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商売で儲けるために残虐な動物虐待である断尾断耳が平然と行われている。、動物愛護法は「犬をみだりに傷つけた者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。」と規定している。なのに、なぜ、警察は断尾断耳を取り締まらないのだ。断尾断耳をするブリ-ダ-は「犬をみだりに傷つけた者」に該当しないとでも言うのか。 動物愛護法第1条は、動物の虐待の防止と生命尊重を規定している。第2条は「 動物が命あるものであることにかんがみ、何人も、動物をみだりに殺し、傷つけ、又は苦しめることのないようにするのみでなく、人と動物の共生に配慮しつつ、その習性を考慮して適正に取り扱うようにしなければならない。」と規定している。 国際社会は断尾断耳禁止の方向に進んでいる。それなのに、日本はJKC(日本ケンネルグラブ)などには全くその動きはない。動物愛護の精神が欠落しており、犬を商売の対象として扱っているだけだ。愛犬家ひとりひとりが断尾断耳について考え、自分のブログで意見を述べるなど、何らかの行動を起こすことをお勧めする。一人一人の意見がやがて大きな潮流になり、日本からかわいそうな断尾断耳の犬がいなくなる日が来ることを願っている。 断尾断耳が禁止されている国はドイツ、オランダ、デンマ-ク、スウェ-デン、ノルウェー、フィンランド、ニュ-ジ-ランドとイスラエルだ。 禁止運動の盛んな国はイギリス、オ-ストラリア、スイス、ルクセンブルグ、キプロス、ギリシャだ。それに、最近アメリカが加わった。 断尾断耳の対象とされている主な犬種。ウェルシュ・コ-ギ-・ペンブロ-グ、ド-ベルマン、ヨ-クシャ-・テリア、プ-ドル、フォクス・テリア、ボストン・テリア、ボクサ-、ジャ-マン・ポインタ-、シュナウザ-、グレ-トデンなど多数。断尾断耳は動物虐待だ!70枚の写真集 断尾断耳のいろんな犬種の沢山の写真があります。 -
2005.04.30
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愛犬にとって鶏の骨は最高の食餌だからと、このブログに随想を掲載したところ、多くの人は常識に反することだと、半信半疑だったようだ。ドッグフード業界が流した鶏の骨は危険だという風説風評に毒されている。 鶏の骨を推奨した随想を読んだQさんから、次のようなお礼の投稿があった。 Mt.Dogさんを見習って、愛犬に手羽先をあげました。ガリガリ喜んで食べています。次の日も問題ありませんでした。それから、毎日あげています。 この間に誤食騒動があり、病院で何を食べさせているか聞かれ、正直に「手羽先」と答えると、ものすご叱られました。あまりの言われように、原因は手羽先?と思うようになった程です。 しかし、次の日に原因のものがでてきました。誤食で嘔吐と便を繰り返しましたが、全く別物です。 手羽先の骨などはでてきませんでした。すべて、消化されています。不幸中の幸いですが、これで自信をもって鶏の骨をあげることができます。 読んでいて笑い出してしまった。半信半疑でおそるおそる鶏の骨を愛犬に食べさせてていたのだとおかしくなった。鶏の骨は胃に刺さるから、食べさせてはいけないと信じ込んでいる人が多い。ドッグフ-ド業界がドッグフードを売りつけたい商魂で流した風説風評を何の疑念もなく信じ込んでいる人が多い。盲信だ。 新興のドッグフード業界をバックにした一種のオカルト宗教だ。信者が物凄く多い。愛犬に鶏の骨を食べさせる飼い主は異端者扱いされそうだ。 かって、ウーロン茶を売り込みたい商魂で、ウーロン茶を飲むと痩せるという風説がながされ、世の中を風靡していた。何の科学的な根拠もない。だが、未だに信じ込んでいる人がいる。 自宅の庭に毎年、100~200個ほど実のなるザクロの大木がある。ザクロの実の輸入業者が流した風説風評で、ザクロの実は何とかの婦人病の予防になると信じ込んでいる年輩のご婦人が多い。 近所のご婦人に、その話をしたら、怪訝な顔をされた。どうも、ケチに思われたらしい。風説風評がまかり通ると、何が常識で、何が非常識かがわからなくなる。 愛犬のパピヨンのパナは手羽先を主体に砂肝ともも肉で90%以上を占める食餌を一日一回、電子レンジで強熱加熱して手作りしたものを与えている。必ず、食べ残すほどの量を与えている。食べ残したものは、翌日まで、そのまま置いてある。 食餌に満足しているらしく、好きなおやつがない。犬の大好物であるジャーキーさえ見向きもしない。たまに、チーズを小豆大にちぎってやると、食べることがある。いつでも食べるのではない。人間の食べ物には全く興味を示さない。 だから、何かのしつけをするのに、おやつをご褒美にするものがない。ほめるしかない。仰々しく褒めることにしている。 パナは歯が丈夫らしく、ケンタキーなどの鶏の唐揚げの骨は両端部分は噛み砕いて食べ、中央部分は残す。骨の量が少ない時は、時間をかけて、中央部分もかみ砕いて全部たべる。 愛犬によっては大きい骨も丸飲みするような犬がいるようだ。カニばさみか剪定はさみで小さく切ってやるとよい。自然界の肉食動物は動物の骨を食べて、骨の成分であるカルシュームを摂取している。自然界にはドッグフードはない。自然のものが最も美味しく、栄養バランスがよい。愛犬のパナは無言だが、生活態度で、そう言っている。 追記 上記の「誤食で嘔吐と便を繰り返しましたが、全く別物です」のその別物の実際は犬用ガムであったと見ている。この愛犬家はご自分のネット店で犬用ガムを販売していた。犬用ガムの怖さを知らずに販売し、その責任も感じて、愛犬が誤食で嘔吐と便を繰り返した原因物質がその犬用ガムとは言えなかったのであろう。投稿時に察知していたが、そ知らぬふりをしていた。もう4年も前の話だ。 その後にも他の愛犬家から、犬用ガムによる閉塞事故に悩まされたとの投稿がいくつかあった。随想集「犬用ガムは危険!」に詳述してある。 参考随想 1 鶏の骨ハサミで切れば犬によい食材!2 犬の歯石取りと歯周病の予防は鶏の骨で! 東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。
2005.04.29
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愛犬の臆病な性格を簡単に治せる方法は無いと言ってしまっては、臆病な愛犬を何とかして、普通の物怖じしない犬にしたい、できれば、ノーリードにして自由にのびのびと他の愛犬たちと仲良くあそべる愛犬にしたいと望んでいる愛犬家に申し訳がない。 人の場合も、一度出来上がった性格を変えることは至難の業だ。愛犬の場合も同じだ。だから、愛犬の社会性を習得させるためには、生後3~15週までの愛犬のしつけは大切であることは先のブログの随想「社会性の豊かな愛犬にするには? 」 に書いた。 ここでは、その社会性習得に失敗して、臆病な愛犬にしてしまった愛犬家の対処の仕方を考えて見たい。噛み付き癖などがあるアルファー・シンドローム犬については「愛犬の権勢症候群その2 」 に記述してある。ここでは触れない。 臆病な犬も散歩中に他の犬に出会うと吠えるが、攻撃的ではなく,防衛的に吠えている点が違う。飼い主の後ろに逃げ隠れしていることが多いから、すぐに見分けがつく。生後4ヶ月くらいまで外に出さなかった犬に多い。遅れて世の中に出てみたら、怖そうな大きな犬たちが沢山いるので、成犬になったら、アルファになろうという望みを失ってしまった犬たちだ。飼い主には忠実従順な犬が多い。 この臆病な犬は、攻撃的ではない他の犬達と根気よく付き合わせることにより、他の犬が怖い生き物ではないのだとわかるようになると、臆病な性格は徐々に治る。詳細は「 喧嘩犬を他の犬と仲良くする方法! 」に記述してある。本来、犬は人間と同じように、群を作って生活する動物だ。他の犬とも仲良く遊べるのが、犬本来の習性だ。キツネのように一人で山中で暮らすのを習性としている動物とは違う。 だから、危害を受けるおそれがなく、怖くもないなら、他の犬たちと仲良く遊びたいのだ。その点を飼い主は考慮してあげる必要がある。恐がるからと、かばってばかりいると、生涯臆病のまま過ごすことになる。怖がって震えている時に抱き上げてかばってやるのは最悪な対処法だ。怖いのが当たり前だと、愛犬の行動、態度を飼い主が認めたと愛犬は受け取る。やっぱり、怖い人であり、怖い犬なのだと自分の恐怖が正当なものであると思い込む。それではいつまでたっても、臆病は治らない。 愛犬のパナは生後50日から公園にデビューした。ノーリードで大小の犬や多くの子供達と喜んで遊んだ。たまに、大きな犬が嫌がらせのような行動をすることがあっても、遠くから注意深く見ているだけで、助けてやろうとしたことはない。飼い主が助けてくれないのを知っているので、その嫌がらせをしている犬の飼い主に抱っこしてくれと助けを求めることもある。 初めて会ったオスのドーベルマンにメスの愛犬のパナはお尻をかぎ回られ、相当に嫌がっていた。二匹のドーベルマンの飼い主と犬の情報交換をしていたら、パナが20~30m離れた場所でひとり遊んでいる。呼んでも、直ぐには帰ってこようとしない。いやいやながら、帰って来た。そのとき、お尻をかぐドーベルマンが怖いか、嫌なのだと気づいた。飼い主には助けを求めないのだ。自分で対処している。それが愛犬の自立だと思っている。 臆病な犬はノーリードにしても飼い主から遠く離れることはない。ノーリードにして自由にしてやり、自分の判断で他の犬と交わる術を学ばせるとよい。 人にも対人恐怖症、高所恐怖症、閉所恐怖症、犬恐怖症などのいろんな恐怖症がある。臆病犬も一種の恐怖症だ。その治療法で共通しているのは暴露療法(exposure)だ。その恐怖の対象に慣れることが最良の治療法だ。 注意すべき点は性急に慣れようとするのは逆効果になることもあるということだ。長い期間をかけて徐々に慣れることが大切だ。 他の人や他の犬が怖いものではないことを飼い主が態度で示してやることが最も大切なことだ。個々の出来事について、どう対処するかは、他の人や他の犬が怖いものではないことを愛犬に教えるように対処すればよい。臆病な犬は飼い主の根気で治せるのだ。すなわち、愛情と時間がかかる。叱って治すのではなく、教えて治すのだ。必ず、治して見せると、明るい希望を持つことが大切だ。ノーリードで自由に遊べる愛犬は幸せだ。それを目標にしていただきたい。
2005.04.28
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詐欺的な医療行為を行っている悪徳獣医が横行している。ブログでお付き合いしている愛犬家(Qさん)が悪徳獣医に騙されて、無駄な治療費をとられ、愛犬を苦しめられた。獣医界の悪徳商法の餌食にされたのだ。 Qさんが愛犬のお乳に小豆ほどのしこりを手で触って見つけた。犬の腫瘍の発生率1位の乳腺腫瘍で初期のものだ。その他に愛犬に健康上の異常はなっかた。特に変わったこともなかったようだ。乳腺腫瘍は皮膚にできている腫瘍なので、開腹手術の必要はなく、翌日は退院できる。 ところが、Qさんの愛犬は開腹手術して、子宮蓄膿症だったと手術後に告げられている。退院するまで5日も入院させられている。当然、費用がかさむ。 子宮蓄膿症は大腸菌などの細菌がメス犬の膣から子宮内に侵入して異常に繁殖し、炎症がひどくなって化膿し、子宮内に膿がたまるほど悪化する細菌感染症のことだ。愛犬は水を多く飲むようになり、尿の回数も増える。嘔吐、下痢、食欲不振で、ぐったりすることも少なくないようだ。 ところが,Qさんの愛犬には、そのような症状は認められてない。即ち、子宮蓄膿症と診断して、手術したのではないのだ。手術後に、子宮蓄膿症だったと、Qさんに告げている。 9歳の犬に避妊手術をしても、乳腺腫瘍の予防にはならないことは獣医界の常識だ。2歳以下で行うと、効果がありそうだという程度のものだ。それなのに、あえて、避妊手術をQさんに勧めている。詐欺行為だ。有害無益な避妊手術をして、子宮蓄膿症だったとごまかしている。 しかも、子宮蓄膿症は乳腺腫瘍の原因になるから、子宮を切除してあるので、乳腺腫瘍の再発の心配はありませんと、ウソをいっている。子宮蓄膿症が乳腺腫瘍の原因になるという科学的な証明はない。あるというなら、科学的な証拠を提示してもらいたい。乳腺腫瘍の原因そのものが未だに不明だ。 手術前に肝臓機能の検査をしているが、奇妙なことが獣医からQさんみ告げられている。肝臓機能検査は血液生化学検査の一つで、人にも行うGOTとGPTの検査をする。通常1回ですむものだ。それを3回もしている。考えられないことだ。1回目の検査で手術に耐えないほど肝臓機能が低いとのこと。 常識的には手術のために、麻酔をすると、麻酔死するということだ。2回目の検査で、さらに、肝臓機能が低下しているとのこと。 しかし、手術は実行された。肝臓機能は低下したままだ。医療の常識では考えられないことだ。点滴は肝臓機能の回復には何の効果もないのに、如何にも効果があるような説明がされている。 しかも、不思議なことに、手術後にQさんが肝臓の薬を求めたところ、おかしなことを言っている。検査の結果、肝臓の機能は正常になりましたとのこと。3回目の検査で、急に肝臓が正常になっている。避妊手術をして、肝臓の機能が回復することはあり得ない。 肝臓は一度悪くなると、快復するのに相当の年月がかかると言うことは常識だ。酒好きな人達が肝臓の病気をおそれるのは、そのためだ。 当方の先代の愛犬は、乳腺腫瘍の手術をして、翌日、退院した。Qさんの愛犬は避妊手術で子宮蓄膿症といわれ、5日目に退院している。費用は莫大だ。獣医界は悪徳獣医が多すぎる。この事例は詐欺行為として提訴の対象になる。”注” .GOT グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼの略語”注”. GPT グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼの略語 肝臓に障害がおきるとこれらの酵素の組織が壊れて血液中に放出され高値になる。 参考随想 1 誤診不正獣医も免許取消は不可!? 2 獣医師の詐欺広告には規制がない!? 3 イギリスは狂犬病注射はしなくてよい!? 4 日本の混合ワクチンは欠陥商品か!? 5 乳腺腫瘍の予防のため避妊手術! バカな!? 6 乳腺腫瘍は皮膚手術、避妊手術開腹手術!? 7 ワクチン免疫は臆病、喧嘩犬を作る!? 8 愛犬がワクチンでアナフィラキシ-死!? 9 狂犬病ワクチンで愛犬が水俣病に!? 10 狂犬病ワクチンで線維肉腫が愛犬に!? 11 罰金! 狂犬病注射をしないと!? 12 狂犬病予防注射液はただの水!? 13 犬は避妊手術でガンにならない!? 14 犬の混合ワクチン注射はしなくてよい!? 15 混合ワクチンではケンネルコフは治らない!? 16 愛犬を麻酔で犬死にさせないために!? 17 愛犬が歯石を取り除いて麻酔死!? 18 乳腺腫瘍と子宮蓄膿症は関係がない!? 19 悪徳獣医を見抜く方法!? 20 そけいヘルニアは手術が不必要!? 21 肛門線絞りが必要な愛犬は病気だ!? 22 フィラリア予防はしない! 治療薬がある!? 23 獣医の医療ミスにどう対応するか?
