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ちょっと見丸顔の美人なのに、大阪の下町育ちで言葉も行動もがさつという、竹内しのぶ先生の登場です。
6年5組、しのぶ先生の受け持ち生徒、福島友宏の父親が殺害されるという事件が起きました。
母親が、金を持ち出して軽トラで出ていく父親を止めるところが目撃されていました。その後しばらくして離れた場所で父親は亡くなったらしいので、家族のアリバイは成立していました。
しのぶ先生には気にかかることがあり、友宏を訪ねます。
しのぶ先生の推理が冴えています。生徒のことをしっかり見てあげられる先生であることも伝わり、軌道を外れた行動も、読んでいて小気味いいです。
ハイヒールの使い方は間違っているような気もしないではありませんが…。
屑みたいな大人もいますが、子どもたちには真っ直ぐ生きてほしいですね。
参照元:『短編ミステリー・コレクション② 名探偵より愛をこめて』講談社
から 東野圭吾『しのぶセンセの推理』
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