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アルビノブナの闘病記




【2013年06月02日】

▼浅草にあるアクアショップ 「アクアフィールド」さん で、
▼アルビノブナを購入しました。全長は約3.5cmほどでした。
アルビノブナ(2013/06/03)
アルビノブナ(2013/06/03) posted by (C)鮒田鯉太郎


【2013年06月04日】

朝、水槽を見ると、アルビノブナが水面に口を出しプカプカとしていたので、
どうしたのかなと思ってよく見てみると・・・。

▼背ビレがボロボロでした。
アルビノブナ(2013/06/04)その1
アルビノブナ(2013/06/04)その1 posted by (C)鮒田鯉太郎

▼さらによく見ると、背ビレと尾ビレの間が出血していました。
アルビノブナ(2013/06/04)その2
アルビノブナ(2013/06/04)その2 posted by (C)鮒田鯉太郎

犯人は、ほぼ間違いなくコイの鯉太郎でしょう。
鯉太郎がかじったに違いありません。

あまりに小さいアルビノブナを鯉太郎のいる水槽に入れた私のミスです。

すぐに薬浴(グリーンFリキッド)&塩水浴(濃度0.5%)をすることにしました。
それでも、水面に口を出しプカプカとしていました。

▼この口で、アルビノブナをかじったものと思われます。
コイ(2013/06/07)その3
コイ(2013/06/07)その3 posted by (C)鮒田鯉太郎


【2013年06月10日】

▼薬浴&塩水浴に入り、約一週間が経過した時点でのアルビノブナ(右側面)です。
アルビノブナ(2013/06/10)その1
アルビノブナ(2013/06/10)その1 posted by (C)鮒田鯉太郎

背ビレはボロボロのままで、体側の鱗も剥がれて痛々しい状態でした。

ただ6月4日の時点では、水面に口を出しプカプカとしていたのですが、
それはしなくなりました。中層を泳いでいました。
かといって、元気いっぱいというわけでもなかったのですが。

あと、背ビレと尾ビレの間に見られた出血も止まっていました。

▼左側面です。
アルビノブナ(2013/06/10)その2
アルビノブナ(2013/06/10)その2 posted by (C)鮒田鯉太郎

こちらも鱗が剥がれて痛々しい状態でした。

しかし、水換えをする時とても元気に泳いでいたので、少量のテトラキリミンを
与えてみたところ、綺麗に食べてくれました。

いろいろ検討した結果、もう一週間、薬浴&塩水浴を続けながら、少量のエサを
与えて様子を見ることにしました。


【2013年06月15日】

▼背ビレが再生してきていました。
アルビノブナ(2013/06/15)
アルビノブナ(2013/06/15) posted by (C)鮒田鯉太郎


【2013年06月18日】

▼薬浴&塩水浴を開始して二週間が経過したので、45cm日淡魚水槽の方に
▼入ってもらうことにしました。
アルビノブナ(2013/06/20)
アルビノブナ(2013/06/20) posted by (C)鮒田鯉太郎

水合わせ中のアルビノブナです。
この時点でだいぶ背ビレは再生しておりました。
しかし、この時点でも、まだ鱗は再生してませんでした。


【2013年06月25日】

▼45cm日淡魚水槽に入ってもらって、一週間が経過しました。
▼背ビレはほぼ完璧に再生しました。
アルビノブナ(2013/06/25)その2
アルビノブナ(2013/06/25)その2 posted by (C)鮒田鯉太郎

▼アルビノゆえ体色が白いため分かりづらいですが、この時点でも、
▼鱗はまだ完全に再生しておりませんでした。
アルビノブナ(2013/06/25)その3
アルビノブナ(2013/06/25)その3 posted by (C)鮒田鯉太郎


【2013年06月05日】

怪我をしてから約一ヶ月、45cm日淡魚水槽に入ってもらってからは
一週間と十日が経ちました。

▼観察してみると、なんと鱗が再生していました(左側面)。
アルビノブナ(2013/07/05)その2
アルビノブナ(2013/07/05)その2 posted by (C)鮒田鯉太郎

▼右側面も鱗が再生しています。
アルビノブナ(2013/07/05)その3
アルビノブナ(2013/07/05)その3 posted by (C)鮒田鯉太郎

このアルビノブナは、6月4日に背ビレも鱗もボロボロに怪我をした状態で
発見され、それから約一ヶ月の闘病生活を経て、この日、鱗も再生したということで
全快宣言をしました。

▼僅か一ヶ月でここまで回復するとは、正直思っていませんでした。
アルビノブナ(2013/07/05)その1
アルビノブナ(2013/07/05)その1 posted by (C)鮒田鯉太郎

テツギョの時もそうでしたけれど、早期発見、早期対処はもちろんですが、
諦めずにお世話を続けたことが良かったのだと思います。

それにしても今回は魚の持つ生命力に本当に驚かされました。
少々の病気や怪我をしても、自己治癒力というものを魚は持っているようです。
その自己治癒力を発揮する環境作りや手助けをするのが、飼い主の役目なのだと
今回のアルビノブナのお世話を通じて私は思いました。


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