ユーラシア大陸を旅する

ユーラシア大陸を旅する

ハロン湾




ハロン湾


6月18日

 朝7時30分にバスが迎えに来ると聞いていたので、1Fのロビーで待っていたら迎えに来たのは人だった。

 それもそうだ。こんな細い道にバスを止めたらじゃまで仕方がない。大通りまで歩いて2~3分、停まっていたのは大型エアコン付きバスではなく、小型のエアコン弱めそうなバスだった。

 補助席まで使い満員で8:00に出発。

 途中、お決まりの土産物屋で休憩。11:30頃にハロン湾近くの食堂で昼食。いろんなツアーの客が来ていて人でいっぱいだったが、味はまあまあだった。

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 12:30にボートに乗りいよいよハロン湾観光だ。ここは「海の桂林」と言われていてほんとうに同じような形の山(島?)がたくさんある。向かいの島で洞穴を見学して又ボートで遊覧。

 しばらくするとガイドが別料金(2万D、140円)だが、小舟でなければ見られない所があると言うので見に行くことにした。

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 海の上で横付けした小舟に乗り換え走り出すと、島の海面すれすれの所に口があいていて、そこに入っていくといきなり青空が広がった。

 ここは巨大な筒を立てたような島だった。砂浜は無いが、あの「紅の豚」に出てくるポルコ・ロッソの隠れ家の様な感じだ。

 元の船に乗り換えまた走り出す。すばらしい景色だが、飽きてきたので少し寝る。

 夕方6時すぎ、どこかの島に着き、バスでホテルに向かう。今日宿「THAO MINH HOTEL」にチェック・イン。ツインの相部屋だと聞いていたが、ダブルに一人で入れてくれた。

 トイレ、ホットシャワー、テレビ付きで、天井が高くて良い部屋だが暑い。

 料金はツアーに含まれているので判らないが、$6~7はしそうだ。夕食もここで食べた。昼と同じような感じで、ご飯におかず3皿が出てきて5~6人で食べる。野菜炒めや魚の煮物などごく普通の料理だが、一人ではあまりこういう食べ方が出来ないのでおいしかった。


6月19日

 朝7時に朝食、パン2つにバターとバナナ、アイスコーヒー(飲み物は別料金、7000D)。

  8時ごろにバスが迎えに来て、フェリーターミナルに行く。また船で遊覧だが、もうあきた。

 11時半にハロン湾に着き、バスで食堂にいく。昨日との同じ店だったが、メニューは違った。

 となりの席にすわった女の子と話したら、いきなり流暢な日本語を話し出したのでびっくりした。彼女はハリーという日系アメリカ人で、2年半までの半年程、宣教師として東京に住んでいたそうだ。

 夕方5時半にハノイに着き、ホテルに戻った。フエ行きの今日のバスに乗りたかったが、もう無いと言われ明日の便を予約し夕食に出る。

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 中川さん達と一緒にサンドイッチ(5000D=35円)を食べ、BEER HOI(ビア・ホイ、たぶん生ビール1500D=10.5円)を一杯飲んで宿に戻った。

 ちなみに、今日は宿代を$3にまけてくれた。



ハノイ2


6月20日

 午前中、荷造りをしてから、昨日教えて貰った、屋台(?)へ行く。そこは屋台と言うか、おばちゃんが道ばたにござを敷いて、その上で味の付いたご飯を売っているだけらしい。でも、残念ながらもう店じまいをしたのか、
もう居なかった。

 宿の近くのネット屋でメールチェック(1.5時間=5000D、約35円)をして時間をつぶし、「ブンチャー」を食べに行く。「ブンチャー」というのは、米の麺を牛のはらみやにんじん、瓜などが入った、濃いめの味のだしにで食べるつけ麺だ。これはめちゃくちゃ美味しかった。

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 暑いので宿で休憩。

 夕方、サンドイッチ(5000D)を食べ、宿のロビーで待っていると、7時少し前に迎えが来たので、バス乗り場まで行く。しかし、バスが来ない。蒸し暑い中、じっと待つ。

 やっと来たのが8時。さっそく乗り込んだが、中はもっと暑い。エアコンが利いていない。走り出せば冷えてくるかと思っていたが、ずっと暑い。壊れていたのだ。しかも、窓がはめ殺しなので開かない。前に一カ所だけある乗降口を開けて走っているが、汗が流れ続ける。

 途中、何度かトイレ休憩に停まったが、そのたびに水を買い、結局一晩で2リットルも飲んでしまった。全身汗だらけで、シャツもパンツもびしょびしょだ。

 それに、ツーリストバスのはずなのに、途中何度も停まり、段ボール箱などの荷物を下ろしていた。宅配便も兼ねているのだ。

 まったくもって、困ったバスだが、もっと困るのはベトナム人である。休憩で食堂に寄った時、コーヒー(5000D)を飲み、10000D札で払うと、お釣りをくれずに別の客の所へ行ってしまった。すぐに戻ってきたので、「お釣りをくれ」と言うと、「おまえはまだお金を払っていない」と言われた。ついカッとなって、おとなげなく怒鳴ってしまった(日本語で)。するとしぶしぶ5000D札を投げるように返すのだ。本当に腹が立つ!

 よく旅行者の間で言われている事だが、(旅行者に対して)世界一性格が悪いのはベトナム人だと言う人が多い。

 勿論、ベトナム人全員が悪いのではなく、良い人もたくさん居るはずだ。僕もベトナムに入ってすぐ、親切にしてもらったので、第一印象は良かったのだが・・・。


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