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七詩
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2017年07月13日
テーマ： ★つ・ぶ・や・き★(566424)
カテゴリ： カテゴリ未分類
それは圧倒的に俳句である。
俳句は短いうえに季語の制約もある。
その中で一つの世界、一つの情景を作らなければならないので至難の業である。
これに対して短歌は自分の心を詠めばよいので、ずっと簡単なように思う。
そのかわり自分の素の心がですぎているような気がして人に見せるのは恥ずかしい。
※
最近、職場の先輩の方から自費出版の短歌の本をいただいた。
うまい場合には何の問題もない。お会いした時に、気に入った短歌をあげて、こういう情景、こういう気持ちなんだねと確認すればよい。困るのはあまりうまくないという場合だ。
そして残念ながら先輩の歌は後者なのである。
なんで下手だと思うのだろう。様式はふまえているし、語彙は豊富なのに…つらつら考えてみると説明過剰なのである。
美しいとか悲しいとか寂しいとか。
そういう言葉はストレートに使わないで、情景描写や他の言葉の中で、それを伝えるのが歌なのではないのだろうか。それに推測とか気づきも言葉にしない方がよい。歌を詠んだ人がワンクッション考えて作者と同じ気づきをする。そこに感動が生まれるのだから。
もっとも、こういうことは口にするのは簡単で、じゃあ、自分でも詠んでみろといわれたら難しい。
今度その先輩にあったら何と言おうか。
まさかけなすわけにはいかない。
ただこれも考えようだ。先輩の歌は趣味としてやっていることで、まさかいまさら歌人として世に出ようなんて考えていないだろう。こうしたことが生きがいになり、交際範囲が広がればそれはそれでよいのかもしれない。
健康で、生活を楽しんで…そんな定年後生活に幸あれ。
もしも、彼女にあったら、いくらかよくできている歌を選んで、おもいきりほめておこう。
※※
テレビではどの曲もある女優の離婚騒動をやっている。
この女優さんは知らなかったし、そんなに有名な主演作品もないようなのに、なんでこんなに大報道するのかさっぱりわからない。女優として再起不能なんて書いてあるニュースサイトもあったけど、御年姥桜をとうにこえた60歳だって…もういいんじゃない。
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