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“House of Gold”
“ 黄金の家
”
She asked me, "Son, when I grow old,
Will you buy me a house of gold?
And when your father turns to stone,
Will you take care of me?" ×2
母さんは僕に聞いた、「坊や、私が年を取ったら黄金の家を買ってくれる?」
「お父さんが石になってしまったら、あなたが私の面倒を見てくれる?」×2
I will make you queen of everything you see,
I'll put you on the map,
I'll cure you of disease.
もちろんだよ。目に映る限りの全ての土地の女王様にしてあげるよ。
みんなが母さんの名前を覚えるように地図にだって載せてみせるよ。
どんな病気になったって治してあげるよ。
Let's say we up and left this town,
And turned our future upside down.
We'll make pretend that you and me,
Lived ever after happily.
例えばの話、僕らがこの町を出て行ったとして、
暗い未来を変えてみせたとしたら、
ハッピーエンドの物語のように、母さんと僕はずっと幸せに暮らせるね。
She asked me, "Son, when I grow old,
Will you buy me a house of gold?
And when your father turns to stone,
Will you take care of me?"
母さんは僕に聞いた、「坊や、私が年を取ったら黄金の家を買ってくれる?」
「お父さんが石になってしまったら、あなたが私の面倒を見てくれる?」
I will make you queen of everything you see,
I'll put you on the map,
I'll cure you of disease.
Ohhhh...
もちろんだよ。目に映る限りの全ての土地の女王様にしてあげるよ。
みんなが母さんの名前を覚えるように地図にだって載せてみせるよ。
どんな病気になったって治してあげるよ。
And since we know that dreams are dead,
And life turns plans up on their head,
I will plan to be a bum,
So I just might become someone.
でも、夢なんてどうせ叶いやしないし、
人生ってのは思うように行かないもんだから、
いっそ出来損ないになるつもりで生きてみるよ。
そうすればもしかしたら何者かにはなれるんじゃないかな。
She asked me, "Son, when I grow old,
Will you buy me a house of gold?
And when your father turns to stone,
Will you take care of me?"
母さんは僕に聞いた、「坊や、私が年を取ったら黄金の家を買ってくれる?」
「お父さんが石になってしまったら、あなたが私の面倒を見てくれる?」
I will make you queen of everything you see,
I'll put you on the map,
I'll cure you of disease.
もちろんだよ。目に映る限りの全ての土地の女王様にしてあげるよ。
みんなが母さんの名前を覚えるように地図にだって載せてみせるよ。
どんな病気になったって治してあげるよ。
考察
ウクレレがメインのこの曲は歌詞や ミュージックビデオ を知らずに聞くとなんだかハッピーで楽しそうな曲に聞こえるかもしれません。けれど、歌詞をよく見てみるとそうでもない気がしてきます。ミュージックビデオでも、 Tyler と Josh は上半身と下半身が無理矢理引き裂かれたかのような状態で、家の外でこっちを向いてくれない誰かに向かって演奏していて、なんだか不穏な雰囲気があります。曲に込められたメッセージと曲自体のイメージがちぐはぐなのは他の TOP の曲でもよく出てきますが、 " Not Today" の歌詞を見ればその理由がよく理解できます。「分かってるよ、矛盾してるって。この曲はなんだかハッピーに聞こえるけど、歌詞はすっごく暗いんだ。でも良いんだ。だってそれが僕という人間を表して、いや、違う、それこそが今この瞬間の僕なんだよ。」 Tyler は自分がどっちつかずな人間であることを認めていて、曲の構成や歌詞にこういった自身の二面性をあえて反映させることがよくあります。この曲の全体の流れを見ると、母親のために何かしてあげたい Tyler の願望と、それを実行するすることの難しさという葛藤が見えてきます。家族のためにもっと良い息子、そして良い兄でありたいという Tyler の気持ちは "Ride" など他の曲にも繰り返し出てきます。その中で Tyler は「家族のためなら代わりに弾丸を受けたっていい」、つまり家族のためなら死んだって構わないと言います。でも本当に必要な事はその大切な家族のために生きることなんじゃないか、そして言葉でそう言うことは簡単でも、実際に自分は家族のために生きているのかというと、そうとも言えないんじゃないか。そんな葛藤をこの曲は表していると Tyler 自身 インタビュー でも説明してます。ミュージックビデオに登場する引き裂かれた半身は、家族のためなら死んだっていいという献身的な愛情と、実際に生きて孝行する難しさに引き裂かれる思いをよく表していると思います。
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