ピーちゃん

ぴぃちゃんは今生きてるのが不思議な位、偶然が重なって、生かされてる子だ
お腹の中にいる時も5回は死にそうだった
この世に生まれてからも何度も死んでおかしくなかった
ずっと病院にいて、やっと自宅にこれて、次の日にはもう入院だった・・
「この子うちの子の、小さい時と違う」
私がPちゃんの普通じゃなさに一番最初に気付いたと思う
聴力がないのは退院する前にわかっていた
でも、そんなのたいした障害だとも思わず、それさえも、きっと聴こえるよ、そのうち・・と楽観していた

耳が聴こえないだけでは説明の出来ない、「普通じゃなさ」
妹も、妹の旦那も、実家の両親、訪問保健婦さん、皆、
「これは超未熟児で生まれた赤ちゃんだから」と言う
そういわれちゃうと、そうかもしれない
私は普通の妊娠、出産、普通の子育て、ましてや年月があいてる・・
気のせいならそれでいい・・・

でも、成長する度、「違う、絶対違う」不安な気持ちは大きくなるばかり
誰もが認めたくなかったから断言されるのが怖かったんだと思う
結局「重度の肢体不自由児」「脳性まひ」「身障者1級」

自分の友達が次々と子供に恵まれ、成長していく中
自分の子供は寝たきりで首も据わらない
色んな葛藤もあったし
泣いたし
死んじゃうんじゃないかって日もあった
そんな妹

「引きこもってちゃダメ!気晴らしに遊ぼう。何でも協力する。このままじゃ○○○(妹)が可哀相!会いたい」と偽善めいた手紙が届き、高校の友達とミニ同窓会
泣いて帰ってきた妹
妊娠中の一人の子が「次は男の子がいいな~。あ、でも、五体満足ならどっちでもいいや~」と言ったとか・・
言った後、「アワワワワ・・・・」って感じだったらしいけど(笑)
で、その後のフォローが「障害者でも健康なんでしょ?」だって・・
「健康じゃないよ、うんと小さく生まれてるから人よりずっと弱い。ちょっとの風邪で肺炎おこして死ぬから風邪にも気をつけろって言われてる」って言ったら
「たいへんだね。私にはとうてい世話できないけど○○○なら大丈夫、頑張って」だって・・
「ほんと、偉いね」

悪意はないのよ、みんな
そっち側の人だから、そんな言葉が言えるんだよね

傷つける気なんてないんだから、まわりの人は
自分の子が、普通でよかった、ってそう思ってるだけなんだから
だから、「傷つく事言わないで」って言い続けるのはよそう
傷つくのをやめればいいんだよ
人と過去は変えられないんだから

おねえちゃんは普通の子供二人もいるから
私の気持ちは分からない

分からないよ、きっとずっと
でも、分かりたいって思うよ、きっとずっとね

Pちゃんが歩けない事より、話せない事より、周りの状態が一番悲しかった

Pちゃんはこないだの4月で4歳になって
今は聾学校と、マザーズという障害者の学校とリハビリに通ってる
ちゃんと鞄かけて行くんだよ
学校が大好きで、ご飯も沢山食べるようになった
ストローでジュースが飲める(ちょっと自慢)

私の娘がいればずっとご機嫌で笑ってる
妹が私に預けてお出かけするとクスンクスンって泣く
行っちゃうと私にごますってニコニコしてる
可愛いからアイスもチョコもあげちゃう
妹が帰ってくると、私にツンツンする  さも、意地悪されてたかのように・・
ムカツクから腕をギュってつねってみる(笑)

体が成長すれば妹の負担はもっと大きくなるだろうとも思う

でも、手に乗る大きさで管につながれて箱にはいってたPちゃんが
今は笑って怒って泣いて食べてる

来年、どんな風に成長してるか、すっごく楽しみ

Pちゃん


































































© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: