マイペース☆で進めばいい

中２　２００７年１月９日過去記事

とにかくびっくりだし、慌てず騒がず・・・「そうなん？？タイミング的にはベストだろうけど無理することはないやん？？」
（それって・・クラスに行くって事？？どうしたんだろう？？（心の中）

と答える。

そして夜にスマスマの特別企画で「今いじめてる君へ」という番組が放送された。

いじめられてる生の声・・あまりにも辛い内容だった。どうしても見ると言い張ってる葵だったけど「もう見るのやめといたら？？」と声をかける。

「何で・・私は最後まで見る。見ないって事は逃げるって事や！」

時折涙目になったり、私の友達はどうだ・・こうだとやたらと滑舌が良くなる葵を見てると一緒に番組を見ていることが辛くなった。
不安が手に取るようにわかるし、聞いていて私も辛い。

葵がクラスに入れなくなったきっかけは一部の人のいじめに近い嫌がらせだったので見ていて辛くないかなあ？？と心配だったんだ。

でも、不思議とね番組が終わった後も不安や暗い顔はしていなかった。
また、明日の準備のことを話し出す

ちょうど３ヶ月前の宿泊旅行の前日をふっと思い出した。
あのときは、部屋で頭を抱え身動きさえ出来なかった葵
今は不安げでも、押しつぶされそうになっていないなあ・・・・・？？

夜、朝６時半に起こして・・といってそれでも緊張していたのか昨日眠りに就いたのはもう１２時半を過ぎていた。

そして・・・

朝起こす・・・

少し不安げな様子・・

私、無理してまでも行く必要は無いと思ってるので

「無理しなくてもいいんと違う？？」と又声をかけた

でも起きてきたよ。

バスで行こうか悩んでいたけど出勤ギリギリ間に合いそうだったので車で送っていった。

「出来たら回り道して行って欲しい・・」と言う要求に、そんなにしてまでしんどくないのかな？・・とも思ったけど
言われたとおりに、少し離れたところで降ろす・・・

でも、正門を通らないとはいれないのになあ・・・・

「じゃ！行ってくるよ・・とにかく職員室に行って途中からひょっとしたら別室へ抜けるかもしれないことを伝えてクラスに入る・・」と言って笑顔で歩いていったよ。

仕事中、主人からメールが来た。

一応半休だった主人が何かあったときはと家に待機中だったのだけど、自分でバスに乗ってお昼前に帰ってきた。「元気そうな様子だよ。」と言う内容だった。

本当はね～・・朝からもの凄く心配で胃痛になりそうだった。
でもね。。車を降りていった葵の顔を見たら堂々と前を向いていたんだ。それで、心配するのはやめにした。
葵が決めたんだから、私がおろおろしても仕方がない・・ってね。

家に帰ると・・

「私、行ってこられたよ。普通に過ごしたよ。あっ・・途中で別室へ行ったけど・・笑」

思いっきり褒めてやったよ・・

「明日は別室に行くかも？？」

「いいやん・・いいやん・・無理をすることはないよ。
　でも、この一歩はものすごい頑張ったなあ・・不安だったでしょう？？あんた・・偉いわ～～」

「うん。楽しかってん・・大掃除も手伝ってきた」

「２月に別の友達とスケートに行こうって約束したよ・・」

「良かったなあ・・・」

学校に行けたのが良かったのじゃない・・クラスに入れたのが良かったのじゃない・・

葵自身で決めて動けたこと。それが私は嬉しかった。
そして誇らしかったよ。頑張ったよ。

明日へ繋がるかは別問題・・
ここの過剰な期待が、また子供を追いつめるかもしれないものね。

私は慌てず、騒がず葵の心が安心感で一杯に満たされるように見守ります。うん。私に出来ることはそれしかないわ！

宿題・・まだ残ってるけど「まっ！いいっか～～」といえるアナタが好きです。

今日はカテキョ先生も来る日なのできっと疲れてると思うからゆっくり寝かせてやります。

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