はなひな~アメリカの子育て日記~

はなひな~アメリカの子育て日記~

はなのPreschool入園からクリスマスまで


「家に帰りたい」とは泣きませんでした。

が、9月、10月は、家にいても、外で物音がすると
「怖い怖い」言って、布団にもぐったり、精神的にもはなはつらそうでした。

幼稚園での様子を聞いても
「一人で遊んでいた」
「はなははなと遊んだ」

「I play by myself」

と、何語で答えても「一人で遊んでいた」らしい、ということしかわかりませんでした。

先生からは、静かでいい子だけど、ちょっと水がこぼれると、泣いて

「洋服を着替えたい」と騒ぎ、

トイレでも、おしっこはできるんだけど、便座が大きくて怖いので、
上手に座れず、おしっこが少しズボンについてしまうので、
毎日怒って「洋服着替える」と泣いていたようです。

でも、決して「マミー」とは泣かなかったようで、かわいそうでした。


そんな10月のある日、先生が笑顔で

「はなちゃん、今日お友達に怒ったんです」って言うんです。

「え?怒ったんですか?」

「はい、お友達におもちゃを取られて取り返して喧嘩になったんです」

・・・なぜそれを笑顔で報告?と思ったら


「はなちゃんは、今まで本当に静かで、かわいそうなほどでしたが、
今日、はじめて自己主張してくれるようになりました。
だから、うれしかったんです」

と。

その頃から、はなは、男の子、と遊ぶようになりました。

女の子は口が達者なので相手にしてもらえないようで、

男の子は、走ったり笑ったりすれば一緒に遊んでくれるので、
毎週一人の男の子に的を絞って仲良くしていたようです。

男の子の方も、はなは体も小さいし、子分のつもりで遊んでくれていたようです。

とにかくクリスマス休暇に入るまで、一度も
「お迎えにきてください」という電話はないまま、はなは、
男の子とラブラブで、なんとか幼稚園生活に適応していきました。




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