ユーラシア大陸を旅する

ユーラシア大陸を旅する

ブキティンギ





ブキティンギ

7月21日

 午前9時にブキティンギに到着。でも、この町の地図を持っていないので、ここが何処だか解らない。歩いている人に町の方向を聞き、そちらに向かって歩きだす。

 20~30分歩くと大きなマーケットや時計塔が見えてきた。ツーリストインフォメーションもあったので、そこで地図をもらい、安宿も教えてもらった。

 宿に向かう途中、銀行があったので両替($100→83万ルピア)してから、今日の宿、D’enam(25000ルピア、ダブル、トイレ、シャワー)にチェックイン。そして、そのまま眠る。

 夕方、目が覚め、お腹が減ったので外に出て、ナシ・チャンプルを食べた。宿に戻ってロビーでお茶を飲んでいると、中村さんという人が帰ってきた。彼はここに住んで旅行関係の仕事をしているそうだ。

 中村さんにブキティンギに見所を教えてもらっていると、このホテルのオーナーが帰ってきて、「明日、この周辺を回るツアー(6万ルピア=約750円)があるので行かないか?」と誘ってきた。詳しい話を聞くと、面白そうなので行くことにした。


7月22日

 今日はブキティンギ周辺を回る一日ツアーだ。朝8時半の出発予定が少し遅れて9時に出発。

 宿のオーナーが運転するワンボックスカーにガイドが1人と、イギリス人のツーリスト3人と僕の6人が乗り込み走り出す。最初は近くの村に銀細工や、その工程を見に行く。わりと地味。

 次の村に行く途中、オランダ人2人を乗せ、しばらく走ってコーヒーとシナモンのプランテーションや、水車を使ってコーヒー豆を挽いている所などを見学。

 コーヒーを煎っている所ではコーヒーの試飲もあったが、味が薄く、コクもなく、あのおいしいベトナムコーヒーには及ばなかった。

 お昼はパダン料理を食べる。パダン料理は小皿に入った料理が何種類もテーブルに並び、その内、自分の食べた分だけの料金を払う仕組みだ。僕は一人なので、いろんな種類の料理を食べられないのが残念だ。

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 バガルユン村にある、14世紀のミナンカバウ王国の王宮や、16世紀の伝統家屋などを見学。きれいな建物だ。

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 シンカラ湖という湖で少しゆっくりしてから(イギリス人達は泳いでいた)、闘牛を見に行く。ここの闘牛は人対牛ではなく、牛対牛だった。最後に、木の彫刻や織物などの民芸品の店に寄ってから、午後6時に宿に戻った。

 それにしてもここは涼しい。赤道直下に位置するのだが、標高900メートルの所にあるので、日中、日に当たると暑いのだが、朝夕は少し肌寒いくらいだ。夕方、(水)シャワーを浴びるのに勇気がいる。

 夜は屋台でチキンカレーとサテ。サテはピーナッツソースがかかっていて、とても美味しかった。


7月23日

 午前中シアノック谷に方に行ったが、パノラマパーク(見晴らしの良い公園)が工事中の為に、全面、壁で囲まれていて、道からはぜんぜん谷が見えない。しかたないので、工事用に入り口から入ってみたら、中に居た作業員の人が何も言わなかったので、そのまま見学することにした。

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 なかなか雄大な眺めだったので、しばらくそこに居た。

 昼からコック要塞や動物園に行き、夕方、屋台でナシゴレンとサテ。ここも美味しかった。



7月24日

 今日はビンタン・カフェと呼ばれる店で朝食。ここはビールも飲めるカフェらしい。

 13000ルピア(約160円)で、コーヒー、トースト、フライドポテトとフルーツの盛り合わせが出てきた。僕にとってはかなり贅沢な朝食だ。

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 夕方、ここに住んでいる中村さんが、インドネシアのガイドブックを貸してくれたので、コピーを取っておく事にする。こっちは紙が非常に安いので、コピー代も安いそうだ。

 中村さんにコピー屋に連れて行ってもらうと、1枚100ルピア(1.3円)とほんとに安かった。


パダン へ進む   トバ湖 に戻る




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