サイド自由欄
ちょっと変えるとると楽して4 kg 宮本裕子 青春出版 「カロリー計算なんてもう忘れなさい」前回からだいぶ時間が過ぎました。 今日はこんな感じでスタートしたいと思います。
カロリー計算にこだわっていても、家庭生活や仕事の都合で旅行などでそれを守れないことも多いもの。「今夜はお酒を飲みたくない」と思っていても、上司に進められればグラスに口をつけないわけにはいきません。楽しいデートでワインを進められれば、「今夜も乾杯」。
気心の知れた同士ならカラオケでワイワイ。まして急に決まった仕事上の接待ともなれば、カロリー計算のベースは完全に狂ってしまいます。
「今夜はダイエットはお休み。エーイ、食べちゃおう」
これでそれまでの努力が水の泡。もう一度一から出直しです。これでは一生かかっても結果は同じことになってしまいます。
第一、食べるカロリーばかり計算しても、体の方が調整してしまうのですから、食べたいものも食べずに現職が続けても、それだけの効果は上がりません。さらに栄養不足が続けば体の機能も低下し、脳の食欲調整にも狂いが生じます。その結果、食欲が全くなくなってしまう拒食症や、 食欲を異常に更新させる過食症などの最悪のケースになる場合もあり、大変危険なことになります。
ここでタイミング法を実行する上で、食生活の面をもう少し理解していただくために、 お話を続けたいと思います。
タイミング法には献立表もカロリー計算もありません。全く必要としないのです。そもそも献立表通りに食事のできる人はほとんどいないと思います。
カロリー計算も同じカロリー計算も同じ。
よく女性視野健康雑誌には、正しいダイエットという記事が掲載されています。理想的で健康的な内容ですが、実行が難しいのです。”正しく”魚実行すればするほどストレスになりませんか?
タイミング法の食生活は健康のためのバランスさえ考えてくれれば、自分流でいいのです。 自由なのです。
今は美味しい食べ物が満ち溢れています。空腹の時に買い物に出ると、次から次へと買い漁ってしまいます。そして買ってきたものは、片っ端から食べてみたくなる。
そんな経験がありませんか?ダイエット中は特に食べ物のことが頭から離れないはずです。
いくら自由に食べられると言っても毎日食べ放題を続けていては痩せることはできません。だけどたまには好きなだけ食べたい。特にお正月や旅行先ではすぐです。タイミング法はそれができるのです。ケーキ食べ放題でも、中華バイキングでも、挑戦してみてください。今後の地震にもつながりますよ。
食べ過ぎたからといって、すぐ病気になるわけではありませんし、牛肉3 kg も5 kg も体重が増えるわけではありません。せいぜい増えても1 kg 程度でしょう。もし翌日体重が増えていたら、その子に食事調節すれば、増えた1 kg はすぐに戻ります。元の最低体重に戻せば安心ですね。食べ過ぎが続くから体重も増えっぱなしになるのです。食べ方にもこのくらいの余裕と自信を持ってタイミング法を継続してほしいと思います。
生理に隠された重大な”痩せるタイミング”
ではここで少し、女性の生理についてお話ししたいと思います。
もし、今これを読んでいてくださっているあなたが男性ならば、当然ながらこの項目は全く必要ありません。男性の場合は、このタイミング法をいつからでも始めていただけますから。
しかし女性の場合は生理の周期を無視するわけにはいきません。
何度も言うようですが、 タイミング法は、人間の体のリズムを利用する方法です。女性の場合は、この体のリズムに生理の周期がとても大きく栄養しているわけです。
ですから、生理の周期を無視していればなかなか効果が現れないことになります。逆に言えば生理の周期を産むがうまく利用すれば、一番効果が出やすい、ということになるのです。何をやっても痩せないという人は、この生理の周期を無視しているから ではないでしょうか。
もちろん閉経を迎えた女性は、いつからタイミングを始めても結構です。また、まだ閉経したわけではないけれど、どうも生理不順で、という人は、きっかけが作りにくいので、あまり生理周期にとらわれずとりあえず始めてみるのが良いでしょう。それから体重の動きを観察してみます。
正忘れないでいただきたいのは、生理不順は決して良いことではありません。健康な閉経前の女性ならば、次のページの図のように、きちんとした生理の周期があるべきなのです。
そこでこのタイミング法ならば、繰り返しているうちに、病気でない限り自然にあなたの体自身でリズムを整えて行くことができます。不規則だったリズムの中にだんだんと自然なリズムを作り出し、ホルモンのバランスを整えて行ってくれます。生理不順の人にとっては、正しい生理周期を作り出し、スッキリ痩せていく、一石二鳥の方法です。生理不順に関しては一生で説明します。
タイミング法は、生理の周期を基本にして、一番順調に痩せやすい時期、そして痩せにくい時期に分けて設定しています。
生理と体の受容関係
月経期 卵胞期 黄体期(月経前期)
基礎体温
体温
日数
低温相 高温相
エストロゲン プロゲステロン
タイミング法適時 体重がUPしている
UPしていた体重が
落ちている時期 気分イライラ
図形は書籍より大幅に省略しています。
この説明については次回に行いたいと思います。