2005.04.27
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民法718条により、犬の飼い主は自分の愛犬が他人に加えた損害を賠償する責任を負う。最近の判決から、民事事件の例を挙げる。 1 大阪地裁平成15年1月23日判決 損害賠償約175万円 2 東京地裁平成15年1月24日判決 損害賠償約82万円 3 大阪地裁平成15年2月17日判決 損害賠償約660万円 快晴の日曜日に東京の公園で、いつものように愛犬をノ-リ-ドで遊ばせていたら、家族連れの一団の夫婦が「犬をつなげ」と大声を上げた。一人は自分の飼い犬が飛び出さないようにリ-ドを必死につかまえている。噛み癖のある犬だとのこと。 公園は公共の場所だから、子犬でもリ-ドしろと、大騒ぎした。本末転倒だ。誰でも自由に出入りできる公共の場所である公園に噛み癖のある犬を連れてくること自体が非常識だ。反社会的だ。公園を自宅の中庭とも思っているのか。 愚劣な夫婦だ。 ウチの息子は暴走族で刃物を持ち歩いているから、息子が陣取っている国道にはクルマを乗り入れるなというのと同じだ。ふざけた夫婦だ。国道は公共の場所だから、暴走族にも遊ぶ権利があると言いたいのか。世の中に甘ったれている。自己中心的にしか物事をとらえることのできないタチの悪い輩だ。脳の思考回路が一部壊れている不埒な生き物だ。 こういう本末転倒した犬の飼い主が意外に多い。自分の飼い犬のしつけができてないことは棚に上げて、他人の生活行動にとやかく言ってくる。厚かましく、横着横柄だ。 ノ-リ-ドで公園などで仲良く遊べる犬は、いわば、東大に合格し、卒業したエリ-ト犬だ。飼い主が手塩にかけて育てあげた名犬だ。生まれと育ちのよい犬だ。一朝一夕にはできない。東大を持ち出したのは、それほどノ-リ-ドにはしつけと訓練が必要と言うことを強調したいためだ。 暴走族みたいな噛みつき癖のある犬には、望んでもできるものではない。だから、ひがみ根性で、ノ-リ-ド反対を唱える輩がいる。論拠が曖昧だ。犬嫌いの人もいるとか、臆病犬や喧嘩腰の犬もいるとか言うかと思うと、マナ-やル-ルを守るべきだと言い出す。 マナ-やル-ルとはいったい何だ。道徳が国や時代よって異なるように、マナ-やル-ルは人それぞれに解釈が異なる。マナ-とかル-ルとかで、他人の生活行動を規制しようとする輩は法律条例に無知蒙昧で、学識教養のない低俗な者が多い。物事を自分中心にいい加減に考えている連中だ。 民主主義の法治国家の我が国には、多数決で決めた法律条例がある。その法律条例に違反しなければ、生活を楽しむことは自由だ。それが法治国家だ。独裁国家や宗教国家と根本的に違う。 道徳が国によって違うように、マナ-とかル-ルの意味も、人それぞれにちがう。意味の曖昧なマナ-とかル-ルとかを持ち出して、他人の生活行動にがとやかく言うのは筋違いだ。 しつけがよく、「人畜に危害を加えるおそれのない犬」はノ-リ-ドにしてもいいと、各都道府県条例は認めている。 東京都条例は「人の生命、身体及び財産に対する侵害のおそれのない犬」はノ-リ-ドにしてもよいと例外規定を設けてある。 愛犬をノ-リ-ドにできることは誇りに思うべきことだ。名犬と言うことだ。名犬と一緒に公園などでノ-リ-ドで遊ぶことは愛犬家の一つの目標にすることをお勧めする。愛犬も飼い主も幸せな生涯を送れる。幸せいっぱいな暮らし方だ。楽天の画像容量オ-バ-のため、写真集は別に保存してあります。いろんな愛犬の沢山のノ-リ-ドの写真があります。ここをクリックしてください。
2005.04.26
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コ-ギ-には生まれながらに尻尾がないと思っている人や、ド-ベルマンが本来は垂れ耳で、見るからにおとなしそうで優しい顔立ちだと言うことを知らない人が多い。ド-ベルマンはどう猛ではなく、実際はおとなしい性格なのだ。 人間の身勝手な思いで、断尾断耳しているのだ。 犬の断尾断耳については犬に関する各協会も素知らぬ振りをしている。儲けにつながらないと見ているのだ。ドッグショウを大々的に開催している協会も、犬種標準(スタンダ-ド)に 断尾断耳を黙認どころか、奨励しているような記述がある。その方が小犬が売りやすいからだ。 JKC(日本ケンネルクラブ)に言う。断尾断耳は動物虐待で動物愛護法違反だ。 断尾断耳は自然の摂理に反する愚行だ。世界は断尾断耳禁止の潮流が流れ始めているのに、日本は利益優先の社会風潮がつよく、断尾断耳禁止の声は大きくならない。 公園で出会った断尾断耳の犬たちの写真を見て、国民一人一人が何かを考えていただけると、ありがたい。 断尾断耳が禁止されている国はドイツ、オランダ、デンマ-ク、スウェ-デン、ノルウェー、フィンランド、ニュ-ジ-ランドとイスラエルだ。 禁止運動の盛んな国はイギリス、オ-ストラリア、スイス、ルクセンブルグ、キプロス、ギリシャだ。それに、最近アメリカが加わった。 断尾断耳の対象とされている主な犬種。ウェルシュ・コ-ギ-・ペンブロ-グ、ド-ベルマン、ヨ-クシャ-・テリア、プ-ドル、フォクス・テリア、ボクサ-、ジャ-マン・ポインタ-、シュナウザ-、グレ-トデンなど多数。楽天の画像容量オ-バ-のため、写真は別に保存してあります。ここをクリックしてください。「断尾断耳は動物虐待だ!70枚の写真集」
2005.04.25
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犬も人と同じように、「生まれ」と「育ち」が大切だ。その一つがよくないと、人の場合もうまくいかない。「生まれ」とは先天的な遺伝子の問題であり、「育ち」とは家庭環境や教育の問題だ。犬についても同じことが言える、 パピヨン登山犬初代のパピヨンは見かけは平凡だったが、名犬であった。享年15歳で急逝したときは、ショックを受けた。その物理的な空白や精神的な空白を埋めるために、同じ犬種のパピヨンを探すことにした。 まず、「生まれ」のよい犬を探すことにした。見た目の外見も重視するが、それ以上に性格を重視した。インタ-ネットと電話で関東一円を探した。ブロ-カ-や高級犬ブリダ-を紹介された。 実際に子犬に会い、性格を確かめて、価格も聞かずに、今の愛犬に決めた。 ブリ-ダ-は他の子犬をしきりに勧めたが、今のパナ(パピヨンのナナ )にした。 一言でいうと、人好きだったからだ。会って2時間、他の子犬たちは、自分達で遊ぶのに気を取られているのに、パナは、会ってから2時間一度もこちらから離れようとはしなかった。ず-と、こちらにばかり興味を示し、じゃれてきた。犬を飼う場合、犬が人好きであるかどうかは重要な要素だ。先天的な遺伝子の問題だ。人に関心が強いので、しつけがしやすい。飼い主にほめられるのが大好きなのだ。 「生まれ」がよいとなると、あとは「育ち」だ。生後50日に引き取って、翌日から公園で数多くの子供達や大小各種の愛犬達と遊ばせた。かわいい子犬なので、子供達が僕も私もと喜々として子犬と遊んだ。何十人、何百人の子供達と遊んだことになる。 パナは元々、犬には珍しく子供好きなので、パナ自身も喜々として際限なく遊んだ。 公園に来る大小いろんな犬たちとも仲良く遊んだ。全く物怖じする気配はない。パナはノ-リ-ドなので、飼い主から離れて自由に動きまわって遊ぶ。遠くから、その様子を見ているだけだ。抱き抱えて、盗まれそうになったことが何度かある。「捨て犬かと思った」と言われたときは、ムッとした。 子犬は生後3週~15週までにいろんな事物に接して性格が形成される。愛犬の性格は親から遺伝した「生まれ」が50%で、後天的に形成される「育ち」に基づく性格が50%だろうと思っている。生後3週~15週は犬の一生を左右する重要な時期だ。その時期の愛犬の育て方で、愛犬の性格が決まるのだ。人でいう「三つ子の魂百まで」に相当する。 ところが、混合ワクチンを売るつけたい獣医界はワクチンで免疫がつくまでは、子犬を外界から遮断することを勧めている。悪質だ。自然界の動物は自然免疫で病気にはならない。自然にできる獲得免疫で十分だ。 何十年も犬を飼い続けてきて、一度も混合ワクチンの注射をしたことがない。金の問題ではない。機会損失の問題だ。獣医界の言うようにすると、臆病犬や喧嘩好きな犬になる。 混合ワクチンに関する病気になれば、治療すれば完治する。病気になる確率も、完治しないで死ぬ確率もきわめて低い。 しかし、臆病犬や喧嘩好きな犬になってから、その性格を治そうとしても、簡単にはいかない。一生その性格のままのことが多い。 病気は治せる。性格は直せない。獣医界は物事の軽重をわかってない。楽天の画像容量オ-バ-のため、写真は別に保存してあります。ここをクリックしてください。 愛犬のパナが子供たちと遊ぶ写真集が通常のHP「小犬のしつけと訓練」に掲載してある。
2005.04.24
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犬の胸と腋の下から下腹部と内股までの乳腺にできる腫瘍のことを乳腺腫瘍という。 犬の全腫瘍の52%を占めている。犬が乳腺腫瘍になる頻度は犬10万頭につき199頭だ。0,199%だ。確率では0.002だ。1、000頭に2頭の割合だ。 乳腺腫瘍にも良性と悪性がある。その割合はそれぞれ50%だ。だから、愛犬が悪性の腫瘍になる割合は1,000頭に1頭だ。たとえ悪性の乳腺腫瘍でも、5mm位のものなら、簡単な外科切除手術だけで根治する確率が非常に高いとの獣医大学の報告がある。 ところが、乳腺腫瘍の予防のために、愛犬の避妊手術を勧めている獣医のHPが多い。 愛犬が幼犬から満2歳にならないうちに避妊手術をすると、愛犬が乳腺腫瘍になる確率は低くなるという理由だ。乳腺腫瘍にならないのではない。 前記獣医大学の報告では、悪性の乳腺腫瘍の発生の確率は、避妊手術には無関係だという。避妊手術をしても、腫瘍になる体質の犬は腫瘍になるというのだ。 避妊手術をするには、当然、愛犬に麻酔をしなければならない。その麻酔の事故死の割合はきわめて高い。愛犬が手術で麻酔の必要が生じたので、近隣の開業獣医5,6人に電話で麻酔死の事故がないことを保証できるかと問い合わせた。全員、保証できないとの返事だった。 獣医大学付属病院は内臓の全検査をして保証してくれた。特に肝臓検査の数値が悪いと、麻酔死するとのことだった。ジャ-キ-類を食べている犬はその防腐剤で肝臓を悪くし、麻酔薬を解毒できずに、麻酔から覚醒しないとのこと。死ぬと言うことだ。5~10頭に1頭位の割合で発生しているのではないかと見ている。それほど、麻酔は危険なのだ。人の麻酔のように専門の麻酔医が犬にはいない。開業医が手元の知識だけで麻酔している。人の医療では考えられないことだ。危険きわまりない。 それなのに、獣医はHPで、乳腺腫瘍の予防のために避妊手術を受けるように勧めている。愛犬が悪性乳腺腫瘍になる割合は前記のように1,000頭に1頭だ。愛犬が避妊手術の麻酔で死ぬ割合は、獣医の麻酔技術にもよるが、5~10頭に1頭だ。麻酔死の方が比較にできないほど危険だ。 純粋に子犬を生まないための避妊手術なら、それはそれで意義効用があるだろう。しかし、乳腺腫瘍の予防のために避妊手術を受けるように勧めている獣医はまともではない。中学校の算数の「割合」や「百分率%」の意味さえ理解してない。知恵遅れの獣医だ。 それとも、「割合」や「百分率%」の意味は十分に理解していて、世の中をたぶらかしているのか。世の中を愚弄している。獣医界は魑魅魍魎の妖怪の住み着いている伏魔殿だ。白衣を着た詐欺師が仕切っている。愛犬家をたぶらかす悪徳商法が平然と堂々とまかり通っている。愛犬家は自分でものを考え、自分で愛犬を守らないと、悪徳獣医の儲けの道具にされる。 犬の乳腺腫瘍に関する随想5編 参考随想 1 誤診不正獣医も免許取消は不可!? 2 獣医師の詐欺広告には規制がない!? 3 イギリスは狂犬病注射はしなくてよい!? 4 日本の混合ワクチンは欠陥商品か!? 5 乳腺腫瘍の予防のため避妊手術! バカな!? 6 乳腺腫瘍は皮膚手術、避妊手術開腹手術!? 7 ワクチン免疫は臆病、喧嘩犬を作る!? 8 愛犬がワクチンでアナフィラキシ-死!? 9 狂犬病ワクチンで愛犬が水俣病に!? 10 狂犬病ワクチンで線維肉腫が愛犬に!? 11 罰金! 狂犬病注射をしないと!? 12 狂犬病予防注射液はただの水!? 13 犬は避妊手術でガンにならない!? 14 犬の混合ワクチン注射はしなくてよい!? 15 混合ワクチンではケンネルコフは治らない!? 16 愛犬を麻酔で犬死にさせないために!? 17 愛犬が歯石を取り除いて麻酔死!? 18 乳腺腫瘍と子宮蓄膿症は関係がない!? 19 悪徳獣医を見抜く方法!? 20 そけいヘルニアは手術が不必要!? 21 肛門線絞りが必要な愛犬は病気だ!? 22 フィラリア予防はしない! 治療薬がある!? 23 獣医の医療ミスにどう対応するか?
