臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2019年02月08日

レオパレス21、入居者、家主、株主の涙

カテゴリ：不動産コンサルティング

レオパレスの建築基準法違反問題がマスコミに取り上げられ、今期の赤字が430億円と報道されたことで、同社の株式が売り浴びせられています。
レオパレスのアパ－ト入居者は音の問題で悩まされ、家主は違反建築建物を知らずに購入して資産価値が下がり泣いています。
本日はレオパレス21の株式が売り浴びせられて値下がりしています。
家主、入居者、株主と、レオパレスに関連する人たちは全員損失を抱え泣いています。

レオパレス株に売り殺到　施工不良で業績懸念
　８日午前の東京株式市場で、賃貸アパート大手のレオパレス２１の株式に売り注文が殺到した。同社の物件に施工不良が見つかり、入居者に転居を要請したと７日に発表したことから、今後の業績に悪影響を及ぼすとの懸念が強まった。

　買いがほとんど入らず、売買が成立しないまま、前日終値の５１５円を２割近く下回るストップ安水準の売り気配で推移した。

　国内証券関係者は「問題は表面化したばかりで、まだ全体像が見えていない」と指摘し、経営の先行きを不安視する売りが膨らんだと分析した。

レオパレス21の経営者は善意なのか、それとも悪意なのかは別にして、大金を払ってレオパレスのアパ－トを購入した投資家はガックリしている。
今ではレオパレスの中古アパ－トを購入する投資家が大幅に減ってしまった。

入居者も人気があった同社のアパ－トに入ろうとしない。
成長性を期待してレオパレス21の株式を購入していた株主は、大幅な値下がりで損失が拡大している。

鞄一つでアパ－トに入居できる同社のビジネスモデルは人気がありました。
しかし入居したお客様からは「隣の部屋の声が筒抜けのように聞こえる」と不評でした。

どこで道を間違えたのか分かりませんが、レオパレス21の再生を心より期待しております。

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