人生いろいろありますよ

退院してから2年目

ぺんぎん 退院してから2年目(2003年)


ずいぶん元気になった。
体の調子はボチボチだったけど、
病気と 上手くつきあっていけるようになった。


調子が悪い時は「ゆっくり休めばいい」と思えるようになったし
調子がいい時は、おしゃれして散歩にも行けるようになった。



プレドニンの副作用で ブクブク丸くなっていた顔も
薬が減っていくにつれ、だんだんむくれがとれてきた。

体重も少しずつ減ってきた。
去年は入らなかったスカートもズボンも
なんとか着れるものもでてきた。


友達にも会えるようになった。
まだまだ限られた友達だけど。


ずいぶん明るい自分を取り戻すことができた。
・・・・って、いまだにクヨクヨしてることも多いけど^^;



元気になった理由は、
良くも悪くも夫にある。

この年の5月から、約半年間、夫が長期出張していたからだ。
自宅には月に一度しか帰ってこれなかった。

だから、それまでのすべて夫に頼りきりだった生活を
全部自分でする生活に切り替えなければならなかった。


夫は私の体のことが心配だったので
「出張中は実家に戻って生活していて欲しい」、とお願いされた。


私は、退院してからというもの、
一度だってひとりでお風呂に入ったことはなかったし
ゴミ捨てにだって行ったことがなかった。

急に あれもこれも やらなければならなくなるのは
私にとってストレスになると思ったらしい。


でも、私は、自分に自信をつけるために
実家には帰らずに、
なるべく自分ひとりで頑張ることにした。
・・・とはいえ、実家は近所なので、しょっちゅう帰っていましたが。。。



そんなこんなで
あんまりウジウジ、メソメソ も していられなくなった。
ひとりの生活は、予想に反して(?)意外と楽しかった。

なんでも自分でしないといけないので大変だったし
ひとりぼっちで寂しくもあったけど
毎日ほどよく疲れて、よく眠れた。

夫は月に一回しか帰ってこれなかったけど
ほぼ毎日、メールしたり、電話したり、チャットしたりして
あんまり距離を感じないですんだ。


一度、原因不明の蕁麻疹ができて、怖かったけど
病院で薬をもらったら、なんとか治まった。

体がきつくて動けない時もあったけど
母や、義母が いろいろお世話してくれたおかげで
どうにか乗り越えることができた。

体のどこかが痛いのなんかは、しょっちゅう、
というか、ほぼ毎日だけど
そんなのは慣れっこになっていた。



それから、うれしいことがあった。
血液検査でのCK値が ようやく正常値の範囲内になったの!!!


もう、一生正常値にはならないかもしれない。。。
一生薬を飲み続けないといけないのかもしれない。。。。

そんな不安を抱えていただけあって、
正常値になったときは、すごーーーく嬉しかった^^
顔がニヤけっぱなしだった^^


夫が出張中に体調や血液検査の結果が悪かったら
ひとりで落ちこんだ毎日を過ごさなければ
ならなかったかもしれないけど
運良く、ちょうど体調がいい時期と出張の時期が重なったので
ほんとうに良かった、と思っている。





でも、正常値になったとはいえ、
これは あくまでも 「薬で炎症を抑えている」状態なので
この先、薬を使わなくても炎症がおきない状態まで
もっていかなければならない。


正常値になったので薬も少しずつ減っていった。
でも、薬が減ったら、正常値内でもちょっとずつ上昇傾向にある。。。
ヤバイなあ。。。。
また薬が増えるかも。。。。



でも、気長にいくしかないです。
一日でも早く、薬を飲まないでもいい日がきますように!




2002年12月~2003年12月
12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 12月
CK値
266 251 194 181 183 155 122 105 121 129 145 178
プレドニン
10mg 10mg 10mg 10mg 10mg 10mg 10mg 7.5mg 7.5mg 5mg 5mg 5mg/2.5mg

※CK(クレアチンキナーゼ)の正常値の範囲・・・女性の場合 45~163 U/L


やっと正常値になったのに。。。。 正常値をキープするって難しい。。。。





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