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出産秘話 2


するともう1分間隔ぐらいで陣痛が来てた。
すぐ張り止めのウテメリンの点滴を始めた。
このウテメリンはすごい動悸がするの。
思いっきり走った状態の心拍がずぅ~っと続いてかなりしんどかった。
で、赤ちゃんの心拍も下がってきてるしこの病院では手に負えないって
ことで救急車でNICUのある病院に搬送された。

この時点でも大変な事になってるとは気づかなかった私(笑)

病院に着くと10人ぐらいの先生と看護婦さんが集まってきた。
え??そんなに大事(おおごと)なの??ってビックリしたよ^^;
一通りの検査が終わって先生からお話が・・・

まず、エコーで確認した限りでは羊水がほとんど残ってない
今はとりあえず陣痛を止めて様子を見よう

とのことだった。
で、私は帰れると思ってたのに妊婦のICUのMFICUに入院が決まった。
突然の入院で家族も私もビックリ。
入院中はこれ以上羊水が出ては悪いのでずっと寝たまま。
食事もトイレも寝たままでお願いしますと言われて
嘘でしょ~!!!って思った。

この時点でもまだ大事だとは分かってない私。。

1週間経過して血液検査の結果がやっぱりよくない事が伝えられた。
破水したことで子宮内に感染が起き羊水を足す治療が出来ないと言われた。

羊水を足す??????

何???それ?????

今の医学ではすごいことをやってるんだなぁ~って感心してしまった^^;
減った羊水を子宮に入れることが出来るらしい。
でも足してはまた出ての繰り返しでこの治療は結構苦しいらしい。
赤ちゃんにとっては大事な羊水。
私も苦しいとは知ってたけど羊水を足して欲しいってずっと思ってたから
足せないといわれてすごいショックだった。

私に残されたやれる事はこの時点で何もなくなったって思ったら
本当に悲しくなった。
その日の夜、寝れなかった。
看護婦さんが色んな話をしてくれた。
同じ状況の妊婦さんを今まで何人も見てきたよって。
辛いのも分かるしこの先どんな事が待ち受けてるのか全く想像もできない
けど、今は赤ちゃんの生命力を信じてあげようよ!って言われた。
でも自分を責めるのだけはやめてねって。。。
私はその時、赤ちゃんが大丈夫なのかな、とか、今後の事とか
あんまり考えられずただただ今までなんで無理しちゃったんだろう・・・
ってすごい自分を責めた。

あの時こうしてれば・・・
あの時走ったから・・・
MINAの抱っこをもうちょと我慢してもらってれば・・・

色んな事を責めても今となっては遅いことも分かってる。
あの時は毎日ベッドの上でずぅ~っと泣いてた気がする。

私が入院した時は在胎23週。
25週に出産すればなんとか大丈夫と言われて毎日あと何日・・・
って数えながら過ごしてきた。
25週なら助かる!25週ならある程度の臓器も完成してるし
赤ちゃんも乗り越えてくれるって言われてきたから。

でもでも・・・
24週に入って3日目に赤ちゃんの心拍が下がった

続き



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