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今回は中国の野球について触れていきたいと思います。
既に中国野球リーグ(CBL)は中山にて開幕を迎えました( 記事
)。
今季はプロ?の9球団に天津体育大学を加えた10球団でシーズンが始まっていますが、ここまで江蘇ヒュージホースが無敗と強さを見せています( twitter
)。
また、昨季から新規参入した福建シーシャークスは台湾プロ野球(CPBL)でプレーしていた台湾の選手がプレーしています。
余談ですが、WBC予選には江蘇の選手らは参加していなかったようで、この辺りは中国棒球協会で色々ないざこざがあるのでしょうか( twitter
)。
そしてここまでの試合の展開ですが、CBLを追っている人の twitter
によりますと、どうやら今季は本塁打が飛び交っているとの事で、3月23日の時点で本塁打は20試合中11本出ており、昨年に比べると雲泥の差となっています。
こちらもCBLを追っている方の twitter
で、CBLは超投高打低のリーグであるという事は昨年の記事にて触れた事があったかと思いますが、何と3本塁打ならば本塁打王になれていたそうです。
しかしながら今の時点で上記の通り本塁打が出ており、完全に環境が変わったと言えるでしょう。
何故変わったのかと言いますと、どうやら今季はCPBLが採用している球に変わったそうで、あまりにも飛ばなさすぎる球から変えたそうです( twitter
)( twitter
)。
これは今後の中国野球にとっても大きいと言えそうで、あまりにも飛ばなさすぎる球の影響だったのか、U23のW杯やジャパンウインターリーグ(JRL)、カルフォルニアウインターリーグ(CWL)、WBC予選での戦いぶりはスモールベースボールを展開していました。
別にスモールベースボールを主体とする野球が悪いというわけではなく、あまりにも長打が出ないであろう打ち方をしている打者ばかりだったのが個人的に気になっていました。
しかしながら採用球が変わった事もあってか、こちらの twitter
ではライトスタンドに叩き込んでいる映像ですが、中国の打者でこれほどまでにフルスイングする打者は見かけませんでした。
この採用球の変更は中国野球の打撃力上昇にとっても大きく、強打者タイプの育成が進むかもしれませんね(こちらの twitter
では右打者が満塁本塁打を打っています)。
ちなみに中国野球ファンからも好評のようで( twitter
)、やはり野球の華は本塁打なのであまりにも飛ばなさすぎる球は興行面でも悪影響を及ぼすのではないでしょうか。
MLBとの親善試合でMLB球に比べてNPB球は飛ばない事が浮き彫りとなりましたが、これは早急に考えた方が良いと思います。
また、投手のレベルもこれらの映像( twitter
、 twitter
、 twitter
、 twitter
、 twitter
、 twitter
)を見ると以前に比べて大分投球フォームがまともになっている印象で、明らかにレベルが上がっている事が分かります。
一部の投手が140キロ後半~151キロ、中国野球リーグ全体では大体135キロ前後計測できるようになっており、もう少し洗練されていく事と体を逞しくしていけば140キロ前後で投げられそうな印象を受けます。
前回の 記事
に「今のインドネシアでプロ野球リーグを創設してもレベルを上げていくのは困難」という理由で方針を変えたという記事に対して「個人的にはコンテンツとしての魅力が確立されていけばレベルは自然と上がる」と書きましたが、正に中国がそれを証明しています。
他だと日本の独立リーグも発足当初はレベルがまだ低かったですが、今やドラフト2巡目で指名されるばかりか、最速159キロを計測して即支配下登録された投手もいますね。
これも継続していったことで小規模ながらも地域に愛される球団となった事、ある球団は選手育成に力を入れてスキルを伸ばす事に注力して指名漏れした有力な選手が社会人ではなく独立リーグへ来るようになった事などもあるでしょう。
中国の場合は省に入る事で給料が発生する事は勿論の事(中国は失業率が高い上に就職難だとか)、 過去記事
にて中国での中国野球製品産業の売り上げが日本円で1兆円と凄まじいものである事などが挙げられ、CBL自体の興行面はまだまだではあるものの、これだけの売り上げを記録しているスポーツならば政府が積極的に投資するようになるのも頷けるでしょう(ドーム球場建設の話もあり、各地の球場建設などインフラ整備が急ピッチで進んでいます)。
前回書かせていただきましたが、 しっかりと利益を生み出す、魅力のあるコンテンツには多くの投資や人が集まってくるので、それが多くの野球関連事業が発展していくと同時に自然と野球のレベルの向上へと導くのだと考えています。
だからこそ佐賀アジアドリームズがある程度軌道に乗りつつあるのならば最終目標である東南アジア(恐らくインドネシア国内)でプロ野球リーグ創設の為の初期段階を実行に移した方が良いのではないかな?
と思います。
ちなみにドイツ野球がDBLとしてプロ化を目指しており、上記のように魅力的なコンテンツだと認識してもらえれば投資が集まり、それが波及効果となって自然とレベルも上昇していくでしょう。
WBC予選は残念な結果となりましたが、明らかにレベルは上がってきている事は分かります。
また、国際大会では集客できるもののCBL自体の集客が芳しくなかったのですが、今季は観客が増えているそうです( twitter
)。
中国棒球協会はCBLのプロ化を目指しているとの事なので、できればエンタメなどをNPBやKBO、CPBL、MLBの良い部分を自国の特徴と照らし合わせて検証し、更に集客を増やして完全なるプロ野球リーグとなっていって欲しいですね。
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