広島カープ考察

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2023.12.28
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カテゴリ: 広島東洋カープ
『斉藤優汰』

 本日も新人選手の1年を振り返ってみたいと思います。
最後はドラフト1巡目で指名された斉藤投手、甲子園経験はないながらも割と早めにスカウト会議にて1巡目指名を公表するなど高い評価を受けて入団しました。

 早速投球成績を見ていきますと、今季は例年通り3軍で体作りをメインにしつつ2軍で登板するという方針により、5試合のみの登板で15.2回を投げて13被安打15奪三振7与四球1与死球で防御率は4.02でした。
投球内容を見た印象としては奪三振率が投球回数とほぼ同じで高いものの、8四死球を出すなど制球面に課題を残しているという印象でしょうか。
ただ被安打数も投球回数の範囲内に留めているなど力のある投手である事が窺え、侍ジャパンとの練習試合では直球のみで1回を三者凡退に抑える場面もあるなど期待を抱かせる投球を見せました。

 最後に投球フォームを見ていきますが、高校時代の​ 投球動画 ​と現在の​ 投球動画 ​で比べてみたいと思います(7回2失点の際の​ 投球動画
まず見比べてみて明らかに違うのが腕の位置、高校時代はスリークォーター寄りの腕の位置で投げていたのに対し、現在はオーバー寄りの腕の位置に若干変わっています。
球の角度も高校時代は右膝が本塁を向くのが早いので前に突っ込んだ形となって角度がついていませんでしたが、現在はしっかりと高い位置から投げていて角度がついています。
そしてステップ幅も高校時代よりも現在の方が狭くなり、投げ終わった後は現在の方がしっかりと前膝が突っ張った状態となるなど良くなっていると思います。
ただ唯一高校時代の方が良かったかなと感じるのが足を上げてからの前腕の形、高校時代は体重移動している際の前腕は水平に真っすぐ伸ばしていたのですが、現在は少し上に高く掲げるような形となった事が影響しているのか、トップの際の右肩の位置が下がっており、そこから角度をつけようとして投げるので空に向かって投げるような形に見えます。
全体的に球が高めに浮きがちなのもその辺りが原因なのかな?とも感じます。

 投球フォーム自体はテイクバックを除いて来季から育成選手となった岡田に近いのかな?という印象です(アーム気味じゃない岡田といった感じでしょうか)。
体作りの成果で球速が150キロ台を連発できるようになるなど力強さは増していますが、まだまだ体力不足な面もあるのか、フェニックスリーグでは長いイニングを投げようとすると球速が落ち込み、投げていくにつれて球速も出なくなるなどまだまだ体力面での強化が必要な印象も受けました。
全体的に投球フォームも良くなって期待したくなる気持ちは分かりますが、かつての長井やアドゥワ、山口、小林みたいにあまり前倒しで高卒2年目で1軍に引き上げる、或いは春季キャンプで開幕1軍を争わせるといった事は避けて慎重に運用していって欲しいなと思います。








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最終更新日  2023.12.28 23:05:19
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