2005.04.23
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日頃おとなしい愛犬がお留守番をさせると、ワルの限りをする。何故だと悩む飼い主が多い。飼い主の留守中に、物を散らかしたり、壊したり、トイレを所定外でしたり、近隣が迷惑するど無駄吠えしたり。10匹に1匹の割合位にいて、室内犬に多いようだ。 生後3~15週目に適切に育てられなかったことが原因の1つだ。犬が社会性を身につける大切な時期に、飼い主が過保護で、他人や他の犬などとの接触をさせなかったことが原因だ。飼い主に精神的に過度に依存している愛犬なのだ。 この犬の社会性を習得させる大切な時期は獣医界が言っている母親からもらった免疫がなくなる時期だ。母親からの移行抗体が消滅した後に、混合ワクチンを注射して人工的に免疫を作った方がよいと宣伝している期間だ。人工的に免疫を作らないと、愛犬は病気になるぞと愛犬家を脅かしている。 その脅かしを真に受けて、愛犬を室内から出さない飼い主がいる。外出しても、愛犬を抱え込んで、地面にさえ下ろさない人がいる。自然界の動物は自然免疫で病気にならないことを理解してない人だ。自然界の動物はワクチンなど注射しなくても病気にはならない。自然に免疫を獲得して生きていく(獲得免疫)。 愛犬のパナは生後50日に東京の高級犬のブリ-ダ-から引き取り、翌日から、公園で多くの子供や大小各種の愛犬たちと遊ばせた。物怖じしないやさしいパピヨンになっている。 その写真集が通常のHP「小犬のしつけと訓練」に掲載してある。 再度言う。生後3~15週目は犬が社会性を身につける大切な時期だ。この時期の愛犬の育て方が悪いと、臆病な犬や分離不安症の犬にしてしまう。飼い主だけにべったりな愛犬になる。飼い主が外出すると、不安で、怖くて、寂しくて、どうすればいいのかわからなくなるのだ。常に飼い主の愛情が身近にないと不安なのだ。離れて生活することに不安がつきまとうのだ。 留守番中のいろんなワルは、その不安を紛らわせる行為であり、飼い主への不安の知らせだ。だから、むげに叱ると、かえって、病状を悪化させる。心の病気なのだ。時間をかけて、愛犬を自立させるように心がけることが大切だ。 昔、先代のパピヨンは単身赴任のマンションで、「お留守番」と言うと、わかったと言うように座って、飼い主の出勤を見送っていた。そうなる前は、帰宅してみると、大小便を飼い主が困るような場所にしていた。 あまり叱らないで、夜でも公園に連れだして遊んだりしていたら、4,5回位でワルは直った。マンションの5階で2年も愛犬が昼間は1匹で過ごしたのかと感謝している。夜、遅くなりそうなときは電気のスイッチは入れておいた。 重症の分離不安症の場合は、専門家にお願いした方がよさそうだ。混合ワクチンで免疫をつけようとしている獣医ではダメと見ている。犬のことを知らなすぎる。犬の調教師か、人間の心理学を履修した人で、犬のことをよく理解している人が良さそうだ。
2005.04.22
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厚生労働省発表の2004年の犬の登録頭数及び予防注射頭数と同年のペットフ-ド工業会調査の犬の頭数から計算すると、犬の狂犬病注射率の全国平均は38,5%だ。 厚労省の犬の登録頭数は6,394,264頭で、狂犬病注射をした犬は4,799,555頭だ。注射率は75,1%になる。 一方、ペットフ-ド工業会の調査によると、犬の頭数は1,245,7000頭だ。 この数字を基にすると、犬の登録率は51,3%で、注射率は38,5%だ。その中に愛犬のパナは入ってない。 罰金を取るには裁判の判決がいる。交通違反の罰金(行政罰の過料)のように市役所や警察が勝手に罰金を取ることは出来ない。刑事罰の科料を取るには裁判がいる。だから、単に狂犬病注射をしてないというだけの理由で罰金を取られた話は聞いたことがない。ただし、犬が他人に噛み付いたりして裁判沙汰になると罰金を取られた事例はある。 私を裁判にかけてくれると、喜んで法廷に立つ。狂犬病予防法が時代遅れの法律であり、今では悪法であることを世の中に訴えるよい機会になる。だが、誰も何も言ってこない。残念だ。 狂犬病予防法には次の規定がある。第27条 次の各号の一に該当する者は、20万円以下の罰金に処する。 (罰金は1万円以上であり、この場合は最高が20万円。) 一 第4条の規定に違反して犬の登録の申請をせず、鑑札を犬に着けず、又は届け出をしなかつた者 二 第5条の規定に違反して犬に予防注射を受けさせず、又は注射済票を着けなかつた者 七 第13条に規定する犬の検診又は予肪注射を受けさせなかつた者 その他は割愛。 イギリス、アイスランド、北欧諸国は狂犬病の予防注射はしなくてもよい。法律で義務化はしてない。任意なのだ。オ-ストラリアとニュ-ジ-ランドは狂犬病の予防注射は法律で禁止している。ワクチンの副作用で犬が死ぬのを防止するためだ。法律で禁止するほど、狂犬病予防ワクチンは副作用で犬が死ぬのだ。 これらの国は、いずれも狂犬病が発生してない国だ。日本も48年間発生してない。 アメリカは狂犬病が根絶されてない国だ。しかし、狂犬病の予防注射は3年に1回でいい。日本は狂犬病が根絶して48年にもなるのに毎年の注射義務が未だにつづいている。なぜだ。 アメリカ人は狂犬病がこわくないわけではない。日本人と同じように怖いが、科学的な予防法で、3年に1回でよいと判断している。毎年、注射するのは、愛犬家に経済的負担を無駄に強いるだけでなく、犬をワクチンの副作用で殺すことになる危険をできるだけ少なくするためだ。 狂犬病ワクチンにはいろいろな副反応(副作用)がある。1 アナフィラキシ-・ショック死。 このブログに詳述してある。2 有機水銀を含むチメロサ-ルがワクチンの殺菌防腐剤として混入してる。 毎年注射すると、水俣病のような病気になることがありうる。 このブログに詳述してある。3 アジュバントという補助剤による線維肉腫の発生だ。 注射した部位の筋肉が腐る。500円硬貨ほどの穴ができたと投稿があった。 AAHA(米国動物病院協会)の犬のワクチンのガイドラインによると、狂犬病菌を死滅させた不活化ワクチでも3年はワクチンとしての効力は持続するので、注射は3年に1回でよいとしている。 感染力を弱めた生きた病原菌を使う生ワクチンである混合ワクチンは7年は効力があるとしている。 時代遅れの悪法に従うことは愛犬の寿命を縮める。わかってない人が多すぎる。悪法に盲目的に従う人は、社会良識のある善良な市民とは言えない。愚民政治の愚民だ。明るい健全な社会は、社会良識のある善良な市民が作る。それが改革の歴史だ。 狂犬病予防注射の市場は100億円を軽く越す巨大市場だ。他人の愛犬を副反応で殺しながら、補償もせずに、利益を上げている機関、団体、会社がある。 日本の犬に関する政治は、まともではない。動物虐待国として先進国から非難されている。関連随想 狂犬病注射有害無用論の随想集 狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述。狂犬病予防ワクチン注射のからくり 狂犬病予防法は御用済みの悪法だ 参考随想 1 誤診不正獣医も免許取消は不可!? 2 獣医師の詐欺広告には規制がない!? 3 イギリスは狂犬病注射はしなくてよい!? 4 日本の混合ワクチンは欠陥商品か!? 5 乳腺腫瘍の予防のため避妊手術! バカな!? 6 乳腺腫瘍は皮膚手術、避妊手術開腹手術!? 7 ワクチン免疫は臆病、喧嘩犬を作る!? 8 愛犬がワクチンでアナフィラキシ-死!? 9 狂犬病ワクチンで愛犬が水俣病に!? 10 狂犬病ワクチンで線維肉腫が愛犬に!? 11 罰金! 狂犬病注射をしないと!? 12 狂犬病予防注射液はただの水!? 13 犬は避妊手術でガンにならない!? 14 犬の混合ワクチン注射はしなくてよい!? 15 混合ワクチンではケンネルコフは治らない!? 16 愛犬を麻酔で犬死にさせないために!? 17 愛犬が歯石を取り除いて麻酔死!? 18 乳腺腫瘍と子宮蓄膿症は関係がない!? 19 悪徳獣医を見抜く方法!? 20 そけいヘルニアは手術が不必要!? 21 肛門線絞りが必要な愛犬は病気だ!? 22 フィラリア予防はしない! 治療薬がある!? 23 獣医の医療ミスにどう対応するか?
