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カンヌ国際映画祭、受賞結果発表

27日、第60回カンヌ国際映画祭が閉幕し、授賞式では最高賞のパルムドールにルーマニア人監督 Cristian Mungiu の「4 Months, 3 Weeks, and 2 Days」が選ばれた。また、日本の河瀬直美監督「殯（もがり）の森」がみごと次席の審査員特別グランプリに輝いた。

河瀬さんはホントにいい感性をしてます。97年度のカンヌ国際映画祭で新人監督賞にあたるカメラ・ドールを日本人で初めて受賞した「萌の朱雀」以来、この人は他の人と随分観点が違うなぁと思っていたので、グランプリはさながら然りです。またこういう作品が受賞できたことは、今年のカンヌは方向性がまともになってきたんだなぁともいえますね＾＾パルムドールは次の楽しみにしておきましょ＾＾

【パルムドール】
　「4 Months, 3 Weeks, and 2 Days」　Cristian Mungiu 監督

【審査員特別グランプリ】
　「殯（もがり）の森」　河瀬直美監督

【監督賞】
　ジュリアン・シュナーベル　「Le Scaphandre et le papillon」

【脚本賞】
　ファティ・アキン　「The Edge of Heaven」

【男優賞】
　コンスタンチン・ラヴロネンコ　「The Banishment」

【女優賞】
　チョン・ドヨン　「Secret Sunshine」

【審査員賞】
　「Persepolis」　Marjane Satrapi監督
　「Silent Light」　Carlos Reygadas監督

【カメラ・ドール】
　「Meduzot (Jellyfish) 」　Etgar Keret ＆ Shira Geffen

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