『アガルタ通信』

『アガルタ通信』

UNSURPASSED MASTERS VOL.13


2000年2月13日  リハーサル@Gクレフ
参加メンバー:濱 雅寛g、山田 賢g、西村伸雄tp,河合伸哉ss/ts、瀬尾高志b、GD-ds、

*普通、我々は1月はお正月なのでリハとかはしない。2000年も恒例によりお休みした訳だ。で2月に2000年最初のリハをやる。皆、正月ボケで演奏は緊張感の無いものになった。

*『フット・プリンツ』からスタートするが、GD3拍子が上手く叩けない。しょうがないのでシンバルだけで伴奏をさせる。正月そうそう困ったモンだ(笑)。全体の演奏もユルめのぶったるんだ酷さだ。すぐに終わらせ『フット・プリンツ』から『ホット・’ランタ』につなげる構想を濱g、皆に話す。『ホット・’ランタ』はオールマン・ブラザーズ・バンドの代表曲だ。丁度3拍子なので巧くつなげるとカッコ良いと思ったのだ。しかしこの曲、山田さんしか知らなかったのでチョット演奏してみる。なんとかつながりそうだということで『スパニッシュ・キー』に移ろうとしたらGDが『どんな曲でしたっけ?』と聞くので西村tp『ダダッコ、ダダッコ、ダダッコ~』とリズムを口ずさむ。が、結局やらない。濱『じゃあ、ウォーミング・アップとしてVoodooDownをやろう』と言ってますが、もうスタジオに入ってから20分以上演奏してますから~!この頃、この曲は得意だったからね。『バックシート・ベティ』に続くが河合のソロがイマイチだ、河合はこの曲、苦手なのだろう。洗練されたフレーズが出てこないもの。『イッツ・アバウト・ザット・タイム』GDはまるでクリックみたいでグルーブしない。気を取り直して再度演奏するがカタイ、カタイ。西村tpレコードに近いフレーズを吹きはじめる(コピーしたのかな)山田gのソロはマーク・リボー的だ。『イン・ア・サイレント・ウェイ』が始まる。河合ssテーマが全く吹けない(情けない)西村tpもダメ。『はははははははっはは』笑ってごまかす。濱『練習しておいて下さい』と丁寧に2人に言う。『スパニッシュ・キー』のGDのドラムが変なので、急に濱『ラテンは叩けるの?』と聞きサンタナ風のリフを弾く。GDがそれにあわせて叩きはじめるがスカみたいになってる(笑える)濱『そっち系統は得意じゃないみたいね』でおしまい。『今のは忘れよう』『ははははははは』。この頃はGDをレギュラーにしようと思っていたので、リズムのチェックを厳しくして、ダメだったらクビにしようと思っていた。かなり厳しいことも言っている。『ジンバブエ』この曲は8ビートなので、なんとかカッコはついている。しかしテーマのアンサンブルが悪い。特にこの日は河合が不調だ。『ジンバブエ』のキーを変えるタイミングの練習、ややフリーの感じで演奏している。『ビッチズ・ブルー』に突入する。これはまあまあの出来。『ソー・ホワット』をやることになった。瀬尾のベースでのテーマが笑える。へったくそだ!これ聞かせたいなあ、ホント笑っちゃうぞ。西村tp出だしが『カインド・オブ・ブルー』のレコードのソロと全く同じで、これもウケる。まあ全体的にこの日の演奏は低調だった。


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