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ジャガイモの手伝いが雨で中止になったので、のんびり朝食を終えた時、突然、2週間ほど前に無くした家の鍵のことが頭に浮かんだ。だんな様に、記憶の呼び出しを手伝ってもらう。 あれっ、鍵が無い!と気が付いたのは、母を送っていく前日。いつ無くしたのか、全く記憶に無い。あれやこれやと、考え、3日ほど前に釣りに行った後、紛失したと思っていたが、待てよ。釣りの後、また次の日、3人で出かけたよね。ということは、玄関の鍵を掛けたはず。誰が掛けた?母が一緒のときは、だんな様が車の用意をするから、私?エッ、ということは、15日は鍵はあったことになるねえ。でも、それはおかしい。その日、鍵が無いと騒いでたんだから。どうやら、二人とも記憶が薄れて、混乱が増す。鍵はどういう風にしてた?どういう風って、皮のタグみたいなのをぶら下げてたの。絵に描いてごらんよ。もう1枚、同じのが別の鍵についてるから、それを持ってくるわ。これよ。手に取るなりだんな様が「これって、家の鍵だよ」エーーーー。どういうこと?(あわてて、玄関に)ホンマヤ。ちゃんと掛かる。ということは、無くしたと思っていた鍵は、ずーと、引き出しに入っていたことになる。・・・・・どうやら奈良に出かけるのに、不要だからと、前々日引き出しにしまったようだ。しかし、何べんも引き出しを開けて、調べたのに・・・。この鍵も何べんも見て触ったのに??多分、皮のタグだけでは心もとないと、短い鎖を付けて引き出しにしまったようだ。その状態で使用しなかったため、目も手の感触も覚えが無い、ちょっと違うと記憶探しを拒否したのかも。 奈良に行っている間も、ずうっと気になっていたのが、こんな形で解決するなんて。引き出しにしまった事すら記憶に無いなんて・・・。見つかった嬉しさよりも、記憶が無いことの方が気になる。だんな様が、無くさないようにと、鍵に何やら工夫してくれることになった。今度は、しっかりと目に焼き付けておこう。
2006/09/27
10日振りに見る十勝平野は、ジャガイモの収穫作業も一段落したのか、のんびりした風景だ。なかなか目がなれないというか、あまりの静けさに感覚が付いていけない。何となく、見慣れた風景という感じがしない。よそ者になった感じがする。奈良も大した町じゃないが、それでも、外に出れば車・車・人・人・人。やっぱり活気が違うんだな。夜中に泣き出した孫のお陰で、寝不足状態で戻ってきた。静かな我が家で、即刻お昼寝。夕方目が覚めた。静かだ。1歳半になった腕白小僧の泣き声や、パタパタという足音も聞こえない。毎日毎日、一緒に遊びほうけてたのがウソみたい。大人二人の生活は、活気が無いねえ。静かだ・・・。静か過ぎる!
2006/09/25
さあて、いよいよ明日、母を送っていく。7月から約2ヶ月間、母にとっては猛暑から解放されたが、デイサービスのお友達と離れるという少々寂しい旅だった。現金なもので、少し前まで家の中まで、杖を突いてヨタヨタ歩いていたが、荷物を送り出すと、さっさと部屋の片づけを終え、シャカシャカと歩き出した。お友達に何食べてきた?と、聞かれると言う。みやげ話にと、市内でも評判の近所のジンギスカンの店に連れて行った。店の名前などのメモを渡したが、多分覚えてないだろう。なにせ、去年もこの店に連れて来て、美味しい肉だねえと喜んだことすら、忘れている。まだ宵の8時というのに、母はもう休んでしまった。だんだん頑固さが増す母には、何度もプッツン来そうになったが、今から思えば、一番辛かったのは、母かもしれない。同居している妹が定年退職するまであと1年。確実に1年ごとに体力が落ちる身体で、果たして来年も連れて来れるかなあ。なんだか身につまされる。明朝、とうもろこしや野菜を少々リュックに入れて、娘たちへのお土産にしよう。
2006/09/15
