広島カープ考察

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2022.11.27
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カテゴリ: 広島東洋カープ
『島内颯太郎』

 本日は広島の選手を見ていきたいと思います。
今回は島内投手、昨季後半はセットアッパーとしての役割を果たし、栗林に繋ぐセットアッパーとしての活躍を期待されたものの、前半戦は打ち込まれる試合が続いて二軍降格、後半戦もピリッとしない投球で再び二軍降格となり、22試合に登板して防御率こそ3.79でしたが躓いたシーズンでした。

 まず奪三振率ですが、19回を投げて20奪三振と投球回数を上回る奪三振数を記録していて奪三振率は9.47となっています。
続いて与四死球率ですが、12四死球で5.68と昨季大幅に改善された制球力が再び大幅に悪化してしまい、K/BBは1.82と一昨年までの水準に再び戻ってしまいました。

 続いて打球管理ですが、19GB:23FB:4LD:8IFFB:2HRとなっており、GB/FBは0.58でFB%が58.9%と典型的なFB投手となっています。
しかしながら球威は21被安打と投球回数を上回る数字となり、被IsoPは.211と.200越えとなっており、この部分の大幅悪化が非常に痛かったでしょうか。

 そして球種ですが、今季はフォークを1球も投げずに直球が7割、チェンジアップが3割とほぼ2球種のみの投球構成となりました。
しかしながら直球は空振り率は12.8%と高いものの被打率が.263と相変わらず高め、宝刀チェンジアップが今季は被打率.294と非常に高く、空振り率は16.7%と昨季の水準(被打率.148、空振り率21.3%)から大幅に悪化してしまいました。

2球種ならば基本的には直球とフォークにすべきであり、チェンジアップはMLBの投手が投げるような速いチェンジアップならば良いですが島内の場合は緩いチェンジアップなので尚更絞りやすかったのではないでしょうか。

 最後に​ 投球フォーム ​ですが、以前から書いているのですが前肩を上へ掲げ過ぎで遠投するような形の投げ方となっており、これだと振り下ろす形にならないのではないでしょうか。
阪神の藤川氏も解説でよく「空に向かって投げている」と評していますが、個人的にも同意見だなと感じます。
また、昨季よりもより上へ掲げ過ぎている影響なのか肩の開きが早くなっている印象で、今季は開きを抑えることができるようになった矢崎とは逆で、この辺りにも被安打が大幅に増えてしまった要因かもしれませんね。

 投球フォームにも課題があったのかなと感じるものの、個人的にはやはり3球種で上手くいったのを2球種に減らしてしまったことも大きかったのではないでしょうか。
一昨年は直球とフォークの2球種で勝負して粘られて四球や連打を浴びて失敗してしまったところを3球種に勝負したことで打者も絞りにくくなり、結果的に制球も連打も浴びなくなって好成績を残しました。
それを駄目だった頃の2球種に戻せば当然ながら結果が元に戻ってしまうのも頷けます。
来季は一度も投げなかったフォークをもう一度解禁して3球種で勝負すべきではないでしょうか。





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最終更新日  2022.11.27 23:47:48
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