【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

2006/07/20
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テーマ: 鉄道雑談(1611)

詳細は楽天スタッフブログに掲げられていますが

  7/23(日):午前 02:00 - 午前 07:15(予定)
  8/06(日):午前 02:00 - 午前 10:45(予定)

の各日程で、ブログサービスが停まるようです。この間は日記をみて頂けませんので、お含み置き下さい。はい。

北陸の大雨は凄いことになってますね。もうこれ以上犠牲者が出ないと良いんですけど…。私が今ご紹介しているところは大丈夫なのでしょうか。心配になってしまいます。

さて続きです。今回は三日目の朝からです。宇奈月温泉の宇奈月ホテルニューオータニをチェックアウトして、黒部渓谷鉄道にトライしました。同行者は皆この鉄道は初めてでした。

日記

この切符を使いました。黒部渓谷鉄道全線往復(乗り放題ではありません)できて、途中下車も出来るチケットです。その上、昼食券と温泉入浴券がセットになって3500円です。安い…。

但し期間限定発売です。

日記



しかし、全然問題ありません。このような周辺施設もそれなりに楽しいのですけど、黒部渓谷最大の魅力は鉄道そのものにあるのです。

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またまた見覚えのある列車が…。西武鉄道のレッドアローとして運行されていた「車体」です。今は富山地方鉄道の特急として運行されています。宇奈月温泉駅で撮影しました。

宇奈月温泉は今でこそ北陸有数の温泉ですが、もともとは黒部川流域の電源開発の拠点でした。山ちゃん5963さんから「黒四に」というコメントを頂きましたが、黒部渓谷は黒部第一~第四、更には新黒部第一~第三など、多数の水力発電所が建設されています。これらの発電所や水路建設の基地がこの宇奈月であったのです。国家プロジェクト並みの凄まじい土木建築の歴史がここにはあります。

黒部の電源開発のストーリーは、有名な映画「黒部の太陽」を始めとして多数の映画や小説がありますが、私のお勧めは吉村昭氏の「高熱隧道」です。一番読み応えがありました。

日記

宇奈月の駅名板です。駅はたくさんあるのですが、降りることが出来る駅は僅かです。

もともとこの鉄道は鉄道として免許を受けてスタートしたわけではないのです。黒部川流域の発電所建設の資材運搬のために電力会社が(多くの機関は関西電力です。よく知らないのですが、日本発送電も運営していたかも知れません)走らせていたのです。

このような訳で、多くの駅は発電所駅で、観光客が降車できないようになっております。

日記

ホームの様子です。左側に列車が停車しています。非常に小さなサイズであることが分かりますよね。「軽便鉄道」と言われたサイズだと思います。ナローゲージと言われる狭いレールが使われています。

日記

始発列車に乗ったので、まだ基地にたくさんの車輌が寝ていました。一両あたりの長さが短い割にはたくさんの利用客が居るため、長大編成となる路線です。16両編成などという新幹線並みの列車もあるのです。しかも終点までは約60分かかります。このような理由で、この会社の車輌保有数は相当なものなのです。

日記

黒部渓谷鉄道の主力機関車です。電力開発のために建設された路線だけあって、全線完全に電化されています。普通の鉄道事業者であれば、電化しないでしょうね。

また、信じられないかも知れませんが、この形式はローレル賞を受賞しています。ローレル賞というのは、鉄道友の会が車輌形式に授与する賞で、ブルーリボン賞と共に年に一度選定されます。最近はJR九州とJR西日本が強いですねえ。何故か(当然?)JR東日本はこの賞が苦手です。

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日記

上級クラスだと、このように開閉窓と背もたれ付きの椅子があります。下級クラスは開放式で、背もたれの無い椅子になるのです。

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機関車の運転台です。運転機器は昭和の電車風に仕上げられています。山岳鉄道の割にはノッチ段数が少なそうな運転台でした。

日記

乗車整理券です。黒部渓谷鉄道は全車定員管理を行っているようです。例え、普通車に乗車する場合であっても、このような乗車整理券が必要です。

いよいよ出発です。続きは次回にさせていただきます。

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Last updated  2006/07/20 12:16:33 AM
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