ナゼ、報道要請メールを送るのか?



なぜマスコミへメールを送るのか?

今回、1人1人が「何か」を感じ、突き動かされるように
署名を集めに奔走した。
その1つ1つの署名が声になり、とうとう届いたのです。

8月7日(旧暦の七夕にあたる日)に犯人逮捕となりました
これは社会へ与えた影響、事件の残虐さから見た事の深刻さを
考慮しての異例の逮捕です。
福岡検察、福岡警察の尽力とたっくさんのみなさんの気持ちの
署名が集まって、せっかくまっつん逮捕にこぎつけたのに、
「逮捕された」ことだけに焦点が合っては不本意なのです。

なぜなら・・・?

もっと根深い理由をマスメディアに取り上げて欲しいから・・・。

そもそも今回の事件に、どうしてこんなにも多くの人が動き
そして署名が集まったのか?

それは「ただ生きる」という純粋で無垢な、小さな小さな命を
理由はどうであれ、イタズラにもてあそんだ挙句、
死に至らしめる残虐さ・・・。
そしてそれに同調し、まっつんを英雄扱いしてまで煽る人がいる。
そんな人が平気で暮らす社会と、共存する世の中。

以前からなにかと問題のあった2ちゃんねるで、今度は画像つき
リアルタイムでの子猫公開虐殺という史上まれにみる猟奇的な事件。
相次いで急増する動物虐待のニュースに、私達の心の中の
『小さな命の尊さ』という認識はいったいどこに行っちゃたんだろ?

日頃のストレスや自分勝手な感情、それらの対象が言葉なき
『小さな命』に向けられる。

相手が人間じゃなかったら、何をしても良いのか?
相手が「痛い」と言わないから、その声は「良心」に届かないのか?
相手の痛みは自分の痛みじゃない、だから何をしても関係ないのか?


それは違うだろ!? と、改めて痛感した今回の事件。

不幸にも車にはねられて息を引き取った猫でさえ
あんなムゴイ死に方しないです。

あれだけ残酷なことをしておきながら、日本の動物愛護に対する
処置の不充分さ、認識の欠如、法律の遅れ。
犯人に対する憤り、それを煽った人への憎しみ、なんの罪もない
子猫が体験した痛み、耐え難い悲しみ・・・・・。

人それぞれ、見解は違っても「何か」深く考えさせられた
事件だったのでは・・・?

今回のことは事件そのものが、どうこうというよりも、
「人の心に訴えかけた」事件だったのです。
平和な毎日に甘んじて、動物虐待のウワサや事件は耳にする機会が
あっても、ここまで異常な犯罪を目の当たりにした事は
今までなかったんです。

そうゆうことを踏まえて、それらの「心(気持ち)に与えた影響」も
マスコミには一緒に流して(報道して)欲しいのです。
全国の人が、遠く離れた地で名もなき子猫の非業の死を悼み、
「何か出来る事はないか」と心1つにして、動いてきた。

それは犯人が逮捕されたことで「終わり」じゃないんです。
まだ、次の犯人予備軍の芽を摘む意味でも、
これからしなければならないこと の方が
はるかに多いのです。

報道は少しづつですがされ始めました。
でも、それは「犯人逮捕」でしかありません。
「異例な処置」でしか過ぎないのです。

覚えていますか? 
去年のNYテロの事。
事件後、2日後にはすでにアメリカの動物愛護団体(ASPCA)が
現場周辺に取り残された動物たちの救出に突入しました。
それを、人間の命と同等の重さでニュースチャンネル全てが
報道したのです。
それはアメリカ人にとって当然の報道だったそうです。
なぜなら、動物は「大切な家族の一員」だから・・・。

覚えていますか? 
今から10年以上前、雲仙普賢岳が噴火したときの事。
1990年11月から5年6ヶ月もの間、島原市深江町をはじめとする
島原半島全体に様々な被害を及ぼしました。
44名の死者行方不明者、2300億円を超える被害、
2000世帯が5年に及ぶ避難生活を送るなど、直接数字に表された
もののほか、社会各層に現在まで深刻な爪痕を残すなど記録的な
長期災害となりました。
「人間の死者行方不明者」は伝えられても、動物の情報は
皆無だったのです。
あの災害の時、飼い主とはぐれてしまった動物たちは
狭いケージに入れられて空き地に山積みにされました。
避難生活を余儀なくされた町民たちは、可愛い我が子同然の
ペットたちと離れて暮さなければならなかったのです。
避難所での「動物の飼育禁止」と言う決りがあり、一緒に住むことを
許されなかったのです。
それとおなじことが阪神淡路大震災の時も起こってたって
知ってますか?