2005.04.21
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愛犬の体質によっては狂犬病ワクチンを注射した部位が炎症し、大きなしこりとなることがある。ブログでお付き合いしている人から、下記の投稿があった。 「5年前、狂犬病の注射の2ヶ月くらいあと、注射のあとが化膿して血が溜まり、腫れあがったことがあります。手術で化膿部分を綺麗にしましたが、500円玉くらいの穴があいてしまい、肉が持ち上がって直るまで半年かかりました。何だったんでしょう・・・」 典型的な腺維肉腫だ。狂犬病ワクチンによる副作用だ。「何だったんでしょう・・・」とこのブログに問い合わせたところから判断すると、その獣医は愛犬の飼い主には、狂犬病ワクチンの副作用による筋肉が腐る腺維肉腫であることを隠している。 獣医はその腺維肉腫の治療費も愛犬家に請求して、余計に儲けたとほくそ笑んでいただろう。悪質だ。本来なら、愛犬家が支払う必要のない治療費だ。薬害だから、ワクチンメ-カ-と獣医が責任をとるべきものだ。 愛犬のワクチンには2種類がある。混合ワクチンは生ワクチンで、狂犬病ワクチンは不活化ワクチンだ。 生ワクチンは病原菌の感染力を弱めたワクチンだ。接種により病原菌は犬の体内で増殖するので軽い感染を受けたことになって、免疫ができる。 不活化ワクチンは病原菌を死滅させたものであり、その死骸で免疫ができるように工夫したものだ。狂犬病菌は感染力が強いので、生きた菌を使用すると、たちまち、増殖して、本物の狂犬病になるからだ。 ところが、狂犬病菌の死骸で免疫をつくることは、簡単ではない。愛犬の体内に死骸を注射しても、異物として、直ちに体外に排出されてしまう。そこで、犬の体内に免疫ができるまで、死骸が長く滞留するように工夫されている。 アジュバントという一種の接着剤の働きをする薬剤を死骸と一緒に入れてある。そのアジュバントの助けで、狂犬病菌の死骸は犬の体内に長く留まることができる。それで免疫ができる。 ところが、そのアジュバントが注射した犬の体質に合わないときには副作用が起こる。アジュバンドが注射した部位にいつまでも接着したまま移動しないので、そこの筋肉の血液が流れなくなり、筋肉の細胞が死んでしまう。時間と共に大きなしこりになる。やがて、腐るようになる。それが腺維肉腫だ。 アメリカでは狂犬病ワクチンの副作用として大問題になったことがある。日本では、腺維肉腫の問題は隠蔽している。愛犬家に知れないようにしている。科学的な取り上げ方をしてない。デ-タを公表してない。 実際に自分の愛犬が罹病した人の体験談として記述されているものが多い。日本の獣医界は狂犬病ワクチンのあり方について何を考えているのだと聞きたい。「臭いものには蓋をしろ」では愛犬たちがかわいそうだ。獣医が儲けるために、愛犬家とその飼い犬が犠牲になっている。 アメリカではネット上にも狂犬病ワクチンの副作用としての腺維肉腫に関する記述がある。その英文を翻訳したものが狂犬病ワクチン注射でてんかんやガンに! アメリカの怖い副作用記事を翻訳!にある。 参考随想 1 誤診不正獣医も免許取消は不可!? 2 獣医師の詐欺広告には規制がない!? 3 イギリスは狂犬病注射はしなくてよい!? 4 日本の混合ワクチンは欠陥商品か!? 5 乳腺腫瘍の予防のため避妊手術! バカな!? 6 乳腺腫瘍は皮膚手術、避妊手術開腹手術!? 7 ワクチン免疫は臆病、喧嘩犬を作る!? 8 愛犬がワクチンでアナフィラキシ-死!? 9 狂犬病ワクチンで愛犬が水俣病に!? 10 狂犬病ワクチンで腺維肉腫が愛犬に!? 11 罰金! 狂犬病注射をしないと!? 12 狂犬病予防注射液はただの水!? 13 犬は避妊手術でガンにならない!? 14 犬の混合ワクチン注射はしなくてよい!? 15 混合ワクチンではケンネルコフは治らない!? 16 愛犬を麻酔で犬死にさせないために!? 17 愛犬が歯石を取り除いて麻酔死!? 18 乳腺腫瘍と子宮蓄膿症は関係がない!? 19 悪徳獣医を見抜く方法!? 20 そけいヘルニアは手術が不必要!? 21 肛門線絞りが必要な愛犬は病気だ!? 22 フィラリア予防はしない! 治療薬がある!? 23 獣医の医療ミスにどう対応するか? 参考随想 狂犬病ワクチンの副作用と法律改廃13編の随想集 狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述してある。狂犬病予防注射のからくり
2005.04.20
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チメロサ-ルという有機水銀化合物が、狂犬病ワクチンには殺菌防腐剤として入っている。獣医師のHPには有機水銀は入っていませんと書いてあるが、ウソだ。獣医は自分でワクチンを作る筈もないのに、なぜ、ワクチンメ-カ-と違うことを言うのか。前の随想に書いたように、ただの水を狂犬病ワクチンとして注射しているのか。それなら、チメロサ-ルは入れてないことを明言できるだろう。 狂犬病ワクチンメ-カ-がチメロサ-ルを使用していることを公表している。犬1頭分のワクチン1ミリリトリットルにチメロサ-ル0.1mg入れてあるとのこと。100マイクログラムだ。 チメロサ-ル(thimerosal)は犬だけのワクチンだけでなく、人のワクチンにも使用されている殺菌防腐剤だ。一般には柔らかく表現して、保存剤と言われている。日本脳炎や2種混合、3種混合(ジフテリア、破傷風、百日咳)のワクチンにも含まれている。 米国や欧州ではチメロサ-ルはすべてのワクチンから除去しつつある。幼児に有機水銀が蓄積して、水俣病みたいな病気になるのを避けるためだ。世界保健機関(WHO)もメチル水銀の週間耐容摂取量を1.6マイクログラム/Kg体重/ 週以下と定めている。 マイクログラムとは1gの百万分の1の量だ。日本の狂犬病ワクチンに入っている有機水銀の量は、メチル水銀換算で、WHOの基準をはるかに超えている。 前の随想に記述したように、オ-ストラリアとニュ-ジ-ランドは狂犬病のワクチン注射は法律で禁止している。イギリスや北欧諸国は注射の義務はない。任意だ。それらの国は日本と同じように狂犬病が根絶している国だ。 なぜ、55年も前に制定した狂犬病予防法(1950年)で、未だに毎年注射するように強制しているのだ。諸外国から、動物虐待だと非難されている。 狂犬病が根絶してないアメリカでさえ、3年に1回注射すればよい。ワクチンの効力は3年はあるから、予防のためには3年に1回でよいとしている。日本は48年間も狂犬病は発生してない。関係機関や関係業者が儲けるために、犬が犠牲にされている。多くの犬が狂犬病の副作用(副反応)で殺されている。犬死にだ。補償もされたてない。殺され損だ。 人のワクチン接種は一生に1回のものが殆どだ。それでも、ワクチンに含まれるチメロサ-ルの有機水銀が問題にされている。 狂犬病ワクチンは毎年注射だ。有機水銀は体内に蓄積されることは多くの事例で明らかだ。年老いた愛犬は堆積した有機水銀で、水俣病のような症状を呈することになる。オ-ストラリアやニュ-ジ-ランドが狂犬病ワクチンの注射を禁じていることを愛犬家は静かに考えれいただきたい。 既述のように狂犬病ワクチンにはアナフィラキシ-・ショック死もある。 悪法に従うことは愛犬の寿命を縮めている。わかってない人が多すぎる。悪法に盲目的に従う人は、社会良識のある善良な市民とは言えない。愚民政治の愚民だ。明るい健全な社会は、社会良識のある善良な市民が作る。それが改革の歴史だ。 参考随想 1 誤診不正獣医も免許取消は不可!? 2 獣医師の詐欺広告には規制がない!? 3 イギリスは狂犬病注射はしなくてよい!? 4 日本の混合ワクチンは欠陥商品か!? 5 乳腺腫瘍の予防のため避妊手術! バカな!? 6 乳腺腫瘍は皮膚手術、避妊手術開腹手術!? 7 ワクチン免疫は臆病、喧嘩犬を作る!? 8 愛犬がワクチンでアナフィラキシ-死!? 9 狂犬病ワクチンで愛犬が水俣病に!? 10 狂犬病ワクチンで線維肉腫が愛犬に!? 11 罰金! 狂犬病注射をしないと!? 12 狂犬病予防注射液はただの水!? 13 犬は避妊手術でガンにならない!? 14 犬の混合ワクチン注射はしなくてよい!? 15 混合ワクチンではケンネルコフは治らない!? 16 愛犬を麻酔で犬死にさせないために!? 17 愛犬が歯石を取り除いて麻酔死!? 18 乳腺腫瘍と子宮蓄膿症は関係がない!? 19 悪徳獣医を見抜く方法!? 20 そけいヘルニアは手術が不必要!? 21 肛門線絞りが必要な愛犬は病気だ!? 22 フィラリア予防はしない! 治療薬がある!? 23 獣医の医療ミスにどう対応するか? 参考随想 狂犬病ワクチンの副作用と法律改廃13編の随想集 狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述してある。狂犬病予防注射のからくり
2005.04.19
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東京のいろんな公園で出会ったいろんな愛犬達の写真を追加いました。公園で愛犬をノーリードにして、運動、訓練、調教することは、法律条例で容認しています。だから、当然、ノーリードには、いわゆる、罰金はありません。 警察も取り締まりの対象にしていません。 このブログに法律条例について詳細に記述してあります。興味のある方は下欄にトラックバックしてありますので、読んでいただくとうれしいです。 法律条例は面倒だと思う方は、常識で判断して、愛犬をノーリードにすればいいのです。他人に大きな迷惑をかけなければいいのです。あなたの愛犬は他人に耐え難いほどの迷惑をかけますか。かけないでしょう。 公園は犬嫌いの人のためにだけあるわけではありません。全市民のものです。堂々とノーリードで愛犬を公園で遊ばせてください。そのために公園があるのです。人も愛犬も心身共に健康になります。楽天の画像容量オーバーのため、写真は別に保存してあります。ここをクリックしてください。 楽天の画像容量オーバーのため、写真は別に保存してあります。ここをクリックしてください。
2005.04.18
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鶏や豚の骨は食道や胃に刺さるから、食べさせない方がよいと言う風説風評がドッグフード業界から流されている。大きな獣医病院の食道閉塞事故の症例を調べてみた。10症例の内訳は、犬用ガム(2)、ササミジャーキー(2)、砂肝(2)、ジャーキー(1)、サラミ(1)、豚の骨(1)、骨付き鶏の唐揚げ(1)だ。 鶏の骨も豚の骨も、犬が飲み込んでしまえば、犬の胃の中の胃酸(塩酸)で1~2時間で溶解してしまうので、事故例として取り上げるのは適切ではない。しかし、多くの飼い主も獣医も、鶏の骨は危険だと言う間違った風評に惑わされているので、飼い犬が骨を飲み込むと動物病院に駆け込む飼い主が多い。生理学的に無知な獣医も事故例として扱っている。 鶏の骨も事故例として取り扱われているが、犬用ガムの方がほんとに危険だということだ。鶏の骨や豚の骨以外のによる症例は8割を占めている。この割合は他の病院でもほぼ同じと見ている。 10症例のうち8症例が、いわゆる、おやつ類だ。愛犬が与えられたおやつに喜び過ぎて、十分にかみ砕かないままに飲み込んでしまうのだ。 愛犬の食餌の取り方には注意が必要だ。暴食の傾向があるとか、咀嚼不十分なまま飲み込む習慣のある愛犬には、飼い主がそのまま飲み込んでもよいくらいに小さくして与えないと、食道閉塞を起こすこともありうる。砂肝やサラミも小さく切ってあたえないと、喉に詰まるのだ。愛犬たちが人間にかわいがられ、人間に甘え、野性を失っていることの証なのかとも思う。 食道に食べ物を詰まらせて、病院のお世話になる犬は9割ほどが体重5kg以下の小型犬のようだ。大型犬は食道も大きいので、食べ物による食道の閉塞は起こらないのだろう。 言い換えると、5kg以下の小型犬は、自然界には生存せず、すべて、人間の好みで地球上に存在しているということだ。野生を失っているとの非難は当たらない。だから、小型犬には大型犬以上に食餌の大きさまで、気を使ってあげなければならないのだ。 幸いに、先代のパピヨンも今のパピヨンのパナも、慎重なタイプの犬なので、鶏の唐揚げの骨も自分で適当な大きさにかみ砕いて食べる。 食餌は鶏の手羽先が主体だ。だから、パナの糞は鶏の骨の白い粉がついてような感じのする色合いだ。当然のことだが、鶏の骨が硬いままでてくることはない。 肉食動物である犬の胃液は人の胃液よりも酸性が強い。人の胃液がPH1~2だとのこと。それよりも強いというから、相当に強い酸性だ。その強い胃液と酵素で骨はたちまち溶かされる。 このブログを書いていて、思いついたので、実験してみた。トイレ洗浄剤のサンポールは塩酸酸性なので、胃液と同じ塩酸酸性だ。胃液には塩酸以外の肉や骨の消化酵素も含まれているが、消化酵素は入手出来ないので、サンポールだけで実験してみた。 陶器製の容器に鶏の骨をいれ、それにサンポールをかけて浸した。2時間ほどで骨をさわってみると、ふにゃふにゃに曲がる。手を切りそうなほど先がとがっていたのに、ゴムみたいになっている。消化酵素もあると、もっと柔らかくなるだろうと推測できる。 鶏の骨が胃にささるので、犬には食べさせるなと言うドッグフード業界の風説は根拠のないことなのだ。愛犬が大きな骨でも飲み込みそうなら、剪定ハサミかカニ切りハサミなどで、小さく切ってあげればよいことだ。骨の食餌は愛犬には最高の食餌だ。必須の栄養素のカルシュウムが豊富に含まれている。 愛犬のパナは手作り食餌に満足して、ジャーキー類は全く食べない。自然のものがおいしいのだ。 参考随想1 愛犬は鶏の骨が大好きだ!? 2 推奨した鶏の骨にお礼続々!?