数日前からやたらハエが多いと思っていたら、隣の牧場の彼方に、牛の群れが見える。やっぱりお出ましか。牛たちが近づくにつれて、ハエの量が増える。我が家特製のハエ取りパチンコで、パチンパチンとやるが、追いつかない。母も、自分で作ったボール紙のハエ取りでパタンパタンと叩いている。 牛たちがのんびりと、草を食んでいたら、「ホーイ、ホーイ」と声がする。突然、マウンティンバイクが2台現れ、「ホーイ、ホイホイ、ホーイ」と声を張り上げながら、牛を追いかけ始めた。現代版カウボーイだ。追われつつ、牛たちは立ち止まって牧草に顔を突っ込む。「そうせかしなさんな。今行きまっせ」とでも思っているのだろう。頭数確認のために牛を集めたのか、しばらくして気が付いたら、まだ牛たちがそばにいた。ハヨ向こうに連れてってよ。ハエがうるそうてかなわん。周辺のイタドリの紅葉が増し、時折風に落ち葉が舞い落ちる。そろそろ、放牧も終わりだろう。
2006/09/10
母が寝違えて、右首筋から肩が痛いと言う。同じ姿勢で本を読むからだと注意をして、シップを貼った。 昨日、15度くらいまで下がり、結構冷えたので、ストーブをつけようかと聞くと、「いいよ、一枚余計に着て、ベッドに足を突っ込んでるから」と言う。暖かい方が痛みにいいのか、悪いのかわからず、うるさく言うのも喧嘩の元と思い、そのまま従った。「あんまり、根つめて本を読まんようにね。同じ姿勢が一番よくないよ」言うても聞かんやろなあと思いつつ、口から出てしまった。 昨日より暖かくなったが、母がストーブをつけてくれと言う。寒い、寒いと言うので、体温を測ると、36.8度。少々微熱があるようだ。「寒いなら夏のぺらぺらのズボンと服を着替えなさいよ」と持ち物の中から、薄手のセーターと秋物のズボンに着替えさす。薬信者で何かと言うとすぐに薬は飲むが、それ以外はどうも、言うことと行動がマッチしてない。 むっとするほど部屋を暖め、ベッドに潜り込んでいる母に、「どうや、さむないかい?」「足が冷たい。アンカないか」触ってみると、足先がやけに冷たい。靴下をはくとよけいに冷たくなるから履かないと、断固とした大きな声で言う。 電気アンカなんて家に無いし、近所に電気屋なんて無い。湯たんぽか。ペットボトルにお湯を入れてと考えたが、丁度リサイクルで出したとこだ。だんな様が地域で唯一のAコープに聞くと、「ああ、あるよー」へえー、何でもあるんやねえ、と感心しながら慌てて買いに走った。たかだか200弱の世帯数だから、Aコープの店長は顔も名前も知っている。「湯たんぽなんてナニすんだ?」夫婦で興味津々、待ってましたと、質問する。「うちの母が足が冷えて、寒いていうから」「今でもこんなんあるんやねえ。昔は寝る前によう使こたけど」と、同じような年齢者が三人、思わず昔話となった。用意してあった、赤いプラスチック製の湯たんぽを渡してくれた。本体520円。 さっそく熱湯を入れ、バスタオルで包んで母の足元へ。「汗かいたら、全部着替えなあかんよ」うっすらと、鼻の下に汗が光っている。「汗なんかかいてない」「鼻の下に汗かいてるよ」「あっほんまや」苦笑いしながら、母はようやく人心地付いた様子。薪を一本ストーブに放り込んで部屋を出た。 翌日、天気は回復。暑くなった。首の回らないぎこちないカッコで出てきた母が、「熱下がった」と言った。手に着替えた服一式が袋に入っている。朝一番、「痛い、痛い」と言う。だんな様から、しばらく本は読まないように。じっと安静にしていたら、痛みがだんだん和らぐからと言われ静かになった。私が言うと、必ず反発があるが、だんな様が言うと、おとなしく聞いてくれる。部屋に戻った母の様子を見に行くと、まだ、十分暖かい湯たんぽに足先をくっつけ、ラジオの音が流れる中、所在無げに窓の外を眺めていた。そういや、去年も熱出したり、痛がったりと同じような事があったなあ。
2006/09/04
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