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2008.04.15
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カテゴリ: Serie A
ロナウジーニョとミランとの移籍交渉が合意に達したらしい。
あとはバルセロナとミランとのクラブ間交渉で合意に達すれば晴れて移籍が成立するが、カカに並ぶ新たな血を必要とするミランと、怪我や私生活でのゴシップに辟易しているバルセロナなのだから、ある程度すんなりと合意に達するのではないだろうかと個人的には思っている。

しかし、そこにインテルが割り込んできたのだから話は複雑だ。
毎度のこととでも言うべきか、大物選手には必ず唾をつけておこうとするインテルの悪い癖が今回も出てしまった。伝えたメディアの誇張も多分にあるだろうが、とはいえバルセロナの放出が既定路線であること、そして来シーズンこそチャンピオンズリーグ制覇を狙うクラブにとって戦力の上積みが必要なこと、さらに移籍先がミランだということを踏まえると、決して噂ではすまないレベルの話のようにも思えてくる。

では仮にインテルがロナウジーニョ獲得に本腰を入れるとしよう。そうなると消える線がモウリーニョの招聘である。
まず単純に守備の出来ない選手をモウリーニョは認めない。ここ最近出場の試合ではそれなりに守備も行っていたロナウジーニョだが、それは「以前のロナウジーニョに比べて」であり、決して平均以上のそれではない。確かに1発で流れを変えれる技術は魅力的でこそあるものの、やはりモウリーニョには適さない選手だといえる。あれだけドログバを重用しているのもドログバが前線からのプレッシャーを怠らず手を抜かないからであり、その辺りからもロナウジーニョは不要である。
(ちなみにアドリアーノも7月にインテルに戻ってくる。仮にモウリーニョが監督に就任すれば彼もまた放出される可能性が高いのではないだろうか)

モウリーニョがインテルにやってくる。つまりはマンチーニがクラブを去るということである。
2月のチャンピオンズリーグ敗戦後、一度は辞意を表明したマンチーニだったが、クラブ上層部と会談後すぐにそれを撤回するという出来事があった。「敗戦によって頭が混乱した」と釈明こそしているが、辞意を表明した際のコメントを振り返ると「選手には伝えている」「この(チャンピオンズリーグの)敗戦が辞意の理由ではなく、以前から決めていた」と、あたかも今シーズンでの退任が既定路線だったような言い草であり、少なくとも頭が混乱してしまい突発的に出てしまった言葉とは思えない。


リーグこそ首位を走り3連覇に向けて飛ばしてはいたものの、念願のチャンピオンズリーグ獲得は今シーズンも失敗に終わった。ならばこの時点で解任し来シーズンに備える手もなくはなかった。だがそれをしなかった。
おそらくは残されたリーグ3連覇に向けて選手への影響を最大限に抑えることが1つあっただろう。もしもマンチーニが選手に辞意を伝えていたら、選手は「マンチーニのために」と思うだろう。だがそのマンチーニがいなくなればモチベーション低下につながる。ただでさえタイトル獲得の可能性が1つ消えたというのに、もう1つも失うことは絶対に避けたかったはずである。

またマンチーニを解任したところで後任がいなかったことも挙げられる。
モウリーニョは以前から、シーズン中の就任はないと言っていた。だからこの時点での招聘は不可能だった。かといってアシスタントのミハイロビッチを暫定に据えることはマンチーニ色からの脱却という意味でも避けたかったことだろう。要請されたところでミハイロビッチが首を縦に振るかは疑問だが、モウリーニョ招聘を推し進めるなら出来るだけ色のない人間をシーズン終了までの暫定で招聘するほうが得策だといえる。かといってリーグ制覇は必須である。そのギャップを埋める最善策が結果、マンチーニ続投だったのではないだろうか。

インテルの来シーズンの最優先事項は何か。間違いなくチャンピオンズリーグ制覇である。
そのために何をするべきか。戦力の上積みや入れ替えも必要だが、まずはマンチーニ以上に優れた監督を招聘することであり、それこそモウリーニョ級の監督をクラブに連れてこなくてはならない。ロナウジーニョ獲得はそれからではないだろうか。

