はなひな~アメリカの子育て日記~

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リーメン装着時の治療2



でも少しでも参考になれば・・・と思います。


整形外科部長に代わって、リーメンの穴をきつくしてもらってから、1週間で骨が元の位置に戻りました。

最初の1ヶ月は毎週行って、レントゲンを撮って、チェックしてもらっていました。

レントゲンに関しては、いろいろなご意見があるでしょう。

プロテクターを着けてくださる病院もあるそうです。

私の病院は、子宮のプロテクターはなかった。
今、かかっているアメリカの病院もない。

先生いわく、確かにレントゲンによる被爆の危険性はあるものの、
脱臼を見逃すことの方が、うちの子供にとっては危険。

そして、子宮にプロテクターを載せてしまうと、大事な股関節が見えないので、プロテクターをしないとのこと。

ま、毎週レントゲンだったからかなり動揺していましたが、
それ以降は、治療が2週間に一回、3週間に一回、となり、
4ヵ月後に、リーメンをはずすことになりました。

今は年に一度のレントゲン、先生の言葉を信じようと思っています。


診察と次の診察の間が開くほど、リーメンをはずしてもらえる日が近づいてきて、どきどきしました。


我が家は、子供が1歳半のときにアメリカへ転勤になりました。

そこで、最後に先生に診て頂こうと病院へ行きました。

その際に
「この子は、今の時点では、脱臼も治っているし問題はない。
ただ、これから思春期や、出産などのときに、問題は起きるかもしれない。

リーメンを装着した子供の40人に一人が、成長したときに手術が必要になる、ということは覚えて置いてください」と言われました。

私は、それをいつも忘れず、年に一度の診察はかかしていません。


ところで、治療当時、私は、インターネットで、雪パパ&雪ママさんのサイトを見つけました(私のブックマークにサイトへのリンクがあります)

そして、いつも雪パパ&ママさんに励ましてもらっただけでなく、
同時期に、リーメン治療をされている方々とお友達になりました。

その中のお一人は、なんと同じ病院に通っていた方で、
病院で待ち合わせしたり、と本当に毎日を楽しく過ごすことができました。

今でも、その当時お友達なったmakiさんとは楽天を通じてお友達だし、
あの頃は、本当につらかったけど、それと同じくらい、うれしいことも多い日々でした。

ちなみに、佐世保以外にお住まいの皆さんとは、名古屋でオフ会をして実際お会いする機会にも恵まれました。

お子さんも皆さんかわいくて、楽しかった。


私はつらいつらいとさっきから書いているけれど、実際辛かったのはうちの娘。

リーメンで足を動かす自由が動かされていたし。

それに今後は、もっとつらいことも待ち受けているかもしれない。

それでも、そのつらいことと同じくらい、そしてそれ以上、うれしいこともやってくるんだよ、
そして、あなたは人の痛みがわかる優しい子なんだよ、ということを教えていきたいと思います。

今でも、当時の写真見るとつらくて泣けてくるし、娘の将来を考えると、寝られなくなることもある。


でも、親の私が彼女の足を否定的に考えると彼女も、そうなってしまう。

だから、なるべく、うちの能天気夫を見習い、何事も元気に明るく、
そして、わが子が成長する頃には、医療がもっと進歩していることを信じて、私は毎日、子供と楽しく生活して行きたいと思います。

2歳児検診




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