まずは人間優先。
動物はそれから。

日本の動物に対する認識はそのレベルです。
もし、あなたの身の上に、地震なり噴火が起こって、避難生活を
余儀なくされても、今の日本では、あなたのペットは一緒には
暮せないんです。そばにおけないんです・・・。

また、動物を愛護しようという動きに対して日本では

「動物好きの人間はわがままな性格の者が多く、
人間同士のコミュニケーションがとれないから
動物としか付き合えない」


驚く事に、これは日本の精神科医や心理学者が流布した言説です。
「動物愛護」バッシング期には、この手のコメントが頻繁に
マスコミを通して流されて来ました。
そして、この言説に根拠を持たせるためにマスコミが用いた人物が
「徳川綱吉」です。
時代劇では綱吉は暴君やバカ殿として描かれると相場が決まっています。
「動物愛護を唱える奴にはろくな奴がいないぞ」と言いたいわけです。
また、マスコミはこの時期、活動家のことを
「動物キチガイ」 と呼んでいました。
欧米では動物虐待者が精神病だとして取り締まられてきましたが、
日本では「動物愛護」が精神病だとして取り締まられてきたわけです。
もっと昔は「動物好きの人に悪い人はいない」と世間一般で言われて
いたわけですから、えらい違いです・・・。

ここからのスタートです。
この先にあるものが非常に困難なものなのは百も承知です。
日本国民全体の動物への意識が向上し、去勢や終生飼育の認識も
定着し、むやみやたらに行われる動物実験や、保健所の安楽死。
それらを中止するような方向へ持っていくのは、
並大抵のことではないのです。

ペットをすでに飼っている方には、その認識があるでしょう。
だけど動物嫌いな人にもその認識を持たせるのは至難の業です。
嫌いなものを好きにさせるのはムズカシイですが、
嫌いなものを嫌いと認めたうえで、法的に取り決めをするのは
そんなにムズカシイことでしょうか?

今現在の、動物虐待に対する規定は
「愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、
一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。」

となっています。でも、そうは言っても実際には、
虐待が事実的に認められ、書類送検されたとしても、
「略式起訴」で終わることがほとんどで、
やっと、ここまでこぎつけた改正法も、それが適用されずに
改正された意味を成していないのが現状です。

宇都宮のゴールデンレトリバー、ムッシュくんが撲殺された時、
「器物損壊罪」が適用されました。
あの事件は「動物愛護法」の適用ではなく、「刑法」の適用
だからだそうです。
なぜそんなふうにしたのか?
愛護法で裁くよりも、刑を重くすることができるように、
ある意味裁判官の「良心」ともいえる方法で、もっとも罪を
重く問える刑法で裁いたのです。
愛護法の適用で、前例がまだないから、刑法の30万円の支払いを
適用した。つまり、愛護法の適用で処理するならば、
30万円の罰金にすらならないからという苦肉の策だったからです。

もし、今回の事件が前例にないくらいに「動物愛護法」での
重い罪が適用されたら・・・?
これを機に「動物愛護法」が更なる改定を遂げたら・・・?

現在、保健所で年間殺処分される動物たちは65万頭にも及びます。
聞いたところでは、猟の季節が終わると山に捨てられる
「ワンシーズンドッグ」と呼ばれる猟犬たちもいるとか。
これらの名もなき動物たちに、救いの手を差し伸べられる
可能性やチャンスが高まってくるのです。

私達の署名が声になって検察庁に届きました。
更に活動を続けていれば、広い意味できっと日本も変えられるはずです。

マスコミにメールを送るのは、今後の、虐待に焦点をあてた
動物愛護法の改正への強い要請の意味からです。

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んもぅ、この際なので、小泉さんにも聞いてもらっちゃいましょう♪

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