大分の観光

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湯布院/湯平温泉









湯布院

全国的に有名になりましたが・・・

由布岳

霧がかかった由布岳です

こちらは

通称「六所様」

正式な名称は「宇奈岐日女(うなきひめ)神社」

神社

昔、由布院盆地は周囲を山に囲まれた大きな湖であった。

ある日、霊峰由布岳の化神宇奈岐日女が、

力自慢の権現をしたがえて山の上から

ジッとこの広大な湖を眺めていた。

やがて権現に向かって日女は静かに、

「この湖を干拓すれば、底に肥沃なる土地があらわれて、

多くの民が豊かにくらせよう。

おまえの力を以ってこの湖の堤を蹴り裂いてみよ」

と命じた。権現は、

「あらん限りの力を以ってお言葉のとおりに…」

と答え、湖の周囲を一巡りした後、

内徳野の湖壁の一番薄いところを見つけ、

満身の力をふりしぼってそこを蹴り裂いた。

湖水は怒濤となって奔流し、

やがて湖底から現在の盆地が現れた。

里人は宇奈岐日女を

由布院開拓の祖として大きな社を建て、

そこに祀った。これ即ち宇奈岐日女神社である。

堤を蹴り裂いた権現は、

内徳野の蹴裂権現社に祀られている。

ご神体は大きな石である。


そしてここには素晴らしく

大きな杉があったのですが

1991年の台風19号で沢山の木が倒れ

今はこのような形で保存されています

杉の根

これは一番大きな物で

幹の周りが9メートルです




湯布院駅からこの神社まで馬車があります

馬車

出発はJR由布院駅前。
佛山寺~宇奈岐日女神社(六所宮)を経て
由布院駅に戻る。
運行は9:00~16:00の30分ごとの1日15便、
所要約50分。定員は10名。
予約は当日8:50から由布院温泉観光案内所で
電話または窓口にて受付。
人気が高いので、予約はお早めに。
TEL 0977-84-2446



もっと大きな杉はこの神社の近くにある

大杵社(おおごしゃ)

大杵社の大杉は国の

重要文化財に昭和9年に指定され、

根元の周囲が13,5メートル

高さは38メートル

根元には畳3枚ほどの空洞があり

樹齢は1000年以上と言われています

この空洞に明治30年の大晦日

ごみ焼き火が入り2年2ヶ月2日も燃え続け

「煙が幹の30メートル上部の穴から噴出した」

と伝えられています

一時はこれでおしまいかと思われた大杉

しかし、前よりも勢いが増したそうです

この空洞内に巣食っていた害虫が

炎と煙で殺菌されたのでしょうか…

杉

そして裏側に穴があります

杉の裏



それから向かったのが

湯平温泉

湯布院町の南部にあり、山あいのいで湯

300年の歴史を持つ古い温泉で

石畳の道をはさみ両側に

約40軒の旅館や湯治客用の

貸間や商店が軒を連ねている

湯平

泉質は単純食塩水で胃腸病などの

飲用効果は広く知られており

共同浴場も5ヶ所ある

湯平温泉の中央を流れる清流

「花合野川」(かごのがわ)

湯平川2

その昔、放浪の俳人「種田山頭火」が洗濯した川

としても有名です

“洗うてそのまま河原の石に干す”

“寝たいだけ寝たからだ湯に伸ばす”

              -行乞記より-

山頭火

菊池

歌人達が愛した湯の町

この写真がある橋を渡って

苔むした石段をかなり登ると

子供の頃祖父と来た旅館がまだありました

もう人手に渡っていて

誰も住んでいません

面影が残っていて涙が出ました







蓮4044 





湯布院温泉の隣に

湯平温泉というレトロな温泉街がある

小さな温泉街で

叔母が女将をする旅館に

夏休み祖父と共に一月ばかり滞在した

旅館と言っても名ばかりで

宿泊客はまばら

主にゴルフ客が宿泊する

旅館自体は大きく

階段も迷路のように何ヶ所もあり

遊ぶのにはもってこい

祖父は俳句が趣味で一日中散策

歩き回っては手帳にメモ

霧の景色と

すぐ横の川の音が

今も耳に残る

祖父はもうとっくにいないけど

あの道覚えてるよ

石畳のあの坂道



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