隊長さんの山ある記

隊長さんの山ある記

Mar 7, 2025
XML
カテゴリ: 登山・ハイキング
先日、八高山へ登った際、南方向に聳えていた神尾山(かみおやま)と経塚山(きょうづかやま)
~この山の存在は知っていたがなぜか今まで行っていない!たぶん登り忘れていたのか?~標高もさほど高くないので気にも留めなかったというのが妥当かなウィンク


過日、登った八高山から見る神尾山(左)と経塚山(右)





ここ2~3日雨が続いたが、今日は曇り時々晴れの予報で雨はなさそう、躊躇しているうちに時間が経ってしまい遅い出発だったが思い切って家(静岡市葵区)を出た。

安倍川に架かる橋を走行しながら右手を見ると竜爪山から北方向に連なる安倍東山稜がすべて真っ白だ!まるで冬山の様相を呈していた。あの雪が融けないうちに東山稜のどこかの山へ行きたい!そんな登高意欲をかきたてられた~ウィンク

愛車は国道1号バイパスを西進、大井川を渡ってすぐの大代(おおじろ)ICで降りて大井川右岸に沿った国道473号を北に向かう~車道はグングン高度をあげて大井川をはるか眼下に見下ろすようになり、まもなく神尾集落への分岐を右折し旧道へ、(かっての旧道はヘアピンカーブだったが今はカーブをゆるくした新道が国道473号として主要道路になっている)旧道のヘアピンに取り残されたように鎮座する延命地蔵さんと新弁天堂の前に2台ほどの駐車スペースがありクルマを置いた。ここが地蔵峠で標高は225m、気温8℃だがわずかに風があって寒い!ウインドブレーカーを羽織ってスタートした







早春を伝えるのは、数珠を切ってぶら下げたような花を付けているキブシ(キブシ科)
今年初めて見ましたね!






ほんの2~3分で出て来る急カーブを緩和した国道473号を横切り、案内標識に従って登山道に入る。
が、入口が薮っぽくわかりずらいので赤テープを付ける。この写真では、右方向へやや不明瞭な山道が上に延びている。その後は、マーキングも要所に付いていて安心、尾根に出たあとの山道はいたって明瞭だが、急な登りもあり、しばらく樹間越しに大井川下流の流れをはるか下に見ながら先を急ぐ。





尾根通しを歩く登山道は、踏み跡も明瞭だ
ここらあたりでSL機関車の汽笛を聞いた~






ニホンカモシカがこちらの様子をじっとうかがっている~






その後、登山道は緩急交えながら高度を次第に上げていく~
やがて山道から離れて立つ送電線鉄塔を見る。登山道の右に四等三角点がある筈だが見当たらない~帰りに探すとして先を急ぐ~

鉄塔基部より過日登った八高山を見る~















神尾山分岐から左方向に直進してジャスト3分で、、





こんもりした神尾山(551m)へ
杉、ヒノキの植林に囲まれて展望は全くない寂しい山頂だ~しょんぼり







その後、分岐に戻り、登山道は北西方向に植林帯を行く~







やがて、ストレートな急な下りで鞍部に立つ~









登路は、いったん下り、最後かと思われる急登にかかる。
ひとあえぎしてピークかと思ったのは、大代の童子沢(わっぱざわ)親水公園からの合流地点(650m)だった。







三等三角点標石のある経塚山(670m)の山頂はその先5分足らずで到着!しかし、この山頂も周囲は伸びた植林に囲まれて展望ゼロ!しょんぼり






昭和61年(1986年)再発行の「静岡県・登山ハイキングコース143選」県岳連発行の記事によれば経塚山山頂からの西面と北面の眺望が良いと記されているが、40年も経った今では植林が高く伸びて展望はまったく望むべくもない!古い納經塚の石塔(裏を見れば寛延三年と記してある。西暦で云えば1750年になる.当時の将軍は九代徳川家重だったそうな)が往時の面影を寂しげに残しているだけだった~




山頂気温は2℃、風はないが底冷えのする寒さに証拠写真を撮って、早々に往路を戻った~
なお、平坦で広い山頂には、山頂名を示す標識があるだけで「神尾山へ」を示す方向表示がない。山慣れた登山者なら判断がつくだろうが、ビギナーには怖い!万一ホワイトアウトになった場合、下る方向を見失う可能性がある。とりあえず、白テープにマジックインクで書き記してきた。







曇りがちの天気だったが、時折射す陽射しが有難い!日当たりの良い所で簡単に昼食を摂り
ストックを取り出して下山~(ボクは、登りでは、ストックに頼り過ぎてバランスを崩すことがあるので使うことはない。下りのみ転倒防止用に使うことにしている。)







なお、帰路に鉄塔近くの三角点探しをしたが、登山道から10mほど入った場所に国土地理院が設置した三角点を示す細い標柱があるだけで肝心の四等三角点の標石がない!落ち葉に埋もれてしまったのか、落ち葉を払って周囲をくまなく探してみたが見当たらない!なんともミステリー!





