臼井不動産.横須賀不動産コンサルティング

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2018年02月02日
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カテゴリ: 賃貸の達人
70才を超える高齢者は、一人でアパ-トやマンションを借りることが難しい。
家主さんが孤独死を懸念して入居を許可してくれないからだ。
夫婦で入居するのであれば問題はないのだが。





色々と物件をご紹介したのですが、入居者が気に入った物件は家主さんに入居を
断られる例が増えています。

高齢者が独りで住む事になれば孤独死、怪我、病気になった場合、家主さんも呼び出されるのを懸念しているからだろう。

最近、10年の長きにわたり入居されていた高齢のお客様が部屋で倒れ、救急車を呼ぶ騒ぎがありました。
独身の男性で高齢者だ。お酒が好きなためいつも朝から食事を取らずに酒を飲んでいる。

検査の結果栄養失調で病院に入院することになりました。
アパ-トでは食事を抜いていた入居者も、病院では規則正しく3度の食事が食べられる。お酒は飲むことが出来ないので食欲も旺盛だ。

1ヶ月の療養生活ですっかり元気を取り戻しましたが、今度は家主さんから退去の要望を出されました。
アパ-トの部屋はゴミ屋敷でガラスも割れたまま、キッチンも汚い。
家主さんが怒るのも無理もない。
それまで音信不通だった兄を頼って、無理に居候生活となりました。

アパ-トを一旦出ると高齢者を迎え入れてくれる住まいはなかなか見つからない。
肉親の所に転がり込みたくても姉も兄も高齢者だ。生活の面倒処か同居も難しい。
流浪する高齢者は、どこかの施設に入ることさえままならない。

年老いてから住まいの苦労をしないですむように、若い内からマイホ-ムを持つ努力をしよう。


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最終更新日  2018年02月02日 15時04分48秒
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