2005.04.17
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狂犬病などのワクチンの副作用で愛犬が死ぬこともある。専門的な言い方をすと、抗原抗体反応が爆発的に発生するのだ。 人の場合、体内にワクチンなどの異物が入ってくると、その異物は抗原(アレルゲン)と呼ばれる。その異物の抗原に対し、体内の防衛隊は、大急ぎで抗体という防衛物質を作る。その異物の抗原にだけ反応する新しい物質だ。 その抗原と抗体が反応して戦う時に、人によっては微熱がでたり、体がだるくなったりする。抗体が抗原を全部撃破すると、体は元気を取り戻す。 体質的なものだが、人によっては、アレルギーの原因となるアレルゲン(抗原)は、卵白、牛乳、ミルク、小麦、サバ、ダニ、花粉などいろいろある。 アレルギー体質を治すのは、現代医学ではきわめて難しい。アレルゲンを摂取しないことが、最大の防御方法だ。 蕁麻疹、吐き気、嘔吐くらいですめば、アレルギー 体質の人は、食べ物に注意しましょうと呼びかけることでよいかもしれない。しかし、怖いのは、そのアレルギー反応は、体験するたびに、成長して大きくなることがあるということだ。 体内の防衛隊が沢山の抗体を生産して、抗原の侵入に備えれることがある。沢山の抗原が侵入すると、体内で抗原と抗体の大戦争が起こる。体内で大砲や爆弾が破裂することになる。高熱を発する。それがアレルギー反応の親玉であるアナフィラキシーだ。過剰防衛反応だ。 アナフィラキシーでショック死することもある。怖い反応だ。アナフィラキシーは通常、30分以内に起こるひどいアレルギー反応のことで、発汗、蕁麻疹、吐き気、嘔吐、血圧降下などの激しい全身症状だ。狂犬病注射で犬が健康を害し死亡している! スズメバチに二度目に刺されると、アナフィラキシー反応を起こす人がいる。日本でも、毎年死ぬ人がいる。アメリカではヘビに噛まれて死ぬ人の数の4~5倍もいるとのこと。スズメバチに2回目以降に刺されて死ぬのだ。 愛犬についても、アナフィラキシー・ショック死の事例は数多く報告されている。友人の愛犬も狂犬病注射後に死亡した。 AAHA(米国動物病院協会)の犬のワクチンのガイドラインによると、 その犬が過去にアナフィラキシーを起こしたことがわかっているワクチンを再接種してはならないと警告している。一度、ワクチン注射で体調を崩したことのある愛犬に、再度、注射をすると、アナフィラキシーでショック死すると、警告しているのだ。 狂犬病ワクチンや混合ワクチンを勧めている日本の獣医のHPには、そのようなことは記述されてない。ワクチンは安全ですと強調しているHPが多い。日本の獣医はずさんな獣医が多い。 利益優先で、愛犬の安全や健康はおろそかにされている。 アメリカは自由にものを言い、論理的、科学的に物事を決めていく。だから、繁栄する。 我が国はお上意識がつよく、長いものにまかれろの思想が強い。お上に従うことは美徳のように思われている。世の中の進歩改革は外圧がないと動かないことが多い。 犬に関する文化が欧米先進国並になるのはいつの日か。愛犬家が目覚めないと、日本の政治家も小役人も動かない。大きな組織からの賄賂接待付け届けが、何よりも大好きなのが、日本の政治家や小役人だ。 犬がほんとに好きだし、感謝もしているので、愛犬たちが幸せに暮らせるように、いろいろと考えていきたい。参考随想 狂犬病ワクチンの副作用と法律改廃24編の随想集 狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述してある。狂犬病予防注射のからくり
2005.04.16
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AAHA(米国動物病院協会)の犬のワクチンのガイドラインによると、不活化ワクチである狂犬病ワクチンは、ワクチンとしての効力が3年は持続するので、注射は3年に1回でよいとしている。アメリカは狂犬病が発生している国であるのに、狂犬病ワクチン接種は3年に一回でよい。 生ワクチンである混合ワクチンは7年は効力があるとしている。日本はなぜ毎年注射しなければならないのか、科学的な根拠がない。 それとも、日本のワクチンは世界には通用しない欠陥商品か。世界の混合ワクチンは7年は効力があるのに、日本製は1年しか効力のない不良商品か。 日本のワクチンとアメリカのワクチンは基本的に同じもだ。世界中の医薬は基本的にその効能は同じものだ。技術の進歩が激しい上に、医薬品メーカーの競争も激しいので、その品質は一定のレベルに保たれる。日本のワクチンだけが不良品ということはありえない。 日本のワクチンも世界に通用する優良品なのに、不良品のごとく、1年しか効力がもたないと毎年、ワクチン注射を強要しているのはおかしな話だ。獣医等が儲けるための悪徳商法だ。詐欺商法だ。 混合ワクチンは次の9種の病気の予防のために開発され、販売されているものだ。混合ワクチン注射はしてもいいし、しなくてもいい。飼い主の自由だ。日本も義務ではない。・犬ジステンパー・パルボウイルス感染症・犬アデノウイルス1型(伝染性肝炎)・犬アデノウイルス2型・犬パラインフルエンザ・レプトスピラ感染症カニコーラ型・レプトスピラ感染症黄疸出血型・レプトスピラ感染症ヘブドマディス型・犬コロナウイルス病 前記AAHA(米国動物病院協会)の犬のワクチンのガイドラインによると、1 ワクチンを必要以上に接種してはならない。ワクチンを必要以上に頻繁に再接種してはならないと、警告している。日本は必要以上に頻繁に再接種している。獣医団体等の関連機関が儲けるために、科学的な警告を無視している。毎年、混合ワクチンの注射を勧める獣医は自分の利益しか考えてない。愛犬の健康は無視されている。2 ワクチンは動物に障害を与えないと言ってはいけない。ワクチンは強力な活性を持つ薬剤であり、副作用が発生する可能性があると、警告している。日本の獣医は混合ワクチンは安全ですと、平気でウソを言って、愛犬家を騙している。3 その犬が過去にアナフィラキシ-を起こしたことがわかっているワクチンを再接種してはならない。アナフィラキシ-とはアレルギ-反応の大きなもので、死につながるほどの症状のことだ。一度、ワクチン注射で体調を崩したことのある愛犬に、再度、注射をすると、アナフィラキシ-でショック死すると、警告しているのだ。 混合ワクチンを勧めている獣医のHPには、そのようなことは記述されてない。混合ワクチンは安全ですと強調しているHPが多い。日本の獣医はずさんな獣医が多い。4 不活化ワクチンを生ワクチンの前に投与してはならない。すなわち、狂犬病ワクチンを注射したあとで、混合ワクチンを注射すると、混合ワクチンの効果はないとのことだ。日本の獣医は、そのことを周知徹底しているかな。5 妊娠した犬にワクチンを接種してはいけない。親犬が流産したり、胎児がワクチンの病気に感染する可能性があるとのこと。 全部で14項目あるが、紙面の都合で、割愛する。自分の愛犬の健康を守るには、アメリカのように、物事を科学的に考えることが正しい生き方だ。日本の獣医界は非科学的だ。利益万能主義だ。愛犬達が泣いている。 参考随想 1 誤診不正獣医も免許取消は不可!? 2 獣医師の詐欺広告には規制がない!? 3 イギリスは狂犬病注射はしなくてよい!? 4 日本の混合ワクチンは欠陥商品か!? 5 乳腺腫瘍の予防のため避妊手術! バカな!? 6 乳腺腫瘍は皮膚手術、避妊手術開腹手術!? 7 ワクチン免疫は臆病、喧嘩犬を作る!? 8 愛犬がワクチンでアナフィラキシ-死!? 9 狂犬病ワクチンで愛犬が水俣病に!? 10 狂犬病ワクチンで線維肉腫が愛犬に!? 11 罰金! 狂犬病注射をしないと!? 12 狂犬病予防注射液はただの水!? 13 犬は避妊手術でガンにならない!? 14 犬の混合ワクチン注射はしなくてよい!? 15 混合ワクチンではケンネルコフは治らない!? 16 愛犬を麻酔で犬死にさせないために!? 17 愛犬が歯石を取り除いて麻酔死!? 18 乳腺腫瘍と子宮蓄膿症は関係がない!? 19 悪徳獣医を見抜く方法!? 20 そけいヘルニアは手術が不必要!? 21 肛門線絞りが必要な愛犬は病気だ!? 22 フィラリア予防はしない! 治療薬がある!? 23 獣医の医療ミスにどう対応するか? 参考随想 狂犬病ワクチンの副作用と法律改廃13編の随想集 狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述してある。狂犬病予防注射のからくり
2005.04.15
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愛犬の食材に関しては,科学的でない風説風評が流れている。有害無益だ。ドッグフ-ドを愛犬家に売りつけたい商魂が見え隠れしている。 タマネギ、ニンニク等のネギ類には、動脈硬化予防や血液をサラサラにして血液の循環を良好にする硫化アリルの他に、その類似化合物の硫化アリルプロピルも含まれている。人間は、硫化アリルプロピルを無毒化できるが、犬は無毒化できない。それで、貧血になるとのもっともらしい風説風評がある。風評被害だ。タマネギは犬にも有益無害な食材だ! その随想集に詳述してある。人も犬もタマネギでは貧血にならない。 イカ、タコ等の軟体動物や、エビ、カニ等の節足動物、言い換えると、赤い血液を持ってない生き物は血液の中に銅があり、それらを犬が食べると、犬種によっては、犬の体内に銅が蓄積して神経障害を起こすこともあるとの風説風評がある。ウソだ。愛犬のパロはスルメやイカが大好きだ! その随想集に詳述してある。 犬の食材については、科学的な記述がないか、いい加減なことを論拠にしている。風説風評の受け売りだ。信頼性がない。人の食べる食材で犬に有害な食材は無い。犬は歴史上、人の食べ残しを食べて繁栄してきた動物だ。昔も今も、犬には人の食べ物が最高の食べ物だ。 鶏の骨 犬を何十年も飼っていて、マクドナルドのケンタッキ-の骨やス-パ-で買う唐揚げの骨も愛犬に食べさせているが、両端をかみ砕いて食べている。骨の量が少ないときは、中央部分もかみ砕いて食べている。特に問題を起こしたことはない。野生の肉食動物は骨も噛み砕いて食べている。胃の強い塩酸で骨はドロドロに解ける。胃に骨が刺さるようなことは起こらない。 魚の骨 人の食べ残しを骨だけ残し、綺麗になめるように身の部分を食べる。魚の大きな骨を食べる犬はいない。先代の愛犬は鯛の食べ残しが好きだった。サンマなどを丸ごと食べる犬もいるようだ。 人の食べ物 犬は1万年以上も前から人と共に生活してきた動物だ。その間、人の食べ残しを食べてきた。何の問題も起こってない。塩分が悪いことを根拠にしているが、人にだって、塩分の多い食べ物はよくない。犬にも、その程度はことだ。適量の塩分は犬にも不可欠だ。塩分がないと心臓が動かなくなる。生理学の常識だ。 チ-ズ 塩分があるから、ダメというが、チ-ズを主食にする犬はいない。おやつ程度なら問題はない。愛犬もよく食べたし、たべる。何事も起こらない。起こる筈がない。 豚肉 愛犬は飼い主と同じ味付けのものを食べさせている。 生肉には人畜共通伝染病菌がいることがあるが、加熱で死滅する。 畜産業界の責任者の話によると、現在の豚肉には病原菌は全くいないとのこと。 牛乳 好きな犬もいるし、嫌いな犬もいる。犬による。 人も牛乳で下痢する人もいる。 コ-ヒ- 先代も今のパピヨンのパナも缶コ-ヒ-が好きだ。 夏は冷たい缶コ-ヒ-を喜んで飲む。 カフェインが悪いと、大げさに騒ぎすぎる。 チョコレ-トや甘いもの 人と同じ。多いと弊害がある。その程度のことだ。 チョコレ-トに含まれているテオブロミンはカフェインよりも 中枢興奮作用が弱い化学物質だ。 香辛料 人が使用する程度の量だと、全く問題はない。 愛犬が実証済みだ。何事も程度問題だ。 わざわざ愛犬に多量の香辛料を与える飼い主はいない。 ドッグフ-ドを売りたい一心で、人の食べ物が犬には悪いような風説風評を流している業者は、ただ、ダメと言うだけで、科学的な根拠を示してない。いい加減だ。 ドッグフ-ドに入っている防腐剤は犬の肝臓に害がることは獣医界も認めている。だから、ドッグフ-ドには防腐剤(合成保存料)を入れていませんと、平気でウソを言っている。腐らないドッグフ-ドには防腐剤が入っている。 人の食品に関しては昔から食品衛生法がある。最近、健康増進法という法律が制定された。、その法律は「著しく人を誤認させるような表示をしてはならない」と誇大表示を禁止している。 しかし、犬の食材に関しては食品衛生法も健康増進法も適用されない。愛犬は保護されてない。即ち、愛犬の飼い主も保護されてない。 愛犬家一人一人が、自分でものを考え、自分で自分を守る以外に良い方法はない。
2005.04.14
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パピヨンは金のかからない犬種だ。長毛なのに、トリミングをしなくても容姿が端麗だ。抜け毛も少なく、手入れが簡単だ。ブラッシングも1,2週間忘れることもある。 先代登山犬のパピヨンが名犬だったので、二代目もパピヨンにした。器量がよく、頭もよい。運動神経は抜群で、身軽で活動的だ。三拍子そろった犬種といわれるが、寒さに強く、冬山にも向くので、四拍子そろった犬種と自画自賛したい。さらに、病気にもなりにくい犬種だ。 先代のチビちゃんは15年以上の生涯で一度もトリミングをしたことがなかった。地面に付くほど臀部の毛が伸びるので、地面に付かない程度に、自分で1年に1回くらいカットしていた。それがトリミングのすべてだった。 現在のパナも同じだ。先代と違うのは、パナは体臭がゼロだ。ブラック系統のパピヨンは体臭があるが、ブラウンやセ-ブル系統のパピヨンは体臭がないか、少ないとのこと。パナはセ-ブル&ホワイトだ。2,3週間風呂に入れなくても臭くない。そのせいか、ノミやダニがつかない。ありがたい。 パピヨンは欧州の宮廷で愛玩されてきた長い歴史のある犬種だけに、容姿がかわいらしい。耳が大きく、蝶のように見えるので、フランス語の蝶を意味するパピヨンと名付けられた。 フランス革命のギロチンの露と消えた王妃マリ-・アントワネットに寵愛された犬種であることは広く知られている。飢餓に苦しむ民衆に「パンがなければ、ケ-キを食べたらいい」と言って民衆の反感を買い、パピヨンも殺された。フランス革命で、パピヨンはフランスからは殆どが抹殺されたと伝えられている。今のパピヨンは、周辺国を中心に品種改良された犬種だ。 20年ほど前まではパピヨンといえば、体重は5~6kgあるのが普通だった。今は3kg以下のものが喜ばれている。パナは2,7kgだ。食餌は鶏の手羽先を主体にしたもので、1日1回の手作り品だ。必ず、余るように作るので、食べ放題だ。好きなおやつはない。ジャ-キ-さえ食べない。食餌だけで満足している。 トリミングの楽しみのある犬種の代表はプ-ドルだろう。トリミングで華麗に変身する。飼い主の好みが愛犬に直接表現できる犬種だ。高貴な麗人を彷彿させるような容姿は、飼い主までも一段と美的感覚の優れた麗人のように引き立てる。 トリミングで楽しめる犬種も素晴らしい犬種だ。 愛犬は人それぞれのセラピ-犬だ。自分の飼い犬が世の中で最もすばらしい犬なのだ。そう思うことが、飼い主も愛犬も幸せなのだ。
2005.04.13
