【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

2007/01/24
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テーマ: 鉄道雑談(1611)

★この回の記述には重大な事実誤認がありました。詳しくは下のほうにある ibukino-johさん のコメントをご覧下さい。A寝台とB寝台の写真が入れ替わっているのです。 私の反省文はこちらにあります。 大変申し訳ありません。

以下、当初アップ時の文章です。白い文字は当初アップ時のもの、赤い文字は追記です。

楽天ブログ管理画面変更問題 は本日も進展はありませんでした。現在でもトラバの増殖は継続しておりますが(500トラバ突破おめでとうございます)、議論の中心はスタッフブログがリンクを消した(多分、一回新しい日記を書いて消した)ことへの疑問に移っています。これに対し、楽天側が依然として沈黙を守っています。そんな騒ぎを続けているうちに新しい管理画面に慣れてきてしまった…。楽天の術中にはまっておりますな、私は。

さて、続きです。前回は583系寝台特急電車で運行されている急行「きたぐに」の外観をご紹介しました。今回は車内をご紹介します。古い寝台電車ですので、高度成長期のアコモデーションです。



最初の画像はA寝台の車内です。良く分かんないと思いますけど、2段寝台になってます。

→実はこれがB寝台でした。



下段の寝台です。どこがA寝台なん?、と突っ込みたくなります。この583系は非常に意欲的な作品でしたが、登場当初はA寝台もグリーン車も無かった筈です(ここ、うろ覚えです。事実誤認の指摘大歓迎です)。

→これもB寝台でした。



A寝台の上段です。狭い…。特に上下スペースが狭いのです。車体設計時にA寝台もグリーンも想定していなかったと想像しています。投入後に意外にも好評で、ロザとロネを後付けでこしらえたものと想像しています。下段に至っては、A寝台とB寝台のベッドの幅が同じなのですよ。

→これもB寝台でした。



寝台はしご収納庫の表示です。この車輌の評判の悪さは、昼間仕様と寝台仕様の転換に膨大な人的資源の投入が必要であったことです。各車輌の寝台を組み立てるのも、梯子をつけて回るのも全部人力です。当時の各車輌基地のご苦労は酷かったようです。組合が強かった当時にこんなものを…。

→これもB寝台でした。モハネ…。



下段をもう1ショットです。一応、これもA寝台くさい配置ではあるのです。進行方向に平行に寝台を配置する形式を「ブルマン式」と云います。ブルマンというのはオリエント急行の車輌のメーカーの名前です。別にコーヒーとは関係ありません。

→これがA寝台でした。



20系客車以降の軽量客車(死語)の時代には、開放A寝台はブルマン式、開放B寝台では進行方向と直角に寝台を配置するのが半ば常識でした。この583系寝台電車の寝台配置は正に典型的な開放A寝台の寝台配置だったのです。ちなみにこの画像の上の方に小さな窓が写っていますね。開閉可能なのです。

→これもA寝台でした。



喫煙室です。これも見なくなった装備です。私が寝台車に関心を持ち始めた頃には、個室寝台は「さくら号」(これも死語。往時の東京=長崎の豪華寝台特急)位にしか付いておりませんでした(マニアには直ぐに年代を特定されそうです)。A寝台も開放式が常識だったのです。



開放寝台でたばこを吸われると苦しいものがあります。そこで、開放A寝台にはこのような喫煙スペースが設けられるケースが多かったのです。



現在では個室寝台が普及し、B寝台すら個室が常識(言い過ぎ)となっている時代です。A寝台は個室が主流になりました。開放A寝台が減少している現代の目で見ると、珍しく、懐かしい装備です。今でも開放A寝台を繋いでいるのは、銀河ときたぐに(両方急行ですね)位しか思い付きません。





A寝台の洗面所と便器です。洗面所は明らかに更新されています。便器はデフォルト便器かなあ。いずれにせよ、B寝台と同じ装備です。また、設計が古いのでバリアフリー化も全然考慮されてません。



ロネの連結部です。右の方に温度計が見えますね。気温は16度に設定されています。この位が私には快適です。道内の列車はなんであんなに気温を上げるのかなあ…。>JR北海道さん。



次にご紹介するのはロザです。言い忘れましたが、ロザとかハネというのは、

  ハネ B寝台
  ロネ A寝台
  ハザ 普通車
  ロザ グリーン車


という意味です。ハネとロネは形式名から来ています。ハザとかロザというのは発券系の言葉です。旅行代理店の発券の人が使っていました。もちろん、「鉄」は使いますけど。





車体設計は寝台車輌と同じサイズ(と言うか設計を流用したと踏んでいます)にしたので、こんなに天井が高いのでしょうね。この583系寝台電車の走行性能は485系とニアリーイコールのはずです。現代の目で見ると、サロ581なんか作らずに、サロ485を連結してしまえば良いような気もしますけど。



ハザです。手持ち撮影です。暗いので少しでも露光時間を短縮しようと絞りは全開にしています。一番奥にピントを合わせてシャッターを切ったので、手前の座席は少しピン甘になってます。この車輌は、昼間特急として使用する場合はこのようなボックスシートになっていました。急行型のボックスシートに比べるとピッチが遥かに大きいので、まあ、良いか、という判断だったのでしょうね。

寝台を組み立てるとB寝台としても使用可能な車輌です。形式はモハネ583です。形式名からは寝台専用車輌と区別は付きません。「きたぐに」は営業上の要請と思いますが、寝台として供用するモハネ582&3とハザとして供用するモハネ583&582が混じっています。



ハザと同じ形式の車輌ですが、こっちはB寝台として使用されている車内です。今では殆ど目にしなくなった三段寝台です。はしごが複雑怪奇なのです。

→こっちがA寝台でした。





やはり三段だけあって、上下のスペースは非常に狭いです。 ハワイ真珠湾で見た潜水艦バウフィン号の乗組員のベッド を思い出しました。

→A寝台の証拠のスリッパがくっきり。



B寝台の便所です。A寝台とかわりません。



冷房装置の制御部です。乗客が弄れるのです。



車体のエンブレムです。手持ちで撮影してまして、かなり手ぶれしてますが、ブログ用に圧縮すると目立ちません。あはは。



銘板です。583系ですので製造は古いです。昭和45年の近畿車輛製でした。車齢40年弱です。改造を受けていないので、プレートの数は少ないのでした。

以上で、583系寝台電車で運行されている急行「きたぐに」のレポートをお終いにします。この急行「きたぐに」に使用されている583系車輌はアコモ改善は殆どやってませんが、色は国鉄時代とは違う配色に改めています。国鉄時代の配色の車輌はJR東日本にしかないようです。 昨年7月に仙山線を走った国鉄色の583系の写真も過去日記に載せています。 宜しければ比べてみてください。

この写真を撮影したあとには、新潟発新宿行きの快速「ムーンライトえちご」のグリーン車に乗りました。更に東京でターンして効用を求めて東北を彷徨うのです。次回は、「ムーンライトえちご」の車内からレポートを再開します。宜しければお付き合いください!。

→ボケてました。皆さんどうかお許しを。

【本日のマイレージジャンキー的な成果】
ローソン(JCB) 1×1.5倍≒約1マイル(NH)


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Last updated  2007/01/26 10:35:06 PM
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