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2023.04.24
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カテゴリ: 海外リーグ野球
『新たな出資者・眠れる獅子が目覚める時・南米の雄となるか』

 本日は海外の野球リーグについて見ていきたいと思います。
ドバイを拠点とした西アジア地域・インド亜大陸の国々を対象とした新しい野球リーグである​ baseball united ​ですが、この度エイドリアン・ベルトレに次ぐ新しい出資者が明らかになりました。
まず新たな出資者となったのが現役でCWSのエルビス・アンドラス内野手、ベルトレと同じくかつてTEXでプレーしたので覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
そして本日、新たに出資者となったのがフェリックス・ヘルナンデス氏(通称キング)、かつてSEAでエースとして君臨したSEA伝説の剛腕投手です。
これでマリアノ・リベラ、バリー・ラーキン、エイドリアン・ベルトレ、エルビス・アンドラス、フェリックス・ヘルナンデスらと5名が出資者となっており、資金面は盤石と言えるのではないでしょうか。
できれば西アジア地域であるイラン人の父親を持つダルビッシュ投手も参加してくれればありがたいのですが…(父親であるファルサ氏はイラン野球連盟の顧問にも就任しているとか)。

 続いては中国、WBSCの発表により、2024年に行われるU-23野球ワールドカップが初めて中国で行われることが決定(​ 記事
どうも中国が熱心に誘致活動をしていたとのことで、野球に力を入れてきていることを窺わせます。
更にWBCでの大谷翔平効果なのか、一次ラウンドで敗退したものの野球に対する興味が高まっているとのことです(​ 記事 ​)。
元々ここ数年野球をする子供達が急増していたそうで、経興市の他に広東市でも野球に力を入れていることが判明し、他には成都市でも野球好きな子供が増えているとのことで、何と現在では定員も埋まって加入希望者が順番待ちしているとのことです(​ 記事 ​)。
国内リーグである​ CBL ​も前回まで大会を開催しており、野球熱が高まっているとのことで楽しみです。
MLBのアカデミーも複数あり(2017年の時点での​ 記事 ​で、既に何名かMLBに選手を輩出しているとの事)、プロ野球もあるのでしっかりと上を目指せる環境も整っており、ここから盛り上がっていくことを期待したいところです。

 最後はアルゼンチン、アルゼンチンと言えばサッカーワールドカップで優勝するなど野球の印象は程遠いように思われる方も多いのではないでしょうか?
しかしながら実はソフトボール強豪国であり、男子ソフトボールは何と世界トップに位置しており(​ 記事 記事 ​)。
ちなみについこの前に日本と対戦してアルゼンチンが1-0で勝利を収めています(​ 記事 ​)。
そして野球でもWBC予選大会に出場して残念ながら予選敗退となりました。
そんなアルゼンチンでは今年から新たにナショナルリーグという国内リーグが創設されることとなり、2017年に創設されたLAB(リーガ・アルゼンチン・デ・ベースボール)に取って代わるものとしています(​ 記事
元々とは前述の通り、ゴルドバ州とサルタ州の二つの野球協会によって設立されていた国内リーグですが、それとは別にブエノスアイレス州にも別の野球リーグであるメトロリーグが存在し、それ以外の州にも野球リーグがあったそうで、それらがバラバラに動いていたそうです。
しかしながらアルゼンチン野球連盟(FAB)の働きかけにより、ロベルト・ブラッチーニ会長やLABの創設チームのリーダーが出席してFABーLAB契約により、それらをすべて統一して「ナショナルリーグ」という一つの野球リーグに生まれ変わりました。
コロナ禍もあってこれまでリーグ戦は休止していてトーナメントのみ行われていたそうですが、ようやく今年から新リーグによってリーグ戦が行われる見通しです。
ちなみにチーム名は​ twitter ​にて発表されており、サルタ州は6球団、コルドバ州は4球団(1球団怪しい名前)?、ブエノスアイレス州は10球団、トゥクマン州は2球団、サンタフェ州とサンルイス州はそれぞれ1球団ずつ、チュブ州は2球団あり、球団のロゴを数える限りでは26球団あるようで、かなり多いですね^^;。
ブラッチーニ会長の​ インタビュー ​では野球に力を入れていく発言をしており、非常に楽しみですね。
この画像を見る限りでは球場にも結構な観客が入っており、チェコ同様に元々ソフトボールが盛んな国ならば野球もきっと好きになれるはずだと信じています。

 アジアでは日本、韓国、台湾、中国の他にインドネシアがまずは九州アジア独立リーグでの武者修行となりますが、順調ならば東南アジアを拠点としたプロ野球リーグ構想が実現しそうですし、西アジア地域とインド亜大陸ではMLBのレジェンドらが出資するbaseball unitedが発足するなどアジアはこれで全域をカバーできる見込みです(ちなみにパキスタンは既にbaseball unitedに選手を送る気満々であることがパキスタン野球連盟のtwitterからも見て取れます)。
そしてアフリカでは東にはタンザニアとウガンダ、西にはブルキナファソにプロ野球リーグが誕生見込み、南アフリカも野球が行われているのでアフリカもある程度カバーできる見込みが立ちそうです。
欧州では元から細々と各国にて国内リーグが行われており、後は南米というところでしたが、アルゼンチンが野球に力を入れてくれそうな動きを見せています。
これまでWBCは大方の野球ファン(一昔前の私がそうでした)からは「MLBのスター選手らが国別に分かれて戦う夢のある大会」という一面しか見ていませんでした(日本は野球先進国であるので尚更)が、あまり野球が盛んでない国が力を入れていく意味を持たせてくれる大会であるという一面もあり、それこそが野球の普及、野球の国際化へと繋がっていくのだなと認識させられました。
今回のWBCではあまり馴染みのないチェコが想像以上のプレーを見せましたが、これを皮切りに野球途上国が本腰を入れて取り組んで強豪国に割って入るぐらい野球が盛んになっていくことを期待したいです。
その為にも次回やその次の大会では是非とも予選参加国の枠を増やしてもらえたらなと思います。
予選に参加するだけでもかなりのモチベーションになるだけに、何とか検討してもらいたいところです。






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最終更新日  2023.04.24 23:57:39
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