広島カープ考察

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2017.02.15
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カテゴリ: 野球
 『今度は打撃陣が台頭の兆し』

 それでは引き続き、オリックスの野手陣について見ていきたいと思います。
昨年のチーム成績は打率、得点、OPSといった指標がいずれも最下位と奮わない結果になりましたが、後半に新人の吉田正や移籍2年目のの中島の復調など来季に向けて明るい材料を見出してシーズンを終えました。

 今年の打線の中核となる選手は勿論吉田正、長打力は言うまでもなく抜群に高く、スラッガーでありながらミート力も高い(6.79)上に選球眼(.735)も申し分なしと非の打ち所がない打撃内容を見せており、4番は間違いないでしょう。
ちなみに守備面でもCBRFでは良好な数字を記録しているので守備も問題がなく、よくこの選手が競合もせずに単独指名できたのは奇跡としか言いようがありません(昨年のドラフトで言いますと阪神の大山が指標上では同じ立場でしょうか)。
個人的にはWBCをもう数年待ってもらえれば間違いなく侍JAPANの主軸を張ったであろう打者です。
ただし、唯一心配なのは体調管理、フルスイングをしているので腰痛になりやすく、現に昨年も腰痛で離脱してしまうなど果たしてフルシーズン持つのか、この一点だけが気掛かりです。
もう一人が中島、復帰1年目は奮わない成績に終わりましたが、終盤に復調を遂げて最終的に.290、8本塁打でOPSは.785と好成績でシーズンを終えました。
打撃内容はミート力が5.81、選球眼は.481とまずまずの数字を記録し、IsoPは.150と中距離打者の範疇ですが、9月に5本塁打を記録するなど長打も復活傾向にあり、ある程度の打撃成績は残せそうです。

そして最後の一人が新外国人のロメロ、MLBでも実績を持つ外野手で、この二人と共に中軸を任されるものと思われます。

 それ以外にスタメンが確定なのは岡田、安達、西野らの三人の名前が挙がります。
岡田は選球眼の致命的な低さが長年の課題でしたが、ようやく選球眼に改善の兆し(.450)が見られ、出塁率も見られる数字になりました。
できれば後もう一息欲しいところですが、今季は下位打線に廻ることもできるのでエルドレッドのような立場で打たせることができるのではないでしょうか。
次に安達ですが、選球眼は良いので出塁率が.344を記録していますが積極的に四球を選ぶタイプではなく、長打もなく盗塁も決めるタイプではないのでヤクルトの川端のように何か物足りない感が否めません。
それでも守備は日本ハムの中島と双璧ですので多くを望むのは酷かもしれませんが、社会人時代は強打打者で鳴らしていたので、もう少しその頃の打撃を取り戻したいところでしょうか。
もう一人は二塁手の西野、一昨年の大爆発に比べるとこちらもパッとせず、特に長打力がめっきりと落ちてしまったのが残念です。
それでも四球は選べるタイプで三振も少なく、広島の上本のように打撃内容が良くても致命的なパワー不足で力負けするといったタイプでもない(一昨年に実証済み)だけに、打率や出塁率が今以上に更に伸びる可能性は大いに秘めているので今季の躍進に最も期待がかかる選手です。

 糸井が抜けたもののスタメンはある程度固定されており、役割分担などもしっかりできていて案外悪くはない打線となっています。
しかしながら駒数が少なくギリギリの陣容で戦うことになり、誰か一人でも欠けると途端に大幅な戦力ダウンは避けられない状況となっています。
少しでも若手野手やベテラン野手の復調が欲しく、レギュラーと控えのレベル差を縮めたいところです。



※ ところどころ修正している箇所があるので後に改訂版を載せたいと思います。

野手のキーマン:吉田正、中島(若手、復活のベテランが中軸を担う)

 『予想スタメン』

1番 西野   セカンド   出塁能力の下地はある
2番 安達   ショート   自由に打たせた方が良い気もするが

4番 吉田正  レフト    日本を代表する強打者に
5番 中島   サード    ポイントゲッターとしての役割を
6番 岡田   ファースト  後少し選球眼が改善が中軸への道
7番 モレル  サード    外国人枠の兼ね合いあり
8番 若月   キャッチャー 昨年にスタメン定着、正捕手になれるか
9番 駿太   センター   スタメン獲りのチャンスは今年がラストか

 「期待の若手」

 オリックスの期待の若手は園部と宗、園部は二軍で.299、9本塁打でOPS.878と見事な打撃成績を残し、打撃内容もまずまずの物を見せました(4.675.625、IsoP.193)。
キャンプでは激太りした姿で即二軍降格となったそうですが、巻き返して欲しいところです。
もう一人の宗は2014年のドラフト2巡目で指名された高卒選手、昨年は打率.272と高めの数字を記録しました。
まだ高卒二年目ながらミート力は6.58、IsoPは.128と上出来の打撃内容を残しており、今年は急成長を期待したいところです。






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最終更新日  2017.02.15 20:45:47
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