かつて、かいじゅうたちの本棚があった。

2025年10月04日
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終わったドラマの感想を書きます(いつも計画性がない)
初回を観てやめようかと思った「スティンガース」フジ火曜最終回まで観てしまいました。
元々コンゲームものが好きです。ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードの「スティング」は
なんなら人生一好きな映画かもしれない。そして「スティング」が好きすぎて生半可なものは観られない。ので、やめようかと観ていたら、最初の方のカップルYouTuberが登場するお話での森川葵さんの怪演にはまってしまいました。かわいかったね~というか、微妙に不気味でクセになる。そして、他の出演者のみなさんをそれぞれクローズアップしたいわば紹介回を経て、思い入れを増しながら、最後のエピソードでは、
「べらぼう」の丈右衛門だった男だった矢野聖人さんも登場して、それぞれの俳優さんの演技を安心して楽しみながら、ストーリーは、まあ、そうだよね、と思うのは、単に私がフィクション読みすぎ。
展開が予想できてもおもしろかった。続編がありそうな終わり方でしたね。続編が作られたら観ますよ。

そして、朝ドラ「あんぱん」も好評のうちに終わりました。モデルがやなせたかし先生の奥さんとのことで、アンパンマンもやなせ先生も大好きな私にはおもしろくないはずがない。うん、考えたのは史実をフィクションに取り込むことのメリットとデメリットについて。書けるほどは考えていない。正直、ドラマに都合よく史実をつなぎ合わせたように感じられることに気持ち悪さはあり。俳優さんたちはみなさん素晴らしかったと思います。スピンオフ四話も観ました。ミセスグリーンアップルさんが登場されたおかげか、視聴者層が若かったという記事を読みました。(違うか、アンパンマン人気か)出演者の顔ぶれで喜んでくれた人が多かったならとてもいいことだと思います。よかったですね。私は、北村匠海さんと今田美桜さんの対談を観て、北村さんが今回「人生は喜ばせごっこ」というやなせ先生のことばをお腹の底から理解されたようなのをうれしく思っています。「逆転しない正義」よりも日常生活に役立つ概念ですよね。まあ、「逆転しない正義」についてはいわゆるネットの人たち(や苦情電話をかけたい人たち)に考えてみてほしいかな。その「正義」は、みんなにとっての正義か?もちろん自戒もこめて。

おもしろくないはずがない「あんぱん」を越えて「ばけばけ」想像以上におもしろいなあ。
録画して何度も楽しんでいます。明治維新こわい。先が見えない怖さに怯える今、かつてあった体制の崩壊と新しい時代の始まりを描いたドラマはためになるなあ。没落士族、悪くないやん。マジメに生きてただけなのに「時代が変わった」からと強制転換させられるのツライよね。先生になって、家族をささえたかったおサワちゃんが育って、私の好きな不機嫌そうな顔した円井わんさんになったの嬉しいな。


そして私自身の話を書くと
子が大学を終えるころになると心配は尽きない。でも、私は彼らを「親に心配をかけない」人間になるように必死で育てたのではなく「自分のしあわせを考えて無事に生きている」ように育てたので、これでいいのだ。心配は、かけるこどもたちが「悪い」のではなく勝手に心配するほうの取り越し苦労なのだ。
みんなそう言うな、きっと。信頼して待つってツライよね。つらくないんだよほんとは。そもそも、信頼できる大人に育ったことをほめよう。えらいぞ私、えらいぞみんな。
気になると口を出したくなるので、最近私が編み出した方法が「紙に書く」。意見や指示じゃなく、お母さんの今の素直な気持ち、考えを言語化して残す。読むも読まないも彼らの自由だ。人生の引き継ぎ案件は読んでもらう。そうすると、心配は落ち着く。彼らは賢いので、目を通せばお母さんが何を心配してるかわかる。彼らにも「世の中」を何とかすることはできない(そりゃ誰にもできないさ)
わかっていてほしいのは、追い詰められた気持ちになるなってことだ。やけになる刹那主義はよくない。追い詰められてやぶれかぶれになるくらいなら頼れる誰かに頼ろう。私は子にとってそういう存在になりたい。私は頼りにはならないので旦那ちゃんといつもよく話して、そんな事態に備えている。言語化は私の安心を得るための大きな手段だ。で、書く。そして堪える。オススメ。

来週の風さんのNHKの番組も楽しみですね。さっき、藤井風は大人を癒す役割を一手に引き受けたヤングケアラーでは、と書かれた記事を読みました。なるほどねえ、そう考えると私がかつて「風くんひとりに背負わせてはいけない」と書いたことを思い出します。いつまでもケアされる側でいちゃいけないのよ。潰れちゃうよ。しかし I need U backとIt's Alright のMVが観たいなあ、とコッソリ堂々と書いておく。





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Last updated  2025年10月04日 12時05分30秒
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