越中屋*四十五右衛門*商店

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73年の『ポップス普動説』



「心もよう」「神田川」「夢の中へ」の位置を昨日のように想定しましたので、結果的に73年のあのリストがグループ分けされました。
曲の配列は第6講の順序でそのままいきます。

(イ)「花街の母」 ~「なみだ恋」 のグループ
   ________________________

(ロ)「忍ぶ雨」 (心もよう含む)~「夜空」 のグループ
(ハ)「オレンジの雨」 (神田川含む)~「みずいろの手紙」 のグループ
(ニ)「私の彼は左きき」 (夢の中へ含む)~「夏色のおもいで」 のグループ
   ________________________

(ホ)細野さん ~ ミカバンド のグループ


(イ)が《右翼》、(ホ)が《左翼》としました。
(ロ)(ニ)が両翼につながる部分として、
わたしはあえて〈中道〉に入れたいんですよね。


「歌謡曲の構造」では73年の特徴として
 (4)自然的短音階がフォークの中に顕著に現れる
を上げ、フォークがド~っと主流にクローズアップした、とまとめました。

大瀧さんは、「ポップス普動説」で1980年までにニューミュージックが(右派)に移動した、と唱えて、つまり存在はもはや洋楽っぽい〈左派〉ではなかった。としています。


〈フォーク〉と〈ニューミュージック〉と、あえて別々に呼んでみました、が。


第3講によせられたkさんへのコメント
>井上陽水を支持した聴衆は、陽水に何を求めていたんでしょうか? 陽水登場まえ、何に渇望していたのか・・・

>受け手が好んで受け入れたのは・・・ 聴衆は何を求めていたんでしょうね。


〈中道〉のグループにフォークを入れた根拠、とともにこのあたりを次回から考えてみたいと思います。
そのために、ちょっと日本のフォークの発展史をおさらいしてみます。ちょっと、です。


第15講 73年までの〈日本フォーク伝〉へ



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