自然に対して・・。
道端にゴミが多いことにショックを受けた長女。
なんとも多い空き缶の投げ捨て。
タバコの吸殻。
彼女は私にいいました。
‘ぱぱ、後でゴミ拾いをしよう！？’
私は本当に衝撃を受けました。
自分の娘からこんな言葉が出るとは思ってもみなかったのです。
話をしていくうちに
長女は真剣に考えていることがわかってきました。
小学校への登校、下校時でも空き缶が落ちていれば拾って帰ってるというし
自然に花が少しでも増えることを願って
学校や家に花を植えてるということ・・・・。
私って、結構こういうこと考えてるつもりでしたが
まるで・・・子供の考えでした。
それに比べて長女は大人！
もうすでに、自分で考えて実行していたのです。
しかも・・・誰に言われたわけでもなく！！
サイクリングから帰ったあと、夕方５時になって
長女と次女、それに私は
ゴミ袋をそれぞれ持って
空き缶が一番投げ捨てられていた区間を歩きました。
2007.06.09 娘達がゴミ拾いを！！自主的にやりました！！ 001 posted by (C)しょうちゃん。2007
夕日の中、車が通り過ぎるそばを
幼い二人がゴミ拾いしている姿をみて
私は涙が出そうになりました。
・・・・なんでお前達はそこまでするんだ？？・・ってね。
でも彼女達は純粋。
普通なら
‘なんでこんなところにゴミを捨てるの？？？’ って
怒ってるのが普通なのに
娘達は
‘こうやって綺麗にしていけば自然も喜ぶから・・・’
って、自然に対する思いだけでゴミを拾っているのです。
なんだかね、自分が情けなくなっちゃって。
一生懸命ゴミを集める娘達。
そこには妥協がありません。
空き缶、ビニール袋、タバコの箱・・・・
タバコの吸殻も１本残らず拾います。
偉大ですよ・・・子供って。
自分に子供がいなかったら
きっと４０歳になった今・・・
いやこれからもっと、ずっと・・・・
家族だけでゴミ拾いなんか
していなかったはずです。
今やってるゴミ拾い・・・
これも子供が言い出したこと・・・
子供って・・・すごいな。
１時間半かかって
ほとんど全てのゴミがなくなりました。
市のゴミ袋に３袋・・・・いっぱいです！！
2007.06.09 ゴミ拾いを！！やりました！！ 005 posted by (C)しょうちゃん。2007
またすぐ、ゴミは投げ捨てられるんでしょう。
やめろよ！！投げ捨て！！
そう言いたいのに・・・・
娘達は
‘また散らかってたらゴミ拾いして綺麗にしようね！！ ’
・・・・って。
はたして
道端でゴミ拾いをしていた娘達をみて
通り過ぎる車に乗っていた人たちは
何かを感じ取ってくれたのでしょうか？
娘達はまた何週間かすれば
きっとゴミ拾いを
やっているはずです。
ゴミ拾いをしなくて済む日は・・・
くるんでしょうか。
2007.06.09 土曜日
© Rakuten Group, Inc.
