2005年09月19日
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カテゴリ: 喫茶「話倶話倶」
十五夜の月が、美しく見える夜を良夜という。昨夜は、まさに良夜。
残暑はまだ続いているものの、朝晩はすっかり涼しくなり、毛布をひっぱりだして眠るようになった。



満月


秋を肌で感じるようになったこの季節、月はもっとも美しいとされ、収穫の時期と重なることもあり、芋や果物を添えて月を愛でるようになった。
人々と月との関わりで、一番身近なお月見。父の話を聞くと、昔はあちこちの家の縁側に供えてある団子や果物などを盗みに行く習慣があったという。2メートル位の竹の先に釘をつけ、家人に見つからないようにその先に団子などを刺して盗むのは、子供たちにとって楽しみなことだったようだ。盗まれた家の人も、知らぬふりをきめこみ、「お月様が食べてくれた」といって、来年の豊作を約束していただいたような気持になったらしい。

昨夜のような見事な満月ももちろん素晴らしいが、時折雲がかかる月もなかなかに風流だ。すっかり雲ってまったく月が見えない時には「無月」と、雨に降られ月の欠片も望めない時には「雨月(うづき)」といい、どちらにせよ月を愛でる心持を表している。

十五夜の月は、様々な呼び方をされる。「望月」「名高き月」「三五の月(3×5=15ということで、日本人は言葉遊びが好きですね)」「明月」などなど。里芋の収穫の時期でもあり、供物として供えるところから、「芋名月」とも。
十五夜前後の月にもそれぞれ名があり、一日前は「小望月」「十四夜月」「待宵の月」、一日後は「十六夜(いざよい)」、二日後は「立待月(たちまちづき)」、三日後は「居待月(いまちづき)」、四日後は「寝待月(ねまちづき)」「臥待月(ふしまちづき)」、五日後は「更待月(ふけまちづき)」。月の出がだんだんに遅くなる様子がわかる。五日目には夜もだいぶ更けないと出てこないというわけだ。

また「二十三夜」というのもあり、下弦の月。「二十三夜待ち」といって、真夜中にならなければ見られないこの月の出を待つ風習もあったということだ。

満月の二日前の月を「十三夜」といい、特に陰暦九月の十三夜の月は美しいとされ、十五夜とともにお月見をする。十五夜だけでこの十三夜の月を見ないと「片見月」といわれ、よくないこととされている。今年は十月十五日が十三夜。

供物







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最終更新日  2005年09月19日 11時42分10秒
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