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イギリスは狂犬病ワクチンの接種義務を廃止して久しい。オランダ、アイスランド、北欧諸国等も狂犬病の予防注射はしなくてもよい。法律で義務化はしてない。任意だ。 オ-ストラリアとニュ-ジ-ランドは狂犬病の予防注射は法律で禁止している。 スイスも 2004年の10月1日から、国内にいるだけの犬は狂犬病予防注射を受けなくてもよくなった。それらの国は日本と同じように狂犬病が根絶しているからだ。狂犬病の清浄国という。補足世界には狂犬病が根絶した国や地域が75ある。イギリス、フランス、オランダ、スイス、オーストラリア、ニュージーランドなどだ。それらの国の多くは狂犬病ワクチンの接種義務を廃止している。その75のすべての国名や地域名を 日本はなぜ狂犬病ワクチン注射を強要する? 日本も清浄国75ヶ国の一つだよ!に掲載してある。------------ 日本が狂犬病の発生がないと認めている地域と国は下記のとうりだ。日本、ハワイ、台湾、グァム、シンガポ-ル、キプロス、オ-ストラリア、ニュ-ジ-ランド、グレ-トブリテン、アイルランド、アイスランド、ノルエウェ-、スエウェ-デン、フィジ-諸島 の14地域と国だ。その殆どが、いわゆる島国だ。 アメリカはその中に含まれてない。狂犬病が根絶されてない国だ。それでも、狂犬病の予防注射は3年に1回で良い。 日本は狂犬病が根絶して49年にもなる。なのに、毎年の注射義務が未だにつづいている。なぜだ。 アメリカ人は狂犬病がこわくないわけではない。日本人と同じように怖いが、科学的な予防法で、3年に1回でよいと判断しているのだ。毎年、注射するのは、愛犬家に経済的負担を無駄に強いるだけでなく、犬をワクチンの副作用で殺すことになる危険を出来るだけ少なくするためだ。 狂犬病のワクチンは、狂犬病の病原菌が死滅したものを用いてる。いわゆる、不活化ワクチンだ。AAHA(米国動物病院協会)の犬のワクチンのガイドラインによると、不活化ワクチでも3年はワクチンとしての効力は持続するので、注射は3年に1回でよいとしている。 生ワクチンである混合ワクチンは7年は効力があるとしている。 日本はなぜ毎年注射しなければならないか、科学的な根拠がない。現在の日本の狂犬病予防注射率をもとに試算すると、狂犬病予防注射の市場は200億円の巨大市場だ。原価100円とも言われるものが、3,550円にもなるぼろ儲けの商売なのだ。濡れ手に粟みたいな安易な商売だ。愛犬家は注射する義務があると、脅かせばよいのだ。悪法をたてに、悪質な商売をしている獣医界はまともではない。 それほど狂犬病が怖いなら、日本の獣医全員が毎年、狂犬病の予防注射をした方がよい。東南アジヤや中国などの狂犬病がよく発生する国に旅行する時でさえ、自分は注射しないのに、なぜ、狂犬病が根絶している国内の犬に、予防注射を強制するのだ。理不尽だ。不合理だ。狂犬病ワクチンの副作用で多くの犬が死んでいる。 獣医が儲けるために、多くの健康な愛犬がワクチンの副作用で殺されている。 オ-ストラリアやニュ-ジ-ランドでワクチン注射が禁止されているのは、健康な犬がワクチンの副作用で殺されるのを防止するためだ。動物愛護の思想が行き届いている国だ。日本は犬の愛護の思想が希薄な国だ。動物を金儲けの対象としか見てない人、団体、組織が平然と大きな顔をしてまかり通っている。 (社)日本獣医師会、および、(社)日本獣医学会は日本の狂犬病予防のあり方について、国民に説明する責任がある。東南アジアや中国で狂犬病が発生することがあるから、日本は毎年の注射義務は当然だという議論は詭弁だ。欺瞞だ。 輸入動物の検疫を厳しくすれば、狂犬病の侵入は防止できる。そのための検疫制度がある。 再度言う。ほんとに、狂犬病が怖いなら、なぜ、獣医は自分自身は予防注射をしないのだ。注射をするほど危険ではないからだろう。欺瞞に満ちた獣医界だ。社会良識が金銭で麻痺している。参考随想 狂犬病ワクチンの副作用と法律改廃73編の随想集 狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述してある。狂犬病予防注射のからくり 狂犬病予防法はご用済みの悪法だ 愛犬のパナと子供たちの写真集
2005.04.12
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東京都井の頭公園の花見期間は何万人、いや何十万人の人が訪れるだろうか。広大な公園の舗装歩道以外のスペ-スはすべてシ-トが敷かれ、宴の人でいっぱいだった。 若い綺麗な女性も頬を紅潮させて、缶ビ-ル片手に、「最高!」などと叫んでいるが、その声も喧噪にかき消され、さほど大きくは聞こえない。超混雑だ。銀座、新宿の雑踏も愛犬はノ-リ-ドで先を歩かすが、今日はそうはできない。犬は潜るように先にすすめるが、人間は人垣があって、先に進めない。低速歩行だ。 やむおえないので、抱きかかえて歩くことにした。快晴で桜も満開なので、愛犬の写真を撮ろうとしたが、適当な空き地の場所が見つからない。人、人、人、人の大群だ。その大群が地面に座り込み、足の踏み入れ場もないほど群をなしているのだ。 愛犬の写真の4,5枚は撮ってから帰りたいので、愛犬を公園の歩道の柵の上に乗ってもらうことにした。 犬の登山技術の一つとして、わずかなスペ-スにも座って静かに飼い主の次の指示を待つ技術だ。岩場などを通過するときなどに、飼い主が安全な足場を確保するまで静かに待ってもらう技術だ。 狭い柵の上に静かに座っている犬が珍しいのか、花見の人達も、我もわれもと愛犬にカメラを向けて、シャッタ-を切っていた。大きな木の上に載せているときも、カメラやビデオカメラで撮影している人達がいた。大喜びしていた。
2005.04.11
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愛犬を傲慢なアルファにしたのは飼い主だ。アルファとはオオカミのリ-ダ-のことだ。愛犬は生まれた時から、アルファになろうと成長する。生後6ヶ月頃までは大切なしつけの時期だ。その時期に、アルファは飼い主であることを教えることが大切だ。生後1年を過ぎてから、しつけ直そうとしても、スム-スにはいかない。 アルファ犬の特徴は嫌な時は、飼い主でも噛んだり,吠えたりする。食事中に食器を動かすしたり、好きな玩具などを動かすと、威嚇の声をだす。 散歩の時は自分の好きな方向に飼い主を引っ張る。引き戻そうとすると、綱引きみたいになる。他の犬と出会うと,むやみに威嚇して吠える。攻撃的だ。以上のような症状をまとめて権勢症候群というのだ。 このような性格の犬になったのは幼犬の時のしつけに問題がある。愛犬のリ-ダ-であるアルファは飼い主であることを、ことあるごとに、その度ごとに、教えてなかったということだ。わがままを見過ごしてきたということだ。パピヨンとか、チワワなどの小型犬にもいる。他人がかわいあろうと手を出すと、噛みつく犬もいる。権勢症候群の犬、つまり、アルファ・シンドロ-ムの犬は臆病な犬とは違う。 臆病な犬も散歩中に他の犬に出会うと吠えるが、攻撃的ではなく,防衛的に吠えている点が違う。飼い主の後ろに逃げ隠れしていることが多いから、すぐに見分けがつく。生後4ヶ月くらいまで外に出せなかった犬に多い。遅れて世の中に出てみたら、怖そうな大きな犬たちが沢山いるので、成犬になったら、アルファになろうという望みを失ってしまった犬たちだ。飼い主には忠実従順な犬が多い。 この臆病な犬は、攻撃的ではない他の犬達と根気よく、付き合わせることにより、他の犬が怖い生き物ではないのだとわかるようになると、臆病な性格は徐々に直る。本来、犬は人間と同じように、群を作って生活する動物だ。キツネのように一人で山中で暮らすのを習性としている動物とは違う。 だから、危害を受けるおそれがなく、怖くもないなら、他の犬たちと仲良く遊びたいのだ。その点を飼い主は考慮してあげる必要がある。恐がるからと、かばってばかりいると、生涯臆病のまま過ごすことになる。他の犬とも仲良く遊べるのが、犬本来の習性だ。 臆病な犬はノ-リ-ドにしても飼い主から遠く離れることはない。ノ-リ-ドにして自由にしてやり、自分の判断で他の犬と交わる術を学ばせるとよい。 一般的には、愛犬を甘やかす人が多いので、内弁慶の犬が多いと見ている。 アルファ・シンドロームの犬をしつけ直すのは困難だ。飼い主の根気と時間がいる。アルファ・シンドロームの犬を叩いたり、仰向けに押し付けたり、顎をつかむなどの体罰的な方法で訓練することは、時には危険が伴うと見ている。自分の愛犬がそのような犬になった経験もないので、その直し方は記述出来ない。専門家のカウンセラーやトレーナーに相談することをお勧めする。 一つだけ、アルファ・シンドロームの犬の飼い主の、その一部の人に言いたいことがある。 「私の飼い犬はしつけができてなく、他の犬を見ると、喧嘩腰になります。噛むかもしれません。しつけにも限界があります。だから、そちらの犬はノ-リ-ドを止めてください。」との投稿があった。類似の投稿がよくある。横着横柄で無責任な人間だ。社会良識が欠落している。自分の責任を他人に転嫁している。「私の息子は暴走族です。教育してもダメです。だから、暴走し出したら、国道のクルマは徐行するか、路肩に停車してください。」と同じことだ。 アルファ犬は暴走族と同じように、その飼い主の責任だということがわかってない。犬が悪いわけではない。すべて飼い主の責任だ。こういう無責任な人間は犬がじゃまになると、犬を捨てる輩だ。世の中に甘ったれて生きている不埒者だ。自己中心的にしかものが考えられない低俗な人間だ。アフファ犬よりもタチの悪い無頼漢だ。世の中の厄介者だ。こういう無責任な飼い主がいるから、犬による人身傷害事件が発生するのだ。殺人事件の時さえある。飼い主を懲役刑にすべきと思う。愛犬家にも迷惑千万だ。 愛犬を幸せにして、かわいがって暮らして生きたいなら、アルファ犬にはしないことが大切だ。関連随想愛犬の権勢症候群に悩む人が多い! 愛犬のパナと公園の子供たちの写真集
2005.04.10
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権勢症候群のことをアルファ・シンドロ-ムとも言う。アルファ(α)とはオオカミの群れのリ-ダ-のことだ。リ-ダ-は権力と勢力を持ち、群れを支配する。絶対服従の世界だ。その支配権で群れを統率し、群れの生活を守る。狩りの時は一丸となって統一的な行動をとって獲物を仕留める。 愛犬は生まれた時から、本能的にアルファになりたいと思いながら育つ。だから、生後2~6月のしつけはきわめて重要だ。その期間で大きな枠の性格が決まる。人間の「三つ子の魂百まで」と同じだ。一生を左右する時期なのだ。 混合ワクチンを愛犬家に売りつけたいために、この期間、他の犬に接触させないように風説を流している獣医界のやり方は動物の習性を無視した悪徳商法であることは前にも指摘した。 非行小年の性格のゆがみが、その前の幼少期の生活環境に起因しているのと同じだ。その性格を矯正するには特別の施設に収容して、強圧的に矯正せざるを得ないこともありうる。犬の場合も生後1年をすぎると、しつけをし直すことは難しいこともある。 オオカミにとって誰がアルファであるかは重大なことだ。アルファの下にいるオオカミもその中で序列があって、上下関係がはっきりしている。人間社会でわかりやすい例をあげるとボクシング、プロレス界の序列だ。 チャンピヨンはひとりだ。 犬のアルファの決め方は単純だ。権勢のある人だ。権力と勢力のある人だ。愛犬から見ると、自宅内にはアルファは一人なのだ。他の人はアルファの指示に従わなければならない人なのだ。 普通の家庭では一家の主人だ。奥さんが愛犬をかわいがって、いろいろ世話をしていて、愛犬との接触時間が多くても、犬からみると、アルファではないのだ。 愛犬は家庭内の日常の生活行動から誰がアルファなのかを正しく判断する。やさしとか接触時間の問題ではないのだ。アルファとは一家の権力と勢力(威勢)を持っている人なのだ。 だから、愛犬からアルファと認められてない人が、アルファと異なる指示を出した場合は、愛犬は間違いなく、アルファの指示に従う。 人間の場合、いろいろと世話をして、かわいがっているのに、恩知らずだと憤慨したいところだが、愛犬には、そんな無礼の気持ちは全くない。ただ単に、犬の習性の通りにやっているだけだ。 愛犬は、やさしいアルファでない人に感謝こそすれ、無視しているわけではないことを理解してあげることが大切だ。もし、ムキになって、アルファでない人が自分の指示通りに愛犬をしつけようと、愛犬は混乱することになる。アルファでない人と離反し、反抗的な態度に出ることもありうる。愛犬がかわいそうだ。 人間の複雑な社会構造と多種多様な価値観を愛犬に理解してほしいと思うことが、おかしいのだ。人間にさえ、十分には理解できずに、誰かに対して、もやもやとした気持ちを持ちながら、生活をしているのに、それを愛犬に理解してもらいたいと思っても、無理な要望だ。 突き詰めると、犬の世界は単純で理解しやすい世界だ。そこに複雑な人間の感情をぶつけるのは、筋違いのような気がする。 愛犬はアルファでない人も大切な人だと信頼し、慕っている。愛犬がアルファと認めている人と同じようなことをしてあげることが、愛犬には一番幸せだと思う。 次回は愛犬が自分がアルファだと思い込んで、問題行動を起こす場合について考えて見たい。 参考随想 愛犬の権勢症候群その2
2005.04.09
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犬の命をかけてまで、歯石をとらなければならないほど、歯石は死亡率が高いのか。犬の死亡率のトップはガンで、23%だ。10歳以上だと45%に達するとのこと。犬の歯石による死亡率は統計的にはゼロに近いと見ている。報告が全く見あたらない。 それなのに、キ-ワ-ドとして、「 犬 歯石 」を用い、検索エンジンデで検索すると、18,300件も出る。全部獣医のHPだ。長々と歯石の弊害を記述して、愛犬家を脅している。最後は歯石があると、健康を害し、死亡することもありうるから、歯石を取ろうと宣伝している。 麻酔にはふれてないHPが多い。麻酔に記載している獣医も麻酔は安全ですと記述してある。ウソを平然という悪徳獣医が多すぎる。 人間の場合と違い、犬の専門の麻酔獣医はいない。各獣医が自分で麻酔をかけている。麻酔死は全手術犬の20%をこしていると見ている。つまり、5匹に1匹は麻酔で死んでいる。違うというなら、獣医大学などの科学的なデ-タを公表すべきだろう。なぜ、隠しているのだ。 人間の場合、歯石をとるのを嫌がるご老人などに、全身麻酔をかけてまで、歯石をとった方がよいとHPで宣伝したら、その医師は儲けに目がくらんで精神に異常を来したのではないかと疑われてもおかしくない。人間の場合は麻酔死の確率はきわめて低くてもだ。 愛犬が手術の必要があったときに、近隣の開業獣医5,6人に電話で麻酔死の事故がないことを保証できるかと問い合わせた。全員保証出来ないとの返事だった。最後の獣医が獣医大学の付属病院なら、保証してくれるのではないかと教えれくれた。 その大学病院ではジャ-キ-を食べている犬は麻酔死の確率がきわめて高いので、保証出来ないと言われた。ジャ-キ-類に含まれる防腐剤で肝臓機能が阻害され、麻酔薬を解毒出来ないからだ。 麻酔してまで、歯石をとった方がよいという獣医が近隣にいたら、お付き合いしない方が無難だ。他の面でも愛犬家を騙して、無用有害な治療をしている可能性が高い。獣医界には悪徳獣医が多すぎる。平然とウソをいう。 既述のようにインタ-ネット上の獣医の悪質詐欺的な宣伝でも、取り締まる法律がないのだ。だから、ただの水を消臭剤と宣伝して販売しても、狂犬病の注射液と称して、注射しても、詐欺の立件が難しいのだ。愛犬は愛犬家自らが守る以外に誰も守ってくれないのだ。 歯石をとるには、愛犬に食餌として、鶏の骨を与えるとよい。骨をガリガリ噛むことで歯磨きが出来る。何代も愛犬を飼い続けていて、鶏の骨が胃に刺さるようなバカなことは一度を起こったことがない。胃液は強い酸性であり、骨は直ちに溶けてしまう。野性の肉食動物は皆、他の動物の骨を食べ、歯を磨き、カルシュウムを摂取している。 何かおかしいぞと疑問が出たら、自然はどういうことになっているかを、振り返って考えてみると、正解が明らかになる。 麻酔して歯石をとるなど愚の骨頂だ。愛犬を犬死にさせては、何のための健康だ。 関連随想1 悪徳診療!歯石とりで愛犬が麻酔死! 偽装だらけの犬の世界72 麻酔死も覚悟で歯石を取ったほうがよいか?3 歯石取りの麻酔で愛犬を殺された!悪徳だ!4 犬の残存した乳歯は麻酔抜歯の必要はない!5 犬の歯石取りと歯周病の予防は鶏の骨で!6 愛犬を麻酔で犬死させないために!7 愛犬は歯磨きしないで丈夫な歯だ! 参考随想1 避妊手術で犬を殺した獣医に高額な賠償命令 総額54万円の判決!うち慰謝料40万円! 2 誤診不正獣医も免許取消は不可!? 3 獣医師の詐欺広告には規制がない!? 4 イギリスは狂犬病注射はしなくてよい!? 5 日本の混合ワクチンは欠陥商品か!? 6 乳腺腫瘍の予防のため避妊手術! バカな!? 7 乳腺腫瘍は皮膚手術、避妊手術開腹手術!? 8 ワクチン免疫は臆病、喧嘩犬を作る!? 9 愛犬がワクチンでアナフィラキシ-死!? 10 狂犬病ワクチンで愛犬が水俣病に!? 11 狂犬病ワクチンで線維肉腫が愛犬に!? 12 罰金! 狂犬病注射をしないと!? 13 狂犬病予防注射液はただの水!? 14 犬は避妊手術でガンにならない!? 15 犬の混合ワクチン注射はしなくてよい!? 16 混合ワクチンではケンネルコフは治らない!? 17 愛犬を麻酔で犬死にさせないために!? 18 愛犬が歯石を取り除いて麻酔死!? 19 乳腺腫瘍と子宮蓄膿症は関係がない!? 20 悪徳獣医を見抜く方法!? 21 そけいヘルニアは手術が不必要!? 22 肛門線絞りが必要な愛犬は病気だ!? 23 フィラリア予防はしない! 治療薬がある!? 24 獣医の医療ミスにどう対応するか?
