Dr.コパの風水で開運生活

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子育て/お薦めの本

【小学生~中学生のお子さんをお持ちの方に、特にお勧めします】



金持ち父さんの子供はみんな天才 親だからできるお金の教育( 著者: ロバート・T.キヨサキ / ...


タイトル/金持ち父さんの子供はみんな天才 親だからできるお金の教育

著者は「金持ち父さん 貧乏父さん」で有名です。だから、教育書としてこの本を手に取る方はとても少ないだろうと思い、紹介します。


本のほとんどは、子供の時期からお金の勉強をする事がいかに大事かを語っています。
その部分も、私にとってはとても有益な物でした。
どんなに学校の成績が良くても、良い会社に入っても、すぐに辞めてしまったり、金銭的に自立できないのであれば、困ります。経済社会で生きる訓練の仕方を教えてもらった気がします。

そんな本が何故、教育書として優れていると感じたか。

本の終盤、第15章の子供が持って生まれた才能を見つける方法。
コルベ・インデックスという言葉が出てきた頃から、著者の人間的本能について語られるようになります。

コルベ・インデックスとは、もって生まれた学習スタイルを診断する事、だそうです。
一般的な知能や性格の診断とは別物である事が、著者の体験を通して語られます。

印象深いところがありました。
コルベ・インデックスの結果を見て、著者にこういいます。

「あなたが今学校に行っていたら、ADD(注意欠陥障害)のレッテルを貼られて、おとなしくなる薬を飲まされていたかもしれませんね」

「今の学校システムの中では、あなたは問題児、障害を持った生徒というレッテルを貼られるしかない」

ところで、著者の実父は他の本では「貧乏父さん」と表現されていますが、この本では「賢い父さん」と表現されています。
実際に知能の高い人ですが、診断の結果を考えると、賢い父さんの真に素晴らしいところは、「今の学校システムの中では、障害を持った生徒というレッテルを貼られるしかない」息子を、馬鹿にしなかった、事だと思いました。

本の最初にIQの話が出てきます。
その中で「賢い父さん」は、IQが高いとは、今の学校で学ぶ物を吸収する力に優れているという事、と説明します。

そして、息子が自ら
「自分は行動する事で学ぶタイプ。だから自分にあった勉強の方法を見つけなければならない」
と言う事に気が付くように、語りかけてるのです。

学校の成績が良く、教育関係の職業についた「賢い父さん」にとって、成績が悪く問題児と言われる息子を、ありのままに受け止める事が、いかに大変で素晴らしい事か。
親になった人ならば解るのではないでしょうか。


コルベ・インデックスに診断に話を戻します。
その中で、こういうところがあります。

著者・「ADDの子供達に薬をもませておとなしくさせる方法をあなたはよいと思いますか?」

診断士・「いいえ、たいていの場合、そうすべきではありません。子供達に薬を飲ませ、欠陥だ障害だと否定したようなレッテルを貼る事は、たいていは、子供達の生まれつきの能力、自尊心を無視したり低く評価する事になります。そんなことをしたら、子供は自分に対して持つべきプライドを奪われます。もしもあなたが幼い頃に薬を飲まされていたら、自分の進むべき道を見つけられなかったでしょう」



「IQのこと」や「学校での勉強は必要だけど、その方法では合わない子供がいる事」、何より「今学校に行ったならADDと診断されるだろう人がお金持ちになりベストセラーを生み出した」、というのは、これから学校とつき合う保護者にとって、とても大きな意味を持つと思いました。


(注) 本文から抜粋したところは、そのままではなく、要約したところがあります。要約した事で意味が誤って伝わっているかもしれませんので、正確な文は本で確認してください。


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