広島カープ考察

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2023.12.06
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カテゴリ: 広島東洋カープ


『トーマス・ハッチ』

 久々に広島の情報について見ていきたいと思います。
先日に広島はアンダーソンとターリーの退団が発表し、後に新外国人投手のトーマス・ハッチ投手とテイラー・ハーン投手の獲得を発表しました。
それぞれ最速157キロ右腕と最速160キロ左腕となっていますが、今回はハッチの方から見ていきたいと思います。
元々日本ハムが獲得?といった報道がされていましたが、蓋を開けてみれば広島が獲得しており、記事が出た時は驚きましたね^^;。
投球スタイルは最速157キロの直球とカットボール、チェンジアップ、ツーシームを武器とする投手(​ twitter ​)で、今季もTORやPITで18試合に登板して防御率4.08とMLBでもまずまず通用している投手なので期待してしまうところです。

 まず今季の投球成績(​ fangraphs ​)から見ていきますと、MLBでは28.2回を投げて33被安打2被本塁打26奪三振12与四球1与死球、防御率は4.08となっています。

何よりもGB%がMLBレベルでも52.3%と打球を上げる割合が日本よりも高いMLBで50%を越えているのは凄い事であり、日本ならばよりGB%の割合がより高くなる可能性を秘めています。
ただ3Aでは46.2回を投げて42被安打8被本塁打56奪三振22与四球2与死球、防御率4.63と様変わりした数字となっており、GB%も45%を切るなどMLBとは全然違う投球となっており、果たしてどちらかが本当の彼の実力なのかが計りかねるところがありますね。
ただここで一つ目安となりそうなのが彼の投球スタイル、これまではフォーシームの割合が多かったのですが、今季はツーシーム(シンカー)の割合が増えています。
PIT移籍後の投球成績を見てみますと、奪三振率は6.45と大きく下落しましたが、与四死球率は3.22と改善されているのが分かります。

 最後に投球フォームですが、TOR時代とPIT時代では若干投球フォームに変化が見られるように感じます。
まず上半身ですが、体重移動の際に背中を打者に見せる形になっていますが、PITではTORの頃よりかは背中を打者に見せる割合が若干薄まり、テイクバックもTORの頃よりはコンパクトになっているように見えます。
また、下半身もTORの頃は投げ終わった後に体全体が大きく一塁側へ流れているのに対し、PITでは殆ど左足が乱れることがなくなっています。
ただ個人的に気になるのはリリースしている最中に右足甲が完全に宙に浮いてしまっている点、矢崎もそうですがこれだと高めに浮きがちになってしまうところがありますね。
また、腕の位置はスリークォーターなのでそこまでホップする球質ではなさそうで、どちらかと言えばカットボールやツーシームで勝負するタイプではないかなと思います。

 投球フォームや投球スタイルを変化させた事でPITでは新しい一面が出てきたのかな?と感じさせます。

GB%が高い上に一発を浴びないという点や制球面も改善傾向にあるという点など技術的な成長を感じさせる部分があるので個人的には期待したい投手です。
イメージとしてはパワー寄りのバリントンといったタイプなのではないでしょうか。
カーブはないですが、カットボールやスライダー、チェンジアップ、ツーシームといった球種を満遍なく投げ分けており、その辺りもかつてのバリントンに似ているでしょうか。

選手評価:A(かつてのバリントンのような先発で期待)






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最終更新日  2023.12.06 00:22:17
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