2005.04.08
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高山にはクサリ場がよくある。垂直なクサリ場もある。クサリ場のある山はむしろ安全だ。ほんとに怖いのは危険な場所なのに、何もない所だ。だから、登山経験の多い人ほどクサリ場のある山を気軽に「安全な山だよ。」と言う。犬のことなど念頭にない。その言葉をそのまま受け入れると、山でひどい目に遭うことになりかねない。地元の人の言葉も要注意だ。山のことを知らない人が多い。 写真の一つは両神山の八丁尾根の東岳と西岳との間にあるクサリ場の一つだ。写真さえ撮れない急峻なクサリ場もいくつか続く。写真のクサリ場は平均傾斜角度60度ほどだ。一部に垂直な所がある。大型犬でも飛び越せない。 その先には、両側が100mほどの落差のある絶壁で、狭い所は幅1m少々の裸岩のゴツゴツした岩稜の頂上を通過しなければならない肝だめしの難所もある。わずか10m程度の距離だが、強風が吹くと、谷底に吹き飛ばされそうだ。そこにはクサリも柵もない。不気味な裸の岩稜が横たわっているだけだ。 腰に固定したバッグに入っている愛犬が抜け出さないように気にしながら、腹這いに近い格好で岩の突起をしっかりと握り締めながら、慎重に通過した。バッグにおとなしく入っていない犬だと、危険だ。 犬連れでないのに怖くて引き返したと述懐した中年男性もいる。引き返すのも勇気のある正しい登山だ。自分自身がよくわかっており、無謀なことはしない良識のある人だ。 岩場も犬には無理な所がある。抱えあげなければ通過できない巨岩の連続する岩場もある。下山時は犬が飛び降りるのを制止しなければ、足を痛めることがある。自分を登山犬と思っている犬は自力で下りようとするから、注意が必要だ。 パピヨンは足の骨が細く、痛めやすい。 ガレ場も登山後半の疲れの出る頃には、犬の元気具合に注意が必要だ。飛び越えられず、脛を岩に当て、怪我することがある。 特に、老犬には注意が必要。若いときには、飛び越えていた程度の石も、飛び越せなくて、脛を怪我する。毛があるので、内出血していることがわからず、気がついたときには、かなり、悪化していたことがある。傷をペロペロなめるので、毛がぬけて、痛々しくなる。 真夏の地肌の尾根は強い日光を浴びて、温度が上昇している。真夏のアスファルト舗装と同じだ。小型犬は、その熱を体全体に直接受ける。息づかいに注意が必要だ。呼吸が激しくなる前に地面から離すことが不可欠だ。 頭や体全体に水をかけてやるのも、体温を下げるのに有効だ。 犬の雨具は専用バッグよりもやや大きめの透明ポリ袋に、穴開け機で直径5mmほどの穴を十数個開けて、鳩目を付け、その袋を専用バッグに使用時に固定できるように工夫したものだ。透明なので、愛犬は景色が見える。軽いことも登山用品には不可欠な要素だ。台風のような大雨でも犬は濡れない。 犬の防寒着は皮コ-トと毛皮コ-トの二つある。いずれも、運動性を考慮した手作りだ。アライグマの毛皮コ-トはマイナス10℃などの厳寒時に使う。冬山でも、普通は皮コ-トを着せる。パピヨン登山犬二代目のパナは皮コ-トさえ嫌がる。雪山でも、自然の姿で寒くないようだ。 ただし、チワワなど犬種によっては防寒具が不可欠なこともあると見ている。 犬に鈴をつけている。その効用の一つは熊よけ用だ。東京都の奥多摩にもツキノワグマが数十頭生息しているそうだ。人家近くの柿の木に登って、柿をとるとのこと。その対策として、柿取り大会の参加者を奥多摩町が新聞広告で募集したこともある。 効用のもう一つは、他の登山者に対する配慮だ。ヤブや草むらから、いきなり犬が現れると、野生動物ではないかとびっくりするかもしれない。鈴の音があらかじめ聞こえていると、野生でない動物、、即ち、飼い犬だということがわかり、無用なトラブルを防止できる。 なお、その鈴の音は街の雑踏を歩く時も役に立つ。その音で左後からついて来ていることがわかる。 しつけが悪く、リ-ドが必要な犬は高山登山には向かない。犬が自分の判断で危険を回避できるような自由な行動ができることが不可欠だ。リ-ドで誘導していては登山時間も長くなる。言葉で誘導して、愛犬だけの迂回ル-トをとらせて、岩場などを通過出来るように訓練されていることが大切だ。 いつの日か、愛犬を連れた者同士が山でお会いできることを楽しみに、この愛犬の登山技術を終える。ご参考になれば、幸甚の至り。
2005.04.07
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谷川岳の石黒尾根を登っていたとき、天神尾根をロ-プウェイで登ったという愛犬との登山者に会った。夫婦で柴犬一匹をつれていた。こちらのパピヨンを見て、下山の情報を尋ねてきた。始めてのル-トだとのこと。驚いた。 石黒尾根は危険度、登山技術ともに健脚向きのコ-スだ。長いクサリのある[ラクダの背の鎖場]などのほか、幾つもの岩場やハシゴなどがある。そこを始めて、愛犬を連れて下山している。無謀だ。事故を起こしに山に来たようなものだ。 引き返して、ロ-プウェイで下山した方が無難で、時間的にも早く下山できると告げた。ロ-プを持っているので、犬を縛って、つり下げて下山するとのこと。それ以上、何も注意できない。と言うより、注意のしようがない。 今でも、無事に下山したかどうか気になっている。 この愛犬との登山者には基本的な間違いが二つある。その一つは始めてのル-トを下山道に選んだということだ。登山を安全に楽しむには始めてのル-トを下山道に選ばないことだ。事故や遭難は下山時に多い。登りの時に難所だとわかると、引き返して、登山を止めることもできるが、下山時は引き返すこともできず、中止もできない。勢い、難所でも無理をすることになる。事故、遭難につながる。 愛犬のパピヨンとは200回以上の登山で、それを実行している。何度か登山途中で中止したことがある。山はなくならない。また、別ル-トで登るからと帰る。 第二の間違いは愛犬との登山なのに,一般登山者の情報を基に下山ル-トを選んでいることだ。登山技術の優れた上級登山者でも、犬連れだと、良くて中級、愛犬が大きかったり、しつけが悪いと、初級者になると自覚した方がよい。 愛犬との登山のル-ト選定は一ランクも二ランクも下げて行うことが大切だ。健脚向きの難コ-スでは事故を起こす可能性が高くなる。犬も人間並に危険度に応じて行動いてくれるとは限らない。むしろ、それは期待しない方が無難だ。 ロ-プで縛られた犬が二階の屋根よりも高い所からつり下げられて、おとなしくしているだろうかと気になった。無茶な人間の無謀な行動だ。怖い目に遭わされているようで、犬がかわいそうだ。 普通の観光旅行に愛犬を連れていくような安易な気持で、愛犬と高山登山をすることは思慮不足だ。遭難しに行くようなものだ。犬の訓練だけでなく、不慮の事態にも対処できるような準備万端と心構えが不可欠だ。 愛犬のパピヨンは、飼い主の左肩から右腰にベルトでつり下げられ、腰に固定された手作りの専用バッグに入って、難所を通過する。夏用と冬用の二つある。 写真の一つは北岳への登山途中に右岸の八本歯の頭のハシゴを撮影したものだ。下山時、あなたの愛犬はどうしておろすか。 愛犬と高山への登山を漠然と夢見ている人は真剣に考えてもらいたい。下山できないと、大変だ。山には疲労凍死と言う怖い死に神がいる。一夜で死ぬことも珍しくない。 下山時に始めてのル-トを選ぶことは無謀だ。どうしてもというなら、徹底的に情報を収集しておくことだ。本や登山者の気楽な情報には注意が必要だ。 (明日の随想につづく) 愛犬のクサリ場、岩場、ガレ場の渡り方と愛犬の雨具、防寒具等について記述する。
2005.04.06
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愛犬と高山登山歴200回以上の教訓をもとに愛犬の登山技術を記述する。国内外での愛犬とのご旅行にも、ご参考になれば幸いだ。 まず、野原や低山登山で愛犬の行動を理解することが大切だ。くわえていたボ-ルを落とした時や野生の鹿を見つけて、急斜面を駆け下りようとしたこともある。その時、言葉で制止できるかどうかは犬の生死に関わることだ。瞬時に反応できなければ、死ぬこともありうる。 ご家庭や街で、よく言うことを聞くからと言って、山でも同じような行動をするとは限らない。開放感、好奇心、あるいは、恐怖心で飼い主の予想できない行動をすることもある。まずは、低山登山で、愛犬と飼い主の信頼関係を築くことから始める。 なお、夏山にはダニがいる。ワラビ取りに行った時に、1ミリほどのダニが100~200匹付いたことがある。薬剤で退治すると、犬にも害が及ぶので、風呂場で一日がかりで、手で除去したことがある。大きく成長した後では、手で除去しにくいほど固着してしまう。 ダニの付着予防のために、いろいろな市販薬剤を試してみて、一番効果があるのは、フマキラ-とア-ス・ジェットということがわかった。安いことも幸いだ。両商品とも成分はレスメトリンとフタルスリンで同じだ。なんの効果もない高価な薬剤も市販されている。 登山のスタ-ト地点で下車したら、犬が地面に付く部分、すなわち、足と腹の部分だけに、フマキラ-を噴霧すればよい。皮膚にはつけずに、毛に臭いが付く程度にわずかでよい。それで、一日は大丈夫だ。 念のため、帰宅後は、風呂に入れて確認しましょう。 愛犬の登山技術の話に戻る。 パピヨンが山頂の三角点上に乗っている写真は愛犬の登山技術の一つとして掲載した。落ちたら、死ぬおそれもあるような岩場で、飼い主が安全な足場を確保するまで、静かに待つことができる技術だ。愛犬と飼い主との信頼関係が基本だ。怖い時でも飼い主を信頼できるかどうかだ。 犬によっては高所恐怖症の犬もいるようだ。一般的に犬は下の谷底が見える丸太の橋はこわがる。恐怖で、動けなくなったり、凶暴になることもあるようだ。徐々に慣らす以外に良い方法はない。 富士山の五合目より上は登山道全体が砂礫帯だ。 その砂礫は犬の足を切り、血だらけにする。細かいガラスの破片のようなものだ。愛犬のパピヨンは最初、ゴム付き軍手の指先を切って、靴にしたのだが、2時間ほどで穴が開く。他の山では開かない。 工業用ゴム手袋を材料にしたところ、大丈夫だった。 高山病になる犬もいる。血液中の酸素濃度が低下しているのだから、直ちに下山する以外に良い方法はない。長時間低気圧状態にいることは危険だ。体質的なものですから、高山登山はしないことがよい。 迷い犬になるケ-スも行列を作って登る富士山ではあるようだ。あまりにも人出の多い山や時期に愛犬との登山はおすすめできないが、もし、犬とはぐれた時の対策は考えておいた方がよい。犬は飼い主とはぐれると、元来た道を足早にもどる。山では人の足では追いつけない。 その対策は登山用や運動会用などの笛で、日頃、訓練しておくことだ。その笛の音は飼い主だと言うことを覚えさせるのだ。入山したら、それを吹いて訓練する。ただし、山では、その笛の音は遭難の知らせであることも認識した方がよい。 難所の多い高山では、犬はリ-ドをしていては人も犬も危険だ。高山登山は訓練された犬で、ノ-リ-ドで犬自身の判断で難所を渡れるようにしつけや訓練をしておく必要がある。 銀座、新宿の雑踏をリ-ドした犬はスム-スに前進できない。高山の難所は街の雑踏よりももっと変化があり、危険だ。高山登山はノ-リ-ドが基本だ。 山には犬がわたれないハシゴ、クサリ場、岩場、ガレ場等がある。無知で無理をすると、犬の骨折怪我だけではすまないトラブルを引き起こす。愛犬との高山登山は天国と地獄の合間を行き来しているのだと自覚した方がよい。 (明日の随想につづく)
2005.04.05