こう考えるとやはりミラン行きが近いと思うのだが、ミランの来シーズンのチャンピオンズリーグ出場が危うくなっている。ロナウジーニョはそれをどう捉えているのだろうか。



ほな、また。





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Last updated  2008.04.16 00:54:23
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Re:ミランとロナウジーニョに横槍を入れるインテルの本音(04/15)  
tomyankun6332  さん
私は8割方ミランだと思っているのですがもしCLの出場権を逃したらどうなるか・・・
でも去年のバイエルンの例もあるのでミランでしょうね。(もしこれでミラノのチームではなく第3のチームだったら面白いですが)
個人的にはミランの最大の補強ポイントはセードルフの後釜だと思っているのですが・・・

インテルの最大の補強ポイントは監督だと思います。
あの選手層ですから仮に選手を補強しなくても監督さえ良ければCLを獲れると思います。
マンチーニが無能だと言ってる訳では無いですがあの個人技サッカーだと限界があるのも事実だと思います。

あとまったく関係無いのですがプレミアではブラジル人は成功しないっていうジンクスをどう思いますか?
(ジウベウト・シルバは成功しましたが・・・)
アフォンソ・アウベスやルーカス、ロッケンバックなどいますが誰も大成功しないのでしょうか?
是非、意見を聞かせて下さい。
今回も長々とすいませんでした。
また拝見させていただきます。 (2008.04.16 12:45:15)

Re[1]:ミランとロナウジーニョに横槍を入れるインテルの本音(04/15)  
adios7210  さん
tomyankun6332さん

とりあえずミランは全ポジションの見直しが必要だと思います。
特に前線よりも中盤以下は年齢的な面やマンネリ感をなくすためにも一流レベルの補強が急務だと思います。

インテルはやはり監督ですね。
選手は揃っている。タレントだけを見れば結果(CL)を残せないはずがない。インテルの場合、怪我人がやたらと多いのもありますが、選手層はそれほど薄くない。ただ性格に難のある選手が多いようにも感じます。戦術もそうですが、これらの選手のメンタル面を管理・コントロールできる監督が必要だと思います。例えばモウリーニョのような。

最後にブラジル人の件ですが。
確かに大成功した選手はいないですね。現在だとGシウバくらいですか。少し前ならジュニーニョ・パウリスタもいましたが、彼とて”大”が付くほどの成功ではなかったですからね。
これまで深く考えたことはあまりないのですが、やはりスタイルの問題ではないでしょうか。
例えばアルゼンチンは南米ながら、文化的・歴史的なこともあって、ヨーロッパスタイルへの対応は早いように感じます。「あれっ、この選手アルゼンチン出身?」なんてこともたまにあります。一方でブラジル人はどこへ行ってもブラジル人のままです。数回のプレーですぐにブラジル人だと分かります。
ならば他のリーグでも同じなのですが、スペインは同じラテンの国なのでスタイルが似通っている、イタリアは同じラテン気質なのと、あまりにも真逆すぎるために却ってそのスタイルが攻撃にアクセントを残しやすいのではないかと思います。しかしイングランドはアングロサクソン系であり、昔ながらのキック&ラッシュスタイルもそれなりに見受けられています。その中でブラジル人が自分を活かせるような範囲は数少ないように思います。
もちろん全てのブラジル人がこうではないので一概には言えませんが、こんなところではないでしょうか。 (2008.04.19 22:19:17)

Re[2]:ミランとロナウジーニョに横槍を入れるインテルの本音(04/15)  
tomyankun6332  さん
adios7210さん
分かりやすい回答有難うございます。

確かに文化やサッカースタイルの問題かもしれないですね。
個人的にはピッチの広さが国によって違うと聞いた事があるのでそれも関係しているのかな?なんて考えています。(あとは前線からのプレスの強さとか)

たとえばフランスはピッチが広い。
で、圧倒的な存在感を見せていたマルダがスペースが狭くなった事で並の選手になってしまっている。
とか。
そういう意味ではバレンシアのホアキンも(あとカカやロナウジーニョも)スペースが少なくなれば今のようなプレーは出来ないのかな?
と考えてしまいます(そんな事は無いでしょうが)

ただCLでは良いプレーを見せていますよね?
うーん、七不思議・・・ (2008.04.20 14:51:46)

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