★☆女を満喫☆★

♪Nクン.2♪

彼氏と別れたマデはいいケド、普通ならそのままNクンと付き合っちゃえばよかったんだけど。


そうしなかったのはやっぱり女友達の言葉があったから。

「実はさ~あたしこのNってヤツちょっと好きなんだよね」
この言葉が頭から離れない。

ただの女友達じゃない。親友みたぃな関係だから。
いくらそのコに彼氏がいても、うちらが付き合っちゃったらギクシャクする気がした。

きっと祝福してくれるって予想できたケド。
デモソレは何か違うかなって。



そんな時にまたNクンと呑む機会ができた。



今度は最初からNクンのおうちで呑み。
前回の事もあるし、そ~いう雰囲気になるだろうなっていうのはたやすく予想できた。予想できたケド、そういう行為をする気はなかった。



で、呑んで。



案の定そういう雰囲気に。



キスまではした。


デモそれ以上は今回も許さなかった。



「何で?お前彼氏と別れたんだろ?」

「別れたよ」

「じゃぁ、何で?」

「前も言ったジャン・・・」

「だから・・・・・

俺と付き合う?」




付き合ってしまいたかった。
うんって言ってしまいたかった。
だけど女友達の言葉は頭から離れない。



「付き合わない・・・。付き合えない」

「だから何で?お前は好きでもない男の家に一人で来て酒飲むゎけ?そんな女なわけ?」

「違うケド・・・。」

「・・・・前も言ったケド俺はヤりたぃダケの女を自分の部屋に呼んだりしなぃ。ソレはわかってんな?」

「・・・・うん。」

「何だよ、その間は!マジだって!」

「うん・・・。」

「何が気になってんの?」

「・・・・」

「言っとくケド好きじゃなかったら俺はこんな事いわね~しヤんね~からな。」

「・・・・」

「俺が遊んでると思ってんだろ?」

「うん」

「あっ、テメーそこは即答かよ。遊んだりしね~ょ、めんどくせ~」

「・・・・・」

「だから、俺と付き合おうょ」

「・・・・ゴメン、やっぱり無理・・・・」

「・・・・・・・」

「ごめんね・・・・?」





てな流れがありました。文にするとすごくうそ臭い(笑)んだけど、Nクンは乱暴ながらもこんな人で。

その後、無理強いなんて真似は当たり前だけどなくて。




「お前さ・・・・」

「何?」

「俺、あんなに女に言うのなんてなんだからな。」

「??」

「お前ってぶっちゃけかわぃぃジャン。」

「うん、よく言われる☆」

「バカじゃん。」

「何だよ~」

「だから、そ~いう事」

「ぃゃ、わかんなぃ。」

「・・・・だ~か~らぁぁ~!!俺は女を褒めたり、付き合おうとか!
そおぃぅの普段いわね~っての。」

「・・・」顔が赤くなってしまぃ・・・

「だから、そ~いう顔すんなょ・・・・お前っているだけで男誘ってんだから」



・・・・・今思うと完璧こっずぱずかしぃ事言われてマスね(((( ;゚Д゚)))

すごぃな、Nクン。

デモほんとに普段人を褒めたりあんまりしなぃ。

その服いいじゃん、トカ
そのアクセかわぃぃじゃん、トカは言えるケド。

デモ。


そんなこんなで二回。

Nクンをフッテしまぃました。

その時はそこまで凹まなかったケド。


女友達の方が大事だったカラ。

Nクンと連絡する回数が減って、うちも違う彼氏できたりして。


しばらくしてNクンの事なんてど~でもよくなったっぽぃ女友達に当時の事を話しました。


半年以上してから。



「な~んだ、そんな事あったの!!?マジうけんだけど!!
付き合っちゃえばよかったのに!!」









お前が言うなぁぁぁぁぁあああ~!!!!!



なんていうか自分がNクン気になってたなんて微塵も覚えてない様子で、そんなコトを言うもんだからますます親友だな、コイツって思った。


うちがNクンの事気になってるのに気づいたカラ、あえてそんな態度とったんだと思う。

うちに気使わせないタメに。



で、たま~にNクンと連絡とったり遊んだりの関係が続いて、


2004年春。


結構また頻繁に遊ぶ機会が増えました。
ただ二人で遊ぶコトはなかったケド。



相変わらず口が悪いケド優しいんだ。
身内バレが怖い小心のうちはここにかけなぃんだけどね'`,、('∀`)'`,、



そしてそのさりげない優しさに改めて触れてまた、今回は障害的なモノもなく好きになってマス。



過去に二回振ってるタメに付き合うようになるには大変だと思う。
デモ今度はうちが頑張る番だと思って、粘り強くいきます!




終わり☆


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