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東京のいろんな公園で出会ったいろんな愛犬達の写真を追加いました。公園で愛犬をノーリードにして、運動、訓練、調教することは、法律条例で容認しています。だから、当然、ノーリードには、いわゆる、罰金はありません。 警察も取り締まりの対象にしていません。 このブログに法律条例について詳細に記述してあります。興味のある方は下欄にトラックバックしてありますので、読んでいただくとうれしいです。 法律条例は面倒だと思う方は、常識で判断して、愛犬をノーリードにすればいいのです。他人に大きな迷惑をかけなければいいのです。何かあれば、自分の責任だというだけのことです。 公園管理者や犬嫌いや愛犬家ぶった他人が責任をとるのではないのです。意味の曖昧な身勝手なルールとか、マナーとか言って、責任の無い者が愛犬家の生活行動にくちばしを入れるのは横着横柄です。社会良識が欠落した偏見の押し売りです。迷惑千万です。公園は犬嫌いが楽しく遊ぶためだけにあるのではないのです。 堂々とノーリードで愛犬を公園で遊ばせてください。そのために公園があるのです。人も犬も心身共に健康になります。楽天の画像容量オ-バ-のため、写真は別に保存してあります。ここをクリックしてください。
2005.04.04
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腐さらずに、カビさえ生えない食べ物はよい食べ物なのか。本来、肉食動物である犬の食餌はタンパク質、つまり、肉類が主な成分である。この地球上に腐らない肉類があるのか。なぜ、ドッグフードは腐らないのだ。不思議だ。 昨日の随想に書いたように、犬は家畜ではないので、食品衛生法の適用も、飼料安全法の規制、保護の対象にもなってない。だから、ドッグフードは法律の保護を受けない無法地帯の商品だ。ドッグフードの業界はブラックホールの暗黒の世界だ。農水省の関知しない業界だ。愛犬達は国から見離されている生き物だ。 愛犬を守ってあげられるのは飼い主以外にいないのだ。そのような現実を愛犬家一人一人が認識した方がよい。人間と同じように、いろんな法律で守られていると思っているなら、錯覚だ。法律では保護されてない。愛犬がかわいそうだ。 ドッグフードを愛犬が食べないので、庭の植木の肥料のつもりで撒いた。なかなか腐らない。カビさえつかない。肥料どころか、土の中の有用な微生物を殺す殺菌剤の役目をするのではと思った。 ドッグフードが腐らないのは強力な防腐剤が入っているからだ。ドッグフードには賞味期限が記載されてない。何時までも腐らないからだ。 愛犬が乳線腫瘍で麻酔が必要になったときに、麻酔死をしない保証をしてくれたのは、獣医大学だけだった(「 愛犬を麻酔で犬死にさせないために!?」に詳記 )。 肝臓検査をパスし、麻酔死はないと保証してくれた。ジャーキー類を食べている愛犬は肝臓機能が低下していて、麻酔薬を肝臓で解毒できないので、麻酔から覚めないとのこと。 ドッグフードにはいろんな防腐剤が入っている。 合成保存料とか酸化防止剤と表現をやわらかくしているが、要するに、腐らないようにするための薬剤だ。 BHA 化学名は3-tert-butyl-4-metoxy-phenol で、フェノール(石炭酸)の誘導体だ。フェノールは消毒剤などに使用される化学物質だ。その類似品が防腐剤として使用されている。発ガン性があり、人の食品には添加が禁止されている。 BHT 2,6-di-tert-butyl-p-cresol で、消毒用クレゾールの誘導体だ。魚介乾燥品などごく一部の食品には添加物として認められている。 エトキシキン Ethoxyquinはアメリカの大化学会社が開発したものである。 強力な殺菌作用があるが、現在は農薬としても禁止されている。 ペットフ-ド公正取引協議会というペットフードの任意の団体がある。その親睦団体が作ったペットフードの内容の表示ル-ルは、いい加減なのものだ。含有量の多い順から、80%までを表示することにしている。あとの20%は表示しなくてもいいのだ。世の中を愚弄している。何を入れてもいいというのと同じだ。 だから、ほとんどのドッグフードメーカーが添加物の表示をしてない。そして、わが社のドッグフードには添加物は全く添加していませんと平気でウソを言う。 缶詰なら別だが、防腐剤をいれないで、腐らないドッグフードを作れるわけが無い。 日本獣医師会もペットフードへの防腐剤の添加については、そ知らぬふりを決め込んでいる。業界から寄付金をうけて、癒着しているのだ。寄付の多いメーカーのドッグフードを愛犬家に推奨している。品質が良いからではないのだ。 日本獣医学会では、学者、研究者による防腐剤と犬の健康に関する研究報告は1件も無いとのこと。また、獣医大学には食餌に関するカリキュラムも無いとのこと。だから、その卒業生はドッグフードについては何の知見も無いのだ。なのに、愛犬家には、このメ-カ-のドッグフードがいいと薦める。平気で、いい加減なことを愛犬家に言っているいるということだ。 愛犬の周囲は無法な危険地帯なのだ。愛犬家が自分自身で、ものを考え、愛犬を守ってあげないと、誰も守ってくれない。参考随想 1 ドッグフードの怖い原料10編の随想集 2 狂犬病予防法の改廃に関する11編の随想集
2005.04.03
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ドッグフードには肉骨粉を入れても法律違反ではない。犬は法的には家畜の牛豚鶏以下の扱いだ。農林水産省は犬を家畜とは認めてない。人間の食べる食品は食品衛生法で規制保護されている。だから、安心して食べられる。 牛豚鶏の食べる飼料の製造、販売は飼料安全法で厳しく規制されている。牛豚鶏は人間がたべるからだ。 犬は家畜ではないから、愛犬の食べ物であるドッグフードは法律で規制も保護もされてない。食品衛生法も飼料安全法も適用されない。 ドッグフード業界は農林水産省が放置している無法地帯だ。ドッグフードメーカーがどんなものを製造して販売しても、罰されることはない。 人間が食べる牛豚鶏などの家畜は、その飼料も厳しく管理する必要があるが、人間は犬を食べないから、その食べ物であるドッグフードも管理規制する必要がないとのこと。 BSE(牛海綿状脳症)のように、牛肉から人間に病気が伝染するようなことは、犬については考えなくてもいいというのだ。その肉を食べないから、確かに人間には病気はうつらない。 周知のように、肉骨粉は牛豚鶏等の家畜の飼料として使用することは禁止されてる。 ところが、ドッグフードには使用しても法律違反にならない。法律の光が届かないブラックホ-ルだ。 日本では肉骨粉は農業用肥料とペットフードには使用が認められている。使用禁止の法律がないのだ。だから、肉骨粉はドッグフードのカルシューム分として使用されている。肉入りドッグフードと表示しているが、実は肉骨粉入りだ。 ドッグフードは全般的に安すぎる。1kgで1,000円以下のものが多い。食べ物で、ドッグフードと同じ程度の価格のものは、ウサギのペレット状の餌くらいだ。なぜ、そんなに安いのか考えるのも、いいことだ。 原材料が何であるかわかると、安価なドッグフードを愛犬に食べさせる気にはなれない。徳島県当局が事実を認めたように、2001年に暴露された野犬や飼い犬の死体3、493頭がドッグフードの原料にされた事実は氷山の一角だろう。 愛犬家の一人一人がドッグフードの中のカルシューム分はどこから来たものなのかを静かに考えてみることも、愛犬を大切にすることにつながることなのだ。 既述のように、当方の愛犬のパナは鶏の骨を食べさせている。下記にトラックバックしてある。補足 平成13年から狂牛病の発生防止のたに、「動物性たん白質」を含む飼料の製造と家畜へ与えることが禁止された。違反すると、3年以下の懲役または30万円以下の罰金だ。 禁止された「動物性たん白質」とは牛だけでなく、豚、馬、鶏などに由来するものも含む。その「動物性たん白質」は肉骨粉、肉粉、臓器粉、骨粉、血粉、血液製品、加水分解たん白、蹄粉、角粉、皮粉、羽毛粉、獣脂かす等だ。 ところが、ペットフードについては豚、馬および家禽だけに由来する「動物性たん白質」については製造販売使用が認められている。 つまり、ドッグフードに表示してある肉とは、この肉骨粉、肉粉、臓器粉、骨粉、血粉、血液製品、加水分解たん白、蹄粉、角粉、皮粉、羽毛粉、獣脂かす等だ。言い換えると、畜産廃棄物だ。他には肥料としての用途しかないものだ。
2005.04.02
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愛犬をかわいがるあまり、愛犬に高価そうで豪華なハロウィ-ンのコスチュ-ムを着せた写真を掲示したブログがあった。よくお付き合いしているブログなので、ふざけ半分に、その愛犬の身なったつもりで、{ 愛犬が「ウチのご主人、困るのよね。」と言っていると思います。}とコメントした。すると、このテ-マで日記を書いたらどうかとのレスポンスがあった。 早速、検索エンジンで「犬 服」で検索してみて、ビックリ。なんと検索数が856,000件。その99%は服を売りたいためのHPだ。科学的な記述はほぼゼロ。やむをえない。自分の身勝手な思いだけで、日記を書くことにした。 パピヨン登山犬初代のチビちゃんは、登山用に皮コ-トとアライグマの毛皮のコ-トがあった。街ではほとんど使用しなかった。冬山の雪の中でも暖かい日には、皮コ-トで十分だった。しかし、マイナス10℃以下になるよう時には、毛皮コ-トに着せ替えていた。寒くないと、着るのを嫌がったが、寒い時には喜んで着ていた。 毛皮で体重が倍以上に見えるので、毛皮を着ているとは思わずに、「こんなに太らせる飼い主の顔を見たい」と言われたことがある。 二代目のパナは皮コ-トさえ嫌がって着ない。雪山も生まれ持った姿のままで、楽しんでいる。寒そうなそぶりをしたことが無い。手作りで高級感のある皮コ-トなので、寒い日に公園などに出かけるときは、他人に自慢したいような気になり、着せると、着たまま動かない。歩きだしても、歩きにくそうに歩く。自転車にのり、一人先に行くと、走りだすので、物理的に歩けないわけではない。不要なものを着るのが嫌なだけなのだ。 パピヨンの発祥の地は北欧なので、寒さに強い。代わりに、暑さに弱い。夏山登山で裸尾根を登る時などは息使いに注意が必要だ。背だけが低いので、太陽の輻射熱をもろに受ける。抱き上げて、地面から離す必要がある。 チワワはメキシコ原産なので、暑さに強く、寒さに弱い。冬山には不向きな犬種と見ている。夏山がよい。 マルチ-ズやヨ-クシャ-・テリアも寒がりだと見ている。 三代前の飼い犬のシェルティ-は屋外で飼っていたが、寒さに強かった。厳寒の日に、寒いだろうと、小屋に毛布などを入れると、邪魔だとばかりに引き出して、床の木の上で寝ていた。 ポメラニアン、シ-・ズ-、シベリアン・ハスキ-、サモエド、アラスカン・マラミュ-ト、カラフト犬などは寒さに強い犬種なので、人間の好みで服を着せると、迷惑だと思うでしょう。ゴ-ルデンやラブラド-ル・レトリ-バ-も寒さに強いのではないか。 愛玩犬とはかわいがるための犬だが、かわいがりすぎて、飼い主の思いだけが先行して、愛犬の気持ちも、健康に良いかどうかも考えないで、飾りたてるのはよいことだろうか。自然の動物界では、余分な物を身につけることはよいことではない。 地球上で、いろんな物を身につけて喜んでいるのは、生物学的な分類でホモサピエンスのヒトに分類されている動物だけだ。 他の動物から見ると、余分な物を身につけて喜んでいるのが理解出来ないかもしれない。 犬に服を売りつけたいために、検索エンジンにHPが85万も検索されることを、愛犬が知ったら、喜ぶだろうか、悲しむだろうか。
2005.04.01
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