マイペース☆で進めばいい

マイペース☆で進めばいい

OD発症当初(中26月)



数ヶ月前から、「めまいがする・・」とずっと訴えてきた娘

今から思い出すと中1の終わり頃から何処かへ出かけてもすぐに「しんどい」を連発していた娘

心配だったのでいつもかかりつけの町医者先生のところに相談するけれど、「小さい頃から持っている気管支性の喘息のせいだ」といわれてお薬をもらってもいっこうに治る気配はなかった。

それから数ヶ月後の6月

学校から職場へ一本の電話がかかった。

「お嬢さんが学校で倒れて気分が悪いと言っていますので、迎えにきてください」

迎えに行ったときはぐったりとしていた娘

「これは大きな病気が隠れているかもしれない??」と心配して近くの大きな総合病院で診てもらうことにしました。

日頃の体調を話すと、「先生がひょっとして起立性調節障害という病気かもしれません。診断するために検査を行わせてください」と起立検査と心電図をとって調べた。
そのときの血圧は上が70下が42でした。

10分間たっていると、今度は下の血圧があがってきて脈圧がどんどん狭くなる
そのときの心拍数は寝てすぐはかった60の倍の120まで跳ね上がっていました。

「お母さん・・そりゃ~~しんどいわ。
結局脈圧がないので足下に降りた血液が心臓に回らない。心臓は何とかして上半身に血液を流そうと空打ちしている状態です。」

聞いたことのない病名にとまどいました。

それでも先生は

「そんなにたいしたものではないので、普段の生活でいいですよ。ただ起きあがるときはさっとではなくて、ゆっくりと・・体育は激しくない程度なら大丈夫ですよ」とのアドバイスでした。

葵は次の日学校へ行きました。その後も続けてほぼ休むこともなく毎日通っていきました。早引きをした日までほとんど学校を休むことなかった娘
きっと、今思えば一番しんどかった体調だったはず

当時、実家の母が大阪のかなり遠い病院へ入院していたこともあり、私も看病で家を空けていたので娘なりに気を遣っていたんだと思います。

「あのときにゆっくり休ませてあげたらよかった!」と、今でも後悔しています。

ODについてはそれから独自でいろいろ調べることになるのですがこのときのお医者様のアドバイスは後に考えても、ふさわしいものではなかったな・・という思いもあります。
説明を受けた私も、貧血と自律神経が調節できないために起こっている脳貧血の違いがさほどわからず、食べ物や鉄剤でなんとかしようと考えていた時期です。

この後夏休みを迎えることになります。



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