午後、3時40分、国道437号を横切って無事スタートした地蔵峠に戻った~





今回、宿題として登ったニ山、ともに山頂からの展望も、歩行中からの展望もなくただ歩くだけの山でやや期待外れの感はあるものの、ひとり静かに自身と向き合って森林浴を楽しむには、良い山であった。
次回行くとするならば登る途中の明るい自然林が魅力なので神尾山への往復だけでも適度な半日コースとして楽しめそうだ。

そして、気になったのは経塚山から南に長く延びている尾根の末端、童子沢(わっぱざわ)からの登りコース、地図で見た限り極端な急な登りがない。気になるコースである!ウィンク


なお、今回、経塚山からの帰路、「神尾山への分岐」地点を見過ごし、寄るつもりのない神尾山へ行きかけてしまうところだった。あの分岐点では左方に「神尾・地蔵峠へ」の明確な標識があればいいなと直感した!山慣れたハイカーなら気付くだろうが初心者は見過ごしてしまいかねない。ボクの考えすぎかもしれないが、万一、下りで神尾山へ直進してしまった場合、途中に浅めの鞍部があり左右に溝状の登山道らしき十字路があるので、もしも引き返す際にそこへ入り込みはしないかという危惧を感じた。
とりあえず、白テープに「神尾、地蔵峠」と書いて分岐の幹に巻き付けてきたが、。

今回は、赤テープを30本用意していったが、ここはと云う箇所に付けているうちにすべて使い果たした~マーキングの付け過ぎも気を付けねばならない。多すぎれば美観を損ねるし、ハイカーさんの冒険心をも損ねる可能性があるのでそこは注意しながら付けているつもりである。ウィンク


下山後、まだ時間に余裕があるので、クルマで地蔵さんから神尾の集落へ下り、さらに下り切ったところに大井川鉄道の無人駅・神尾駅。大変簡素な駅舎で雨をしのぐのがやっとという屋根がついている。今でもここでの乗降客はいるのだろうか~周囲に家は無く、舗装車道を上って行く先に神尾集落があるのみだ。






駅の周囲にはタヌキの置物が多く並んでいる。なんでも今では故人となってしまった名物車掌さんがマイクでガイドをする際にお客からいただいたチップを私用しないで縁起の良いタヌキ(他を抜くと云う)の置物を買って飾ったのが始まりでその心意気に共感した人たちが寄付して数が増えたらしい~
タヌキの郷という名も付いた神尾駅、素朴な駅ではあるが心温まる駅でもあるのだ。








駅舎の時刻表を見ると、あと5分で上り列車が来ることがわかったのでプラットホームでしばし待機。時刻通りに入って来た列車はしばらく停車し、走り出す様子がない。するとまもなく、金谷行きの下りの列車がトンネルから出てきた。そうか、単線の鉄道なのでここですれ違いをするための時間待ちだったのか。







そして驚いたのはディーゼル機関者と列車の後方にSL機関車が連結し後押ししているではないか~待機していた若い運転手に聞いたら傾斜が多い路線なので主として上り列車の後押しをするのが多いと云っていた~初めて目の前でみた光景に何か得したような気分で神尾駅をあとにして再び地蔵峠から国道473号を左折して我が家へ向かう~






国道473号の神尾付近から大井川を見下ろす~近くに見える集落はおいしいミカンの産地、神座(かんざ)あたりだろうか~



帰路、大代ICから国道1号バイパスに上がり大井川を渡った先の向谷(むくや)ICからが大渋滞!ほとんど動かない!ノロノロ動いてもじきにストップ、結局、そんな状況が旗指(はっさし)IC付近まで続きその後しばらくスムーズに走れたが、所々でまたもやノロノロ運転!普段なら1時間で帰宅できるところ2時間かかってしまった~山疲れより、皮肉にもクルマの運転で疲れてしまった~ウィンク



<参考コースタイム>
地蔵峠(旧道)11:10~11:12神尾山・経塚山登山口(国道473号)~12:10神尾山分岐~12:13神尾山12:15~12:18神尾山分岐~12:35福用分岐~13:00童子沢分岐~13:05経塚山13:30~13:35童子沢分岐~14:10福用分岐~14:40神尾山分岐~14:55鉄塔・三角点標石探し15:00~ 15:35神尾山‣経塚山登山口(国道473号)~15:40地蔵峠(旧道)       所要時間 4時間30分(目印取り付け作業タイムを含む)

歩数計→15650歩    2.5万図 八高山





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Mar 10, 2025 09:02:18 PM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: