六点市場

香港を歩く(その2)



 2月7日(木)~10日(日)、3泊4日の日程で初めて香港に行ってきた。香港は、東京都のほぼ半分の面積だが、山が殆どで平地は全面積の10分の1、そこに700万人が住む超過密都市である。香港空港から九龍(クーロン、広東語でカオルーン)地区にバスで向かう途中、20~30階建ての細長いアパートが林立している風景を見る。現地ガイドによると、一般人は1ルームに7、8人で住んでおり、ベットは2、3段が当り前らしい。(公営アパートは、築20~30年で家賃8500、風呂・トイレ共用) 外食が多いというのもうなづける。 香港は、建設ラッシュで至るところで、高層アパートが建てられている。足場は、暑さのせいで鉄は使われず、竹とビニールテープだけで組まれており、セーフティネットはあるものの、地上70~80mのところの作業には勇気が必要だろう。作業員の日給20000、転落死したら、遺族に10万HK$・ホンコンドル=180万円が支払われるらしい。

 初日はフリータイム。午後4時に九龍半島のほぼ中心に位置する、油麻地(ヤウ・マ・ティ)の上海通(シャンハイロード)に面したドーセット・シー・ビューホテルに到着。荷物を置いてすぐ、シャンハイロード、途中からネイザンロードを半島の先端に向かって南下、油麻地(ヤウ・マ・ティ)~佐敦(ジョーダン)~尖沙咀(チム・サア・チョイ)を往復した。九龍の繁華街を6時間ブラブラ歩いたが、革靴を履いていたWifeの足が棒のようになり、足の裏に豆が出来た。地下鉄を利用すると、油麻地(ヤウ・マ・ティ)から、ショッピングモールやブランド店が多い尖沙咀(チム・サア・チョイ)までの片道は、所要時間7、8分、運賃は4HK$(70)である。

 宿泊先のホテルがある上海通は、下町の日用雑貨店街で、台所用品や仏壇、道具店が多く、一歩、路地に入ると、食堂の裏でタライで食器を洗っていたり、ダンボール箱に果物が野積されていたりと、現地の生活がかいま見れる。(魚の腐ったような臭いとゴミの多さに驚くが・・) また、市場は魚、肉、野菜、果物が5HK$(5ホンコンドル=90円)程度で売られており、その姿のままの鶏や豚の顔皮の燻製がつるされていたり、生きた蛙をさばいているのにややビックリする。旧正月(2/11~)前で、赤地に金色の文字の大きな札や飾り用の橙(だいだい)の木が売られていて、香港の一番にぎやかな時期に訪れたのかもしれない。

 九龍のメインストリート・ネイザンロードは夕方から綺麗なネオンに彩られ、人と車の多さ(車優先らしい)に驚く。横断歩道の信号は殆ど守られず、車の前を平気で横断する。 また、年末(旧正月前が年末)の警戒のためか、やたら警官の姿が目につく。年末商戦でどの店も安売りの張り紙をしており、10坪程度の広さの店が多い。ブティックはチョット日本では着れないような、安っぽくてひと昔前のような洋服が多く、香港大手の裕華國貨(ユー・ハ・デパート)も、作りは立派だが、お土産売り場以外は、品数と品質は日本の地方のデパートより劣る。 香港の1日は朝遅く、夜の12時でも人通りが絶えない。店も11時頃まで開店しており、夜店は12時以降も開いている。セブンイレブンが多く、ミネラルウオーター(4HK$=70)や缶ビール(6.5HK$=110)、軽食や雑貨は24時間手に入る。香港は眠らない街「不夜城」のようだ。

九龍のメインストリート「ネイザンロード」

香港2・ネイザンロード2


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