。
ちなみに斉藤は元々三振奪取型の投手で、奪三振能力に優れていたのですが、二年目以降明らかに迷走してしまい、今現在は完全に持ち味がなくなった投手となってしまいましたが・・・。
それによって、自分の持ち味が何であるかということの確認や投球の軸、課題などがはっきりと見え、それらのことこそがこれから自分の歩むべき道筋を示してくれるのではないかと思います。

 ところが一年目の戸田の成績を見ていきますと、奪三振率が5.85、与四死球率が3.78という数字で、フェニックスリーグでも4.91と4.09とどちらも低い数字を残していることが分かります。
つまり戸田には持ち味や投球の軸、課題といった部分が不透明であり、厳しい言い方ですが現状はただ闇雲に投げているだけなのではないかと感じます。
また、特徴や売りとするものがないだけにこういった場合だと育成しづらく、特徴のない中途半端な投手になってしまうのではないかという面があり、個人的にその部分が気掛かりであることは否めません。

 とはいえ、経験を積んだと言ってもまだ11試合程しか投げていない体も華奢な2年目の高卒左腕です。
これから体が大きくなり、成長していく年齢なだけにこのような技術的視点は外しやすく、私の心配も杞憂に終わる可能性も大いにあり得ます(というよりかは是非是非杞憂に終わってくださいな^^;)。
個人的には今年一年はしっかりと二軍で経験を積み、2年目の後半~3年目に大きく成長した姿を見せてもらえたらと思います。






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最終更新日  2013.03.05 23:30:57
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