リュウちゃんの懐メロ人生

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2012年06月09日
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カテゴリ: 原発問題

国民の生活を守るために大飯原発再稼働?

冗談じゃない!

原子力村の利権を守るための再稼働だ!

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6 月8日午後6時、野田総理大臣は首相官邸で記者会見をして、「大飯原発再稼働」を明確に表明しました。

http://youtu.be/x6xC4IhRQzo

リュウちゃん、この記者会見は野田首相の「再稼働に向けてのセレモニーだな」との予感をもっていましたが、実際に記者会見を聞いて、余りの論理の無さ、倫理の無さ、拙劣な官僚の作文に唖然としました。

これほど酷い記者会見は聞いた事がない、

これは大半の日本人に対する明確なテロ宣言ではないのか!

リュウちゃんが上記のように感じた部分を、記者会見の内容に即して以下考えて見ようと思います。尚、記者会会見の全文は、以下の「 misa のブログ」をお借りしました)

http://ameblo.jp/aries-misa/entry-11272478209.html

(野田首相)

国民生活を守る。 それがこの国論を二分している問題に対して、私がよって立つ、唯一絶対の判断の基軸であります。 それは国として果たさなければならない最大の責務であると信じています。

(リュウちゃん)

[国民生活を守ることが国として果たさなければならない最大の責務」であることはその通りで異論はありません。

(野田首相)

福島を襲ったような地震・津波が起こっても、事故を防止できる対策と体制は整っています。これまでに得られた知見を最大限に生かし、 もし万が一すべての電源が失われるような事態においても、炉心損傷に至らないことが確認をされています

(リュウちゃん)

福島事故の検証は、まだ始まったばかりです。検証が終っていないのに、「事故を防止出来る対策と体制が整っている」とは、よくも言えたものですね。明らかに論理的矛盾であり論理無視、本来なら、このような論理的矛盾を前提とする記者会見内容は検討するに値しないのですが、我慢して最後まで付き合ってみます。

(野田首相)

これまで1年以上の時間をかけ、 IAEA や原子力安全委員会を含め、専門家による 40 回以上にわたる公開の議論を通じて得られた知見を慎重には慎重を重ねて積み上げ、安全性を確認した結果であります。

(リュウちゃん)

原子力安全委員会の斑目委員長は、4月2日の参議院予算委員会で、井上哲士族議員(共産)の質問に対し、「再稼働の 妥当性について判断する立場ではない」と答弁しました。原子力安全委員会の見解は、これが「ファイナルアンサー」なのです。これは、どう慎重にみても「安全性を確認した」とは到底云えない。

IAEA 」は、以前リュウちゃんのブログで証明したように、原発推進機関です。いわば、国際的原子力村」のメンバー、どこで「安全性を確認した」と云えるのでしょうか?むしろ 「確認出来なかった」 のが真相です。

(野田首相)

こうした意味では、実質的に安全は確保されているものの、政府の安全判断の基準は暫定的なものであり、新たな体制が発足した時点で安全規制を見直していくこととなります。

(リュウちゃん)

「実質的に安全は確保されているものの」→この言葉は欺瞞そのものです。実際には 「実質的に安全は確保されていない」、

こういった言葉、何気なく聞き逃してしまう「事実とは間逆」の言葉ですね。

こういう言葉をさりげなく挿入することにより、それを前提として「事実とは間逆」の結論を導き出す、くわばら、くわばら、官僚の作文の欺瞞性の真骨頂をここに見たと思います。

「安全基準が暫定的」であるならば、そこからでる結論は、「確定的な安全基準が出るまで再稼働しない」というのが、当然の論理的帰結の筈です。

(野田首相)

国民生活を守ることの第2の意味、それは計画停電や電力料金の大幅な高騰といった日常生活への悪影響をできるだけ避けるということであります。

(リュウちゃん)

ここからは、関電管内の人々に対する明らかな 「脅し」、「恫喝」 の部分に入ります。「恫喝」の理論構成は以下です。

(1)   大飯原発が再稼働しないと、関西圏は夏場(冬場)に 15 パーセントの電力不足に陥る

(2)   15 %の電力不足のハードルは極めて高く、昨年の東日本程度の節電では、到底カバー出来ない。

(3)   計画停電を余儀なくされれば、命の危険に晒される人がでる。仕事が成り立たない人、仕事を失う人も出ます。

(4)   そうした事を避けるためには、原発の再稼働しかない。夏場限定の再稼働では、国民の生活は守れない。

(5)   原発を止めて、化石燃料への依存を増やすと、電力価格が高騰する。小売業やッ中小企業、家庭なでも深刻な影響を及ぼす。

これ、やくざ顔負けの「脅し」ですね。

リュウちゃんは、この「脅し」に対し、強く反論します。

1)   15 %の電力不足という数字は関電が恣意的に出してきたもので、根拠薄弱、大阪市とのやり取りでは、5%という数字が出ている。

(2)   最初に夏場限定と云っておきながら、「夏場限定では、国民の生活が守れない」とは、論理的整合性を欠いている。何が何でも「恒久的稼動」をするという、論理もへったくれもない牽強付会な 論であり、納得出来ない。

(3)   昨年夏、関東圏では 18 %の節電に成功した。関東で出来たことが何故関西で出来ないというもか?関西を蔑視しているのか。

(4)   無差別な計画停電は国民に対する「無差別テロ行為」であり、「地下鉄サリン事件」よりも酷い話だ。関電がこれを実行するなら、「テロ実行企業」として社会から退場させるより無いと思う。

(5)   先の大戦での枢軸国であったドイツ、イタリアはいち早く脱・原発に舵を切った。「絶対安全が担保出来ないものは止める」、これが民主主義国の「イロハ」ではなかったのか?

(6)   日本は何時の間に、議会制民主主義を捨ててしまったのか?

大飯原発再稼働、断固反対!

(以下、 大飯原発再稼働、断固反対!(2)に続きます)






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最終更新日  2012年06月09日 23時11分04秒
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