芥川の「羅生門」を読むとツキノワグマは作中の老女や下人にあたるのではないか?と思われたりする。
気候変動による食料の不足が原因で冬眠できないのも一因と言われている。クマの個体数も増加している。
考えて見るとひと昔と比すると人間は山に入り、山の手入れをしなくなった。人との住み分けが崩れてしまった。人間は自然と共生しなければならないといわれる。
兼好の「徒然草」の第235段に以下のように述べられている。
主ある家には、漫ろなる{すずろなる}人、心のままに入り来る事無し。主無き所には、道行き人、妄り{みだり}に立ち入り、狐・梟ようの物も、人気に塞かれね{せかれね}ば、所得顔{ところえがお}に入り住み、・・・
つまり人は森の主であることをやめてしまった。森は人には空き家のようにしてしまった。人が森の主権を取り戻すにはどうすればいいのであろうか?
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